
ちょうど昨日、 Microsoft Teams の会議ウィンドウの会議ツールバーのレイアウトが変わったという記事を書いたばかりですが、今日また変わっていました。
■変更点
▼昨日までの会議ツールバー

Art-Break .log : Taichi Nakamura
Microsoft 365 ( Office 365 ) ・ Power Platform ・その他の情報発信ブログ
ちょうど昨日、 Microsoft Teams の会議ウィンドウの会議ツールバーのレイアウトが変わったという記事を書いたばかりですが、今日また変わっていました。
▼昨日までの会議ツールバー
Microsoft Teams でオンライン会議をする際の会議ウィンドウの上部に色々な操作をするツールバーがあり、その右側に色々なアイコンがありますが、そのレイアウトが変更されました。
2022/12/10 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。
▼Microsoft Teams: 会議ツール バーの使いやすさの改善
会議ツールバー内のメニューが整理されたようですね。週明けの今朝変化を確認したのですが、すでに僕の全ての環境で変更されていたので、変更前のスクショが撮れないので、過去の当ブログの記事内スクショから見つけて比較してみます。
“Microsoft Teams :会議ウィンドウのツールバー内のレイアウトが変更された” の続きを読む※本記事は 2023/01/19 時点の情報を元にしています。
本記事は以下の点について書いています。
当ブログの購読者さんならご存じと思いますが、僕の当ブログのポリシーの一つとして「自分の環境に展開された機能を実際に試してみる」というのがあります。これは裏返すと Microsoft が出しているロードマップやアナウンスを参考に今後出るであろうアプリや機能を展開前の情報と憶測や予想を元に紹介するのはブログではなるべく避けている、という事でもあります。ロードマップやアナウンスはコロコロと変わるものだから、情報が流れる SNS で紹介したり適当な予想をしたりしています。そのように僕なりにアウトプットの手段を使い分けています。
しかし、今回の記事は今後の話です。なので番外編みたいな位置付けです。じゃなんでいつもは避けている今後の話を書こうと思ったのか?それはすでに SNS で話題になっている「今後において大事そうなアレコレ」が最近色々あるからです。機能が使えなくなる系です。これは使えなくなってから考えては遅い場合がありますからね。特に企業規模が大きくなるほど、廃止までの計画を検討して動き出さなければいけない場合もあります。なのでここ最近気になった事を今回3点ほど紹介します。で、そこは僕なのでザックリと適当に紹介するので、本記事は皆さんの「気付き」にしてもらい、気になったら皆さんが利用者であれば自分の組織のテナント管理者へ問い合わせ・相談をしてもらいたいし、自分がテナント管理者であれば Microsoft のサポートや担当営業さんなどに相談してみると良いと思います。
“Microsoft 365 :最近話題になっている大事な今後に関するアレコレをまとめてみた( Microsoft Stream , Microsoft Teams の機能 )” の続きを読むMicrosoft Teams においてはメッセージのやり取りをしたい場合は「チャット」「チーム(のチャネルの投稿)」の2種類がありますよね。個人的にはどちらにすべきか?迷った場合はチームがイイと思っています。ただし、会社によってはチーム作成を申請承認制にしたり、チャネル作成はチーム所有者のみにするルールにしていたり、ユーザーが気軽にチームやチャネルを作らせてもらえないところもあって、そうなると結局は利用の敷居の低いグループチャットをチームと同じ用途で使い始めてしまうケースも良く聞く話です。これ先々の事を考えると本当に危険ですよね。…と、この話を続けると冒頭からかなり脱線してしまうのでこのくらいにしておいて。
だから僕個人的には基本的には Microsoft Teams でメッセージングをしたいなら「チーム」をメインにした方が良いと思ってはいますが、ただお手軽さ・気軽さはグループチャットに軍配が上がる事もありますよね。また非スレッド型なので友人や家族と普段から LINE でやりとりしている人にとってはチャットの方が親しみがあるUIだったりもします。個人的にはグループチャットの使い道としては流れても良い情報を扱う程度にして、例えばランチを一緒に良く食べるメンバーとグループチャットを作って「今日ランチ行ける人?」とか「このお店に今日は行こう!」などのやりとりで使うくらいが良いかと思っています。
と結局冒頭は大体脱線してしまうのですが、今回はそのグループチャットのアップデートについて。2022/12/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼@メンションを介して作成ボックスからグループチャットにユーザーを追加する
最近 Microsoft Whiteboard も色々とアップデートがあると思っていたけど、 Microsoft Forms もちょいちょいとアップデートありましたよね。大きなところでは選択肢に画像を追加できるようになった事。
また、回答を収集のUIが変わった事。
あ、その2個くらいか。でもこの2個は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには事前にアナウンスがなかったんですよね(僕がチェックできていなかっただけ?)。そして今回も特にメッセージセンターに事前アナウンスがなかったのに、昨日ふと触ったら結構変化があったのでビックリしました。SNSの界隈でも少しザワついていたようです。
運良くアップデート前と後の環境があったので比べながら見てみます。
“Microsoft Forms :スタイル?BGM?シレっと色々と変わってる!?” の続きを読む個人的にはあまり利用が広まっていないと思っている Microsoft Whiteboard です。憶測だけど根拠としては手描きできる環境じゃない人が多いのでは?という点です。会社支給のPCはタッチパネルのディスプレイじゃない場合が多いのではないかと。ペンで書き込めるからこそのホワイトボードですよね。そういうハード的な要件が揃った後にようやく利用が徐々に広まっていくんじゃないかと思います。
しかし、物理的なホワイトボードと大きく違う点の一つが「テキスト入力もできる」という点です。物理ホワイトボードの場合は手書きができるのが良いけど、急いで書く時や字が汚い人が書いた時は後で見返した時に解読不能というデメリットもあります。しかし Microsoft Whiteboard なら環境さえ整っていれば手書きもできるけど、同時にタイピングでテキスト入力もできるという点がメリットの一つです。これも人によってだけどたくさん文字を正確に書く際には手書きよりもタイピングでのテキスト入力の方が早いし可読性という意味では軍配が上がりますよね。そういう点ではハード的に利用要件が揃っていなくてもテキスト入力で Microsoft Whiteboard を利用してみるのも時期尚早ではないと思っています。おそらく最終的にはテキスト入力はタイピングにして、例えばそれを矢印でつないだり丸で囲んだりというところでペンで手描き…というタイピングと手描きの組み合わせで最大の効果が出るのかと思います。
と、そういう意味でもテキスト入力も大事な点であるという認識ですが、そのテキスト入力にちょっとしたアップデートが来ました。
2022/11/16 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼(更新済み)マイクロソフト ホワイトボードのテキスト書式設定のサポート
テキストに「太字」「斜体」「下線」の3種類の書式設定ができるようになるとの事です。それが Microsoft Whiteboard のホワイトボードに追加できる「テキストボックス」「メモ」「図形」のオブジェクトで利用できるとか。僕の環境で今朝展開が確認できたので、試してみます。
“Microsoft Whiteboard :テキストの書式設定(太字・斜体・下線)が利用できるようになった&気になる点も” の続きを読む去年2022年12月に待望だったチャットやチャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えるアップデートが開始されました。
これ相当待望だった人が多かったらしく、検索からの流入もかなりありました。それだけリアクションの需要が相当高まったという事ですよね。だって5年前くらいの Microsoft Teams が世に出てから間もない頃、ビジネスチャットがまだまだ普及されていない頃は、「業務上のやりとりに絵文字でリアクションなんて良くない!」「上司にイイねとは何事か!」という意見多かったですよ。(未だにハートのリアクションがセクハラになるとかSNS上でたまに話題に挙がってるけど。)あの頃に比べて世の中全体で文化が変わってきた感はありますよね。
さて、そんなリアクションの絵文字大量追加ですが、この頃はモバイルアプリの方は非対応でした。それが年末年始あたりで対応されていたようです。ちょっと試してみます。
※毎度の事ですが Android は持っていないので試しているのは iPhone のみです。関係ないけど、先月 iPhone 12 mini から iPhone 14 Pro に機種変しました!
“Microsoft Teams :モバイルアプリからもリアクションの絵文字が増えた&モバイルアプリにしかない便利機能も!?” の続きを読むMicrosoft Teams の会議ウィンドウ内で Excel ファイルを直接共同編集ができる Excel Live が展開されはじめたのが去年2022年11月でした。
Microsoft Teams :会議ウィンドウ内で Excel ファイルを直接共同編集できる Excel Live がきた
凄く便利なので業務で実際に使ってもらいたいのですが、 Excel Live が追加された後からちょっとユーザーが混乱する話を聞いたので紹介します。何が混乱するのか?というと、コンテンツの共有で PowerPoint Live で利用したいファイルを選択する際のUI上の問題です。
▼会議バー「共有」ボタンをクリックして表示される「コンテンツを共有」パネル内
このように PowerPoint Live のエリアには直近で利用したファイルがリストアップされています。しかしここにリストアップされていないファイルを利用したい場合は、その下の「 OneDrive を参照」か「コンピューターを参照」からファイルを選択します。名前の通り、自分の OneDrive for Buisiness (以下 ODfB )内に保存しているファイルであれば「 OneDrive を参照」だし、PCのローカルドライブ内に保存しているファイルであれば「コンピューターを参照」ですね。これは全然問題なかったと思いますが、このUIで慣れた後に、 Excel Live が追加されたとします。
“Microsoft Teams : Excel Live が機能追加された後のUIで PowerPoint Live がちょっと混乱する点” の続きを読む※あくまでも僕が自分の環境で実際に試してみた結果をベースにしています。
Microsoft Teams のチャットでメッセージをスケジュール送信できるようになったのが先月2022年12月です。
さて、この記事には書いていないけど、この機能で気になる点がありました。それを今回は試してみたいと思います。何かというとスケジュール送信を設定したメッセージにファイルを添付している場合は、ファイルのアクセス権限がどうなっているのか?という点です。メッセージが送信されるまでは添付したファイルは他ユーザーが表示できるのか?どんなアクセス許可の設定がされているのか?
なぜ気になったのか?というと、実は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのこの機能アップデートについての該当メッセージにちょっと記載があるんです。
▼「(更新済み)Teams チャットの送信をスケジュールする」から一部抜粋引用
「インライン画像と添付ファイルは、メッセージが配信された後にのみチャット内の他のユーザーがアクセスできます。」という事です。つまりスケジュール設定されたメッセージに添付したファイルは配信前には他ユーザーはアクセスできないという事ですよね。ただし、そもそもメッセージセンターのメッセージは英語を機械翻訳で日本語にしているので、細かいニュアンスが正しく翻訳されていない可能性もあります。なので実際に試してみます。
“Microsoft Teams :チャットのスケジュール送信に添付したファイルのアクセス権限は?” の続きを読むMicrosoft Whiteboard には日本人に馴染みのある言い方だと「付箋」の機能があります。 Microsoft Whiteboard では(英語では?なのかな?)「メモ」です。付箋ってそもそも僕は物理的な付箋すら使った事ないです。あ、ボトルタイプのタブレットガムを買うとボトルの中に付箋みたいなガムを捨てる包み紙が入ってますよね。あれは…付箋じゃないか。というくらい付箋を使った事ないです。良く付箋にパスワードを書いてディスプレイのフチに貼るセキュリティのダメな例などに良く使われていますよね。で、付箋というと意識高い系のチーム会議でブレーンストーミングで良く使われていますよね。あれ、意識低い系の代表格である僕にとってはなんだか苦手でした。そして Microsoft Whiteboard でもメモの使用例の代表としてブレーンストーミングが挙げられがちです。
相変わらず冒頭から脱線しがちですが、このメモは気軽に追加して誰でもメモの中身も修正できるけど、だからこそ誰が書いたメモなのかがわからないんです。ほら、物理的な付箋なら手書きだから字の特徴で少なくとも自分が書いたかどうかはわかりやすいけど、このメモはタイピングして入力するからわからない。
そんな中、アップデートで付箋の作成者と最終編集者が表示されるようになったんです。2022/12/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼マイクロソフト ホワイトボードでの付箋の帰属サポート
あ、メッセージでは「付箋」と翻訳されていますね。「帰属サポート」ってのが良くわからないけど、読むとメモごとに作成者と最終編集者が表示されるようになりますよって事ですね。で、このメッセージ内に表示されているスクショを見ても、なんでそれを表示させるのか?がわかります。
“Microsoft Whiteboard :メモ(付箋)の作成者と最終編集者が表示されるようになった” の続きを読む