Microsoft Teams : Microsoft Teams にも勤務場所の設定と表示が出るようになった

先日 Outlook on the web で「リモート」or「職場」といった勤務場所と時間を設定できるようになって、ハイブリッドワークな会社だとうれしい機能が展開された記事を書きました。

Outlook : Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになった

この記事の最後にも Microsoft Teams にも同様の機能が展開される予定があるという事を書きましたが、ついに展開されました。

※本記事で確認した環境は「標準リリース」です。つまり一般展開が開始されています。

2023/05/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 勤務時間と場所を設定する

実は今この記事をこのタイミングで書くか非常に迷いました。というのもちょっと挙動が怪しい部分を発見しているからです。でも書きます。理由はすでに一般展開されはじめているからです。もう触って違和感おぼえている方のためにも「違和感おぼえているのはアナタだけじゃないんだ!」も伝えたく(笑) そのうち意図した動作になってくれるであろうという期待を込めて。

という事で触っていきたいと思います。

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Viva Engage : ついに PC からも「 Yammer 」から「 Viva Engage 」に変わった

Yammer が Viva Engage にリブランディングされ Microsoft Viva ファミリーになるロードマップの中、まず今年2023年4月にモバイルアプリの名称が変わりましたね。

Yammer モバイルアプリが Viva Engage へ名称変更された

いや、その前に Microsoft Teams のコミュニティアプリが Viva Engage アプリに変わった方が先だけど、リブランディング宣言以降の話となるとまずはモバイルアプリの名称変更でしょう。

次に、これは記事に書いてないけど、PCで Yammer を開くと、まずは5月あたりに管理者のみに対して以下のようなメッセージが表示されていました。

▼5月あたりから管理者向けメッセージ

更に、6月に入って全員に以下のメッセージが表示されていました。

▼6月あたりから全員向けメッセージ

さぁ、7月あたりにPCも一斉にリネームされるかな?と思っていたら、今朝 Yammer を開くともう変わっていました。

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Microsoft Teams :アクティビティで「すべて既読にする」機能が登場

これは地味にうれしい人が多いかもしれないですね。

Microsoft Teams のアクティビティのフィードは忙しい人ほど頭を悩まされる存在かもしれないです。ちょっと会議が続いたり、フォーカスタイムを設定して作業に没頭したり、有給休暇の翌日に見ると未読がたくさん…。以前は未読と既読が混在していて見づらかったのが、去年2022年11月には「未読トグル」が登場して未読のみに絞る事ができるので良くなりましたね。

Microsoft Teams :アクティビティのフィードの未読トグル

しかし、忙しい人はそもそも未読を読み切れない…。それはもう機能の問題ではないんですけどね。仕方ないので未読の中でも見なくても大丈夫そうなものは放置…なんて人もいますよね。ホント、しつこいようですがその状況はもはや機能も問題じゃないですが…。
もし未読を溜め込んでしまった場合は、それ一旦リセットさせたくても一つ一つを既読状態にするのも時間の無駄ですよね。忙しい人には余計無駄な時間に感じると思います。

▼未読が溜まってる状態

たまたま僕の検証環境では Viva Insights の仮想通勤をオンにしたままのアカウントがあったけど、忙しい人はこんな感じで未読が溜まっているんじゃないでしょうか。

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SharePoint :リスト Webパーツでプレイリストビューを表示できるようになった

Microsoft Stream ( on SharePoint ) の動画を整理できるプレイリストが一般展開されたのが今年の1月下旬あたり。

Microsoft Stream :動画を整理できるプレイリストが使えるようになった

これは Microsoft Lists のリストに「プレイリスト」のテンプレートができて、それを利用して動画を整理するという既存のモノを使った仕組みですが、 なので実態が Microsoft Lists のリストだからこそ、それはつまり SharePoint のリストでもあるわけで(う~ん、説明している方もややこしくなるけど仕方ない)、だから SharePoint のページやニュースにリストWebパーツとして埋め込むことができるのかな?というところは、昔から SharePoint に関わってる人なら類推しやすいと思うけど、プレイリストができた当初は埋め込むことはできませんでした。

しかし、 2023/05/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Microsoft Stream: SharePoint リスト Web パーツのプレイリスト ビュー

埋め込むことができるようになりますよってアナウンスです。

僕の環境にも埋め込めるようになっていたので試してみます。

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Microsoft Forms :選択肢などの選択を解除できるようになった

最近仕事で Microsoft Forms でアンケートを作成する事が増えたんだけど、今朝ちょっとしたアップデートだけど個人的にはうれしいアップデートに気が付きました。ちなみに僕が確認したところ、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにはアナウンスはありませんでした。肌感覚だけど Microsoft Forms ってメッセージセンターにアナウンスがないアップデートが他より多い気がします。

さて、どんなアップデート内容かは記事タイトルで出オチしていますが、まずは従来このアップデートがなかった時の一つ問題点を説明します。相変わらず脱線話が長いけど、僕としてはアップデート内容だけ紹介するより、そのアップデートの意味は?という点を踏まえる事が大事だと思って書いています(このブログ自体が自分自身の備忘録も兼ねているので)。もちろんただのオジサンである僕の考えなので大したことじゃない事を長々と書いてしまっていますが(笑)

■選択肢の問題点

▼選択肢の設問

こういう設問があったとします。前提条件として回答者の僕は嫌いなフルーツがありません。でも、例えば操作ミスで何かにチェックしてしまったり、必須項目かと勘違いしてチェックする可能性もあります。

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OneNote :タブが垂直表示に対応した(主に僕が歓喜!)

OneNote ネタの記事を書くのは、かれこれ3年以上ぶりのようです!普段からメッチャ使ってるんですけどね。メモを取るだけなのでこれと言って新機能を欲していないというかなんというか。

■【脱線話】ややこしい OneNote アプリ

相変わらず僕のブログは脱線するけど、そもそも OneNote ってややこしいです。アプリが複数ある状態が長い。5年前にこんな記事を書きました。

OneNote : OneNote と OneNote 2016

当時「 OneNote 2016 」ってのがあった上に、 Windows 10 版の「 OneNote for Windows 10 」や「 UWP 版」などと言う2種類あったんですよね。で、当時は Microsoft は「 OneNote for Windows 10 」を使ってね!という方針だったらしいです。以下は僕のブログから該当部分を抜粋。

▼ 2018 年の記事から

これ今 2018 年の僕に一言モノ申せるとしたら「スクショ撮れ!」です…。 Microsoft のサポートページへのリンク貼ってるけど、当然仕様が変わればサポートページも変わりますからね。今サポートページを開くと、

▼ 2023 年の現在の記事から同じ部分を抜粋

真逆な事が書かれているんですよ。「 OneNote for Windows 10 」は2025年10月にサポート終了になるとも。

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Microsoft Teams : Together モードの使い勝手が良くなった

みなさん、 Microsoft Teams の会議で Together モード使っていますか?たぶんあまり使っていないんじゃないかと思います。というのもそもそも Microsoft の発表でオンライン会議でカメラをオンにする人は30%程度だって言われていました。だからこそのアバター機能の登場だったりします( Microsoft のアバターを紹介するブログでこの30%の数字が紹介されていました)。で、 Together モードってそもそもカメラオフだと意味がないですからね。あとは会議って大体 PowerPoint のスライドや Excel を共有表示させながらやる事が多いじゃないですか。あとは誰かが画面共有した状態で OneNote を表示させて議事メモを見せながら会議したり。つまりみんなのカメラ映像のみが表示される状態で会議ってあまりないと思うんです。 Together モードってそういう時に活躍するものじゃないですか。座談会的な?テーブルトーク的な?インタビュー的な?。そういう意味でもなかなか使われていないんじゃないかな?なんて思っちゃうわけです。(画面共有などコンテンツが共有された状態でも Together モードは利用できるけど)

ただ、最近アバターが登場してから仕事でも Together モードにする機会が僕は増えました。カメラオンじゃなくてもアバターで参加する人が多いので、なんとなく全員を見渡せる Together モードにしがちです。まぁたぶん僕だけかもしれないけど。で、アバターがズラって並ぶと困るのが、誰が誰だかわからない状態。僕みたいに簡単に似せられるアバターを作りやすい人もいるけど、ほとんどの人は確実に似てるアバターではなかったり、わざと別の自分を作ったり、面倒だからベースアバターを適当に選んでカスタマイズしていない人もいるので。

だからというわけじゃないと思うけど、 Together モードがより使い勝手が良くなりました。

2023/05/05 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのトゥギャザー モードの使いやすさの向上

これは Together モードの時に誰がどんな挙動をしているかが可視化されるような感じです。僕の環境は今標準リリースにしているけど今日展開されているのを確認したので、もう普通に皆さんの環境に展開開始されているハズです。では試してみます。

※ただし、本当は複数人いる状態の方が説明しやすいけど、すぐにその環境を準備しづらいので1人で試します。

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SharePoint / OneDrive for Business :アクセス許可の管理(共有リンク・直接アクセス)のUIが変わった

SharePoint や OneDrive for Business (以下、 ODfB )と言えば、ファイルストレージとして他ユーザーと共有ができるのも大きな特徴の一つですが、まぁ正直わかりづらい。まず直接アクセス権を付与する方法と、共有リンクという形で共有する方法の2パターンあるのが理解しづらいしユーザーに教えるのもなかなか難しい。

と、冒頭からネガティブな事を書いたけど、特に「このファイルの共有状況ってどうだったっけ?」ってなった時に確認するのも面倒な感じでした。でも共有って便利ではあるけどセキュリティ的な部分では危険でもあります。そんな中、アクセス許可の管理のUIが変わります。まだ標準リリースに展開期間中なので全ユーザーが変わったわけじゃないです。

2023/05/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)OneDrive: エクスペリエンスの共有 – 更新されたアクセスの管理

OneDrive と書いてあるけど SharePoint も同じです。下の方に「OneDrive/SharePoint を操作するユーザーは…」って記載ありますよね。そして、「エクスペリエンスの共有」って翻訳されてるけど内容から推測するに「体験を共有」するんじゃなく「共有の体験」ですね。アクセス許可の管理が更新されて共有機能の体験が変わりますよって事です。なので本当はこの記事タイトルも「…のUXが変わった」が良いと思うけど、記事タイトルに「UX」って書いてもうまく伝わらない場合が多いのであえて見た目が変わったって事がわかるように「UI」に置き換えています。「UI」の方がまだ一般的かなぁと思って。実際は「UI=UX」は大間違いなんですけどね。ま、それはいいや。

とにかくアクセス許可の管理の画面が変わって全体的な共有機能の体験が変わりますよって事ですが、どんな感じなのか?僕の環境には新旧の環境があるので、比較してみたいと思います。

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Microsoft Teams :カレンダーの右上「+新しい会議」からのメニューの表示が変わった

今朝、たまたま見つけた変化です。

Microsoft Teams のカレンダーから新しく会議をスケジュールする時に右上のボタンを押しますよね。

▼ここ(変更前)

「(変更前)」って書いた通り、ここの表示が今朝見たら変わっていました。

▼変更後

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Microsoft Teams :会議ウィンドウのメニューバー「表示」内のメニューが少し変わった

Microsoft Teams の会議ウィンドウの上部のメニューバー内はシレっと配置が変更される事がたまにあるけど、今回も今朝たまたま見つけました。いや、そういえば今思い出したけど、話者ビューについてのメッセージセンターのメッセージ内にあるスクショに、ついでのように書かれていたかも?と思って読み返したらありました。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのスピーカー ビュー

この文章部分に記載があったのと、2個目のスクショを見ると変更後のメニューレイアウトがありましたね。これを見かけた覚えがあって、話者ビューが登場した時はまだこのレイアウトになっていなかったのでスルーした記憶があります。

じゃ、新旧を比べてみます。

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