先週2月4日(だったかな?)に、 Microsoft より「 Microsoft Viva 」なるものが発表されましたね。
Microsoft Viva: Empowering every employee for the new digital age
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2021/02/04/microsoft-viva-empowering-every-employee-for-the-new-digital-age/
これが日本語訳されたのがコチラ
Microsoft Viva: 新たなデジタル時代においてあらゆる従業員を支援
https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/02/05/210205-microsoft-viva-supporting-every-employee-in-the-new-digital-age/
[ Viva ]??「ビバ」??
これ、僕の世代なら完全にドリフターズの「いい湯だな」を想起しますよね。「アビバノンノン!」って。他にもホームセンターの「ビバホーム」あたりも。紹介動画やメディア記事を見ると「ビバ」の他に「ヴィヴァ」「ヴィーヴァ」あたりもあって、まぁ「チームス?チームズ?」よりはマシかな?とりあえず日本人的には下唇を噛まずに「ビバ」で良いと思います。わからないけど。
そんな Microsoft Viva ですが、一部触れるみたいで僕の周りでも金曜から週末にかけてビバビバしてた人がいました。僕はというと、2/4の発表するイベントをスッカリ忘れて家族と寝て週末は家族と過ごしていたので全然ビバってませんでした。そこで今日から遅ればせながら徐々にビバってみたいと思います。なので正直まだ頭の中がモヤモヤしたままですが。
Microsoft Viva については上の日本語訳の記事を読んでください。結構大事な事だと思います。で、現在は4つのモジュールが含まれるらしいですが、
Viva Connections
Viva Insights
Viva Learning
Viva Topics
この中でも自分の手元の環境で特に設定をせずに使えるものがあったので、早速試してみたいと思います。それが「 Viva Insights 」です。
■ Insights アプリ
皆さんの環境に展開されているかはわかりませんが、
▼ Microsoft Teams の左のナビゲーションの「…」から「その他のアプリ」
▼ Insights がありました
良く見ると検索で綴り間違えてる(笑)けど、検索結果に出てました。
▼ジャ~ン
[ Microsoft Viva Insights ]って書いてますね。新しいものをいち早く触れる感もあるけど、ただ良く見るとアイコンが見た事あるアイコンなんですよねぇ…。
▼コレですよ
MyAnalytics と同じアイコンです。なんかよくわからん!同じものなのか?統合されるのか?別なのか? Viva Insights と MyAnalytics とそしてほぼ利用したことがない Workplace Analytics あたりが頭の中でゴチャついています。まだ発表されたばかりの情報なので仕方ないので放置。
元に戻って、このアプリ追加前の画面のイラスト部分はスライドになっています。英語で書かれているところは機械翻訳したものを並べてみます。
▼1枚目
Strengthen relationshios with collaborators
協力者との関係強化
▼2枚目
Prepare for your meetings
ミーティングの準備
▼3枚目
Protect focus time to work uninterrupted
焦点時間を保護して途切れることなく仕事をする
▼4枚目
Personalized, actionable, mobile-frendly insights
パーソナライズされた、アクション性の高い、モバイルフレンドリーなインサイト
4枚のスライドでした。更にテキスト文はスクロールされるので上のスクショは途中までだったから全部を見せると、
▼テキスト文
という事です。だいたい何ができるか把握できましたがワクワク。
■「接続を維持する」タブ
▼追加しました
これが既定で開くタブですね。弊家族テナントなのでボカシが多くて申し訳ないけど、まずは開いた状態です。「共同作業者との接続を維持する」というよくわからないけどなんとなくわかる日本語。「接続」が違和感あるんだろうなぁ。とにかく見ると、 1on1 のミーティングの提案をしてくれるんですね。弊家族テナントの場合は家族で利用してると言っても基本的には会話や動画程度で、ドキュメントの共有や共同作業はさすがにやっていません。なのでしっかり使っている会社の環境でも見てみました。会社の環境なのでスクショも出せないし細かい事は言えないけど、どうやら、1on1 の提案だけじゃなくて仲間が作成したドキュメントやメールのリマインド的なものも表示されていました。そういえばアプリ追加前の説明文にもそんな記述ありましたね。使えば使うほど洗練されてくるところなんでしょうね。在宅勤務が増えてくると「 1on1 ミーティングを重視しています」なんて話をよく聞きます。仲間同士のつながりが薄れていくなんてスパ太郎さんの記事にも書いていました。そういう意味でもこうやって提案してくれるんでしょうね。
▼クローズアップしたところ
左下にピン留めができるようにもなっていますね。で、右下には日時が表示されてるけど、もちろん両者の予定表で空き時間を提案してくれます。便利だけどたまに自分の予定を入力しない人いますよね。そういう人がいると意味がない便利機能なので、リーダーから率先してメンバーに予定があったら予定表に入力するように促さないとですね。そして、左下の2人のアイコンはというと、
▼ 1:1 のアラーム設定
こんなこともできるんですね。定期的に 1on1 をやりたい場合はここで調整すればいいのかな?
■「保護時間」タブ
▼フォーカス時間をスケジュールする
「保護時間」だの「フォーカス時間」だのブレブレな翻訳ですが(笑) まぁ、フォーカスタイムの設定画面ですね。フォーカスタイムを設定すると、予定表にも予定が入り、その時間内は通知がオフになって作業に集中できる機能です。僕はちょくちょく使っています。フォーカスタイムと言えば以前に紹介…あれ?紹介したと思ったけどブログ内で記事検索しても見つからない!う~ん、どうも某弊社のウェビナーでは説明した記憶はあるし、SNS では何度か呟いてたけど、記事にはしていなかったみたいです。で、過去の色々を洗ってみると、今までもフォーカスタイムの設定はできたんだけど、2019年の夏あたりの情報を見ると、
▼新機能: チームのフォーカスタイムステータス
こういうのがあって、便利だけど MyAnalytics 経由でスケジュールしなきゃいけないって書かれてたんですね。実際、機能が展開されて触ってみると、
▼ MyAnalytics からフォーカスタイムの設定
▼ Outlook の Insights からフォーカスタイムの設定
ここらへんからできるけど、まぁ導線がちょっと複雑で「フォーカスタイム設定させてくれる気あるの?」みたいな感じだったんですよね。なので、 Microsoft Teams のこの Insights アプリのフォーカスタイムのタブはうれしい!
元に戻して、今回紹介する Microsoft Teams の Microsoft Viva Insights アプリのフォーカスタイム(保護時間)タブでは、非常に導線もシンプルで設定できるのが良いですね。
▼「フォーカス時間」は鉛筆アイコンがあってクリックすると
▼タイトルも変更できますね
▼こうやってタイトルを変更できてフォーカスタイムの設定ができます
▼予定表にはしっかり反映されます
▼時間になるとステータスも「フォーカス」になりました
これで邪魔されずに作業に集中できそうです(そうは簡単にいかないけど…)。
あ、そうそう。あと、アプリ追加画面のスライド表示されているスクショの中にモバイルから利用できるスクショがあったと思うけど、現時点ではモバイルアプリにこれは僕の環境では追加されていませんでした。近々追加されるんでしょうか。
[ 2021/02/10 追記 ]
遅れる事数日、モバイルアプリ( iPhone のみ確認)に Insights アプリが登場しました。それは以下の記事から。
Microsoft Teams : Insights アプリがモバイルアプリにも登場( Microsoft Viva Insights )
という事で、 Microsoft Viva から Viva Insights の一環なのかな? Microsoft Teams の Insights アプリがすでに使えるので試してみました。これはまだ発表されたばかりで今後どんどん機能が展開されていく予定なようです。上の方で紹介した Microsoft のブログ記事内のスクショを見ても
▼ Viva Insights ( Microsoft のブログ記事より)
[ Stay connected ]と[ Protect time ]が今あるタブだけど、他にも[ Home ][ My Team ][ MyOrg ]なんてタブも見えているので、今後に期待ですね!あとは Microsoft Viva が追加ライセンスなしでどこまで使えるのか?日本語対応はしっかりされるのか?なども不安点ですが、今後ウォッチしていきたいと思います。僕が追いついていけるかが非常に心配だけど…その時は他の有識者の情報発信に期待します(笑)