Microsoft Whiteboard :ストアアプリも新しいエクスペリエンスになった

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先月上旬に以下の記事を書きました。

Microsoft Whiteboard :新しいエクスペリエンスになった

UI もだいぶ変わったしテンプレートなどの新しい機能も追加されていました。ただ、この記事を書いた時点ではブラウザー版や Microsoft Teams 内で利用する場合は新バージョンになったけど、ストアアプリの方は新バージョンにはなっておらず、図形など一部の機能はストアアプリの方で利用できなかったんですよね。

▼こんな風だった…

なので、複数人で Microsoft Whiteboard を利用する際には、ストアアプリを利用している人がいたら要注意だったわけです。なかなか不便だったと思います。それが、ストアアプリ版でも新しいエクスペリエンスになりました。

いや、厳密には少なくとも2週間前あたりからなっていたようです。というのも僕は Microsoft Store ではアプリは自動更新の設定にしていたのに今朝までずっと古いままでした。いつ新しくなるのかなぁ?なんて。そしたらなんと、2週間前には新しくなっていたという話を聞いて。よくわからないけどとりあえず今は新しくなっていたので見てみます。

▼ Microsoft Store から Microsoft Whiteboard

毎回 Microsoft Store から起動してるわけじゃないですよ。なんとなくストアアプリの事知らない人もいるかな?と思って、 Microsoft Store の画面を出してみた次第です。まぁ、とにかく起動します。

▼起動

ホーム画面ではテナントで組織ロゴの設定をしていたらストアアプリでも左上にロゴが表示されるんですね。パっと見、ブラウザー版との違いが見当たらないです。では、どれかホワイトボードを開きます。

▼開く間にヒントが出るのもブラウザー版と同じ

▼開いたところ

見た目はブラウザー版と一緒ですね。そして旧バージョンでは利用ができなかった一部機能もしっかり使えています(当たり前)。これでストアアプリを利用する人を考慮しなければいけない状況はなくなったと思います。

▼ストアアプリ(左)とブラウザー版(右)を並べたところ

全く同じですね。設定メニューも開いてみたけど、ブラウザー版に「アプリで開く」があるだけの違いです。後はブラウザー版だとホワイトボードを開いても上部に Microsoft 365 のスイートバー(だったっけ?)が表示されているくらい。実際に使ったところはそこまで細かく比較する時間もなければ必要性も感じなかったのでやってないけど、軽く触ったあたりでは違いはわかりませんでした。

だいぶ以前はブラウザー版よりもストアアプリ版の方が機能が豊富でした。それが徐々に差が埋まってきて逆にブラウザー版の方が先に新しくなるような逆転現象が見られ、今となってはパっと触る限りはほぼ同じ。さて、そうなるとストアアプリをわざわざ利用する理由がなくなるような気がするけど…。

と、ここまで記事を書いたところで気になったのが… Surface で開いてみて Surface Pen 使って描いてみたところ。ブラウザー版でもペンで描けるけど、描画のスピードはストアアプリの方がスラスラですね。そういう点ではストアアプリにメリットがありそうです。他にもストアアプリのメリットがあるのかもしれませんが、現時点ではわかりません。


という事で Microsoft Whiteboard のストアアプリも新しいUXになったという事。なので Microsoft Teams の会議などで利用する場合、ストアアプリを使ってる人に配慮しなくても良くなった事。もしストアアプリが古いままの場合は Microsoft Store のアプリ自動更新が設定されているか?されていなかったら手動で更新しましょう。あとは使ってみてください。