Microsoft Teams :メッセージの Copilot ボタンが変わった

※本機能は別途 Copilot for Microsoft 365 が追加されたユーザーのみです。

Copilot for Microsoft 365(以下 Copilot for M365 ) のライセンスが加わると、 Microsoft 365 の様々な場所に Copilot ボタンが表示されます。そのおかげでプロンプトを書かずとも(指示の文を書かずとも)1クリックもしくは数クリックのみで目的を実現できる可能性があるのが Copilot for M365 の特徴の一つであると考えます。しかし、様々な場所に Copilot ボタンがあるからこそ、目ざとくそれを見つけてどういう結果になるのかをとにかく試してみる必要があるので、チャレンジしないと自分にとって便利か便利じゃないかの判断すらできないし、生成AIの効果を発揮できません(これは Copilot for M365 だけじゃなく、使わなきゃ意味がないのはどれも同じ)。なので、目ざとく探し好奇心旺盛にとにかく試してみるのが大事です。

さて、今回は Copilot in Microsoft Teams の中からメッセージに関するアップデートというかちょっとした変化を見つけたので紹介します。

▼アップデート前のチャットのメッセージ欄右側のボタン

Copilot for M365 のライセンスがあると、このボタン群の左から3番目に Copilot ボタンがあります。

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Microsoft Teams :チームの「発見する」( Discover feed )メニューを非表示にできるようになった

Microsoft Teams のチームの左上に「見つける」というメニューが登場したのが今年2024/02あたり。

Microsoft Teams :チームに「見つける」というフィードが登場( Discover フィード)

そして日本語訳が迷走し、2024/05あたりには「状況確認」という名前に変わった。

Microsoft Teams :小さな変更点(「アナウンスバー」「見つけるフィード」)

更につい最近2024/07に「発見する」という名前に変わった。

Microsoft Teams :「見つける」フィードが「発見する」フィードに名称変更?

この「見つける」→「状況確認」→「発見する」フィード( Discover feed )は、チーム内の情報を追いきれない人のために、自分に関連しそうな投稿を表示してくれるので、忙しいけど自分の周囲などでどんな事が起きてるのか?どんなコミュニケーションが交わされているのか?を確認する事で、実は大事な情報が眠っているかもしれないお宝を発見する意味合いがあると思います。

しかし、この「発見する」メニューは、

▼左上の割と大事な部分に鎮座している

忙しい人は所属するチームも多いので、チーム一覧に少しでも多くのチームが表示された方が良い人もいるだろうに、その上部に割と上下スペースも贅沢に空けて「発見する」というメニューがあるのは邪魔。これが滅多に使う事がない・全く使う事がない人にとっては邪魔しかないと思います。これは僕も上に紹介した記事内でも指摘していました。心理的に画面の左上は一番目線が先に行くところなので一等地ですからね。

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Microsoft Forms : Excel のライブデータ同期のプレビューラベルが外れた&グループフォームにも対応

今年2024年2月に Microsoft Forms で Excel のライブデータ同期の機能がプレビューでスタートしました。

Microsoft Forms :Excel のライブデータ同期(プレビュー)

Microsoft Forms のフォームの回答結果が Excel ファイルとライブ同期されるようになったわけですが、これまでフォームの回答結果を他のユーザーにシェアしたい場合は、フォームの編集権限を追加すると回答結果だけじゃなくフォーム自体を編集できてしまうので危険だったり、 Excel ファイルにダウンロードして共有するとそこから新しい回答が来るたびに何度も最新版として Excel ファイルをダウンロードして共有しなければいけませんでした。しかしこのライブデータ同期の機能があれば、同期されている Excel ファイルさえ共有すれば、フォームの回答結果のみを他ユーザーと共有する事ができるし、常に最新回答結果を見る事ができますね。

さて、この頃はプレビュー期間中だったので、

▼2024/02/29当時のフォームの応答画面

これを見ると「 Excel で結果を開く」の横に「プレビュー」ラベルが表示されていました。これはメッセージセンターのアナウンスでは3~6か月後でプレビュー期間が終了されてラベルが外れますよという事でした。

今開いてみると、

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社内コミュニティを立ち上げ検討・運営している人達にオススメする動画

昨日も YouTube の某弊社チャンネルの動画を紹介しましたが、当ブログは完全に僕のプライベートなブログなので所属組織は関係ありません。なので紹介する動画は僕が出演している、かつ全て僕が企画から編集まで行っているものです。そして営業臭一切なく、ただただ皆さんが少しでも幸せになってもらえればと思って提供しているものを紹介しています。

最近は偶然が重なって動画ラッシュになっていますが、今朝更にアツい動画が追加されたので紹介します。

僕の事をご存じな読者さんならピンと来ると思いますが、愛知県大手製造業の某T社。偶然にも僕の愛車は2台ともその某T社製ですが、それとはまったく関係なく、某T社の Power Platform の社内コミュニティリーダーとちょっとした事で仲良くさせてもらっています。そんな彼がこれまたちょっとした経緯で某弊社のオフィスに来る事になったので、せっかくなのでコラボ動画撮りましょう!という流れになりました。

Power Platform は Microsoft のローコードツール群の総称ですが、その Power Platform の社内コミュニティと聞くと関係なく思われる方もいるかもしれないです。でもこの動画では Power Platform 関係なく、昨今は仕事で扱うクラウドサービスは日々のアップデートが頻繁だったり、複雑だったり、使い方が自由すぎてどう使って良いのかわからない場合も多く、その際に従来型の教育手法であるIT部門からの一方的な教育や問い合わせ対応ではなかなか厳しくて利活用が促進されない場合が多いです。おそらく当ブログの読者さんたちも社内に情報がないから検索して当ブログに辿り着いたんじゃないかと思います。そんな中で社内でユーザー同士で「互助」の精神で助け合いながら情報や自分たちの事例を共有し合いながら・刺激し合いながら成長させ利活用促進させていく社内コミュニティの形成が大事になってきています。おそらく当ブログの読者さんの大多数は Microsoft 365 ユーザーでしょう。 Microsoft 365 も Microsoft Teams を中心に様々なアプリの様々な機能が日々アップデートされ、使い方がわからなかったり活用しきれていない実態があると思います。そんな中でやはり Microsoft 365 においても社内コミュニティの形成・運営はもはや必須ではないかと考えます。IT部門に頼り切ってIT部門から提供される情報を待つような「IT過保護」状態は自ら脱却し、自分たちで情報収集して共有し合って成長していかないとこの競争社会そして目まぐるしいITの発展にはなかなか付いていけないと考えます。

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Microsoft Teams :メッセージへのリアクションの導線が色々追加された

長い事ビジネスにおいてのテキストベースのコミュニケーションとして王座に君臨しているメールから、特にコロナ禍以降は特に社内のテキストベースのコミュニケーション手段としてビジネスチャットが普及しつつあり、会社によってはすでにメールを王座から引きずり降ろしている事もあろうかと思います。

メールとビジネスチャットの大きな違いの一つとして「リアクション」が挙げられるかと思います。「いいね」ってヤツです。今はもう「いいね」だけじゃないので「リアクション」と表現していますが。 Microsoft 365 で言えば Outlook のメールでもリアクションはできますが、まぁ大きくメールとビジネスチャットで括ると一つのビジネスチャットの特徴ではないかと思います。

最近はリアクションにカスタム絵文字が追加できるようになったりアップデートがちょくちょくありますが、今回は最近のメッセージのリアクションに関するアップデートを2件ほど紹介します。どちらもリアクションをもっとやりやすくするアップデートです。

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Microsoft MVP 座談会 後夜祭 動画公開されています!

6月24日に Microsoft MVP など5名をゲストスピーカーとして招いて Microsoft Copilot についてワイワイやる座談会ウェビナーを開催しました。

【宣伝】Microsoft MVP などコミュニティを牽引する豪華メンバーで Microsoft Copilot についてワイワイやる座談会ウェビナーを開催!

当ブログでも宣伝したので、読者さんからも多数参加していただけました。ありがとうございます!
開催後の現在は見逃し配信中なので、まだ参加されていない方は是非チェックしてください。

集まれ! Microsoft MVP 座談会 2024「Microsoft Copilot についてコミュニティリーダー達が色々な側面から語り合う会」
https://www.jbcc.co.jp/event/2024/07/10/7261.html

で、ウェビナー内でも言いましたが、このメンツで1時間(実質50分)なんて時間が足りなさすぎなので、「後夜祭」と称してウェビナー後も座談会を継続し、それを YouTube に後日公開するという予告をさせていただきました。なのでチャンネル登録をお願いしていました。

少々時間を頂くことになりましたが、1週間前ほどに後夜祭動画を公開しています。話し足りなくて合計1時間ほど話しました。いや、放っておけばもっと話していたけど、さすがにね。1時間の動画1本だと厳しいので、3つのテーマで3本に分割しています。

本編のウェビナーにご参加くださった方は是非視聴してください。また、参加されていない方も先に後夜祭の動画を視聴してもおよそ問題ないと思うので、後夜祭動画を視聴いただいた後に本編が気になったら上で紹介した見逃し配信から申し込んで視聴いただければと思います。

あ、あとチャンネル登録と高評価、よろしくおねがいします!

Microsoft MVP 座談会 後夜祭① Copilot おススメの使い方
https://youtu.be/Y3gLvBBEBqI?si=gYmNFzeRqFcCNjGP

Microsoft MVP 座談会 後夜祭② Power Platform と Copilot の付き合い方
https://youtu.be/IpcMa4oij5g?si=nVAsB7-gc-84YQHl

Microsoft MVP 座談会 後夜祭③ Copilot で気を付けたいセキュリティ
https://youtu.be/MtcD7wobel8?si=8l8DcMK_NSPr2eey

Microsoft Forms :テキスト入力に例えば文字数制限など色々な制限を設定できるようになった

色々忙しくてなかなか記事が書けないけど、 Microsoft 365 のアップデートは待ってくれない。なかなか把握できなくなってきてしんどいっす!


さて、今回はみんな大好き Microsoft Forms でも、割とうれしいアップデートじゃないかと思います。テキスト形式の設問ありますよね。

▼テキスト

これは自由にテキストを入力できる設問が作れますが、ルールを適用したい場合もあると思います。その最たる例が文字数制限。あとはメールアドレスを入力してほしい場合、などなど。

今回のアップデートで、この自由入力ができるテキストの設問に制限をかけることができるようになりました。

こちらのアップデートは Microsoft アカウントで利用できるサービスとしては提供は完了しており、商用の Microsoft 365 ユーザーには段階的に展開される予定のようです。僕の標準リリース環境でも展開されていました。

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Microsoft Teams :【復活】チャネルのスレッド(投稿)単位の通知オンオフ&だけど挙動が怪しい…

Microsoft Teams では通知の設定って割と大事な事だと思っています。理想は自分が必要だと思うアクティビティを必要な時間に受け取りたい。でも実際は邪魔な通知が多かったり逆に必要なモノが通知されなかったりも。なので通知設定のチューニングって大事ではあるけど、設定が割と複雑ですよね。全体設定に通知設定もあれば、他に色々な粒度で細かく通知設定ができるけど、全部の設定項目を把握しづらいし、それぞれの設定を変更した時の挙動も確認しづらい。仕方ないところではありますが。

という事で、その複雑な通知設定に関してのアップデートで、 Microsoft Teams のチームのチャネル内でスレッド単位で通知のオンオフの設定が可能になりました。

2024/06/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: チャネル内の投稿の通知をオンまたはオフにする

僕の標準リリース環境でも展開されていたので試してみます。

あ、ちなみに僕はチャネル内のこの一塊の事を「スレッド」と表現していますが、 Microsoft Teams 内では「投稿」と表現され、英語だと「 Post 」と表現されています。僕はチャットとチャネルの違いを説明する際に非スレッド型とスレッド型で説明するので、あえてスレッドという表現を使っています。

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Microsoft Teams :メッセージの添付ファイルにプレビューが表示されるようになった

僕の標準リリース環境ではまだ展開されていないユーザーもいるけど、展開時期としてはすでに終わりに差し掛かっているので、目立つアップデートだから多くの人が気が付いているとは思いますが、チャットやチャネルのメッセージに添付したファイルはこれまではリンクだけだったけど、プレビュー画像が表示されるようになりました。

2024/05/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: メッセージ内の新しいファイル イメージのプレビュー

特に多く説明するようなアップデート内容ではありませんが、試します。

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Microsoft Teams :会議の画面共有時の共同注釈機能で注釈している状態で画面を操作できる

別のアップデートされた機能の記事を書こうとしたところ、その前提となるアップデート情報について記事を書き忘れていた事に気が付いて、アップデート展開済から2カ月経過しているので少し遅いですが先にこちらを記事にします。


Microsoft Teams のオンライン会議中に画面共有をする機会はたくさんあると思います。その際に、例えば新しいアプリのデモやプレゼン時に、共有した画面上にマーカーで丸を付けたり矢印を書くなど注釈を付けながら説明をしたい場合もあると思います。そういう場合に2022年7月あたりに展開された「共同注釈」機能が有効ですね。

Microsoft Teams :これは便利!会議で画面共有の上に参加者が書き込める共同注釈

共有した画面の上に会議参加者全員で共同で注釈を書き込める機能です。機能的には Microsoft Whiteboard の機能を使っています。

ただ、この時点では一つ難点がありまして、共同注釈機能を利用している間は共有している画面を操作する事ができないんです。例えば注釈をしながら画面上のボタンを押したりスクロールさせる事ができなかったんです。今回のアップデートでは、それができるようになりました。

2024/04/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 注釈を使用しながら他のアプリや Web サイトにアクセスする

という事でこれまでは画面共有をして注釈機能を利用している間は共有中の画面を操作する事ができなかったので、注釈を終了してから画面を操作してまた注釈を開始…という流れでしたが、このアップデートが展開されて、注釈を終了せずに画面を操作する事ができるようになりました。

では実際に試してみます。

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