Microsoft Teams :「引用」と「コード スニペット」機能が追加された!(無償版もね)

【 2020/10/13 追記 】
本記事は Microsoft Teams の中でもマニアックな記事だと思ってるのに、意外とアクセス数が多いです。もしかして「引用」で検索された方、本記事ではタダの引用の話です。もし、チャットの引用返信について調べてたどり着いた方は、以下の記事に記載しているので、そちらを参考にしてください。後半の方に記載しています。

Microsoft Teams :チャネルの会話とチャットの違い & チャットで引用返信ができるって知ってた?


今朝も、 Microsoft Teams の偉い人 Anne Michels さんが気になるツイートをしていました。

▼コードスニペット??

ってことですでに実装されているか調べてみました。今回は無償版の方で確認してみます。

Microsoft Teams においては、通常はEnterキーで送信されますが、投稿エリア下の左の「A」アイコンをクリックするとフォームが広がりEnterは改行扱いに変わるのは、過去に以下の記事で触れました。

Microsoft Teams :利用者目線での気になる点(Enterで誤爆 編)

▼コード スニペットも引用もこの「A」アイコンをクリックすると表示されます

■コード スニペット

このモードに変わった際に上部にテキストを装飾できるメニューが表示されるのですが、その中に</>がありました。

▼あったあった!</>をクリックしてみます。

▼コードを入力するダイアログが表示されました

▼「Text」をクリックすると様々な言語を選択できます

僕は使える言語が少ないので…とりあえずHTMLにしてみます。実際にコードを入力してみます。

▼タグを入力して…

▼例えば開始タグを入力し終えると、勝手に終了タグも自動入力されます

▼この入力支援で楽に書けます

▼行の右の「▼」をクリックすると格納・展開が可能です

▼「挿入」ボタンをクリックすると会話の中にコードスニペットが表示されます

▼送信するとこのように投稿されます

気になった点として、コードを入力する際には▼で格納・展開できますが、一度投稿したメッセージに関してはそれらができないんですよね。あくまでもコード入力の際の機能のようです。格納した状態で投稿すると展開されて表示されるし。これらの機能ってSyntaxHighlighterって呼ばれてブログのプラグインなどでもありますが、それらに比べるとまだ機能的には未成熟な感じもします。それでもこの機能は重宝しそうですね。

■引用

上記で案内した過去の記事のスクショを見比べると、もう一つ新しいメニューがありました。それが引用です。

▼ここにありました

▼クリックするとこんな感じ

▼文章を入力できます

▼投稿するとこんな感じ

なんだか地味な上に、そもそも Microsoft Teams 内でわざわざ引用を利用するのかな?という疑問もありますが、一応閉ざされた空間の中であっても、他人の文章(著作物)を引用するには、引用を明記する必要があるので、しっかり使いたいところですね。(←著作権に関して疎いので大雑把に書いてしまいましたが…)

■その他

あ、コード スニペットも引用もデスクトップアプリでも利用できますが、現時点でiOSのモバイルアプリにはさすがに実装されていないです。

ついでにこの記事を作る過程で見つけたのですが、プリントスクリーンキーで撮ったスクショを直接投稿欄にペーストすれば貼り付ける事ができるんですね。貼り付けたあとにサイズ変更はできるけど、さすがにトリミングはできなかった。