Microsoft Teams :会議で話者の配置によって聞こえ方が違う「空間オーディオ」

Microsoft Teams でまたオモシロイ機能が登場しましたね。機能展開されると会議に参加した時にランダムでこんな吹き出しが登場すると思います。

▼「空間オーディオの紹介」

知らない人はちょっとこれだけだと意味がわからないですよね。イラストの真ん中の人は頭の上に大きなタンコブがあるし(←ボケてるだけで髪型であろう事はわかっていますよ!)。「より自然で没入感のあるサウンドを会議で体験できます。」って言われてもちょっとよくわからないけど、このイラストがヒントなんですよね。

2023/04/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: Teams 会議の空間オーディオ

「次世代の没入型サウンドスケープ」「出席者の声を空間化します」など凄そうだけどピンとこない言葉が羅列されていますが、実際に設定画面の説明を読むともう少し具体的にわかります。僕の環境では昨日展開されたことを確認したので早速触ってみます。

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SharePoint :アプリバーの「作成」ボタンからニュース・ページが作成できるようになった。しかし現在残念な挙動…

すでに2週間前くらいには機能展開された事を確認していたけどスッカリ記事にするのを忘れていました。

冒頭から僕の個人的に思う事だけど、以前は SharePoint がコミュニケーション・コラボレーションのフロントだったのが、 Microsoft Teams の登場でスッカリと裏方の存在になりましたよね。フロントは Mirosoft Teams に任せ(他にも Viva Engage ( Yammer ) や Microsoft 365 グループもあるけどさ)、 SharePoint はその裏側で動いてる仕組み。だけど確実にコアとなる大事な存在。とはいえ、 SharePoint が完全に裏方の存在になったかと言うとそれも違い、まだまだ社内イントラサイトという側面ではフロントの利用用途もあります。そんな中で SharePoint がフロントに立つ時の一番重要な要素が「ニュース・ページ」だと思っています。大昔は「お知らせリスト」なるものが存在し、企業で一方向の情報発信(通達連絡など)に使われていましたけどね。今はやはり「ニュース」でしょうね。

そんなニュースですが、もちろん各サイトからもニュースを作成できますが、他にも SharePoint スタートページからもニュースを作成できます。

▼ SharePoint スタートページの「+ニュースの投稿を作成」

そして更にアプリバーの「作成」ボタンからもニュースやページを作成できるようになりました。

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SharePoint :画像Webパーツの機能が強化され画像の上にテキストを重ねられるようになった

昨日、 SharePoint に関する記事を書きました。

SharePoint :Webパーツなどのツールバーからレイアウトオプションの変更ができるようになった

この動作を確認している最中に別のアップデートが展開されている事に気が付きました。それが画像Webパーツです。

▼「画像」Webパーツ

いや、その前に SharePoint のデザイン、変わりましたよね。地味に変わったので気が付かない人も少なくなさそうだけど。

▼画像Webパーツを追加してストック画像から画像を追加したところ

左上のツールバーのアイコンもだいぶ変わった気がします。まぁ、それは置いといて、機能的なアップデートで注目すべきは、

▼「テキストのオーバーレイ」

「オーバーレイ」って言葉がカタカナにされてもピンと来ないですよね。 PhotoShop などで画像加工をやってる人ならわかると思うけど、画像加工してる人は限られますからね。オーバーレイとは「上に置く」「うすく覆う」といった意味らしいです。

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SharePoint :Webパーツなどのツールバーからレイアウトオプションの変更ができるようになった

これを確認したのは数週間前ではありますが、すっかりネタにするのを忘れていたので今更記事にします。

SharePoint のニュース・ページにWebパーツを追加した際に、Webパーツの種類によってはレイアウトのオプションを変更できます。その際に、今までは、

▼Webパーツのツールバーから鉛筆のアイコンをクリックし、

▼出現する右パネル内からレイアウトを変更していました

それが、今は鉛筆アイコンをクリックせずともレイアウトを変更できるようになりました。

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Microsoft Teams :一般の環境でもアバターを会議で利用できるようになった

昨日( 2023/05/22 )の時点では、アバターアプリが一般展開されたけど、作ったアバターを会議に参加させる機能の方はまだ展開されていませんでした。

Microsoft Teams :アバターアプリが一般展開されはじめた!けど…

この記事の下部にも書いてるけど、以前パブリックプレビューで展開開始時にもアバターアプリ利用可から数日後にアバターを会議に参加させられるようになったので、一般展開の方も同じ状態だろうなと思ったら、今試してみたら、アバターで会議に参加できるようになっていました。

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Microsoft Teams :話している人のカメラ映像を大きく表示させる「話者ビュー」登場 ( Speaker View )

先週あたりに Microsoft Teams の会議のメニューの「表示」内に見慣れないビューを発見しました。

▼話者ビュー

コレ、何だったっけかな?と思いながら Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのメッセージを読み返していたら、 2023/03/29 付けで公開されている以下のメッセージの事でした。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのスピーカー ビュー

「スピーカービュー」が翻訳されてUI上では「話者ビュー」という表記に変わったようですね。 Together モードの時みたいに翻訳がコロコロ変わらなければ良いけど。でもたぶん多くの日本人は「スピーカー」って聞くと音が出る音響機器のスピーカーを連想すると思うので、「スピーカービュー」を見て「スピーカー=しゃべる人」と想起する人は実は少ないと思っていて、だから「話者ビュー」のままで良いかもしれませんね。

で、これは記事タイトルの通り、ザックリ説明すると、話している人のカメラ映像を大きく表示させるビューです。他にも細かい仕様がメッセージには記載されていますが、まぁ人に説明する時もゴチャゴチャ言っても伝わらないと思うので、このくらいザックリな説明で十分だと思います。

では、試してみます。

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Microsoft Teams :アバターアプリが一般展開されはじめた!けど…

Microsoft Teams の会議でアバターを利用できる話ですが、

僕の環境では 2023/03/29 にはパブリックプレビューでアバターアプリの提供開始。

Microsoft Teams :アバターもパブリックプレビュー環境で提供開始

ただし、この時点ではアバターアプリを追加してアバター作成はできたけど、作成したアバターを会議に参加させることができませんでしたが、2023/04/03 には会議に参加させられるようになりました。

Microsoft Teams :プレビュー提供開始されたアバターで会議に参加できるようになった

YouTube にも使ってみた動画を公開しました。

Microsoft Teams のアバター(プレビュー)を試してみる ( Avatars for Microsoft Teams in Public Preview )
https://youtu.be/72_x_wQeJKU

そして今朝、僕の環境にパブリックプレビューにしていない状態でアバターアプリが表示されました。つまり、一般展開開始されたという事ですね。

▼「アバター」が表示された

このスクショが示しているのは、まず右上「…」→「情報」内にある「パブリックプレビュー」にチェックがついていない事から、パブリックプレビューじゃない一般環境であるという点がわかります。その上で左アプリバー内の下部「アプリ」を開き「アバター」で検索

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Microsoft Teams : PowerPoint Live のスライド拡大機能

去年、 Microsoft Teams の画面共有で共有された画面を拡大できる事を記事や動画やイベントで紹介したら結構反響がありました。

Microsoft Teams :会議で共有された画面を拡大したい(動画あり)

そして PowerPoint のスライドを共有するなら僕は PowerPoint Live をイチオシしていますが、 PowerPoint Live でも画面を拡大できる機能が登場するぞという話が去年からあったんです。

先に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのアナウンスを紹介しておくと、公開日は 2022/10/28 です。

▼(更新済み)PowerPoint チームでのライブ: スライドを拡大する

で、ここでは一般展開されるのが2023年2月と記載されているんです。そして僕はかれこれ2月から今までの3か月以上にわたり、毎日のようにこの機能が展開されたかどうかを確認していました。しかし待てど暮らせど展開されてこない…。

なんて思ってたら、最近、某弊社の YouTube 用に PowerPoint Live の動画を収録している最中に気が付いたんです。すでに展開されていた事を。そしてメッセージセンターのメッセージに騙された事に!そこらへんも紹介していきます。

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Microsoft Teams :設定の「デバイスの同期ボタン」って何?

僕の環境では1週間ちょい前の2023/05/09の朝に Microsoft Teams の設定画面を眺めていたら追加されていた設定項目、

▼「デバイスの同期ボタン」という設定項目

これはいったい何でしょうね?僕も最初に見かけた時はろくに説明さえ読まなかったので、別のアップデート情報と勘違いして無駄に喜んで勝手にガッカリしていました。

これは先に結論を言えば、 Microsoft Teams 用のデバイスからの操作を無効・有効にさせる設定項目です。なので、そもそもデバイスを持っていない人にとっては全く興味ない設定項目ですね。

2023/05/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :会議のキャプション(字幕)で冒涜的な単語のフィルター処理をオフにできるようになった

Microsoft Teams の会議でライブキャプションをオンにして会議をしているとたまに「*****」と単語が隠されて表示される場合があります。これは「冒涜的」な単語だと判断してフィルター処理をされた状態です。冒涜的な表現の定義や基準がわからないのでなんとも言えないけど、以前、日本語・英語・中国語の3か国語を話せるメンバーでライブキャプションの自動翻訳機能の検証をした時に、誤認で「***」が出たところから脱線して、どの単語だったらOKでどの単語だったらNGなのか?というテストをしたことがあるけど、なんだか曖昧というか「え?これは大丈夫なんだ?」という事が多かったです。また、紳士的な会話をしているのに「***」と表示される事があって、おそらく似たような発音の単語が冒涜的ワードに誤認されたんじゃないかという場面もあります。

今まではこのフィルター処理が常にオンの状態でオフにすることができませんでしたが、設定項目でオフにすることができるようになるという事です。

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