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元々 SharePoint に15年以上前から存在していたリストが Microsoft Lists として独立?したのが2020年くらいなのでもう約3年なんですね。結局のところ「 SharePoint リスト = Microsoft Lists 」である事は変わらないのでややこしいですよね。特に最近 Microsoft 365 を利用しはじめたユーザーにとっては、名前も見た目も違うのに実は同じリスト…という状況ですからね。
そんなリストですが、列を追加する事でデータを探す時にフィルターやソートやグループ化などで絞って探しやすくなる機能が豊富にありますが、その中でフィルターをかけた時に以前にくらべて見やすく、そして解除させやすくなりました。
2023/04/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ (更新済み)マイクロソフトのリストに適用されたフィルター
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目的のデータを探すにはフィルターは良く利用する機能だと思いますが、機能展開の期間が長く、僕の環境には運悪くなかなか展開されて来なく、先日チェックしたら忘れた頃に展開されていました。さて、どんなものか触ってみます。
フィルターをかける導線も複数種類ありますが、
▼ビューを開いて右上の漏斗のアイコンをクリック
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このように右からパネルが出現し、各列でフィルターをかけられます。試しにフィルターをかけてみると、
▼フィルターがかかった状態
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あ、なるほど。コンテンツエリアの上部にフィルターが表示されるようになったんですね。
▼複数列でフィルターをかけたところ
![](https://art-break.net/tech/wp-content/uploads/2023/06/230609_04-600x419.png)
このように横並びでどの列にどの値でフィルターをかけたのかが表示されます。右パネルを閉じた状態にしても、フィルター項目の可視性が良くなり、また各項目ごとに「×」があってクリアさせる事もできれば、「フィルターのクリア」ボタンで一括してフィルターを解除させられます。便利ですね。
▼ SharePoint リストとして開いても利用できます
![](https://art-break.net/tech/wp-content/uploads/2023/06/230609_05-600x389.png)