
偶然リタイヤに関する記事が3連発となりますが、特にやはり Microsoft も Copilot に注力するためか、どんどん既存サービスや機能を統廃合して開発コストを減らしていくような傾向がありそうです。知らんけど。
今回は正直僕個人的には全く使わない機能ですが、業種職種次第では使われているかもしれないので紹介します。
2025/04/15 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
▼(更新済み)Microsoft Teams: チャットとチャネルの “コード スニペット” 機能は廃止されます


一度スケジュールが変更されていますが、今のところ2025年6月上旬から6月中旬にかけて廃止との事です。
コードスニペットとは、プログラミングにおいてのソースコードを Microsoft Teams のチャネルやチャットのメッセージに貼り付けて共有できる機能です。単にメッセージに直接コードを貼り付けるよりも見やすかったり便利機能があったりします。つまりプログラミングをする業種職種の人にとっては使う可能性は高そうですが、僕もそうですがプログラミングを業務でしない人にとってはあまり縁のない機能かと思います。
で、 Microsoft Teams にコードスニペット機能が追加されたのが、およそ2018年7月あたりです。
そしてそこからおよそ6年経った去年2024年6月頃に今度は「コード ブロック」という機能が追加されました。
この記事にも言及していますが、コードスニペットとコードブロックの違いはなんだろう?どう使い分けるんだろう?という疑問が残っていました。そして単純に機能比較をすると後発のコードブロックは Loop コンポーネント化できるという点もあるので、この記事内の最後の方にも「いつかコードスニペットはなくなるんですかね。」という予想はしていました。そして今回予想通りの廃止です。
なので、上で紹介したメッセージ内にもコードスニペット機能の代替はコードブロックである旨も記載されています。ただ、コードブロックは100%コードスニペットの代替となるかというと、現時点では「行番号」と「モバイルデバイスのサポート」が足りていないとの事です。ただし、今後対応される予定だとか。
また、コードスニペットが廃止された後も、これまでコードスニペットを利用しているメッセージに関しては表示されないなどの対応はないとの事なので、過去メッセージ分に関しては安心できそうです。
▼メッセージメニュー内

ここで言うところの「コード」がコードスニペットで廃止予定、「コードブロック」を今後使ってくださいという事です。利用する人はお気を付けください。