Microsoft Teams :新しい Teams アプリに切り替えるトグルスイッチが表示されはじめた

※本記事はトグルスイッチの話で New Teams アプリ自体の話はあまりありません。

従来の2倍速いと Microsoft が自称する New Microsoft Teams アプリがパブリックプレビュー開始されたのが今年2023年3月末。

Microsoft Teams :2倍速い!?「 New Microsoft Teams 」をプレビュー利用する方法

また、 YouTube で試してみた動画も公開していました。

2倍の速さ!?プレビュー提供開始された New Microsoft Teams を試してみる
https://youtu.be/Ceipq53vEuI?si=hy1KFApTRMfuobwd

この時点では多少速さは体感できても、僕のPCは今年買い替えたばかりのソコソコ良いスペックのPCなのでそこまで体感できませんでした。おそらく低スペックのPCほど速さが体感できるのではと思います。また他にもテナントやアカウントの切り替えが劇的にスムーズに楽になった事や、新しいチャネルエクスペリエンスがなかなか慣れないんじゃないか?などなど。そしてパブリックプレビュー開始直後なので色々足りない機能や設定が多くて、正直僕は今までほとんど使ってきませんでした。

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SharePoint / Microsoft Stream : Stream (クラシック) Webパーツが新規追加できなくなった

今朝、 SharePoint を触っていたら違和感を覚えました。

▼ ページ・ニュースのWebパーツの追加

違和感の正体は記事タイトルの通り、「 Stream (クラシック)」Webパーツが消えている点です。

実は僕の環境の中にはまだ消えていない環境があったのでそっちのスクショを撮ってみました。

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Microsoft 365 :最近話題になっている大事な今後に関するアレコレをまとめてみた( Microsoft Stream , Microsoft Teams の機能 )

※本記事は 2023/01/19 時点の情報を元にしています。

本記事は以下の点について書いています。

  1. Microsoft Stream ( Classic ) の廃止
  2. Microsoft Teams の会議のライブキャプションの自動翻訳機能が Premium 機能に
  3. Microsoft Teams の Wiki の廃止

当ブログの購読者さんならご存じと思いますが、僕の当ブログのポリシーの一つとして「自分の環境に展開された機能を実際に試してみる」というのがあります。これは裏返すと Microsoft が出しているロードマップやアナウンスを参考に今後出るであろうアプリや機能を展開前の情報と憶測や予想を元に紹介するのはブログではなるべく避けている、という事でもあります。ロードマップやアナウンスはコロコロと変わるものだから、情報が流れる SNS で紹介したり適当な予想をしたりしています。そのように僕なりにアウトプットの手段を使い分けています。

しかし、今回の記事は今後の話です。なので番外編みたいな位置付けです。じゃなんでいつもは避けている今後の話を書こうと思ったのか?それはすでに SNS で話題になっている「今後において大事そうなアレコレ」が最近色々あるからです。機能が使えなくなる系です。これは使えなくなってから考えては遅い場合がありますからね。特に企業規模が大きくなるほど、廃止までの計画を検討して動き出さなければいけない場合もあります。なのでここ最近気になった事を今回3点ほど紹介します。で、そこは僕なのでザックリと適当に紹介するので、本記事は皆さんの「気付き」にしてもらい、気になったら皆さんが利用者であれば自分の組織のテナント管理者へ問い合わせ・相談をしてもらいたいし、自分がテナント管理者であれば Microsoft のサポートや担当営業さんなどに相談してみると良いと思います。

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Microsoft Stream :Stream ( Classic ) と Stream ( SharePoint ) をユーザーに行き来してもらう設定

※相変わらず前置きが長いです。

いつものことですが、 Microsoft Stream ネタを書く前に「今 Microsoft Stream が過渡期ですよ」という前置きを書いています。従来の Stream (Classic) から新しく Stream (on SharePoint) に切り替わっているという点です。これらについては以下を参照ください。

Stream (SharePoint 上に構築)、Microsoft Stream の新しいバージョン
https://learn.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream

Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://learn.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

「 Stream (on SharePoint) 」の表記が以前から「 Stream ( built on SharePoint 」 だったりブレてたけど、今回は「 Stream ( SharePoint ) 」とシンプルになってるのはこれから紹介する画面の実際のUI上に書いてあったからです。ややこしい。

で、結局 Stream ( Classic ) の方は Azure の専用領域に動画データが保存されていたのが、 Stream ( SharePoint ) の方には名前の通り SharePoint そして OneDrive for Business (以下、 ODfB と略す) に保存されるようになるわけだけど、その方が SharePoint や ODfB の機能を利用できる事と検索がクラシックの方は相当にアレだったので、その点ユーザーも恩恵を受けるし、管理者としてもセキュリティ・ガバナンスを考慮すると SharePoint や ODfB にデータが集約してくれる方がうれしいかと思います(←あまり詳しくないので凄くザックリと言いました)。

でも過渡期だからこそ大きな課題が出てきますよね。ユーザー教育です。ハッキリ言って面倒ですよね。そこがあって Stream ( SharePoint ) をユーザーに見せない・気が付かれないようにしている企業も少なくなさそう。でもいずれか切り替わるので待ったなしですよね。すでにモバイルアプリは最新バージョンにアップデートしたら自然とユーザーに知られるようになったし。

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Microsoft Stream :モバイルアプリ(iOS) がアップデートでガラっと変わる

今来ているアップデートを適用すると Microsoft Stream のモバイルアプリがガラっと変わります。僕は Android 端末を持っていないので iOS のみでしか確認できませんが。ガラっと変わる要因の一つがいつも Microsoft Stream ネタで記事を書くと冒頭で説明している「今 Microsoft Stream が過渡期ですよ」が要因ですね。つまり、従来の Stream (Classic) から新しく Stream (on SharePoint) に切り替わっているという点です。これらについては以下を参照ください。

Stream (SharePoint 上に構築)、Microsoft Stream の新しいバージョン
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream

Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

で、 iPhone の方はアップデート前のスクショをウッカリ撮り忘れていたので、アップデート後から見ていきます。

▼ App Store のアプリのアップデート情報

僕の場合はこのバージョンをアップデートしたらガラっと変わりました。アップデート後にアプリを起動すると…

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Microsoft Stream :過渡期だから仕方ないものの現状ややこしい動画再生プレイヤー

Microsoft Stream の話をしようとすると2021年あたりから記事内に必ず「これはクラシックの方じゃないですよ」みたいな注意事項を入れています。本ブログは定期購読してくれる人の方が断然少なく多くの人は検索エンジンからの検索結果から訪れますからね。いつも書いてるから省いちゃえ…とやってしまうと良くないです。ただ毎回同じ説明を書くのも大変なのでとりあえず詳細は以下の Docs ページを参照してください。

Stream (SharePoint 上に構築)、Microsoft Stream の新しいバージョン
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream

Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

という事で2021年あたりからそれまで Azure ベースだった Classic Stream が SharePoint / OneDrive for Business ベースの New Stream に変わりつつあります。徐々に置き換えが進行していますが1年半経過した未だに過渡期です。クラシックの場合はハッキリと区別できていたので「 Microsoft 365 内の YouTube みたいなもの」という表現をしていたけど、ニューの方は表現の仕方を変えなきゃと思っています。元々 SharePoint にも OneDrive for Business (以下「 ODfB」)にも動画ファイルは保存できてクリックすれば Classic Stream とは別の簡易な再生プレイヤーで再生されました。 New Stream は結局保存場所が SharePoint / ODfB なので、そっちの再生プレイヤーが強化されつつ、 Microsoft Stream として自分にアクセス権のある全ての動画をまとめて表示・検索ができるスタートページがある感じ。う~ん、保存場所は SharePoint や ODfB なのに動画ファイルだった時のみ Microsoft Stream でもあるというややこしい話です。僕もキレイに説明ができないです。これ SharePoint のリストが Microsoft Lists でもある…と似たような感じですかね。初心者殺しです。でも Microsoft 365 的にはファイルのデータが Microsoft Stream だけ Azure のどこかのストレージといった状況は色々と管理面でもよろしくないので、 Microsoft 365 内で扱うファイルは全て SharePoint か ODfB に保存されるようにしたい気持ちもわかります。まぁ、 Microsoft がどんな考えで今後どうしていくのか?はタダのオッサンの僕にはわかりえないのでここまでにして、今回は現時点でちょっとややこしい導線を見つけたのでそれを紹介していきます。

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