Micrsoft Teams :チャットの表示間隔「コンパクト」にするとチャットリストのプレビュー表示も表示されなくなるようになった

※標準リリースの環境でも展開されています。

Microsoft Teams のチャットの表示間隔を変更できるようになったのが去年2022年の2月。もう1年半前くらいですね。

Microsoft Teams :チャットの表示間隔に「コンパクト」が加わった

当時は「快適」「コンパクト」という名称だったのが、少しすると「広め」「コンパクト」と翻訳が変更されていましたが、まぁ大したことではありませんでした。で、僕はそんなに1画面に多くの情報量を見なければいけないほど忙しくもないので「コンパクト」の方にメリットを感じていませんでした。

そんな中、凄く地味にアップデートを発見しました。

▼現時点の設定画面「一般」内

まず異変に気が付いたのが下の英語のままの設定項目。「 Show message previews in your chat list 」。日本語にすると「チャットリストにメッセージのプレビューを表示する」って事です。おっ!って思うわけですよ。

“Micrsoft Teams :チャットの表示間隔「コンパクト」にするとチャットリストのプレビュー表示も表示されなくなるようになった” の続きを読む

Microsoft Teams : Microsoft Teams にも勤務場所の設定と表示が出るようになった

先日 Outlook on the web で「リモート」or「職場」といった勤務場所と時間を設定できるようになって、ハイブリッドワークな会社だとうれしい機能が展開された記事を書きました。

Outlook : Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになった

この記事の最後にも Microsoft Teams にも同様の機能が展開される予定があるという事を書きましたが、ついに展開されました。

※本記事で確認した環境は「標準リリース」です。つまり一般展開が開始されています。

2023/05/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 勤務時間と場所を設定する

実は今この記事をこのタイミングで書くか非常に迷いました。というのもちょっと挙動が怪しい部分を発見しているからです。でも書きます。理由はすでに一般展開されはじめているからです。もう触って違和感おぼえている方のためにも「違和感おぼえているのはアナタだけじゃないんだ!」も伝えたく(笑) そのうち意図した動作になってくれるであろうという期待を込めて。

という事で触っていきたいと思います。

“Microsoft Teams : Microsoft Teams にも勤務場所の設定と表示が出るようになった” の続きを読む

Microsoft Teams :アクティビティで「すべて既読にする」機能が登場

これは地味にうれしい人が多いかもしれないですね。

Microsoft Teams のアクティビティのフィードは忙しい人ほど頭を悩まされる存在かもしれないです。ちょっと会議が続いたり、フォーカスタイムを設定して作業に没頭したり、有給休暇の翌日に見ると未読がたくさん…。以前は未読と既読が混在していて見づらかったのが、去年2022年11月には「未読トグル」が登場して未読のみに絞る事ができるので良くなりましたね。

Microsoft Teams :アクティビティのフィードの未読トグル

しかし、忙しい人はそもそも未読を読み切れない…。それはもう機能の問題ではないんですけどね。仕方ないので未読の中でも見なくても大丈夫そうなものは放置…なんて人もいますよね。ホント、しつこいようですがその状況はもはや機能も問題じゃないですが…。
もし未読を溜め込んでしまった場合は、それ一旦リセットさせたくても一つ一つを既読状態にするのも時間の無駄ですよね。忙しい人には余計無駄な時間に感じると思います。

▼未読が溜まってる状態

たまたま僕の検証環境では Viva Insights の仮想通勤をオンにしたままのアカウントがあったけど、忙しい人はこんな感じで未読が溜まっているんじゃないでしょうか。

“Microsoft Teams :アクティビティで「すべて既読にする」機能が登場” の続きを読む

Microsoft Teams : Together モードの使い勝手が良くなった

みなさん、 Microsoft Teams の会議で Together モード使っていますか?たぶんあまり使っていないんじゃないかと思います。というのもそもそも Microsoft の発表でオンライン会議でカメラをオンにする人は30%程度だって言われていました。だからこそのアバター機能の登場だったりします( Microsoft のアバターを紹介するブログでこの30%の数字が紹介されていました)。で、 Together モードってそもそもカメラオフだと意味がないですからね。あとは会議って大体 PowerPoint のスライドや Excel を共有表示させながらやる事が多いじゃないですか。あとは誰かが画面共有した状態で OneNote を表示させて議事メモを見せながら会議したり。つまりみんなのカメラ映像のみが表示される状態で会議ってあまりないと思うんです。 Together モードってそういう時に活躍するものじゃないですか。座談会的な?テーブルトーク的な?インタビュー的な?。そういう意味でもなかなか使われていないんじゃないかな?なんて思っちゃうわけです。(画面共有などコンテンツが共有された状態でも Together モードは利用できるけど)

ただ、最近アバターが登場してから仕事でも Together モードにする機会が僕は増えました。カメラオンじゃなくてもアバターで参加する人が多いので、なんとなく全員を見渡せる Together モードにしがちです。まぁたぶん僕だけかもしれないけど。で、アバターがズラって並ぶと困るのが、誰が誰だかわからない状態。僕みたいに簡単に似せられるアバターを作りやすい人もいるけど、ほとんどの人は確実に似てるアバターではなかったり、わざと別の自分を作ったり、面倒だからベースアバターを適当に選んでカスタマイズしていない人もいるので。

だからというわけじゃないと思うけど、 Together モードがより使い勝手が良くなりました。

2023/05/05 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのトゥギャザー モードの使いやすさの向上

これは Together モードの時に誰がどんな挙動をしているかが可視化されるような感じです。僕の環境は今標準リリースにしているけど今日展開されているのを確認したので、もう普通に皆さんの環境に展開開始されているハズです。では試してみます。

※ただし、本当は複数人いる状態の方が説明しやすいけど、すぐにその環境を準備しづらいので1人で試します。

“Microsoft Teams : Together モードの使い勝手が良くなった” の続きを読む

Microsoft Teams :カレンダーの右上「+新しい会議」からのメニューの表示が変わった

今朝、たまたま見つけた変化です。

Microsoft Teams のカレンダーから新しく会議をスケジュールする時に右上のボタンを押しますよね。

▼ここ(変更前)

「(変更前)」って書いた通り、ここの表示が今朝見たら変わっていました。

▼変更後

“Microsoft Teams :カレンダーの右上「+新しい会議」からのメニューの表示が変わった” の続きを読む

Microsoft Teams :会議ウィンドウのメニューバー「表示」内のメニューが少し変わった

Microsoft Teams の会議ウィンドウの上部のメニューバー内はシレっと配置が変更される事がたまにあるけど、今回も今朝たまたま見つけました。いや、そういえば今思い出したけど、話者ビューについてのメッセージセンターのメッセージ内にあるスクショに、ついでのように書かれていたかも?と思って読み返したらありました。

▼ Microsoft Teams: Teams 会議でのスピーカー ビュー

この文章部分に記載があったのと、2個目のスクショを見ると変更後のメニューレイアウトがありましたね。これを見かけた覚えがあって、話者ビューが登場した時はまだこのレイアウトになっていなかったのでスルーした記憶があります。

じゃ、新旧を比べてみます。

“Microsoft Teams :会議ウィンドウのメニューバー「表示」内のメニューが少し変わった” の続きを読む

Microsoft Teams :会議で画面共有の拡大ボタンが登場する

Microsoft Teams で画面共有されたけど文字が小さくて読めない…。なんて事あると思います。そういう時に発表者に「拡大してください」ってお願いしていたんじゃないかと思います。でも画面共有された側が自分で拡大させる方法は実は以前からあったんですよね。ただしボタンなどはなく [ Ctrl + マウスホイールをグリグリ ] だったので裏技的な機能でした。

Microsoft Teams :会議で共有された画面を拡大したい(動画あり)

この記事の冒頭で書いた通り、ある程度 Microsoft Teams に詳しい人も知らなかった裏技的 TIPS だったんだけど、ようやくボタンが表示されて裏技じゃなくなりそうです。

2023/05/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ 画面共有の表示中にズームコントロールを導入する

現在、ターゲットリリース及びパブリックプレビューで展開されており、おそらくほとんどの方は標準リリースだと思うので、7月上旬から使えるようになると思います。

僕の環境に展開されたので早速見てみます。

“Microsoft Teams :会議で画面共有の拡大ボタンが登場する” の続きを読む

Microsoft Teams :ライブキャプションが便利に進化した

Microsoft Teams の会議のライブキャプションの自動翻訳機能が Teams Premium の機能になり、 Premium じゃないユーザーが使えなくなるという残念な展開になってきていますが、ライブキャプションの使い道は自動翻訳だけじゃないですよね。耳の不自由な人のためでもあるし、何かしらの理由で音声なしで会議に参加する状況の場合には、翻訳関係なく字幕が役に立ちます。そしてもちろん Teams Premium のユーザーにとっては自動翻訳が使えるライブキャプションは更に便利ですね。

そんなライブキャプションですが、僕には大きな不満がありました。それは字幕が2行しか表示されない点。なんでそれが不満なのか?と、今回のアップデートがその不満を解消するんだけど、そこらへんも含めて紹介したいと思います。

2023/04/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Teams 会議でのライブ キャプションのユーザビリティの改善

僕の環境で今朝展開されている事を確認したので触っていきたいと思います。

“Microsoft Teams :ライブキャプションが便利に進化した” の続きを読む

Microsoft Teams :新しい会議のテンプレート「仮想の予定」が登場

昨日、 Microsoft Teams のカレンダーから会議をスケジュールしようとしたら、見慣れないメニューを発見しました。

▼「仮想の予定」

あ、思い出した。 2022/12/20 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されていた事に。

▼ (更新済み)新しい Teams 会議テンプレートとしての仮想予定

Microsoft Teams の会議には変わりはないんだけど、組織外の人と簡単にビデオで会話ができる会議テンプレートのようです。そういえば、たしか去年の Microsoft Ignite の何かのセッションで、 Bookings を使って就職活動の面接に利用するシーンのデモがあった気がします。 Bookings を使って予約した就職活動中の学生が、予約した面談の時間にアカウントなしでスマホからすぐにオンラインで面談を受ける様子が。

Microsoft のサポートページにも利用シーンの記載が冒頭にありました。

Teams 会議テンプレートを使用して仮想予定を作成する – Microsoft Teams サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/6a9e8cbb-c0ed-4598-851e-3b1750a4a747

「面接、メンタリング セッション、または財務、小売、医療、その他のサービスにわたる多くの種類の顧客会議に最適です。」との事です。それではそういう事を想定して実際に触ってみたいと思います。

“Microsoft Teams :新しい会議のテンプレート「仮想の予定」が登場” の続きを読む

Microsoft Teams :会議で話者の配置によって聞こえ方が違う「空間オーディオ」

Microsoft Teams でまたオモシロイ機能が登場しましたね。機能展開されると会議に参加した時にランダムでこんな吹き出しが登場すると思います。

▼「空間オーディオの紹介」

知らない人はちょっとこれだけだと意味がわからないですよね。イラストの真ん中の人は頭の上に大きなタンコブがあるし(←ボケてるだけで髪型であろう事はわかっていますよ!)。「より自然で没入感のあるサウンドを会議で体験できます。」って言われてもちょっとよくわからないけど、このイラストがヒントなんですよね。

2023/04/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: Teams 会議の空間オーディオ

「次世代の没入型サウンドスケープ」「出席者の声を空間化します」など凄そうだけどピンとこない言葉が羅列されていますが、実際に設定画面の説明を読むともう少し具体的にわかります。僕の環境では昨日展開されたことを確認したので早速触ってみます。

“Microsoft Teams :会議で話者の配置によって聞こえ方が違う「空間オーディオ」” の続きを読む