Microsoft Teams : Insights アプリが進化している( Microsoft Viva Insights )

まずはちょっと振り返ってみたいと思います(結果的にちょっとではなくなりましたが…)

Microsoft Teams のアプリとして Microsoft Viva Insights が登場したのがブログを見返すと今年2月。

Microsoft Teams : Insights アプリが登場( Microsoft Viva Insights )

この頃は、「接続を維持する」という 1on1 のミーティングを提案してくれる機能と、「保護時間」というフォーカスタイムをスケジュールできる2つのタブしかありませんでした。世の中が在宅勤務な流れとなり今後はハイブリッドワークプレイスな様相となる中で、コミュニケーション不足という課題から 1on1 のミーティングの需要も増え、また Microsoft Teams の通知だけじゃなく様々な通知で集中して作業ができない人にはフォーカスタイムを予約しておく事も大事で、どちらも容易に設定できるこれらの機能が集約された Insights アプリはなかなか便利です。更に今後機能がどんどん増えていく予定という。

あれから5か月。すでにだいぶ前から Insights アプリも変わってきて僕も興味深く触っていたけど、ブログ記事にしていなかったのでここらへんで数回に分けて書いてみようと思います。

“Microsoft Teams : Insights アプリが進化している( Microsoft Viva Insights )” の続きを読む

Microsoft Teams : 会議の PowerPoint Live でスライドの翻訳ができるようになったけど…

今回は YouTube に動画をアップロードする方が先でした。後で紹介する難点を説明するのに、動画の方が説明しやすかったからです。5分30秒程度の動画なので、動画の方が良い方は以下を観てみてください。


今年3/19付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)PowerPointライブインチーム:スライド翻訳

スッカリ忘れてたんだけど、今朝チェックしてみたら僕の環境には展開されていたので、試してみます。

“Microsoft Teams : 会議の PowerPoint Live でスライドの翻訳ができるようになったけど…” の続きを読む

Microsoft Teams :会議の参加者レポートがダウンロードせずに見る事ができる(ただし…)

Microsoft Teams の会議に誰が何時から何時まで参加したのか?というような参加者レポートが去年からCSVファイルでダウンロードできるようになっています。ただ、これがテナントの既定の設定はオフになっていて PowerShell で設定変更する必要があったんだけど、設定変更していないテナントがいつの間にか設定がオンになっていたりとよくわからない感じではあります。なのでそこらへんは皆さんの環境で確かめてみてください。テナント管理者であれば PowerShell で確認できるし、テナント管理者以外であっても会議を開催すれば開催者は開催後に会議チャットに参加者レポートのダウンロードするリンクが表示されるので、それで設定がオンかオフかを判別できると思います。

Microsoft Teams :会議の参加者レポート機能は既定でオフだったのがオンに変わっていた??

とにかくこの参加者レポートによって、会議をサボった人がわかってしまうので要注意ですね(いや、レポートがなくてもサボったらダメですけど)。

そんな会議の参加者レポートですが、今年の6月7日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージがありました。

▼チーム出席レポート

今まで参加者レポートはCSVファイルをダウンロードしないと見る事ができなかったのが、ダッシュボードでダウンロードせずに表示できるという事です。このメッセージ内にもやはり既定では機能がオフで PowerShell で有効にできるって書かれています。う~ん、僕の何も設定を変えていないテナントがオンになっていたのが不思議。まぁ、いずれにせよ、自分のテナントの設定は皆さんにて確認してください。オフになっていればこの機能は利用できません。

で、記事タイトルの最後に「(ただし…)」って書いてある通り、気になる点もありました。では試してみます。

“Microsoft Teams :会議の参加者レポートがダウンロードせずに見る事ができる(ただし…)” の続きを読む

Microsoft Teams :ブレークアウト ルーム の時間制限を試してみる

冒頭から正直に話すと、ブレークアウトルームにあまり関心がなくなってしまい…(笑)なので、結構前から時間制限の機能が展開されていたと思いますが、スッカリ放置していました。今後もあまり使う事ないとは思うけど、連休前にふと思い出したので、連休後のリハビリもかねてちょっと緩く試してみて記事にしたいと思います。

“Microsoft Teams :ブレークアウト ルーム の時間制限を試してみる” の続きを読む

Microsoft Teams :会議のオプションで設定できる自動録画の項目の文言が変わった

Microsoft Teams の会議の録画はウッカリ録画を開始し忘れる事が結構あります。大事な会議で録画が必須だった場合、録画し忘れたら一大事ですよね。そんな中、半月前くらいに会議のオプションから事前に自動録画を設定できるようになりました。

Microsoft Teams :会議のオプションで自動録画が設定可能に!これで会議の録画し忘れを防止できる!?

▼展開当初のスクリーンショット

「自動的に記録」というちょっと録画っぽくもあり文字起こしの機能かな?とも思わせる微妙な翻訳と、カッコ書きに長い文章が入っていました。上の記事ではそのカッコ書きの意味も一緒に実際に試しながら説明しています。そしてこの注意書きは意外と大事な事かもしれないという話をしています。

さて、その会議のオプションの自動録画の項目ですが、数日前に見たら文言が変更されていました。

“Microsoft Teams :会議のオプションで設定できる自動録画の項目の文言が変わった” の続きを読む

Microsoft Teams :チャットに添付したファイルは Microsoft Teams 内では検索対象外??

※本記事は僕の環境で試した結果のみに基づいています。実際の仕様はどうだかわかりません。気になる方はご自分の環境でも検証してみましょう。

僕は Microsoft Teams で検索をほとんど使った事がないです。もちろん仕事でも。そんな僕なので検索関連に関してはあまりネタがないんだけど、先日、ふと思い立って検索絡みで実験をしてみたんです。そしたら興味深い結果だったのでちょっと記事にしてみました。

僕のブログや YouTube をご覧になってる方々なら「チャットのメッセージに添付ファイル」「チャネルのメッセージに添付ファイル」について色々取り上げてる事を知っていると思います。特に「チャットのメッセージに添付ファイル」については、使い方次第だと落とし穴やトラブルになりかねない事も多々あり、その特性を知れば知るほど「チャットは一時的な利用が好ましい」という結論になっていくと思います。今回もその結論になりそうです。

“Microsoft Teams :チャットに添付したファイルは Microsoft Teams 内では検索対象外??” の続きを読む

Microsoft Teams :会議をロックできるようになった

Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには4月20日付けで以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)開催者は会議をロックできます

結構前に公開されていたので忘れていました。メッセージ内にはタイムラインが更新されて7月中旬から展開を開始する事になってたけど、7月上旬の昨日、僕の環境には展開されていることに気が付きました。では、試してみます。

“Microsoft Teams :会議をロックできるようになった” の続きを読む

SharePoint : Microsoft Teams のチームの裏側のチームサイトかどうかがわかるようになった

今日、7月7日は七夕ですね。アナタの織姫・彦星は見つけられましたか?…と、わけのわからない事は置いといて。

SharePoint のチームサイトって、もちろん SharePoint から作成する事も可能ですが、それ以外にも Microsoft 365 グループを作成したり、 Microsoft Planner でプランを作成したり、そして一番多いのが Microsoft Teams でチームを作成した時に勝手に作られる、関連付けられたというか裏側で機能しているチームサイトがあると思います。そうやってどんどんチームサイトが増えた時に、ふとアクセスしたチームサイトが、純粋なチームサイトなのか? Microsoft Teams のチームの裏側のチームサイトなのか?がよく判別できない事もあったと思います。それが、今朝ふと見ると、簡単に判別できるようになっていました。では見てみます。

“SharePoint : Microsoft Teams のチームの裏側のチームサイトかどうかがわかるようになった” の続きを読む

Microsoft Teams :会議のオプションで自動録画が設定可能に!これで会議の録画し忘れを防止できる!?

「大事な会議だったのに録画し忘れたぁぁぁ!!!」

Microsoft Teams の会議あるあるだと思います。録画ボタンを押し忘れるんですよね。僕もあります。中には先に準備している議事録や議題の上に注意書きで「※録画をする!」って書いてある光景も目にします。そのたびに思うんですよね。自動的に録画が開始されれば良いのにって。そしたら6月22日公開で Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼チームミーティング自動録音

来た来た!コレじゃん!そして展開を楽しみにしていたら今朝展開されていました。珍しく早く展開されたなぁ。それでは試してみます。

“Microsoft Teams :会議のオプションで自動録画が設定可能に!これで会議の録画し忘れを防止できる!?” の続きを読む

Microsoft Teams :会議の「チャットバブル」機能が展開された

Microsoft Teams の会議というかオンライン会議においては、通常の顔を合わせた会議ではできないコミュニケーション方法もありますよね。それが会議チャットです。声で会話をしながらチャットでも参加する事ができます。誰かの話を遮らずに伝えられます。誰かが会話をしている最中に紹介したウェブサイトを、他の誰かがすぐにURLをチャットで共有したり。
オンライン会議の機会が増えてだいぶ慣れたとは思いますが、慣れるまでは声を聞きながらチャットもフォローするのがなかなか大変でした。今でも大変かもしれません。なので気が付けばチャットがズラっと並んでいた…なんて事も。そんなお困りごとに応じてか、今回紹介する「チャットバブル」なる機能が登場しました。6月11日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼チャットバブル

「バブル」って単語を見るだけで条件反射のように「お立ち台」「ジュリアナ東京」「ボディコン」「荒木師匠」あたりが頭に浮かぶのは40代だからでしょうかね。さすがの僕も全盛期の頃はまだ青年でテレビの中の世界でしたけどね。
それは置いといて…チャットバブルってのは、会議チャットのメッセージが会議ウィンドウに表示される事により、チャットの見落としがなくなるようです。では、試してみたいと思います。

“Microsoft Teams :会議の「チャットバブル」機能が展開された” の続きを読む