これを読む限りだと代替ソリューションとして提示されているのは「お気に入り」なら Microsoft 365 アプリを使いましょう、動画の利用と管理は OneDrive アプリを使いましょう、オフライン利用も OneDrive アプリでオフライン再生およびダウンロードができます、との事です。
上で紹介した記事内でも書いているけど、 Microsoft Stream 自体がクラシックから on SharePoint の現状になる時から、結局 OneDrive for Business / SharePoint に置き換わったようなものなので、わざわざ Microsoft Stream モバイルアプリで切り出す必要もなくなるわけでしょうが、それでもモバイルアプリ登場した頃は非常に僕個人的には歓喜したので、廃止されるのはさみしいです。でも、利用率も低かったんでしょうね。色々チャレンジしてダメなものは早めに見切りをつけて別の投資すべき部分にフォーカスする。大事な事ですよね。
という事で、残念ながら皆さんのモバイルデバイスに Microsoft Stream モバイルアプリが入っている場合は、念のため最新にアップデートしてから開いてみて、利用ができなくなったことを確認した後に、もう廃止されたので削除しましょう。
今探したけど Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに今回のネタに該当するメッセージは見つからないんですよね。たしかこの機能を知ったのもSNS上の海外の人の投稿だった気がする。
先日 Classic の方が廃止された Microsoft Stream 。なので今の Microsoft Stream は、言い換えると OneDrive for Business および SharePoint 内の動画ファイルを開くと Microsoft Stream として利用できる、というちょっと説明が難しい仕組みです。
今回は Microsoft Stream として開いた動画ファイルがトリミングできるようになったというアップデートです。トリミングと聞くと画像編集なら画像の一部を切り出す事を示すけど、動画編集での今回のトリミングはタイムラインです。動画の中でも〇秒~〇秒以外は再生されたくないという事です。動画編集だと Clipchamp があってトリミングする事ができますが、あれとこれと何が違うのか?という点も含めて、ちょっと試してみます。
社内版 YouTube みたいな感じでスタートしたけど、正直当時は使われていなかったと思います。大きな転機は Microsoft Teams の会議が録画できるようになって、録画ファイルの保存先が Microsoft Stream になった事でしょう。(意外にも当ブログにそのネタの記事がなかった…)。
そしてコロナ禍になり世の中がオンライン会議が必須レベルで利用されるようになり、会議の録画も良くされるようになりました。また、リモートワーク・ハイブリッドワークという文脈から、動画コンテンツが注目されるようにもなりましたね。そんな中、2021年に New Microsoft Stream の話が出てきました。
Microsoft Stream も Classic から on SharePoint の移行も終盤に差し掛かり、ついに今年2024年4月15日には Classic の方が廃止となり、移行されていない動画は全て削除されるようです。そんな Microsoft Stream も少しずつアップデートされていますね。
Microsoft Stream ( on SharePoint ) は、結局のところ OneDrive for Business (以下 ODfB )や SharePoint なので、共有設定もソレらの共有設定と同じでした。以前からも閲覧はできるけどダウンロードを禁止するオプションは存在していました。
Microsoft Stream もいよいよ Classic から on SharePoint への移行期間も終盤に差し掛かってきていますが、 on SharePoint の方も機能追加も徐々に増えてきていますね。
Microsoft Stream にアップロードすると、単に動画の閲覧だけじゃなく、編集権限があれば、タイトル、説明、チャプターを追加・変更できたり、トランスクリプトを生成すればそれも編集できます。これらのメタデータを誤って編集されてしまう事を防ぐ機能との事です。編集権限があるユーザーが動画を開いても既定では表示モード(プレビュー)で開かれ、意図的に編集モードにしない限りはメタデータの編集ができなくなるようです。
2023/12/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
さて、 Microsoft 365 ホームって使っていますか?おそらく Microsoft 365 の利用において、 Word / Excel / PowerPoint は必ず使うと思います(あ、日本人の場合は文書作成も Excel でやってしまうから Word 使ってない人は多そうだけど)。次に Outlook でメールやスケジュールですかね。そして Microsoft Teams でオンライン会議やチャットですよね(実際は Microsoft Teams も未だに利活用が伸び悩んでいる企業が多い事を目の当たりに…)。このくらいしか使っていないユーザーが非常に多いのではと思います。するとこれらは全てアプリが存在するのでブラウザーでの利用は滅多にないのかな?とも思います。そういう事を考えると Microsoft 365 全体の玄関口でもある Microsoft 365 ホームを利用している人は少ないのでは?と考えます。なので…この記事も需要は少なそう。
▼ Microsoft 365 ホーム
使っていますか?僕は使っていますよ。ここには「コンテンツ」という意味で自分や自分の周囲の最新を知る事ができます。自分が閲覧・編集したドキュメント、そして自分にアクセス権のある範囲内で他ユーザーが共有・編集したドキュメントを知る事ができます。得てしてドキュメント作成においては連続して作成する事が多いですよね。つまり、あるドキュメントを作成する際にちょっと作業して1カ月放置してまた作業再開…のようなシーンはあまりないかなと思います。集中して作り上げるか、1日の中で合間を見て作業し、翌日また合間を見て作業…みたいに連続性があると思います。その際に毎回保存されているライブラリやフォルダーやチャネルを辿っていくよりも、 Mirosoft 365 ホームを覗けば、クイックアクセス部分に直近自分が作業したドキュメントへのリンクがありますからね。 また、自分の身近なところでどんなドキュメントが共有されて編集されているのか?も自分のアクセス権の範囲内で知る事ができるので、「あ、この人最近こんな施策に取り組んでるんだ?」「あ、この人こういう資料作ってるんだ?」みたいな気付きもあったりします。 そして、ドキュメントだけじゃなく、 Microsoft Lists のリストなどもここに表示されるので、より多様な「コンテンツ」の自分と周囲のトレンドを知る事ができます。