Microsoft 365 :アイコンが新しくなりました

2025/10/01 に Microsoft から以下のようなアナウンスがありました。

Fluid forms, vibrant colors
How a subtle refresh of our Microsoft 365 icons signals deeper change.
https://microsoft.design/articles/fluid-forms-vibrant-colors/

英語記事ですが機械翻訳でちゃんと読めます。 Microsoft 365 のアプリのアイコンを刷新しますよという事です。あれ?変えたばかりでは?と思ったけど、以前変更されるのって2018年だったんですね。もう7年も経過していたんだ…。

Office 365 :1月中旬~2月末にかけて新しいアイコンに変わるぞ!(全部じゃない)

当時はまだ Office 365 の頃だったんですね。2018年末にアナウンスがあって実際にアイコンが切り替わり始めたのが年明けて2019年1月~2月にかけて。

では今回は?どういう意図やコンセプトでこういうデザインになったのか?あたりは上で紹介した記事を読んでもらうとして、ちょうど昨晩夜中に目が覚めた時に悪いクセで iPhone でSNSをチェックしちゃうんだけど、その時にすでに新しいアイコンに変わっている事を知って、もう目が冴えてしまったのでPCで確認しました。

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【登壇情報】9歳の息子と Microsoft 365 Copilot Chat の Copilot エージェントについて親子登壇!

今週2回ほどイベントで登壇する機会があるので告知させていただきます。


2025/10/08(水) 19:00-20:30
(オンライン・オフライン)
なんでもCopilot#49「親子登壇!小学4年生の夏休みの自由コパ研究」

なんでもCopilot#49「親子登壇!小学4年生の夏休みの自由コパ研究」https://nandemo.connpass.com/event/369050/

こちら小学4年生(9歳)の息子と2人で親子登壇をします。大人のIT技術コミュニティの世界で親子登壇するのもかなりレアかと思います。実は2回目で、去年2024年12月にも親子登壇しています。

以下がその時の登壇スライドです。

小学3年生夏休みの自由研究「夏休みに Copilot で遊んでみた」
https://speakerdeck.com/taichinakamura/xiao-xue-3nian-sheng-xia-xiu-minozi-you-yan-jiu-xia-xiu-mini-copilot-deyou-ndemita

今回は息子が夏休みで Copilot エージェントについての自由研究、そして Copilot エージェントを使って別の自由研究のアシストをしてもらった事についてお話します。これは生成AIを利用するマインドセットの話になっていて、特に Microsoft 365 Copilot の利活用促進をしている人にはオススメです。子供から学ぶことってたくさんありますからね。このイベントはハイブリッドイベントです。オフラインの会場は日本の Microsoft 365 Copilot 導入事例では有名な住友商事さんの会議スペースをお借りさせてもらいます。そしてオンライン参加もOKなので地理的な理由などで現地参加できない人はオンラインでも是非参加してみてください。


2025/10/11(土)-10/12(日)
(オフライン)
Tech Boost Summit 2025

Tech Boost Summit 2025
https://mct-summit.jp/tbs

こちら MCT Summit Japan 2025 と並行して開催される10/11-10/12の2日間のオンサイトのみのイベントです。 MCT Summit Japan 2025 の方は Microsoft 認定トレーナーしか参加できないイベントですが、 Tech Boost Summit 2025 は誰でも参加できます(参加条件はありますが)。会場は日本マイクロソフトの品川本社のイベントルームです。こちらでも Microsoft 365 Copilot を利用する上でのマインドセットのお話になると思います。まだ全然スライド作ってないんですけどね。特に日本のユーザー企業に多い「事例クレクレ」あたりのマインドセットのままだとなかなか生成AIの利活用定着は厳しいんじゃないの?という事を、プライベートな登壇なので若干過激に話していきたいと思います。

「使い方教えて」「事例教えて」じゃもう遅い! Microsoft 365 Copilot を触り倒そう!
https://mct-summit.jp/tbs/sessions/session-033

日本マイクロソフトの品川本社に行った事がない方は是非参加してみてください。また他にも素晴らしいスピーカー達のセッションがたくさんありますので、是非チェックしてみてください。


という事で今週は2つの登壇があり、またその間にもプライベートで山形の方に行ってきます。また来週にはITには直接関係ないけど別のオンラインベントでの登壇というか出演も決まっていて(まだイベント告知はされていません)、それとは別で仕事もあるので、まだまだ慌ただしいですが、こちらのブログの方も書けたら書いていきたいと思います。

Outlook :ニュースレター機能が登場

※先に伝えておきますが結果としてスクショ50枚以上の長い記事になってます。

当ブログを購読してくれている方なら薄々気付いているかと思いますが、僕はあまり Outlook に興味ありません。記事数もカテゴリーを見ると少ないですよね。 Microsoft 365 だと Word / Excel / PowerPoint の次に Microsoft Teams よりも Outlook (というか Exchange )の利用率が高いかと思います。重要なのはわかっていますがなんだかあまり興味が沸かないんです。という事で今回珍しく Outlook を取り上げるのは、このアップデートがちょっと興味があったからです。


2025/02/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)新しい Outlook for Windows および Web: Outlook ニュースレター

実際に一般提供開始されるまで結構時間がかかりましたね。なのでメッセージも一旦仕切り直しされていて、2025/07/21 には同様のメッセージが別途アナウンスされていました。

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Microsoft Teams :ショートカットキーのカスタマイズ(何かを期待したらガッカリかも…)

いやぁ、全然ブログ更新できなくて申し訳ないです!おかげで僕も困っていて…このブログって僕自身の備忘録からスタートしている事もあり、「過去にあのアップデートがあったのっていつだったっけ?」とか「この機能以前はどういうUIだったっけ?」みたいな時に役立つんですよね。だから更新していないと自分も困る。なので…がんばります!たぶん…。


今回もすでに少し遅い情報ですが、 Microsoft Teams にはショートカットキーが割り当てられていますよね。それがカスタマイズできるようになりました。ただ、そもそもショートカットキーを愛用している人も全体で考えたらそこまで多くないだろうし、それをカスタマイズしたいと思う人は更に少ないとは思っています。例えば…類似したサービスと併用しているような場合、 Slack だとか Zoom だとか、同じ動作なのにショートカットキーが違うと厄介だと思います。そういう時にどちらも同じショートカットキーにしたい時にカスタマイズすると良さそうです。

2025/05/01 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: キーボード ショートカットをカスタマイズする

実はすでにメッセージセンターからはこのメッセージは消えていて、これはSNSにポストした時のスクショです。アップデート時期は今年2025年7月上旬までに完了となっていますが、だいたい僕が展開されたのに気が付いたのもそのくらいでした。

では見ていきます。

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Microsoft Teams :チームのチャネルのレイアウトに新しい「スレッド」登場(こりゃ大変かも)

さぁ、またちょっとややこしくなります。あと調べたり試行錯誤しながら記事を書くスタイルなので今回はいつも以上に読みづらいかもしれないですがご容赦を。

■前置き(過去の経緯)

Microsoft Teams はデビューした当初から「チャットとチームって何が違うの?」「チャットはわかるけどチームって何?」みたいな混乱がありました。もちろん使ってみると徐々に理解してくるものだったり、場合によっては使い分けが良く分からないままなんとなく使って結局チームはあまり使わずグループチャットをメインで使っていたりするところも少なくはないんじゃないかと思います。チャットが使われやすい理由はプライベートで使っているLINEみたいな非スレッド型だからという点も大きいと思います。シンプルにメッセージが時系列に並ぶレイアウト。一方チームのチャネルの場合はスレッド型なので1つのチャネル内で複数トピックを同時並行でやりとりするような複雑なコミュニケーションをするには適している一方で、なかなかその構造に慣れない人にとってはわかりづらかったりもしますね。今は全く聞かなくなったけど Microsoft Teams がデビューしたての当初は「チャネルのスレッドに返信せずに、スレッドの返信を新規スレッドでやってしまうユーザーがいる。」みたいな残念な感じがあったと思います。なので以前からチャネルのレイアウトは課題点があったように思います。もちろんこれも慣れてしまえば平気だし、元々スレッド型掲示板の利用に慣れている人にとってはあまり困惑しなかったでしょう。

そういえば今年2025年5月に「チャット」と「チーム」が一緒になって「チャット」になりましたよね。(まだ本題に行かないんかい!)

Microsoft Teams :チャットとチームが一緒になった!?新しいエクスペリエンス(元に戻す方法も)

この記事の下部のまとめのところで一つ予測をしていました。チャットとチームがチャットになった先にも次のステップがあるのでは?と。その次のステップが今回かなと感じます。結局はチャットとチャネルの体験をなるべく揃えようという。だいぶ本題に入る前に色々と書いてしまいました。

■本題

2025/06/04 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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Copilot ノートブックのオーディオ概要が日本語対応された

Microsoft 365 Copilot について記事ネタにするようにしてからまだ日が浅いので、そもそも Copilot ノートブックについて記事にしていないんだけど、 Google の NotebookLM の Microsoft 版?なんて言われていたヤツです。 Microsoft 365 内の様々なコンテンツをスクラップブックのようにノートブックに追加してまとめる事で、そのノートブック内のコンテンツに絞って回答してくれたり生成してくれる機能です。で、 Copilot ノートブックの目玉機能の1つとしてオーディオ概要を生成してくれて音声で読み上げてくれる機能があります。ポッドキャスト風に単調な手作業をしながら耳からインプットさせるなどマルチタスクな働き方ができるというような謳い文句(だった気がします)。ただ、 Copilot ノートブックがリリースされた当初は対応言語が英語のみで日本語対応されていなかったのがガッカリポイントでした。

以下は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに 2025/04/24 に公開されたメッセージです。

▼ (更新)Microsoft 365 Copilot は、ドキュメント、会議、ファイルの音声概要を生成できます

このメッセージは Copilot ノートブックに関わらず色々なアプリでオーディオ概要を生成できるようになるとの事です。で、 Copilot ノートブックのオーディオ概要は英語のみ2025年5月から展開開始との事。実際に僕が Copilot ノートブックでオーディオ概要を生成するボタンをクリックしたところ、

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Microsoft 365 : M365 のライセンスだけでも Copilot Chat でも GPT-5 が使える

すでに3週間くらい経ってしまっていますが…2025/08/07に OpenAI から ChatGPT の新しいAIモデルである GPT-5 の発表がありました。そしてその数時間後には Microsoft が Copilot Chat でも GPT-5 が使えるというアナウンスを出しました。僕が知ったのは Microsoft 公式や中の人のSNSやブログでしたが、少し遅れて Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでも、以下のメッセージが公開されていました。

▼ OpenAI の最新の生成 AI システムである GPT-5 が Microsoft 365 Copilot で利用可能になりました

これまでは ChatGPT の最新モデルが出てから結構遅れて Copilot でも使えるようになっていたのに、このスピード感はビックリしました。寝ている間に GPT-5 の発表があり、起きると Copilot でも使えるよというアナウンスを発見し、開いてみると…

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Microsoft Teams :待望のメッセージの保存機能が復活!

すみません。まだ色々と慌ただしいので更新頻度低めです。記事ネタはたくさんあるんですけどね。明日からも出張があったり締め切り間近なタスクがあったりとちょっと余裕がないです。


最近 Microsoft Teams を使い始めた人は知らないかもしれませんが、2024年3月あたりに Microsoft Teams アプリが新しいアプリに変更されたんですよね。

Microsoft Teams :2024年3月31日以降に新しい Teams に自動更新されるようです

この時に一番のウリは新旧で比べると動作が2倍速くなるという、3倍だったらシャア専用か!って日本でもっと話題になっていたんじゃないか?惜しい!と思うようなパワーアップでしたが、逆に旧アプリでは使えていた機能が新アプリだと使えなくなったようなネガティブなポイントもありました。その中で最も大きなガッカリポイントの1つがメッセージの保存機能が使えなくなった点です。その名の通り、後で読み返す必要があるようなメッセージを保存させておいて、保存メッセージの一覧からいつでも読むことができる機能です。割と単純そうな機能なのになぜか新アプリでは使えなくなってしまいました。ただ機能として完全リタイヤしたわけじゃなく、いつか復活しますよという言い方だったんですね。ただ…それから1年経っても全然復活せず。

そんな中、2025/06/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Microsoft Teams:ユーザーはチャットやチャネルメッセージを後で使用するために保存できます

まさにメッセージの保存機能の復活です。そして最近標準リリース環境でも展開を確認しました。それでは試してみます。

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Microsoft Teams :メッセージに絵文字のリアクションを複数できるようになった

たぶん Slack を意識してのアップデートですかね。 Slack は1つのメッセージに複数のリアクションを付ける事ができましたが、 Microsoft Teams はこれまで1つのメッセージに1つのリアクションしか付けられませんでした。正直僕はそれに物足りなさを感じる事はなかったです。逆に1人1つだからこそメッセージに対してのリアクション数で反応した人数が把握できたんで良かったですけどね。

2025/05/27 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams:ユーザーは、各チャットまたはチャネルメッセージに複数の絵文字リアクションを追加できます

このメッセージには何でこのアップデートをする事にしたのか?このアップデートでどんなメリットがあるのか?あたりは特に記載がないですね。また展開時期が対象指定リリースでは6月初旬~中旬あたりで、僕の環境ではたしかこの頃に展開されていました。しかし標準リリース環境では6月中旬~6月下旬と記載されていたのに、僕はほぼ毎朝1つのメッセージに複数リアクションできるのか?を試していたのに全然展開されて来ず、最近バタバタしていてウッカリ確認し忘れた最近ようやく展開されはじめたようです。僕の標準リリースの環境で今日展開を確認しました。基本的に展開期間が延期されるとメッセージが更新されるけど、たまに更新されていない事もあるので今回もソレでしょうね。

では、試してみます。

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Microsoft Teams :トースト通知ボックスの表示時間を変更できるようになった

トースト通知ボックスとは?も含めて、その通知ボックスの大きさをコンパクトにできるようになったアップデートが展開された記事を書いたのが、先月2025年7月あたり。

Microsoft Teams :トースト通知ボックスの大きさをコンパクトにできるようになった

で、この記事のスクショを見てもわかるけど、この時には存在していなかった設定項目がシレっと追加されていました。 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにもアナウンスされていないと思うけど、もしかしたら僕が見つけられていないだけかもしれません。

▼あ、トースト通知ボックスとはコレです

毎日 Microsoft Teams のチャットの対応に追われている人にとってはトラウマになりそうなくらいウンザリなボックスですよね。

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