特に「トレーニング」は翻訳された日本語を字幕もしくはボーカロイドみたいなのが読み上げるのは若干違和感はあるものの、下手にお金・時間かけてマニュアルを購入・作成せずとも、導入初期の教育はこれで十分だと思うんです。また「最新情報」は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのアナウンスよりは量も少ないし情報鮮度も悪いものの、ユーザーが得る Microsoft Teams のアップデート情報としてはここを見るだけでも十分だと思います。
Microsoft Whiteboard 使っていますか?と、いつも冒頭に書いてる気がするけど…(笑) これもいつも書いてるかもしれないけど、タッチパネル搭載のPCが支給されている会社は少ないと思うので、だからこそペンや指で書き込めないんじゃなかなか Microsoft Whiteboard は利用されないんじゃないかな?とは思います。とはいえ、メモ(付箋)などはテキスト入力可能だし、ブレインストーミングをするには良いと思うんですよね。意識高い人たちが良くやる(←良くない先入観)実物のホワイトボードに付箋を貼り付ける方法があると思いますが、あれだってそのブレインストーミングが終わるまでは実物だとホワイトボードを占有しないといけないですよね。そして終わった時に必ずホワイトボードを写真で撮るけど、写真じゃ細かい付箋の文字は拡大しても読めなかったり、そもそも字が汚くて読めない…なんて事も。これらすべて Microsoft Whiteboard を使えば解決しますよね。データとして残せば共用備品を占有する必要もないし、いつでもすぐに続けることができるし、共有だって簡単だし、どこからでもアイデアを追加できるし、テキストだから読めない事もないし、写真撮らずともデータとして保存されているので拡大縮小も自由。強いて言えば全員が同じ方向を見ながらワイガヤできない点ですかね。あ、それが大事だったりします?
今月は当ブログでは異例のパブリックプレビュー段階のサービスや機能をすでに2回もネタに取り上げてきましたが、特に昨日書いた New Microsoft Teams のインパクトのちょっと影に隠れてしまっていた感があるけど、時期が少しズレていたらもっとインパクトあったであろう「アバター」が、その New Microsoft Teams のプレビュー提供開始日の1日前に同じくパブリックプレビュー環境で提供開始されていました。誰ですか?「アバターもえくぼ」とか言ってる人!
かねてから「 Microsoft Teams は動作が重い」と言われてきました。僕はあまりそんな風に思ったことがないけど、会社次第では社給のPCのスペックが低くてもっさりしちゃうんでしょうね。そんな中、以前から動作が軽い新しい Microsoft Teams デスクトップアプリが出るという話は出ていましたが、ここへきてプレビュー開始となりました。上の記事の通り、現行アプリに比べて、メモリの使用量を最大50%少なく、最大2倍速く起動して、最大2倍速く会議に参加できて、サクサク動くようです。またパフォーマンスだけじゃなく、新しい機能も利用できるようです。
当ブログは基本的には一般のユーザーとして展開された新機能を試してみるのをネタにしているので、 Microsoft Teams なら現行のデスクトップアプリからもパブリックプレビューのモードにすれば先んじて機能を触る事ができますが、それはあえてネタにしていませんでした。 しかし特に今月は Microsoft Loop アプリもそうですが、異例でパブリックプレビュー段階でネタにしています。それは多くの人が関心を持っているからですね。今回も新しい Microsoft Teams はプレビュー段階ですが、利用する手順も含めて興味がある方が多そうなのでネタにしてみます。
Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにもギリギリになってメッセージが公開されていました。
そうです。実は SharePoint が先に見た目が変わっていました。この記事を読んでもらえれば「 Fluent デザイン システム 」っていうものが何なのか?も多少はわかると思いますが、大事なのは「 Fluent デザイン システム 」自体ではなく、 Microsoft 365 というより Microsoft 製品全体がこの「 Fluent デザイン システム 」に則って一貫性のあるデザインにしていくという事かと思います。
この「一貫性」というのはデザインというか UX において非常に大事な要素の一つです。わかりやすいのがアイコンです。同じ意味を持つアイコンが数種類あったらユーザーにとっては混乱の元でもあります。例えば空港でよく見る様々なアイコン「ピクトグラム」と呼ばれるものは ISO が公用語にしている絵ことばであって世界の空港で共通していると思います。そのおかげでどの国の空港へ行っても同じピクトグラムなので「トイレに行きたい」「バスに乗りたい」など目的を達成しやすくなります。つまり一貫性のあるピクトグラムによってどの空港へ行っても同じユーザー体験を得られる可能性が高くなるわけですね。そういう観点で Fluent デザインシステム の話に戻ると、 Microsoft 製品全体で同じデザインシステムを適用する事で、違うサービス・製品を使っても一貫性のあるユーザー体験を得られるので混乱の可能性が減るというわけです。あ、偉そうに言っていますがその筋の専門家ではないので興味ある方はさらに調べてみると面白いと思います。
※ Microsoft Loop とは?という話は検索すれば色々出てくるので調べてみてください。本ブログでもこれまで Loop コンポーネントについての記事はいくつか公開していますが、今後も徐々に「試してみた」をベースに紹介していきます。また、近日中に愛先生からお誘いいただいて平日夜にコミュニティイベントとして Microsoft Loop を触りながらワイガヤする会をオンラインで開催予定なので気になる方はSNSでチェックしてみてください。 【追記】開催決まったので以下からチェックしてみてください。 https://connpass.com/event/279010/
Microsoft Loop の発表があったのが2021年11月に開催された Microsoft Ignite 2021 でした。その直後に Microsoft Loop の3つの要素のうちの一番大事な要素である Loop コンポーネント(当時は「ライブ コンポーネント」と呼ばれていた)が Microsoft Teams のチャット上で利用できるようになりました。その当時では翌年(2022年)には他の要素である Loop ワークスペース と Loop ページ が使えるようになる Microsoft Loop アプリがリリースされるという予定だったと思いますが、なかなかリリースされる話を聞かず…気が付けば2023年。ようやく日本時間では 2023/03/22 の夜にパブリックプレビューで提供が開始されました。ここから一般展開されるにはまだ時間がかかるだろうから予定より1年遅れて少なくとも今年のうちには一般展開されるんじゃないかとは思います。
さて、パブリックプレビューの提供が開始されて1日も過ぎないうちにIT系Webメディアでもたくさん Microsoft Loop のパブリックプレビュー提供開始の記事が踊りました。なので皆さんも目にしたのではと思います。そして気になるから使ってみたいと思うんじゃないかと。ただし、冒頭に※で書いた通り、少なくともパブリックプレビューは既定では利用できず、管理者が有効化の設定をしないと利用できません。本記事では僕自身が実際に使えるようになるまでの設定方法を紹介します。なのでこれが正しい方法かどうかはわかりません。ご注意の上、もし試される場合は何が起きても問題のない環境でお試しください。もしくは Microsoft のドキュメントを参考にしたり Microsoft のサポートにお問い合わせください。
Microsoft Teams でオンライン会議をする際にカメラ映像の背景にボカシをしたり背景画像を加える事ができるようになったのは2年?3年?前くらい。コロナ禍でリモートワークのニーズが急激に高まった影響で特にオンライン会議の機能がガンガン進化していったのは記憶に新しいです。今回はさらにカメラ映像に視覚的な効果を追加できるビデオフィルターが追加されます。
2023/01/07 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
※日本時間で今日の0時に発表された「 Microsoft 365 Copilot 」の話で界隈は朝から盛り上がっていますが、世界が変わる足音が聞こえてくるような内容でしたね。今話題の AI が副操縦士( Copilot )になって皆さんの業務を助けてくれるようです。気になる方は検索すればすでに Microsoft の各ブログでも公開されているし、各Webメディアも記事にしているので探してください。当ブログはマイペースに目の前のネタでいきますよ。
で、そんなこんながあって特に日本企業が欲するような承認ワークフローを Microsoft 365 や Power Platform の世界で簡単に実装できるとは今でも思わない方が良いわけですが、むしろこんな世の中なので機能を業務に寄せるのではなく、そもそも業務としての承認ワークフローを見直してなるべくシンプルにすべきなのでは?と僕は思っています。そしてそれでも複雑なワークフローを要する場合は、日本企業向けに日本のIT企業が作ったワークフロー製品・サービスを検討してみると良いのかな?と思っています。僕はね。
例えば今回の Microsoft Lists の承認機能が付いた出張申請のテンプレートなんかは、申請に必要な項目を入力した後に、承認してほしい人を指定して申請するだけ。承認者は承認か否認するだけ。シンプルです。まずは先にそういう話をして変に期待している人がいたら先にガッカリしてもらった方がむしろ良いのかなと思いました。