Microsoft Lists / SharePoint :リストのアイテムをドラッグ&ドロップで並べ替え

本ネタはアップデート情報としては少し出遅れていまして、展開時期は標準リリースでも10月下旬で完了しているようです。なぜ出遅れたのか?それはアップデートされた事に半月ほど気が付かなかった&気付いた頃には多忙になっていた&ちょっと試したら単純かと思ったらそうでもなかったので後回しにした、からです(言い訳長い!)。


2024/07/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼Microsoft Listsアプリ:新しいドラッグアンドドロップ機能

このメッセージ、今朝確認したらメッセージセンターより削除されていました…。昨日まで存在していたのにタイミング悪い…。なので過去にSNSでスクショをポストしていたので、そちらから取ってきました。なので昨日までの更新は反映されていません。

まぁつまりリストのアイテムをドラッグ&ドロップで並べ替えられるという、記事タイトルやメッセージセンターのタイトルそのまんまの機能です。

じゃ、何でそんなシンプルでわかりやすそうな機能に全然気が付かなかったのか?これが落とし穴があったからなんです。毎日のようにアップデートが展開されたかどうか確認をしていたんですけど、どうやらドラッグ&ドロップで並べ替えをできる条件があるらしく、僕が確認のために毎日利用していたリストはその条件に当てはまらなかったようで、アップデートが展開されているのに展開されていないとずっと勘違いをしていたんです…。

という事で、シンプルかと思えばそうでもなさそうなこの機能を試してみます。

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Microsoft Lists :新しいフォームエクスペリエンス

すでに標準リリースでも展開完了している予定なので、多くの人が知っている・気が付いているとは思いますが、注目の新しいフォームエクスペリエンスが使えるようになっていますね。

Microsoft Lists のフォームが新しくなるよってアナウンスはちょうど1年前くらいの2023年5月の Microsoft Ignite で発表されました。当時は「ファンタスティックフォーム」なんて名前で、アメコミのファンタスティック・フォーの面々が思い浮かんじゃったりしました。今は聞かないですね。とにかくアナウンスから1年弱でようやく一般に展開されました。

新しいフォームエクスペリエンスって言うくらいなのでフォームについてです。つまり Microsoft Lists 風に言えば「新規アイテム追加の画面」の体験が新しくなるという事です。これ先に言うと体験が変わるというよりは体験が追加されるです。既存の新規アイテム追加の画面が刷新されるわけじゃなく、それはそれで残しておいて、全く別の新たなフォームを作成できます。

2024/02/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Lists: 新しいフォーム エクスペリエンス

いったい何が新しいのか?これ誤解を恐れずに一言で言うとしたら「 Microsoft Forms のフォームのような事ができる」かなと思います。本記事を読み進めると徐々にわかってもらえると思います。

では実際に触ってみます。

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Microsoft Lists / SharePoint :画像列に添付した画像ファイルの保存先が変更されていた

だいぶ前に変更されていたのにずっと書き忘れていました。割と大事な事なのに…。

Microsoft Lists / SharePoint のリストの画像列に直接画像をアップロードできるようになったのが2020年11月。

SharePoint / Microsoft Lists :画像列から直接画像がアップロードできるようになった!しかし色々と…

意外ともう3年も経過していたんですね。この記事でも書いているけど、画像の保存先はどこだろう?と思ったら、てっきりアイテムの添付ファイル扱いなのかと思ったら、同じサイト内の「サイトのリソース ファイル」という既定で存在するライブラリ内に暗号のようなフォルダーが作成されて、その中に保存されてちょっとう~んという感じでした。

そしてリストを Power Apps でアプリ化した時に Power Apps のアプリから画像列にアプリを追加・更新・削除できるようになったのが2022年9月でした。

Power Apps : Microsoft Lists / SharePoint のリストの画像列の画像をアプリ上で追加・更新・削除できるようになった

これは凄く僕にとっては待望で、自分で使っているアプリをこれに合わせて改修しました。

そして1年ちょい…。風の噂で、画像列に添付したファイルの保存先が変わったぞ!という事を聞いて、実際に変わっているのを確認したんですよね。なのに記事化するのを忘れていました。実際に試してみます。

あ、僕調べだと Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにこのアナウンスはなかったような気がします。 Microsoft 365 ロードマップの方では掲載されているのかな?ま、ちょっと探せなかったので置いときます。

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Microsoft Lists :画像ファイルをビュー上の画像列にドラッグ&ドロップがとっくにできている

また1カ月以上前に確認できていた事をスッカリ記事にするのを忘れていました。どうも忘れっぽい僕です。

このネタは10月末あたりに Microsoft Lists が同時編集できたりタブが変わったり大きな変更が起きた時に少しだけ触れています。

Microsoft Lists :同時編集!タブ!リストが大きく変わっています

いや、正確にはちゃんと触れていませんでした…。この記事で紹介した Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの中で、 Microsoft Lists のUX(ユーザー体験)を更新する中の一つとして「画像をリストに直接ドラッグまたは貼り付ける機能」という記載もあったんです。でも、この記事を書いていた時は僕の環境ではこの機能はまだ展開されていなかったので、そのうち展開されたら実際に触ってから記事にしようとしていて…忘れちゃった!

なのでおそらく今回紹介する機能自体は10月末から11月頭あたりには多くの人が利用できていたんじゃないかと思います。ただ、画像ファイルをリストのビュー上にドラッグ&ドロップしようって、できる事を知らないとなかなか試さないんじゃないかと思います。なので、さすがにここまで細かいアップデート情報を社内で流す会社は少ないと思うので、故に多くの人はまだ知らないかもしれない?と思って記事にしました。

それでは試してみます。

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Microsoft Lists :列の種類に「平均評価」が追加された

Microsoft Lists のラクなところの一つに、追加したい列を種類から選択できるところもポイントかと思います。 Excel だと列の定義を後から色々しますが、 Microsoft Lists の場合は先に絞られた列の種類から選択できるので、やれることは絞られるものの、初心者でもわかりやすくカスタマイズできるという点。メリットでもありデメリットでもあるんですけどね。

そんな列の種類に「平均評価」という種類が追加されました。今まだ僕の持っている標準リリース環境では出てきていないユーザーもいるので、まだ展開中のようです。で、古くから SharePoint を知っている人は SharePoint リストとして考えた時に疑問に思うわけです。「いやいや、評価機能はだいぶ前からあったよね!」って。僕もそう思った一人です。これについてはまず「モダンUIのビューから追加できるようになりましたよ」という点と、もう1つは僕も気が付かなかったけど、 Microsoft MVP 仲間の太田さんに大きなヒントを一つ教えてもらったので、それもあとで紹介します(太田さんにはいつも感謝だけど、いつも悔しい!(笑))

これは 2023/06/21 公開の Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの以下のメッセージにコソっと記載されていました。

▼(更新済み)マイクロソフトは、ユーザー エクスペリエンスの更新を一覧表示します

この黄色い枠で囲った1文。コソっと記載されていますね。では、実際に試してみます。

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Microsoft Lists :同時編集!タブ!リストが大きく変わっています

SharePoint のリストがパワーアップして1つのサービスとして切り出された Microsoft Lists 。当ブログの過去記事を読むと、2020年の Microsoft Inspire というイベントで発表され、同年9月に展開開始されたようです。もう3年も経つんだ…。正直は話、同じデータが入った同じリストなのに、方や SharePoint のUIのままの「 SharePoint リスト」がありつつ、方や全く同じデータ・リストなのに Microsoft Lists のUIが存在する状況は僕も混乱しましたが、特にここ数年で Microsoft 365 を使い始めた人にとってはなかなか理解できない状況なんじゃないかと思います。今後リストはどうなっていくんでしょうか?気になるところです。

そんな Microsoft Lists ですが、大きなアップデートが結構前から予定されていて、たしか一度延期されましたが、ようやく標準リリース環境でも展開されてきましたね。僕の標準リリース環境にも展開されてきたので、試してみます。

(いつも Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターから該当するアナウンスを表示していますが、今探したら見つからず…)

▼メッセージセンターの該当メッセージ、見つけました

■同時編集ができるようになった

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SharePoint :リスト Webパーツでプレイリストビューを表示できるようになった

Microsoft Stream ( on SharePoint ) の動画を整理できるプレイリストが一般展開されたのが今年の1月下旬あたり。

Microsoft Stream :動画を整理できるプレイリストが使えるようになった

これは Microsoft Lists のリストに「プレイリスト」のテンプレートができて、それを利用して動画を整理するという既存のモノを使った仕組みですが、 なので実態が Microsoft Lists のリストだからこそ、それはつまり SharePoint のリストでもあるわけで(う~ん、説明している方もややこしくなるけど仕方ない)、だから SharePoint のページやニュースにリストWebパーツとして埋め込むことができるのかな?というところは、昔から SharePoint に関わってる人なら類推しやすいと思うけど、プレイリストができた当初は埋め込むことはできませんでした。

しかし、 2023/05/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Microsoft Stream: SharePoint リスト Web パーツのプレイリスト ビュー

埋め込むことができるようになりますよってアナウンスです。

僕の環境にも埋め込めるようになっていたので試してみます。

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Microsoft Lists / SharePoint :リストのフィルターの表示方法が変わった

元々 SharePoint に15年以上前から存在していたリストが Microsoft Lists として独立?したのが2020年くらいなのでもう約3年なんですね。結局のところ「 SharePoint リスト = Microsoft Lists 」である事は変わらないのでややこしいですよね。特に最近 Microsoft 365 を利用しはじめたユーザーにとっては、名前も見た目も違うのに実は同じリスト…という状況ですからね。

そんなリストですが、列を追加する事でデータを探す時にフィルターやソートやグループ化などで絞って探しやすくなる機能が豊富にありますが、その中でフィルターをかけた時に以前にくらべて見やすく、そして解除させやすくなりました。

2023/04/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)マイクロソフトのリストに適用されたフィルター

目的のデータを探すにはフィルターは良く利用する機能だと思いますが、機能展開の期間が長く、僕の環境には運悪くなかなか展開されて来なく、先日チェックしたら忘れた頃に展開されていました。さて、どんなものか触ってみます。

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Microsoft Lists / SharePoint :承認機能が付いたテンプレートが2個追加されたけど…

※2023/03/15 時点では僕の環境では日本語だと正常動作しなかったけど、備忘録のためにネタにします。

2023/03/10 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ SharePoint: 承認付きの新しいリスト テンプレート

SharePoint ですがリストの話なので Microsoft Lists の話でもありますね。新しいテンプレートが2つ追加されるけど、承認機能付きの「出張申請」と「コンテンツスケジューラー」だそうです。気になりますよね。

SharePoint 2007 の頃から使っていた身としては、多くの人が「ワークフロー」と聞くと「承認機能」だと誤解をしている傾向にあると僕の経験則から思っています。いわゆる「承認ワークフロー」と呼ばれるものは承認機能とワークフロー機能を組み合わせたテンプレートであって、承認機能は承認機能としてあるし、ワークフロー機能はワークフロー機能としてありましたよね。いや、旧来のワークフローはすでに廃止されていて Power Automate 使ってねとなっていますが。そしてこの SharePoint の旧承認ワークフローは日本企業の想定する承認ワークフローを全く満たせないものなので、変に期待値をもって使ってみてガッカリされたり、または承認ワークフローのテンプレートは使わずに大きなコストと労力でゴリゴリに開発して後になって痛い目を見た人も多いハズです。客観的な言い方してるけど僕も痛い目を見ました。以下は注意書きに SharePoint 2010 ワークフローが廃止された旨が記載されている上で承認ワークフローについての Microsoft のページです。

承認ワークフローの概要 – Microsoft 365 サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/078c5a89-821f-44a9-9530-40bb34f9f742

で、そんなこんながあって特に日本企業が欲するような承認ワークフローを Microsoft 365 や Power Platform の世界で簡単に実装できるとは今でも思わない方が良いわけですが、むしろこんな世の中なので機能を業務に寄せるのではなく、そもそも業務としての承認ワークフローを見直してなるべくシンプルにすべきなのでは?と僕は思っています。そしてそれでも複雑なワークフローを要する場合は、日本企業向けに日本のIT企業が作ったワークフロー製品・サービスを検討してみると良いのかな?と思っています。僕はね。

例えば今回の Microsoft Lists の承認機能が付いた出張申請のテンプレートなんかは、申請に必要な項目を入力した後に、承認してほしい人を指定して申請するだけ。承認者は承認か否認するだけ。シンプルです。まずは先にそういう話をして変に期待している人がいたら先にガッカリしてもらった方がむしろ良いのかなと思いました。

さて、メッセージセンターにこのメッセージが出た日にすぐ確認したら、普段はロールアウトが1か月後とか数か月後の情報が掲載されるのに、今回はすでに新しいテンプレートを確認できました。なので試してみるのですが、先に言うと現時点では使い物になりませんでした。

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Microsoft Lists / SharePoint :リスト・ライブラリのルールの通知メール送信元の変更

リストやライブラリ内でアイテムが追加・変更があると指定したアクションをしてくれる機能が「ルール」です。今のところは指定したアクションは通知メールを飛ばすしかないので、実質は通知機能ですね(今後別のアクションが加わるかはわかりません)。 Power Automate でもフローを作れますが、ルールの方が簡単に実装可能です。機能自体は2021年1月あたりに展開されたのでもう2年目ですね。

Microsoft Lists / SharePoint :リストに「ルール」の機能が展開された

このルールに関して、2023/02/17と週末前の金曜日に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のアナウンスが公開されていました。

▼[SharePoint] リストとライブラリのルールの電子メール通知の更新

SharePoint と書いてありますが、リストも対象なので Microsoft Lists でもありますが、そのルールで設定した際の通知メールの送信元が変わりますよという話です。今までは SharePoint Online のメールアドレスから送信されたのが、ルール設定をしたユーザーのメールアドレスが送信元になるようです。「ルール機能のセキュリティを向上させるため」との事です。

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