Microsoft Teams :新しい Teams でもアナウンス投稿の背景画像を追加できるようになった

Microsoft Teams のチームのチャネルでは、通常の投稿の他にアナウンスがあります。より目立たせてアナウンスしたい場合に有効の方法で、遡ると2019年の6月あたりに展開された機能でした。

Microsoft Teams :投稿の種類「お知らせ?アナウンス?」が展開された!(Announcements Post Type for Teams)

このアナウンスは見出し部分に大きくスペースを取って見出しのフォントサイズが大きい事で目立つようになっていますが、見出し部分には背景色や背景画像を指定する事ができました。

しかし、New Microsoft Teams の方では、なぜか背景画像が使えなかったんですよね。

▼背景色の指定はできるものの、背景画像は利用できなかった

地味に残念ポイントだったんですよね。

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Microsoft Teams :チャネルをアーカイブ(気になる挙動も発見)

Microsoft Teams の利活用が進むほど運用管理の課題がたくさん出てきます。多くの企業では Microsoft Teams の利活用促進自体が課題だったと思いますが、コロナ禍以降は否が応でも利用せざるを得ない状況になった事で、結果的に利活用が促進された企業もこれまた少なくはなかったのではと思います。それでも利活用が進まないという企業もたくさんいますが…。そして利活用促進自体が課題だった場合、ある程度達成できた段階でそれがゴールになって安心してしまいがちですが、あくまでもようやくスタートに立てた状況なんですよね。そこからの運用課題が永遠のテーマの如くたくさん出てくるでしょう。そして「運用課題」と聞くとIT部門の課題と思われがちですが、 Microsoft Teams のみならず Microsoft 365 はユーザーがある程度自由に利用できるものなので、多かれ少なかれ自由には責任が伴います。例えば Microsoft Teams でチームを作成すれば、チーム所有者はそのチームを運用していく責任が伴います。チーム所有者だけの責任でもないですね。チームメンバーだって同じです。つまりIT部門でもない一般ユーザーにも「運用課題」が出てくるわけです。わかりやすいところで「チーム増えすぎ問題」「チャネル増えすぎ問題」「グループチャット増えすぎ問題」あたり。ライフサイクル管理にもなってきます。他にも色々な課題は一般ユーザーにも出てきますね。さて、当ブログではいつも前置きが長いんですが、今回も前置きが長いのは、「ただの一般ユーザーであっても運用課題がある」という事を意識してほしいからでした。そして課題解決の糸口として Microsoft Teams の機能を知っておく事と、どういう時にその機能を使うべきか?という利用シーンを想定するところが大事になってきます。今回はそのたくさんある機能のうちの一つでもある「アーカイブ」について。

さて、 Microsoft Teams のチームには以前からアーカイブ機能はありました。

Microsoft Teams :チームをアーカイブできるようになりました

2018年なので割と以前からあったんですね。

今回はチーム単位ではなくチャネル単位でアーカイブできるようになったので紹介します。

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Microsoft Planner : Microsoft Teams の新しい Planner アプリがプレビューで登場

たしか去年2023年のイベント Microsoft Ignite で発表されたかな? Microsoft Planner が新しくなるという事で、まずは第1弾として Microsoft Teams の長ったらしい変な名前のアプリ「 Planner および To Do の Tasks 」というアプリが新しくなりますよ!という事でした。それが、僕が渡米している最中にすでに展開開始されたみたいです。ただし、展開期間が割と長くて5月上旬までらしいので、運が悪い人は首をずっと長くしている必要がありそうです。

2024/02/21 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにも、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams の新しい Microsoft Planner アプリ

結局今までのアプリも Microsoft Planner と Microsoft To Do を合わせて Microsoft 365 でのタスク管理が Microsoft Teams から離れずにできるので、変な名前の割に便利なアプリでした。この長ったらしいアプリ名になった当初からの歴史は以下の記事で書いているので、興味のある方はチェックしてみてください。

Microsoft Teams :「 Planner および To Do の Tasks 」アプリのロゴが変わった

で、今回アプリが新しくなった事で、既存のアプリの機能は維持されるようです。

Microsoft Teams アプリとしてではなく、全体的な「 New Microsoft Planner 」構想としては、 Microsoft To Do のシンプルさ、Microsoft Planner のコラボレーション、 Microsoft Project の機能、そして Copilot for Microsoft 365 のインテリジェンスを、個人的なタスク管理からプロフェッショナルなプロジェクト管理まで、1つのシンプルなソリューションに統合するという事です。とはいえ、裏側の仕組みとしてガラっと変わるわけではなさそうなのが現時点の印象です。

通常の Microsoft 365 ユーザーは Microsoft To Do と Microsoft Planner は知っていても、 Microsoft Project は知らない、もしくは触った事がない人が多いと思います。実は僕も触った事はほぼないです。だって別料金ですから。そして今回統合されると言っても Microsoft Project の機能がタダで使えるわけじゃなく、まだ正確な情報は出ていないけど、今後 Microsoft Planner Premium という最近 Microsoft で流行っている Premium 商法が出てきて、 Premium ライセンスがないと Microsoft Project の機能は利用できないハズです。そして Copilot for Microsoft 365 のインテリジェンスな機能も同じく。つまり、雑な言い方をすれば、 Microsoft 365 のライセンスのみのユーザーにとっては、この新しい Planner アプリは、アプリ名がシンプルに「 Planner アプリ」になった事と、UIが変わったくらいしか恩恵がないような気もします。今後の事はわからないので現時点ではという言い方になりますが。なので、そういう意味だとこのプレビューで登場した新しい Planner アプリに関しては、現時点ではそこまでインパクトはないのかなとは思います。

とはいえ、UIがどう変わったのか?あたりも含めて、僕の方でアップデート前後の環境があるので比較しながら見ていきます。

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Microsoft Clipchamp :自動キャプション機能が登場

※本記事は 商用ライセンス版 Microsoft 365 の中の Clipchamp についての記事です。

昨日、ようやく Microsoft MVP Global Summit 2024 の参加を終えてアメリカから帰国しました。内容は全てNDAなので何も書けませんが、前後の旅も含めて動画をたくさん撮ってきたので、徐々に色々な場所で公開していこうと思います。あ、となると動画編集が必要ですよね。あれ、正直ダルい作業なんですよね。収録や撮影はしても編集で腰が重くなってしまう事が僕も多いです。今回のネタはその動画編集です。

動画コンテンツには字幕が表示されているものが多いですよね。音声を出せない環境で視聴する人にとってもうれしいし、音声が聞き取りづらい際に補完できるし、耳の不自由な人にとっては欠かせないし。ただ、動画制作者が手入力するのは結構しんどい。そんな人向けに自動キャプション機能が登場しました。

2024/02/16 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Clipchampに自動キャプション機能が追加されました

対象指定リリースで3月下旬から展開開始で、4月上旬から標準リリースでも展開開始されるそうです。僕の対象指定リリース環境に今朝確認したら展開されていたので、試してみます。

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Microsoft Forms : Copilot for Microsoft 365 だとアンケート作成が便利になる

Microsoft Forms でアンケートを作成する際に、設問をゼロから考えるのが割と大変ですよね。ベースを誰かが考えてくれてそれを確認して手直しするくらいだとラクですよね。誰か考えてくれないかなぁ…。あ、いたいた、僕らの副操縦士 Copilot さんが!

という事で、 Copilot for Microsoft 365 のライセンスを持っている人じゃないと利用できない機能ですが、 Microsoft Forms にも Copilot が入ってきたので紹介します。

※あ、その前に、今日3月8日は僕の誕生日です!48歳になりました。ゴリゴリのオジサンです。

▼ Microsoft Forms でフォームを作成

Copilot for Microsoft 365 のライセンスを持っている人なら、このように Copilot のエリアが先に表示されます。実力のほどを拝見しましょうかね。

▼雑なプロンプト(指示)を投げてみました

ありがちなウェビナーのアンケートです。なので主にマーケティングの方が使う想定ですね。他にも社内勉強会のアンケートでも良いし、IT技術コミュニティイベントのアンケートでもイイですね。

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Microsoft Teams :チームの一般チャネルが非表示にできるようになる

※見事に更新が滞ってしまいました。過酷なスケジュールも一旦落ち着いたので今日は投稿しますが、日曜日から8日間ほど渡米するので、その間更新するかは…僕の体力次第です。たぶん無理だと思いますが。


Microsoft Teams が誕生して6年目、もう数日で7歳になります(2017/03/14 が誕生日)。最初の頃はいかに使ってもらうか?というアウトプットをしていましたが、奇しくもコロナ禍で利活用が加速し、あとは特に説明する必要もなく、今では使われて当たり前、なきゃ仕事にならないくらいになっている企業も少なくはないと思います。いや、こんな今でもまだまだ利用定着に苦労している企業も多いですけどね。 Microsoft Teams の利活用が促進されるほど、次の悩みとして管理者目線の運用課題は多々あるし永遠のテーマになるかと思いますが、利用者目線でも悩みは色々あると思います。そのうちの一つが情報過多になってきて、所属するチャットやチームが増えすぎてくる問題。特に偉い人ほど。そうなると情報の取捨選択が必要になってきます。 Microsoft Teams には色々な設定項目があり、もちろん不要になったチームは削除する事もできれば、削除せずともアーカイブ化したり、その前に通知をミュートさせたり非表示にしたりと、視覚的な意味で整理させる方法もあります。ここらへん動画にまとめたのをデモを交えて某弊社の YouTube のチャンネルで動画発信していますが、ここはプライベートなブログなので具体的にはリンク貼らないので、気になる方はなんとか探してみてください(笑)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のネタはチームのチャネルの非表示について。所属しているチームの中でも自分には関りの薄い・ないチャネルは、特にチーム内にチャネル数が多いと邪魔なので非表示にすると思います。でも、これまでは既定で存在する「一般」チャネルは非表示にできませんでした。それが非表示にできるようになるとの事です。

2024/01/29 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 一般チャネルを非表示にする

標準リリース環境でも2月中旬から展開開始されているようなので、すでに皆さんの環境でも展開されている人もいますかね。僕の標準リリース環境のユーザーは全滅ですが。その代わり、対象指定リリース環境のユーザーに展開されていたので、アップデート前後を比較して確認します。

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OneDrive for Business / SharePoint:Word Excel PowerPoint 以外のファイルもアプリで開く

※記事にするのを忘れていたので実装期間は標準リリースでも1月下旬で完了している機能です。

SharePoint やブラウザーで利用する OneDrive for Business (以下 ODfB ) では、これまで Word / Excel / PowerPoint のファイルを開く際に、〇〇 for the web としてブラウザーで開くか?デスクトップアプリで開くか?の選択が出来ていました。

▼例) Excel を開く際の選択肢

お好きな方で開いて閲覧するなり編集するなりができたと思います。でもアプリで開く事ができるのは Word Excel PowerPoint のみだったんですよね。

それが今回のアップデートで他の種類のファイルもアプリで開けるようになったという事です。

2023/11/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)OneDrive をアプリで開く機能

SharePoint のライブラリや ODfB 内のファイルをネイティブアプリで開くことができますよ、という事です。注意点としては、 OneDrive 同期アプリ がPCにインストールされていて利用されている事が前提のようです。僕のPCは全て OneDrive 同期アプリが入っているので、わざわざアンインストールして確認するのは面倒なので検証はしませんが。割と OneDrive 同期アプリの利用を禁止している企業が少なくはないように思えるので、その方々にとっては残念ですね。便利なんですけどね、同期アプリ。

では確認してみます。

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