Microsoft Teams :プレビュー提供開始されたアバターで会議に参加できるようになった

※週末にアバターを試してみた動画を収録し YouTube に公開しています。そっちの方がより体感できるので動画を視聴できる人は下の方に動画を貼り付けておくのでチェックしてみてください。

※急遽ですが明日 2023/04/04 に Microsoft Teams のアバターで遊んでみよう!というオンラインコミュニティイベントを開催します。記事の最後の方にイベントページのリンクを貼っておきますのであわせてチェックしてみてください。


「仕事の会議にアバターで参加?」とだいぶ懐疑的というか抵抗感さえおぼえる人も決して少なくないであろう Microsoft Teams のアバター機能がパブリックプレビュー環境で利用できるようになったのが日本時間で 2023/03/27 から。

Microsoft Teams :アバターもパブリックプレビュー環境で提供開始

この時点ではアバターアプリを追加して、アバターを3人まで追加でき自分好みにカスタマイズできるところまで利用できました。ただし会議でアバターを利用する事はできなかったんですよね。ところが、エイプリルフールの4月1日に会議に参加できるようになっていました。これは展開期間に幅があるので会議で利用できない人もいたから皆さんの環境でどうかはわかりません。

では試してみます。

▼会議に参加前の画面

ここでカメラを「オフ」の状態にするとアバターが利用できます。カメラ映像の枠の下に「エフェクトとアバター」が表示されていたら機能が展開されている証拠かと思います。

▼試しにカメラがオンの状態で「エフェクトとアバター」をクリックすると、

▼背景や先日紹介したフィルターは利用できるものの、アバターのタブをクリックすると、

▼カメラをオフにしてくれとの指示が

▼オフにするとアバタータブ内の項目が選択できます

▼これで参加準備完了

▼参加できた!

なかなかの絵面ですが…(笑) まず自分が会話をするとアバターの口も動きます。そしてリアクションと連動してアバターも動きます。

▼リアクションと連動してアバターが動く

▼髪の毛ちぎれてるけど、 Together モードでも利用可能

▼会議ウィンドウの「…」から「エフェクトとアバター」をクリックすると、

▼右パネルが出現し、色々な設定ができる

ここらへんの細かい設定は YouTube の動画を視聴してください。ここで面白いのが「アバターの反応」です。

▼結構な数の動作があります

最初は面白くて色々操作したくなりますよ(そのうち飽きて好みのアクションを固定するだろうけど)。

▼いろんなアクションで表現できる

ザックリとアバターで会議に参加して触ってみた感じでした。詳しくは動画を見てみてください。


さて、土曜日に Power Platform 関連のコミュニティイベントに参加した時に実際にアバターを使ってみました。その使用感ですが…僕は凄く良いと思いました。それは Microsoft がアバターの効果として挙げている「オンライン会議の疲労感軽減」です。長時間カメラオンにした状態で誰に見られているかわからないと気を張った状態が長時間続きます。それがアバターにするとカメラオフと同じ状態なので凄く気が楽です。そして見てる側もカメラオフ状態とアバターが表示されている状態では印象も違います。リアクションをすればアバターも動くし、話せばアバターの口も動くので体験が全然違います。

あとは最終的には人間次第かと思います。アバターという文化を許容できるかどうか。IT技術コミュニティに関しては先進的な機能や文化に寛容なので誰もそれで文句を言う人はいません。だから成り立ちます。でもおそらく寛容であるコミュニティ層の人たちであっても、それが仕事の会議で利用するとなると抵抗感ある人もいるでしょうね。ましてや話を広げて世間一般でアバターが受け入れられるか?というとなかなか厳しいものがあると思います。当然ながら年齢層が上がるほど抵抗感を抱くんじゃないかと想像できますが、若い層の中にも気持ち悪い的な意味で拒絶する人たちもいるんじゃないかと。これはなかなか難しい問題ですよね。おそらく Microsoft 自身もチャレンジだと思うし。

なんて事を考えつつ、実は明日の 2023/04/04 に Microsoft MVP 仲間の目代さん・太田さんと企画して、 Microsoft Teams のアバターで遊ぼう会を急遽開催する事にしました!「こんなもん仕事で使わないよ!使わせてもらえないよ!」なんて(そんなの誰だってわかってるんだから)無粋な考え方を捨てて、まずはこのプレビュー期間中に楽しんでみましょう。人数が多いほど、 Together モードが映えるし、普段コミュニティイベントで顔出しNGにしてる人もアバターなら参加できますよね。そう考えるとアバター機能ってオンラインのコミュニティイベント向きな機能かもしれないですね。という事で平日夜に1時間弱、新しい技術で遊びましょう。

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