Microsoft Teams で会議をする時に、大人数で議論をすると対面の会議に比べて収集が付かなくなる可能性が高いです。また、オンライン・対面関係なく少人数のグループに分かれて議論したい場合もあります。そういう時にブレークアウトルームで複数の小部屋を作る事で実現できていました。どうです?使っています?僕の観測範囲だとあまり使われていない気がします。おそらく教育機関では使われているんでしょうね。でも企業ではどうでしょうね。そもそも会議のための会議をするようなところあるじゃないですか。大きな会議や偉い人が参加する会議をする前に「会議の準備をする会議」があったり。根回しや事前の合意があった上である程度同じ意見や共通認識の上で更に大きな会議に臨む感じ。だからすでに会議の前にブレークアウトルーム的な議論が少人数でされている場合がコロナ禍関係なくオンライン・オフライン関係なく行われていた気がします。そして、「この場でテーマを決めて議論しましょう!」なんて会議はなかなかないですよね。会議じゃなくて勉強会とか教育施策ではありそうだけど。まぁ、それは置いといて…。
Microsoft Teams の会議中にライブキャプション機能を利用すると自動字幕が表示されるので、耳が不自由な人や諸事情で音声がうまく聞き取れない環境で会議に参加している人にとっては、字幕で補完できるので便利です。そしてトランスクリプト機能を利用すれば会議中の会話が文字起こしされるので、簡易的な議事メモが自動生成されるので便利です。そして、今年の9月にようやく日本語対応されましたよね。
思い起こせば、会議の録画が Microsoft Stream 側に保存された頃は、(ひと手間必要だったけど)録画された動画プレイヤーから字幕も利用できたし、トランスクリプトも利用できました。特にトランスクリプトに関しては、例えば動画の中でも聞きたい部分がピンポイントだった場合、トランスクリプトからキーワードで検索して、クリックするとその時間から再生されるような便利な使い方もできました。
Microsoft Teams のチャットで利用できる(展開中)ようになったライブ コンポーネントについて、記事を分けてシリーズ化している第3弾。アクセス権限・共有について。第2弾の記事でデータの保存先が OneDrive だという事がわかったので、結果的にはチャットの添付ファイルと同じなんですけど、一応触りながら確認してみます。
UI もだいぶ変わったしテンプレートなどの新しい機能も追加されていました。ただ、この記事を書いた時点ではブラウザー版や Microsoft Teams 内で利用する場合は新バージョンになったけど、ストアアプリの方は新バージョンにはなっておらず、図形など一部の機能はストアアプリの方で利用できなかったんですよね。
▼こんな風だった…
なので、複数人で Microsoft Whiteboard を利用する際には、ストアアプリを利用している人がいたら要注意だったわけです。なかなか不便だったと思います。それが、ストアアプリ版でも新しいエクスペリエンスになりました。