Microsoft Teams : Insights アプリがモバイルアプリにも登場( Microsoft Viva Insights )

※例によって iPhone のみです(Android 持ってないので)

う~ん、どうもアプリの中にアプリ…という言い方がしっくりこない、どうも僕です。

つい2日前に以下の記事を書きました。

Microsoft Teams : Insights アプリが登場( Microsoft Viva Insights )

気軽?に Microsoft Viva の一端を感じられる Microsoft Teams の Insights アプリ。僕は特にフォーカスタイムが設定しやすくなったのがうれしかったけど(それ新機能じゃないけど)、この時はまだモバイルアプリの方では使えなかったんですよね。それが2日経った今朝、使えるようになっていました。(厳密には以下のスクショを見ると時刻でバレると思いますが、昨晩寝る前に布団の中で気が付いてスクショだけ撮った感じです)

触ってみます。

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Microsoft Teams : Planner アプリの名称が変更されたけどコレジャナイ感が…

今朝は Microsoft Teams に色々アップデートがあり、記事を書くネタに多くて困りますが、とりあえず書きやすいところから…。

約2か月前、Microsoft Teams で Microsoft Planner が利用できる Planner アプリに Microsoft To Do のタスクも確認できるようになりました。

Microsoft Teams :タスクアプリ( Tasks )の登場!? Microsoft Planner と Microsoft To Do のタスクが確認できるように!

で、ここの冒頭でも記載しているけど、 Microsoft からのアナウンスなどではこれは「 Tasks 」という名前に変わる感じだったんですよね。なので日本語だと「タスク」になるのかな?と思っていました。

▼名前が変わる前に機能が変わった時

その頃のスクショを見ると、左のメニューには「 Planner 」と記載されており、中身の上部には「新しいタスク アプリで…」と書かれています。そのうち名前が変わるような感じでした。

で、昨日、名前が変わってたんだけど、

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Microsoft Teams :タスクアプリ( Tasks )の登場!? Microsoft Planner と Microsoft To Do のタスクが確認できるように!

※現時点ではまだアプリ名は変更されておらず、「 Planner 」アプリのままです。

以前から Microsoft Teams に「 Tasks 」と呼ばれるタスクアプリが登場するとの情報が出てきて、 Microsoft Planner もあって、 Microsoft To Do もあって、更にタスク!?とか思った時もありました。その後徐々に判明してきたところによると、 Microsoft Teams に以前から存在する Planner アプリ。それに Microsoft To Do のタスクも表示されて、UIも変わって「 Tasks 」アプリと名前が変更するようであるという事がわかってきました。日本語では「タスク」だと思います。つまり、 Microsoft Teams にタスクアプリを入れておけば、 Microsoft Teams 内で個人やチームのタスクが一括で管理できるという事でしょうか。更に Microsoft Teams が『ハブ』としての存在を大きくするアップデートですね。
なので厳密には本記事のタイトルも「タスクアプリの登場」ではなく、「 Planner アプリに To Do も表示され、名前が変更される予定です」といったところでしょうか。

で、思い起こせば…

▼7月下旬あたりに Planner アプリ内にこのような表示が出ました

「近日公開予定:新しいタスク アプリで、個人の Planner と To Do タスクを一緒に確認できます。」という案内です。まさに上で書いていた事ですね。7月下旬あたりから今か今かとワクワクしていたのですが…なかなか変わらない!

なんて思っていたらもう10月ですよ。暑かった頃に予告された情報が涼しくなった頃にようやく!僕のテナントで確認できたのは10月10日です。では見てみましょう。

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Microsoft Teams : Microsoft Lists アプリが登場してた!

昨日正式に Microsoft Lists が僕のテナントにも展開されて、軽く触ってみました。

Microsoft Lists :ようやく僕のテナントにも Microsoft Lists が正式?に展開された!

過度な期待をしていた方にはガッカリされたかもしれないけど、 SharePoint のリストの進化系とは言っても一応新しく展開されたばかりのサービスなので、それは今後に期待という事で!そんな Microsoft Lists の一つの期待として Microsoft Teams にアプリとして登場するよ!とか、リストを利用するだけじゃなくて Microsoft Teams 内でリストを作成する事もできるんだよ!というような話もあり、一層 Microsoft Teams から離れる事なく色々な事ができるなぁと思ってたんです。そしたら、今日 Lists アプリが展開されていたので早速触ってみます。

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Microsoft 365 & Power Platform :「アプリ」という言葉の定義がフワッとしている…(2020年7月版)

3年前の2017年にこんな記事を書きました。

Office 365 内の「アプリ」という言葉の定義がフワッとしている…

SharePoint :新しい表示(モダンUI)の「+新規」から見る「アプリ」という言葉の定義?

僕はこれまでも「 Microsoft Teams 」の読み方がわからない問題もしつこく取り上げたり(現時点では日本マイクロソフト社が明確に「マイクロソフト チームズ」としています)、言葉について執着があるように思われそうですが、言葉って会話をする上で大事だと思うんですよね。

3年経過した今となっては、 Microsoft 365 の話をしている時に「アプリ」という名前を使う時は、更にその言葉が色々な場所で色々な粒度で利用されているので、会話を円滑に進めるためにも認識齟齬がないようにするためにも、場合によっては具体的に「〇〇のアプリ」と言った方がいいのかな?と思ったので、あらためて記事にしてみました。

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Microsoft Teams :ユーザーもナビゲーションバーのアプリをカスタマイズできるようになった!

以前このような記事を書きました。

Microsoft Teams :ナビゲーションバーのアプリを管理者が管理できる

PCのデスクトップアプリやブラウザから利用した時の左のバーの中のアプリを管理者が追加・削除できるという話です。この時に近いうちにユーザー自身がアプリのピン留めができるなどカスタマイズできるかも?と書いたのですが、1週間前くらいから機能が展開されたという話も出てきて…早く弊家族テナントにも展開されないかな!とジラされていました。
そしてようやく今朝展開されていたので早速触ってみます。

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SharePoint :iOSアプリのバージョンアップ(Ver. 4.3.0)でライブラリを参照できるようになった!

▼こんなバージョンアップの内容

これは一つ前の記事の Planner アプリのバージョンアップより断然朗報です!これまでライブラリを開くと OneDrive アプリに切り替わって表示されたけど、 SharePoint アプリ内で表示されるようです。

では、見てみましょう。

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Office 365 :iOS 各種アプリの iPhone X 対応状況【2017/11/20】

折角 iPhone X にしたので、 Office 365 に関連するアプリの対応状況を見てみました。2017/11/20の早朝現在です。

僕の知る限りだと Office 365 に関連するアプリは22個ありますが、他にもあるよ!という方はぜひご一報をお願いします。

ちなみに SharePoint の ニュースフィード アプリはiOS11で起動しなくなりました。悲しい。

■ iPhone X 対応済

Word
Excel
PowerPoint
Sway
StaffHub
Delve
Teams
Yammer
Outlook
SharePoint
OneDrive
Flow
To-Do
OneNote
Planner

■ iPhone X 未対応
Bookings
Skype for Business
Dynamics 365
Office 365 Admin
Power BI
PowerApps
Groups

上下に黒い帯(余白)があるのが、未対応ですね。対応されると画面目いっぱい利用できる感じです。

Dynamics 365 に関しては、未対応だからなのかわからないけど、サインインの画面が変でした。アドレス欄をタップするとキーボードが表示されるけど、それにアドレス欄が隠れてしまい、上にスワイプしても画面が動かず、アドレス欄が隠れたままになってしまいます。

SharePoint :新しい表示(モダンUI)の「+新規」から見る「アプリ」という言葉の定義?

過去にも記事にとりあげましたが、 Office 365 内の「アプリ」という言葉の定義がフワっとしていて、様々な意味に当てはまって意思疎通時にたまにズレが発生する場合があります。

Office 365 内の「アプリ」という言葉の定義がフワッとしている…

今回の記事で言う「アプリ」は SharePoint の世界の中の話に限定しますが、その中でも複数の意味でアプリという言葉が利用されています。

SharePoint 2013 から「アプリ」という言葉が目立ち、現在もクラシック表示のサイト コンテンツ ページを見ると「アプリの追加」という文言の通り、それまで「リスト・ライブラリ」と呼んでいた集合体を「アプリ」と呼ぶ感じです。

「アプリの追加」をクリックした先のページを見ても、これらを総称して「アプリ」と呼ぶものだと思う作りです。

しかし、新しい表示(モダンUI)のサイト コンテンツ ページは、なんかちょっと違う感じがします。

「+新規」をクリックした際のメニューを見ると、「リスト」「ページ」「ドキュメント ライブラリ」と同じ並びに「アプリ」が。

ここで「リスト」を選ぶとカスタム リストが作成されます。ここで「ドキュメント ライブラリ」を選ぶとドキュメント ライブラリが作成されます。

今まではカスタム リストもドキュメント ライブラリも「アプリ」という総称の中の一つに過ぎない理解だったが、ここの印象では、カスタム リストとドキュメント ライブラリはアプリと並列という事は、アプリという総称の中に内包されていないと思ってしまいます。

ただここで「アプリ」を選ぶと、さっきのクラシック表示の「アプリの追加」をクリックした先のページが表示されます。(ここはまだクラシック表示のまま)

なんだ、つまりモダンUIの「+新規」からのメニューは、単にアプリからよく利用されるカスタムリストとドキュメントライブラリを作成するリンクをショートカットリンクのようにアプリと並列で表示させてるに過ぎないのか。(まぁ、そう考えると「ページ」「サブサイト」が並列なのも違和感でしたね。)

という事で、結局は今でも「リスト・ライブラリ」を総称して「アプリ」と呼ぶ感じで良さそうですね。

おそらく「そんな深く考えてないよ。別にどうでもイイじゃ~ん!」と言われそうだけど、言葉の定義をしっかりする事はコミュニケーションにおいては大事だと思います。過去でも言葉の定義のズレが起因する齟齬からトラブルに発展するケースも経験してきました。(ちなみに「アプリ」も色々誤解されるので、コミュニケーションの場では未だに「リスト・ライブラリ」と呼びます。)

SharePoint も言葉の定義がフワっとしている部分がある上に、バージョンアップするとシレっと変わっていたりする事もあるので、気にしなければ良いという選択肢もありますが、気にしたいと思っています。

SharePoint 初心者がつまづく点:アプリとアプリパーツの関係がよくわからない

SharePoint において、サイト管理者にサイトコレクションを渡しても、いつまで経っても構築されずに放置、または、サイト管理者のテストページが作成された痕跡があるだけ、いつしか全く利用されずにゴーストタウン化…なんて事がありがちかと思いますし、そのような現場を数多く見てきました。

なぜ利活用が促進されないか?色々原因はあるとは思いますが、単純にユーザーが使い方がよくわからなく、便利だと感じるまでに到達しないからだと思います。ネットワーク上の情報共有はメールで行うのが昔から定着されてきた方法で、この根強い牙城を崩すことはこんな世の中でもなかなか困難です。メールにはない便利さを多大に感じてもらわなければ、わざわざ慣れたメール文化から「しぇ?しぇあぽいんと?なにそれ?」から積極的な利活用には持っていくことは厳しいです。
逆を言えば、ある程度使い方を教えて便利だと感じてもらえれば利活用促進の第一歩かと思います。第一歩ですが大きな一歩です。

過去にたくさんの SharePoint 初心者と関わらせていただきました。ここで示す初心者とは「サイトを作成・運営」する立場の人達です。時にはマニュアルやガイドを作成したり、時には社内セミナーや勉強会を開きました。長年運営に携わりリアルガチな生の声もたくさん聞いてきました。そこで様々な SharePoint 独特のわかりづらい点があり、教えるのに苦労した事もあったり、よく質問をもらったりしました。そこでそういう点を過去の経験を基に紹介しようと思います。

それぞれの環境により正解は異なるのでここでは特に正解は書きませんが、何かの気付きになっていただければうれしいです。


そもそも「アプリ」「アプリパーツ」という用語がフワっとしちゃっていますが…。

Office 365 内の「アプリ」という言葉の定義がフワッとしている…

今回の記事の「アプリ」とは、いわゆるリスト・ライブラリの事です。「アプリパーツ」とは、リスト・ライブラリ Webパーツの事です。

SharePoint は良くも悪くもクセのある製品だと思います。SharePoint をはじめて触った人がサイトを構築しようとして困惑するのが、このアプリとアプリパーツの関係性と作成の操作性・操作手順でした。

例えば「トップページにライブラリを追加しよう」という単純な目的があるとします。初心者の方が困惑するのは、だいたい以下の操作をイメージするからです。

▼このページにライブラリを追加したい!なにやら右上に「編集」があるぞ。

▼おっ!編集できそうだ。ライブラリはどう追加するんだろう?リボンのタブに「挿入」があるぞ!(ここに気がつくまでにも時間がかかりますよね…)

▼おっ!「アプリパーツ」ってこれじゃん!

▼ん?どこからライブラリを作るの?意味わからん!

で詰まってしまうようです。

  • ページにアプリパーツを追加したい。
  • ページを編集してアプリを追加する。

SharePoint について知らない場合は、そういう考えになってしまいますよね。

SharePoint を知っている人なら以下の手順で作成すると思います。

  • アプリ(ライブラリ)を作成
  • ページにアプリパーツ(作成済のライブラリ)を追加

でも、この概念をUIから直感的に理解する事は今の SharePoint では困難なんですよね。まずはアプリを作成してからパーツとしてアプリを配置するという事に。

で、行き詰ってしまって諦めて使われなく…。

なので、サイトコレクションを渡す際に、キモとなる部分は最低限教えてあげる必要がありますね。これはその一つなのではと思います。