Microsoft Teams :チャネル会議の会議チャットにファイルを添付すると想定と違う場所に保存される現象は不具合でした&解決しています

先月に以下の記事を投稿しました。

Microsoft Teams :チャネル会議の会議チャットにファイルを添付した際の保存場所が変わった?

チャネル会議の会議ウィンドウ内の会議チャットにファイルを添付して投稿すると、そのファイルの保存先は通常チャネルのファイルタブ内(つまり裏側の SharePoint のチームサイト内のドキュメントライブラリ)に保存されるのに、なぜか投稿したユーザーの OneDrive for Business (以下 ODfB )に保存されている現象が起きていました。これは非常に不可解なので仕様変更というよりはトラブルじゃないか?と思っていましたが、やはりトラブルだったようです。

▼サービス正常性より

まさにこの現象ですね。でもこれを見ると開始時間が2024年7月12日って書かれていて…そんな前からこの現象起きていたの!?ってビックリしました。たしかに毎回保存先を確認なんてしませんからね…気が付きにくいですよね。なので逆を言うと、想定外の場所に保存されている期間がこれだけ長かったので、チャネル会議で会議チャットにファイルを添付した記憶がある人は確認しておくことをお勧めします。

という事で、11月18日時点の更新で修復された事を確認したようです。

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Microsoft Teams :自分が所属するすべてのチームとチャネルが表示されるページがアップデートされた

Microsoft Teams は忙しい人ほど所属するチームもチャネルも多くなりがちです。なるべく定期的に必要不要の判断をしてチームから脱退したりチームを削除する必要がありますが、その際にチームやチャネルを一覧表示させるページがあります。そのページにアップデートがありました。

2024/09/10 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: すべてのチームとチャネル ページの表示が更新されました

結構前から Microsoft もチームやチャネルが増え続けていくところにユーザーが課題感を持っている事は認識済みで、それをいかに解消させるか?に取り組んでいるようですが、今回もその一環だと思います。チームとチャネルのナビゲーションと管理を改善するための取り組みとして、今回は「あなたのチーム」ページと、「チームを管理>チャネル」ページを新しくしたようです。

ただ…すでに僕の持っている全ての環境が新しくなっているので、アップデート前がどうなっていたのか?が詳細には思い出せません。なので、メッセージセンターの内容とアップデート後の事実を元に少し探ってみたいと思います。

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Microsoft Teams :リアクションと絵文字のスキントーン

Microsoft 365 はワールドワイドで利用されているので、色々な配慮が必要なようです。そのうちの一つがお肌の色ですが、過去には約3年前の2021年2月あたりに Viva Engage (旧 Yammer )のリアクションの絵文字でスキントーンが変更できるアップデートがありました。

Yammer :スキントーンの変更(場合によっては繊細な設定項目ですよね)

また、実は Microsoft Teams も2021年5月あたりに絵文字が増えたタイミングで特定の種類のお肌の色を選択できるようになりました。

Microsoft Teams :利用できる絵文字が増えた

そして再度 Microsoft Teams のリアクションと絵文字の素キントーンにアップデートがありました。

2024/07/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: 新しい肌の色の設定と反応

リアクションや絵文字のお肌の色を設定できるというシンプルなアップデート内容ですが、それでは2021年の利用できる絵文字が増えたタイミングでお肌の色を選択できる事とどのような違いがあるんでしょうか?

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Microsoft Teams :チャットの詳細ペイン&チャットのピン留めが複数対応

色んなところでアウトプットしてるから、どこで何を話した・書いたかわからなくなっていて…今回のネタも記事にしていると思っていたらしていませんでした。なのですでにアップデートの展開完了してから1か月くらい経っています。


Microsoft Teams のチームのチャネルの方には、以前から「チャネルの詳細ペイン」というものが存在しています。

▼チャネルの詳細ペイン

もし表示されていなかったら、

▼右上のこのボタンをクリックすると開きます

この中でチャネルの詳細が一括して見ることができます。特にチャネルのメッセージのピン留めはここからしか確認できなかったりします。

一方で、チャットの方は詳細ペインがこれまでなかったけど、おそらくなるべくチャットとチャネルのUX(ユーザー体験)を一貫性を持たせる目的か、チャットの詳細ペインが登場しました。

2024/06/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: チャットのコンテキスト情報と検索の強化

「コンテキスト情報」という意味がいまいちわかりづらいですけどね。とにかくそのチャットルームに関する情報です。チャットメンバーはチャットメンバーを確認する場所があり、ピン留めされたメッセージはチャットだと上部にピン留めされており、共有されたファイルやリンクは「共有済み」タブから見たり、チャットに関する情報を一括して見る事ができないけど、この「チャットの詳細」ペインを開けば一括して表示されますよって事ですね。チャネルの詳細ペインのチャット版です。それでは実際に確認してみます。

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Microsoft Teams :ロビーから参加を許可できる役割を制御できる新しい会議のオプション

いやぁ、今月は色々と立て込んでいて、結局本記事も合わせて6記事しか投稿ができませんでした。忙しい事は良い事だけど、余裕がないほどの忙しさは、やりたい事が多い僕にとってはなるべく避けたいところです。当ブログ開設から一番更新頻度が少ない月で1か月4記事なのでまだマシですけどね。あ、今日はハロウィンの日ですね。ハッピーハロウィン!


Microsoft Teams の会議には入室前にロビーで待機させる機能があります。誰かがロビーで待機すると先に参加している人には入室を許可するか拒否するかのボックスが表示されます。当然許可ボタンを押せばロビーから会議に入室し、拒否ボタンを押せば会議に入室できなくなります。会議のオプションでは既定で、このロビーを迂回できるユーザーは「組織内のユーザーおよびゲスト」になっているので、多くの人がロビーに遭遇するケースは、外部招待されたユーザーが入室する時ですね。

▼会議のオプションの「ロビーを迂回するユーザー」

なので外部ユーザーを会議に招待していた際にはロビーから参加を許可する必要がありますが、誰が許可・拒否できるかというと、開催者、共同開催者はもちろん、発表者も可能でした。

これは前から僕も疑問に思っていて、というのも「発表者ができる操作多すぎじゃない?」って思うシーンがあるんです。僕の中で発表者ができる事は「話せて、顔出せて、(画面など)共有できる」くらいで良いと思うんです。発表者なんだから。でも実際は会議中の管理系の操作以外は開催者とほぼ同等なくらいできることが多いです。

で、ロビーから参加を許可できる操作が発表者もできるとなると、何が困るのか?というと、通常はあまり困らないのかもしれませんが、中には会議参加者を厳重にチェックしたい場合もあると思います。そういう時に、開催者や共同開催者がロビーから参加を求めてきたユーザーがその会議の参加者なのか?招かれざる人なのか?をしっかりチェックしてから入室の許可・拒否をする必要があっても、発表者も許可できてしまうと困る。

という声が多かったのか、対策ができる会議のオプションが登場しました。

2024/05/22 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams:ロビーからの参加者の許可を制御する新しい会議オプション

まさにどの役割がロビーから会議に入室許可・拒否できるのか?というオプションを選択できるというものです。メッセージが出てから延期が繰り返され、ようやく標準リリース環境でも利用できるようになったので試します。

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Microsoft Teams :チームのチャネルのメッセージに特定の方法でファイルを添付した場合のうれしいアップデート

これは Microsoft MVP 仲間の某太田さんの X のポストで知った事です(太田さん、いつもありがとう!)

▼太田さんのポスト

Microsoft Teams のチームのチャネルのメッセージにファイルを添付する時のうれしいアップデートです。ちなみに太田さんが知らなかったという事はおそらく事前に Microsoft からアナウンスはなく、シレっとこんなうれしいアップデートをしたって事かなと思います。

と、タイトルと中身でここまでですでに3回も「うれしい」という言葉を使いましたが、場合によっては煽り文句に見えなくもないです。それはこのアップデートがうれしく感じるには条件があって、単にメッセージにPC内のファイルをドラッグ&ドロップで貼り付ける場合は対象じゃありません。でもおそらく多くのユーザーがそのようなファイル共有の仕方をしているんだと思います。その操作を便宜上「ファイルを添付」って言ってるけど、実際の挙動は「ファイルをアップロードする」+「ファイルリンクを貼る」ですね。

詳しい条件は太田さんのポストの通りで、事前に自分の OneDrive for Business (以下 ODfB )に保存しているファイルをチャネルのメッセージ内にファイルリンクを貼る方法です。その際にうれしくなります。

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Microsoft Teams :チャネル会議の会議チャットにファイルを添付した際の保存場所が変わった?

[ 2024/11/19 追記 ]
本現象は不具合だったようですでに解消済です。以下に記載しています。

Microsoft Teams :チャネル会議の会議チャットにファイルを添付すると想定と違う場所に保存される現象は不具合でした&解決しています


これは正直、僕や界隈の人達も事前に知らずにビックリしている仕様変更?です。もし本件に関して Microsoft から事前アナウンスがあったよという情報をお持ちの方がいらしたらご連絡いただけると幸いです。


Microsoft Teams の会議には「チャネル会議」「非チャネル会議」という2種類に分類する事ができます。チームのチャネルに紐づけているか否か。ここら辺は過去に当ブログや色々な YouTube のチャンネルや仕事のウェビナーなどで語ってはいますが、そもそも会議を作成する際には既定でチャネルに紐づけられていない非チャネル会議になっているので、多くのユーザーはチャネルを紐づけるチャネル会議の存在自体を知らないんじゃないかとは思いますが。
で、会議には会議チャットがあって、そこにファイルもドラッグ&ドロップで添付もできます。その際に、チャネル会議と非チャネル会議では保存場所に差異がありました。非チャネル会議ではチャットと同じく添付したユーザーの OneDrive for Business (以下 ODfB )へ、チャネル会議ではチャネルの属するチームに紐づく SharePoint のチームサイト内のドキュメントライブラリへ。

しかし、おそらくここ最近ですが、特にアナウンスもなく(少なくとも僕は知らない)仕様に変更があったようで、結論から言うと、チャネル会議の会議チャットにファイルを添付しても、添付したユーザーの ODfB に保存されるようになっていました。

実際に、現時点の環境で試してみます。

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Microsoft Teams :チャットの「ファイル」タブが「共有済み」に変わった

こちら対象指定リリース環境では7月あたりから展開開始されたけど、僕の標準リリース環境にはなかなか展開されず、ようやく今朝確認したら変更されていたので記事にします。

2024/06/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Microsoft Teams:チャットでは、「ファイル」の名前が「共有」に変更され、新機能が追加されます

長らく見慣れてきた「ファイル」タブの名前が変更されます。そして機能も変更されます。メッセージセンターのメッセージには「共有」とありますが、実際の画面では「共有済み」になっています。どちらも英語だと “Shared” なんですけどね。

そしてチームのチャネルの方は「ファイル」のままなので、ここ最近チャネルとチャットのUIや機能が一貫性を持たせてきたのが、これは逆に分かれるんですよね。どんな意図があるんでしょうね。追々わかると思います。

という事で展開時期は9月下旬までとなっているので、おそらく皆さん全員がすでに変わっていると思いますが、実際に触ってみたいとおもいます。

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Microsoft Teams :チャットに同名ファイルを添付した時の案内が親切になった

Microsoft Teams は雑に言うと Microsoft 365 の既存のアーキテクチャの組み合わせのようなものです。メッセージングのデータは Outlook のメールと同じく Exchange にデータが保存されているし、チームのチャネルのメッセージにファイルを添付すれば SharePoint に保存されるし、そしてチャットにファイルを添付すれば OneDrive for Business (以下 ODfB ) に保存されるし。そして他のビジネスチャットサービスと比較する時に良くも悪くも添付ファイルの保存先が SharePoint か ODfB である事がクセが強い一因でもあります。これは SharePoint や ODfB をある程度知っている人からするとクセを理解しやすいけど、知らない人からすると理解しにくいクセですよね。

チャットにファイルを添付した時のクセが一番強いと思っています。その一つが同名ファイルを添付した時の挙動。あるチャットルーム(個人チャット、グループチャットどちらでも)にファイルを添付しました。同じチャットルームに同名ファイルを添付しようとすると、他のビジネスチャットサービスでは同名ファイルでも問題なくファイルを添付できるのもあるでしょう。これはこれでファイル管理の観点からするとメールにファイル添付した時と同じく、やりとりが増えるほどどれが正式版なのか?最新版なのか?がわからずに、先祖返りしただのトラブルが起きるケースにつながると思います。一方で Microsoft Teams のチャットの場合は、同名ファイルを添付しようとすると、裏側では ODfB の特定フォルダー内にファイルを保存するという仕様上、同名ファイルの添付はできません。なので添付済みの同名ファイルから置換をするか hogehoge(1).xlsx のように連番を振って別ファイル名として保存させるかの二択でした。

▼2017年当時のスクショ

しかしここまでは特にクセは強くありませんが、 Microsoft Teams のクセが強いところは別のチャットルームにファイルを添付しようとしても、どこかのチャットルームで一度でもファイルを添付していたら、やはり同名ファイルは保存できないんです。「え?このチャットルームでは添付した事ないのに…」という感じになります。これは上でも書きましたが、チャットのメッセージにファイルをドラッグ&ドロップするなどPC内のファイルを貼り付ける形で添付をすると、裏側では ODfB の特定のフォルダーに保存される挙動だからです。この特定のフォルダーはチャットルームごとに更にサブフォルダーを作るわけではなく、全部その特定フォルダーの層に保存されていくんです。なので別のチャットルームだとしても同名ファイルでは保存できないわけです。

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Microsoft Teams :チャネルカードが導入された

Microsoft Teams ではおそらく利活用が促進されると属するチームが増えてくると思います。そしてチームの中にはチャネルも増えてくると思います。すると各チャネルの主旨やら情報が良く分からなくなる場合もあるかもしれませんね。そんな時に今回のアップデートは便利かもしれません。先に言っておきますがちょっと他人事のように書いてる通り、僕はたぶんそんなに使わないと思います(笑)

2024/05/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: チャネル カード

チャネルに関する情報をチャネルカードでパっとアクセスできるし設定や管理もここから素早くできるという事です。一般展開も8月下旬で完了となっているので、すでに皆さん利用できるとは思います。では触ってみます。

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