去年2022年12月に待望だったチャットやチャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えるアップデートが開始されました。
これ相当待望だった人が多かったらしく、検索からの流入もかなりありました。それだけリアクションの需要が相当高まったという事ですよね。だって5年前くらいの Microsoft Teams が世に出てから間もない頃、ビジネスチャットがまだまだ普及されていない頃は、「業務上のやりとりに絵文字でリアクションなんて良くない!」「上司にイイねとは何事か!」という意見多かったですよ。(未だにハートのリアクションがセクハラになるとかSNS上でたまに話題に挙がってるけど。)あの頃に比べて世の中全体で文化が変わってきた感はありますよね。
さて、そんなリアクションの絵文字大量追加ですが、この頃はモバイルアプリの方は非対応でした。それが年末年始あたりで対応されていたようです。ちょっと試してみます。
※毎度の事ですが Android は持っていないので試しているのは iPhone のみです。関係ないけど、先月 iPhone 12 mini から iPhone 14 Pro に機種変しました!
▼チャットならリアクションしたいメッセージをロングタップ
▼チャネルならリアクションしたいメッセージをロングタップか右上の「…」をタップ
実はモバイルアプリでメッセージのメニューを表示させる方法を知らないユーザーも少なくはないとか。たしかにロングタップをするというのはスマホに慣れている人じゃないと直感的に操作しませんからね。
▼メニューが下から開きます
メニュー上部にリアクションの絵文字があるけど、右に「+」が追加されていますね。これをタップすると、
▼切り替わります
このように様々な絵文字を選ぶことができるようになりました。絵文字の検索もできるし、下部のカテゴリーのアイコンで色々とジャンルを絞ってリアクションに使いたい絵文字を探す事もできるのもPCと操作性はさほど変わりませんね。
▼リアクションをしたところ
ちょっとリアクションの絵文字が小さいですけどね。でもあくまでも業務上大事なのはメッセージを読む事なのでリアクション部分にエリアを使わない方が良いと考えるとこのくらい小さくて正解ですね。老眼の僕にはちょっとキツいけど。
で、リアクションされた絵文字あたりをタップすれば、
▼PCと同じく誰がどのリアクションをしたのかがわかります
という感じで操作はシンプルですね。モバイルアプリからも気軽に好きなリアクションができるのはうれしいですね。
■モバイルアプリにしかない便利機能!?
さて、冒頭に紹介した記事でも少し言及していましたが、今回のアップデートで6種類から800種類超と100倍以上に増えました。でも正直そこから絵文字を毎回探すのは時間がもったいない。検索もちょっと試すとわかるけど英語じゃないからなのか微妙。で800超もの種類の中から片っ端から見ていくわけだけど…まぁ最初のうちは楽しみながら相応しいリアクションを探すと思うけど、徐々にだいたい良く利用する絵文字・お気に入りの絵文字ってのが決まってくると思います。そうなったら最近使った絵文字が「最近」というエリアに表示されるのが便利になるんだけど、不思議仕様でPCの方ではチャットの方では「最近」があるのにチャネルの方は「最近」がないんですよね…(詳細は冒頭で紹介した記事の下部の方に記載あり)。
そんな中、今回モバイルアプリの方を触ってみた時に一つ気が付きました。
▼「カスタマイズ」ってなんだろう?
これをタップしてみると、
▼「リアクションの編集」画面に遷移しました
これは!メッセージをロングタップした時に表示されるメニューの上部に表示される5種類のスタンダードな絵文字をお気に入りの絵文字に入れ替えができるって事ですかね!試しに一番右の悲しい顔の絵文字をタップすると、
▼下の絵文字群のグレーアウトが解けます
ここからお気に入りの絵文字をタップすると、
▼入れ替わった!
ではカスタマイズした後にチャットのメッセージをロングタップしてみると、
▼絵文字が入れ替わっています!
これ便利じゃないですか。これこそPCの方にも取り入れてほしい機能だと思います。昔からたまにモバイルアプリにしかない便利機能があるんですよねぇ。
理想はこの機能がPCでもモバイルアプリからでも設定できて、その設定が同期されれば良いですよね。
あ、そういえば先程PCの方では「最近」はチャネルには表示されないという不思議仕様があるという話をしましたが、
▼モバイルアプリでチャネルのメッセージをリアクションする時
このようにモバイルアプリではチャネルでも「最近」はあるんですよねぇ。ホント不思議仕様。
という事で Microsoft Teams をモバイルアプリからも良く利用する人にとってはうれしいアップデートですね。是非便利に使いましょう。