Microsoft Teams の会議には会議のオプションがあって色々と会議の設定が可能です。誰が会議に参加できるのか?共同開催者の設定、マイクやカメラの制御、などなど。でもこれらは会議開催前に設定するような前提っぽく、開催中に急に設定を変えるとなると、会議ウィンドウから離れて設定しなければいけませんでした。それが今回会議中に会議ウィンドウから素早く会議のオプションの変更をできるようになったんです。
2025/08/22 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
この項目を読む限りは会議から退席する際に通常は「退出」ボタンを押すと即退出されますが、それがワンクッション挟んで2クリックくらいで退出されるような感じですよね。するとたまに聞く話ですが、 Teams 会議中に画面共有しようとした時や、逆に画面共有を解除しようとした時に、誤ってその隣の退出ボタンを押して退出してしまった…みたいな誤操作。あれが防げると思います。
これはトースト通知ボックスと違って会議開催中はずっと表示されています。なのでこの存在さえ把握していれば、 Microsoft Teams さえ開いていればどの画面を開いても今現在自分が関係する会議が開催されているかどうかの確認ができますね。もちろん会議参加バーの右側の「参加する」ボタンから会議に参加する事ができます。
今回もすでに少し遅い情報ですが、 Microsoft Teams にはショートカットキーが割り当てられていますよね。それがカスタマイズできるようになりました。ただ、そもそもショートカットキーを愛用している人も全体で考えたらそこまで多くないだろうし、それをカスタマイズしたいと思う人は更に少ないとは思っています。例えば…類似したサービスと併用しているような場合、 Slack だとか Zoom だとか、同じ動作なのにショートカットキーが違うと厄介だと思います。そういう時にどちらも同じショートカットキーにしたい時にカスタマイズすると良さそうです。
2025/05/01 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
Microsoft Teams はデビューした当初から「チャットとチームって何が違うの?」「チャットはわかるけどチームって何?」みたいな混乱がありました。もちろん使ってみると徐々に理解してくるものだったり、場合によっては使い分けが良く分からないままなんとなく使って結局チームはあまり使わずグループチャットをメインで使っていたりするところも少なくはないんじゃないかと思います。チャットが使われやすい理由はプライベートで使っているLINEみたいな非スレッド型だからという点も大きいと思います。シンプルにメッセージが時系列に並ぶレイアウト。一方チームのチャネルの場合はスレッド型なので1つのチャネル内で複数トピックを同時並行でやりとりするような複雑なコミュニケーションをするには適している一方で、なかなかその構造に慣れない人にとってはわかりづらかったりもしますね。今は全く聞かなくなったけど Microsoft Teams がデビューしたての当初は「チャネルのスレッドに返信せずに、スレッドの返信を新規スレッドでやってしまうユーザーがいる。」みたいな残念な感じがあったと思います。なので以前からチャネルのレイアウトは課題点があったように思います。もちろんこれも慣れてしまえば平気だし、元々スレッド型掲示板の利用に慣れている人にとってはあまり困惑しなかったでしょう。
たぶん Slack を意識してのアップデートですかね。 Slack は1つのメッセージに複数のリアクションを付ける事ができましたが、 Microsoft Teams はこれまで1つのメッセージに1つのリアクションしか付けられませんでした。正直僕はそれに物足りなさを感じる事はなかったです。逆に1人1つだからこそメッセージに対してのリアクション数で反応した人数が把握できたんで良かったですけどね。
2025/05/27 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
▼ Microsoft Teams:ユーザーは、各チャットまたはチャネルメッセージに複数の絵文字リアクションを追加できます