Microsoft Teams :設定画面で設定の検索ができるようになった

Microsoft Teams は特にコロナ禍以降は激しくアップデートを繰り返しており、数多くの新機能も追加されてきました。そうすると必然的に設定項目も増えてきます。そうなると困るのが設定画面なんて毎日何回も見るような画面じゃないので覚えていられない上に設定画面も変わるから迷子になってしまう問題。今回がそれが解消される?アップデートです。

2025/10/07 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 設定で検索

残念ながら現時点でメッセージセンターからこのメッセージは削除されているようです。探せませんでした。なので上のスクショは僕が以前SNSに投稿した時の画像です。メッセージセンターから急に消すのやめてほしいですね…。メッセージのデータを別途管理している人もいるけど、面倒くさがりの僕は…。まぁ、それは置いといて。

つまり設定画面内で検索バーが追加されキーワード検索できるようです。すでに全ユーザーがアップデートされていると思うので見てみます。

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OneDrive for Business :使用済みの容量の確認の表示が戻っていた

今から1年半前の 2024/05 頃に以下のような記事を書いていました。

OneDrive for Business :使用済みの容量の確認(ワナが仕掛けられていた…)

Microsoft 365 の左ナビゲーションから OneDrive にアクセスした場合、 M365 の左ナビゲーションの右に今度は OneDrive のナビゲーションが表示されるというナビゲーションの2重構造になり、その状態だと OneDrive のナビゲーションの下部に使用済み容量の確認が表示されなくなっていました。OneDrive for Businss (以下 ODfB )は多くのプランだと1ユーザーあたり1TBが最大容量ですが、やはり年々利用が増えていくと1TBも逼迫してくる可能性があります。なので使用済み容量の確認をしたいのにできなくなっていました。ただこの記事にも書いたけど、別のルートから ODfB にアクセスするとURLも違ってそっちの方は使用済み容量の確認が表示されるというよくわからない仕様になっていました。

さて、そこから1年半経過して、その間に Microsoft 365 アプリすら Microsoft 365 Copilot アプリと名称が変更され、サインインすると Microsoft 365 Copilot ライセンスの有無関係なく、 M365 Copilot Chat が表示されたりと、色々な変化がありました。そんな中、あらためて ODfB を良く見てみると、

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Microsoft 365 Copilot :左ナビゲーション下部に表記が加わりそして最近表記が変わった

目ざとい読者さんなら気が付いているかもしれませんが、少し前から Microsoft 365 Copilot の左ナビゲーション下部に表記が加わりましたよね。

▼2025/12/01 時点の左ナビゲーション下部

これは M365 Copilot ライセンスを保有しているユーザーです。「 プレミアム Copilot 機能が有効になっています」という記述が追加されています。つまり M365 Copilot ライセンスがありますよって事でしょうけど、残念ながらこの時点の M365 Copilot ライセンスのない Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーの左ナビゲーションのスクショが手元で見つからなかったので、今となっては不明です。

というのも、12月1日時点でこの表記でしたが、昨日か一昨日あたり(12/03? 12/04?)からその表記が変わっていたからです。

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Microsoft 365 Copilot :GPT-5 がデフォルトのモデルになった

※2025/12/05 現在、一般提供期間中なのでまだアップデートされていない場合もあります。

正直僕は生成AI全般には全く詳しくないです。ただ非常に稚拙?な言い方をすれば、そもそも生成AI関係なく「新しい方が良い!」だと思います(もちろん例外はありますけど)。そういう意味でも Microsoft 365 Copilot に当時最新の GPT-5 モデルが利用できるようになったのが今年2025年8月。

Microsoft 365 : M365 のライセンスだけでも Copilot Chat でも GPT-5 が使える

OpenAI から GPT-5 の発表があった数時間後だったのでビックリしましたね。しかも Microsoft 365 Copilot ライセンスを持っていない Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーでも利用できるという点でも。ただ…人間は欲深いです。使えるけど、毎回チャットを始める時に右上の「GPT-5 を試す」ボタンをクリックしないといけなかったんですよね。そのたった1クリックがダルく感じるのもまた人間。本当にそのうち人間は生成AIに愛想つかれてAIの反乱がおきる映画のような世界が来るんじゃないかと思っちゃいますが。それは置いといて…。

2025/10/20 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :会議のリアクションが再び連打できるようになった

※先に YouTube に動画を公開したので、そっちで観てもらった方が理解が早いです。

Microsoft Teams の会議のリアクションが再び連打できるようになった! – YouTube
https://youtu.be/1dYktsCdGXk?si=zDvGyepGsYdblFED


Microsoft Teams の会議では絵文字を使ったリアクションができます。

▼会議のリアクション

会議のリアクションの利用はその企業の文化にも左右されると思うし、一緒に働くチームメンバーのコミュニケーションの仕方にも左右されると思います。もちろん個人の考え方にも。以前別のオモシロ機能を使ったところ偉いオジサンから「なんか腹立つわ!もう使うなよ!」みたいな反応されて、おそらくその人の部下は使わなくなるんでしょうねって感じました。

さて、そんな会議のリアクションですが、上のスクリーンショットのように会議ウィンドウのバー内の「リアクションする」をクリックするとその下の絵文字の選択メニューが表示されて、リアクションしたい絵文字をクリックするとようやくリアクションされます。つまり1リアクションで2クリックの動作が必要です。なのでなかなか連打ができないんです。

上の動画内でも会議のリアクション機能の歴史を軽く紐解きましたが、こちらでも当ブログ記事ベースで歴史を紐解いてみます。

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Microsoft Lists :モバイルアプリが廃止で使えなくなりました

今回の記事は簡単なものになってしまいます。すでに今年2025年6月には予告の記事を書いていますが、

Microsoft Lists :モバイルアプリの廃止の予告

ついに Microsoft Lists モバイルアプリが廃止され使えなくなりました。僕が気が付いたのは11月中旬あたりです。

Microsoft Lists モバイルアプリを開いてみると…

▼残念な画面が…

もう問答無用に使えなくなっています。ブラウザーで利用してくださいとの事です。僕にとっては非常に残念でした。

※現時点でも利用できている場合はモバイルアプリが最新バージョンになっていない可能性があります。

思えば Microsoft Lists モバイルアプリが登場したのは2021年1月頃でした。

Microsoft Lists :iOS モバイルアプリ 登場!(PCよりも便利な機能も)

なので5年弱の命でしたね。わりと僕は便利に使っていたんですけどね。QRコードを読み取る機能も標準であったりして Power Apps でがんばって作らなくてもコレでイイじゃん!とか思っていた頃もありました。

Microsoft Lists :モバイルアプリ(iOS)でバーコードやQRコードで検索できるようになった

これらはモバイルアプリならではの機能なのでPCでは利用できません。

とはいえ廃止されるという事は利用率が低かったという事でしょう。残念ですが仕方ないです。なるべく開発やメンテナンスのコストを減らして今は Copilot に注力しているんだと思います。R.I.P.

Microsoft 365 Copilot :左ナビゲーションが新しくなる(けど混乱する事も…)

Microsoft 365 はドンドン Copilot に浸食されていっています。

今年2025年1月あたりには アプリ名として「 Microsoft 365 」から「 Microsoft 365 Copilot 」に変わりました。アイコンも変わりました。

Microsoft 365 アプリが Microsoft 365 Copilot アプリに変わった

そして同じく今年2025年の6月あたりには、 Microsoft 365 にサインインした最初の画面が Microsoft 365 Copilot Chat の画面に変わりました。

Microsoft 365 :新しいUIになりはじめています( Microsoft 365 Copilot はAIのためのUI )

もはや Microsoft 365 Copilot ライセンスの有無問わず、 Microsoft 365 にドンドン Copilot が浸食してきつつあります。

そんな中、一般展開は2025年12月~2026年1月なのでまだまだアップデートされていない人が多いかもしれないけど、もしかしたら戸惑うかも?と思って早めに記事ネタにします。それが左ナビゲーションのアップデートです。

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【登壇情報】 Microsoft MVP 座談会 2025(貴重!)

ブログなかなか書けない中ではありますが、そしていつもギリギリのアナウンスになってしまいますが、明後日の 2025/12/03 15:00-16:00 に貴重なイベントを開催するので告知します。

集まれ! Microsoft MVP 座談会 2025「様々な Microsoft Copilot についてコミュニティリーダー達が2025年と今後を語り合う会」
https://www.jbcc.co.jp/event/2025/12/03/7973.html

こちらのイベントは去年に続いて2回目です。去年のイベントのアナウンスは以下です。

【宣伝】Microsoft MVP などコミュニティを牽引する豪華メンバーで Microsoft Copilot についてワイワイやる座談会ウェビナーを開催!

所属企業主催イベントではありますが、ゲストスピーカーである Microsoft MVP 達は完全に僕の友人枠です。開催計画から全て僕のプロデュースという立ち位置も去年同様です。

内容はまだまだ大盛り上がりの Microsoft の生成AIである Copilot についてです。「 Microsoft 365 」「 Power Platform 」「 Microsoft のセキュリティ」という3つの観点から、それぞれのカテゴリーで受賞している Microsoft MVP に Copilot を絡めた2025年の動向や今後を語ってもらおうと思います。ありがちな「機能紹介」「ユースケース」といったものではなく(それなら調べればたくさん出てくるので)、なかなか調べても出てこない話が聞ける貴重な機会になると思います。たぶん…。っていうのも、ガチの座談会なので本当に僕も2日前の今でもわからないので。この状況、普通ならイベントオーナーとしては不安になりますけど、僕は登壇者たちは信頼できるメンバーなので不安じゃないです。今回は特に Microsoft MVP としては受賞1年目の浅田くんも注目です。大企業のユーザー企業の Microsoft 365 Copilot の活用促進メンバーという目線は非常に貴重ですね。しかも多くの企業がまだまだ様子見で部分運用開始している中で、約9,000人に一気導入している企業ですからね。

気を付けたい点は開催時間が1時間という点。平日の多くの方が業務時間帯に開催するので1時間ちょうだいするくらいが限度なんですけど、しゃべる側は1人で24時間くらい話せるメンバーなので、5人いたらノンストップで何日話せるか?くらいなのに…1時間!これは去年もそうでしたが今年もヤバいですよ。タイムマネジメントが。僕自身がそもそもしゃべっちゃう人なのでマジでデンジャラスです。

例によって急な告知でスケジュール調整が大変かと思いますが、貴重な機会なので是非ご参加ください。

あ、競合他社お断りみたいな事はしないので、所属企業や立場は関係なく是非この界隈を大いに盛り上げていきましょう!そういう位置付けのイベントとして所属企業にはお願いしているので。

Microsoft 365 ライセンスのみの範囲で利用できる Copilot が増えている Part.2

少し遅い情報だからと、なんだか軽い気持ちで書いた前回の記事が凄いアクセス数になっています。またSNSでアナウンスしたらそっちの方にも多くのリアクションをいただいています。という事で注目度の高い情報なので昔話もふくめて前回の記事では触れていなかった部分なども含めて書いていきます。

Microsoft 365 ライセンスのみの範囲で利用できる Copilot が増えている

この前回の記事は端的にまとめると、 Microsoft 365 ライセンスのみ( Microsoft 365 Copilot ライセンスは追加されていない)ユーザーでも、 Outlook / Word / Excel / PowerPoint / OneNote で右ペインにWebグラウンディングのみの Copilot Chat を表示して利用できるようになりました。という事です。

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Microsoft 365 ライセンスのみの範囲で利用できる Copilot が増えている

Microsoft 365 Copilot ライセンスは安いのか?高いのか?あたりは何とも言えません。決して安くはないけど費用対効果を考えると使う人次第だったりするし。いずれにせよ Microsoft 365 ユーザーを母数とすると、 Microsoft 365 Copilot ライセンスが割当たっている人はまだまだ少ないんじゃないかと思います。だから「ライセンスないから関係ないや。」という方も少なくはないのではと思います。

しかし、今年2025年1月にライセンスとは別にアプリ名として「 Microsoft 365 」が「 Microsoft 365 Copilot 」に変わりました。

Microsoft 365 アプリが Microsoft 365 Copilot アプリに変わった

このアプリ名変更により、同じ「 M365 Copilot 」という言葉を発しても「ライセンスの意味の M365 Copilot 」と「アプリの意味の M365 Copilot 」で意味合いが全然変わってしまうのでややこしくなってしまった側面もありますが、それだけ Microsoft の Copilot に対する意気込みを感じ、実際に今年2025年の動向を見ると行動に移している気がします。それが Microsoft 365 ライセンスのみでも利用できる Copilot の機能というか幅が広がってきた事です。特に今年の後半ですね。これ単に書く暇がなくて当ブログでは全然取り上げてこなかったんですが、8月あたりからそれが顕著に出てきました。それらを振り返りながら今どうなっているのか?と今後どうなるのか?あたりを書いていきたいと思います。

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