いやぁ、すでに半月前くらいからSNS上ではこの話題が出ていましたが、運悪く僕の環境ではなかなか機能展開されず毎日チェックしては展開されておらずガッカリを繰り返していました。他にも Microsoft Teams のリアクションの絵文字のデザインが変わったなどありますが、そっちはまだ僕の環境には展開されていません。う~ん!さて、そんな中、今朝ようやく僕の環境に展開された SharePoint の機能があります。それがタイトルの通り、セクションのテンプレートです。
Microsoft 365 はその生い立ちから初心者殺しみたいな複雑なところが良くあります。例えば Microsoft Teams も何も気にせず利用する事はできても、トラブルや潜在的な課題を回避するには裏側の Microsoft 365 グループや SharePoint や OneDrive などとの関連などもIT部門だけじゃなく利用者全員が知っておいた方が良い場合もあったりします。 Microsoft Lists に関してもややこしいのが、「 Microsoft Lists のリストは SharePoint のリストです」という点ですね。 SharePoint 側でリストを作成すると、 Microsoft Lists 側でもそのリストが表示され、中身は同一なのに見た目は違うんですよね。ややこしいです。更にややこしいのが、そうは言っても必ずしも Microsoft Lists 側でリストを作成しても、 SharePoint のサイト側に作成されるわけでもないという事。ここらへんは Microsoft Lists が展開された約2年前に、以下の記事でも多少触れています。
というわけで若干ややこしい Microsoft Lists ですが、大事なのは「どこからどこにリストを作成したのか?」です。それによって削除したアイテムやリストを復元したい時に場所が変わってくるんです。今回はたまたま今朝 Microsoft Lists のごみ箱を見たところからネタを思いついて記事にしてみます。
さて、まず本記事のタイトルを見た時に「え? Microsoft Stream の話なのに、 OneDrive や SharePoint に保存されたビデオの話?どういう事?」って思われる方も多いかもしれません。これ僕がタイトルをミスったわけじゃないです。
まず、現時点でも Microsoft Stream について説明する上でややこしいのが、 Microsoft Stream が過渡期であるという点。従来の Microsoft Stream は「 Microsoft Stream ( Classic )」と呼ばれ最終的には廃止される予定です。それに置き換えられるのが「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」もしくは「 Microsoft Stream ( on SharePoint )」などと表現され、置き換えが完了するとカッコ書きも必要なくなり、また「 Microsoft Stream 」という名前になるんじゃないかと思うけど、とにかく従来では Azure の専用領域に保存されていたものが、名前の通り SharePoint に保存されるようになるというのがザックリとした説明です。 SharePoint ベースという事はつまり OneDrive でもあります。ややこしいですよね。本記事はその「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」の話をするので記事タイトルは間違っていません。
さて、ようやく本題に入ります。この「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」は「 Microsoft Stream ( Classic )」よりも機能面で劣る部分も多くあり、徐々に機能追加されて復活してきました。今回新たに見つけた機能が、ビデオファイルにサムネイル画像とタイトルと説明が追加できるようになった事です。
2022/04/05 公開の Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにメッセージがありました。
▼マイクロソフトストリーム:ビデオ/オーディオファイル情報を表示および編集する
それでは試してみます。 Microsoft Teams の非チャネル会議で録画した動画ファイルをチェックしてみます。