Microsoft 365 Copilot に GPT-5.5 や他にも色々モデルが追加されてカオス

いやぁ、完全に把握できていない Microsoft 365 Copilot で利用できるモデル。いたるところに Copilot がいて、それぞれ使えるモデルが違うからこそカオスです。マルチモデルだからこそのうれしい悩みですね。

先日 2026/04/23 に OpenAI が GPT-5.5 を発表しました。

Introducing GPT‑5.5
https://openai.com/index/introducing-gpt-5-5/

M365 Copilot Chat に GPT-5.5 の特徴を100文字で説明してもらったのが以下。

GPT‑5.5は、曖昧で複雑な指示でも自律的に計画・実行できる高効率モデル。速度を維持しつつ、エージェント作業やコーディング、知的業務で大幅に性能向上。

との事です。

さて、だいたい新モデルが登場すると数時間後に Microsoft から M365 Copilot でも使えるというアナウンスが出てくるけど、今回は1日遅れくらいですかね。サティア・ナデラさんがポストしていました。

日本では土曜日の早朝というかAM3時くらいのポストだったんだけど、たまたまトイレで起きた僕がついつい iPhone を見てしまい…すぐにPC付けて確認しました。

▼ただ残念ながら…

こちら M365 Copilot (Premium) かつフロンティアプログラムユーザーの M365 Copilot Chat のモードセレクター内です。しかも日本時間の4/25 AM4:00 でもなく、今4/27時点でもです。

じゃ、サティアさんがウソをついていたのかというとそうじゃなく、4/27時点でどこに GPT-5.5 が追加されたのか?というと、

▼ Copilot in Excel でした

上のスクショの並びだと「オート」にしてあれば内容に応じて GPT-5.5 も選択される可能性もあるんでしょうね。

現時点で M365 Copilot (Premium) ユーザーであればフロンティアユーザーじゃなくても使える事を確認しています。 M365 Copilot (Basic) ユーザーはそもそも Copilot in Excel にモードセレクターはありませんね。

という事で、4/27現在は M365 Copilot (Premium) ユーザー であれば GPT-5.5 を Copilot in Excel でお試しください。

■他の色々を確認

さて、こうなると M365 Copilot にどのような生成AIのモデルが利用できるのか?は、定期的に色々なモードセレクターを確認しなきゃいけなくなりますね。

※ここからは M365 Copilot (Premium) かつフロンティアプログラムユーザーで確認します。フロンティア参加・未参加や M365 Copilot ライセンスの有無などで、モデルの相違もあればモードセレクター自体の有無もあります。

M365 Copilot (Premium) ユーザーで確認すると、最初のスクショ以外のユーザーでは M365 Copilot Chat のモードセレクターで、

▼違いがわかりますか?

そう、 Claude Sonnet が Claude Opus になっているユーザーもいました。僕は生成AI全般に関しては疎いので Copilot Chat に聞いたら、どうやら Anthropic のモデルの中では Sonnet は中~上位モデルで、 Opus は最上位モデルだそうです。とはいえ Sonnet はバランス型で Opus はフラッグシップだから、推論力や長文理解や創造性に関しては Opus の方が上だけど、コストは Opus が高いし、速度は Sonnet の方がやや速いみたいな、そういう感じです。 Copilot Chat の回答だけなので真意はわかりませんが。実際、 Sonnet だったユーザーが Opus に変更されているので、その段階的変更中という事だと思います。

さて、他にも見ていきます。

▼ Copilot Create の画像生成

Copilot Create は正直よくわからないです。画像生成の説明を見ると「 GPT-4o」って書いてあるけど、これはほぼ中の人の更新忘れじゃないかと思います。実際何が使われているのか?こちらも Copilot Chat に聞いてみると、画像生成は GPT-Image-1.5 だそうな。動画生成は Sora 2 だそうな。もちろん Copilot Chat の回答なので正確性は不明です。そういえば OpenAI が Sora や~めたってアナウンスがあったと思いますが、そうなると今後どうなるんですかね?わかりませんね。

▼リサーチ ツール エージェント

これは特に見たかぎり変更はありませんね。現時点ではフロンティアプログラムユーザーのみなので、フロンティアじゃないユーザーは GPT か Claude か自動しか利用できませんが。リサーチツールに比べてアナリストの方は特に何も更新情報ないんですよね。そのうち無くなってしまうのかな?

▼エージェントビルダーで作成したエージェント

こちらは M365 Copilot Chat から Sonnet もしくは Opus がない状態、つまり M365 Copilot (Basic) ユーザーの M365 Copilot Chat と同じ状態という感じですね。

▼ Copilot in Word はモードセレクターがない

そして今回一番モデルが増えてビックリしたのが Copilot in PowerPoint です。

▼ Copilot in PowerPoint

まず 2026/04/17 の記事で Anthropic Claude Opus 4.7 が追加されていました。

Anthropic Claude Opus 4.7 が Microsoft 365 Copilot にも来た

ここから10日間程度で、まず「画像モデル」という通常のモデルとは別で画像モデルを選択できるようになっています。そこに GPT-Image-2 もあれば、4月23日段階で Black Forest Labs の Flux.2 Flex という無学な僕には聞き慣れないモデルも追加され、更に4月25日に確認した際にはなんと Microsoft の MAI Image 2 Efficient が追加されていました。いやぁ、もうわけわからないですね。

ちょっと気になるのが OpenAI のモデルは元々 M365 Copilot で利用されているモデルなので、 M365 Copilot のエンタープライズデータ保護が適用され、 Anthropic のモデルは今年から Microsoft サブプロセッサーとして動作する AI プロバイダーになったので同じく M365 Copilot のエンタープライズデータ保護が適用されるけど、新規で追加された Black Forest Labs は Microsoft サブプロセッサーとして動作する AI プロバイダーには出てきていないんですよね。

▼ M365 管理センター内の該当項目

ってことは M365 Copilot のエンタープライズデータ保護の対象外?と思ってあらためて Copilot in PowerPoint を見ると、

▼違和感に気が付く…

あれ?そもそも Flux.2 Flex を選択していなくても、エンタープライズデータ保護の証である緑の盾アイコンが表示されてない!?これはいったいどういう事でしょうか?僕は良く「 Copilot を業務利用したいと思ったら、緑の盾マークを探してください。あれば安心安全、なければ念のため使わない。」って言ってます。ほら、個人用 Copilot も使える状態だったりすると、開いた Copilot Chat が業務利用して良いか悪いか判断が難しいという時もあろうかと思って、緑の盾マークを判断材料にしてもらうように話しているんです。だから…ちゃんと表示・非表示は徹底してほしいところです…。とりあえず今 Microsoft のサポートに質問中です。回答をもらったら追って記事にする予定です。

話が逸れちゃうので元に戻して…。

▼ Copilot Cowork

こちらは特に変化なし

このくらいですかね?とりあえず現時点では GPT-5.5 は Copilot in Excel に追加されたという事と、ついでに確認していた Copilot in PowerPoint は画像モデルの選択も追加され、色々なモデルが追加されたという事と、ちょっと不安な部分もあるので現在お伺い中という点です。