※日本時間で今日の0時に発表された「 Microsoft 365 Copilot 」の話で界隈は朝から盛り上がっていますが、世界が変わる足音が聞こえてくるような内容でしたね。今話題の AI が副操縦士( Copilot )になって皆さんの業務を助けてくれるようです。気になる方は検索すればすでに Microsoft の各ブログでも公開されているし、各Webメディアも記事にしているので探してください。当ブログはマイペースに目の前のネタでいきますよ。
で、そんなこんながあって特に日本企業が欲するような承認ワークフローを Microsoft 365 や Power Platform の世界で簡単に実装できるとは今でも思わない方が良いわけですが、むしろこんな世の中なので機能を業務に寄せるのではなく、そもそも業務としての承認ワークフローを見直してなるべくシンプルにすべきなのでは?と僕は思っています。そしてそれでも複雑なワークフローを要する場合は、日本企業向けに日本のIT企業が作ったワークフロー製品・サービスを検討してみると良いのかな?と思っています。僕はね。
例えば今回の Microsoft Lists の承認機能が付いた出張申請のテンプレートなんかは、申請に必要な項目を入力した後に、承認してほしい人を指定して申請するだけ。承認者は承認か否認するだけ。シンプルです。まずは先にそういう話をして変に期待している人がいたら先にガッカリしてもらった方がむしろ良いのかなと思いました。
Microsoft Loop が発表されてから1年半弱くらいですかね。 Microsoft Ignite 2021 で発表があった直後に当時は「ライブ コンポーネント」という名前で Microsoft Teams のメッセージに追加する事ができたのが、名前を「 Loop コンポーネント」に変え、 Microsoft Teams だけじゃなく Outlook のメールからも作成できるようになりましたね。ここら辺は過去にその都度記事を書いてきましたが、なんとなく Microsoft Loop 的には進化が遅い気がします。 Loop コンポーネント以外の要素として Loop ページ や Loop ワークスペース もそのうち Microsoft Loop アプリで使えるよなんて言われてもう1年半経過して未だに使えるようになっていませんね。う~ん、 Loop コンポーネントが色々な場所に貼り付けられるようになるっていうのも今は Microsoft Teams のチャットと Outlook のメールのみ。 コンポーネントを様々な場所に貼り付けられて場所を選ばずに同時編集ができて、ゴチャついたコンポーネントを整理するのがページやワークスペースだと僕は認識してるけど、発表から1年半経過してまだまだ全然実現できていない印象です。しかもコンポーネント内で日本語入力しようとすると変な挙動になったりする事もあって、なかなか使い物にならない印象です。
という事で当ブログには珍しくネガティブな入りですが、ようやくここへきて Loop コンポーネントの利用できる幅が広がりました。それが今回紹介する Microsoft Whiteboard です。
2022/11/23 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
皆さんは Microsoft 365 ホーム は良く利用しますか?おそらく当ブログに足を運んでいただける方々は利用している人が多いんじゃないかと思っています。定期購読してくれたり、わからない事があって検索してくるくらい関心があるという事で。でもおそらく Microsoft 365 ユーザーの多くは Word / Excel / PowerPoint と Outlook と Microsoft Teams くらいしか使っていないんじゃないかと思っています。そういうユーザーはそもそも Microsoft 365 ホーム自体を利用する機会がないんじゃないかと。今回はその Microsoft 365 ホームの話です。
2022/12/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
Microsoft Forms って Microsoft 365 の中でもユーザーが良く利用するサービスの結構上位に食い込んでるんじゃないかと思っています。気軽にアンケートやクイズが作れて、所属組織内だけじゃなく組織外の誰でも回答ができるものも簡単に作れます。 SharePoint のアンケートリストを使っていた頃を思うと本当に便利になりましたよね。
さて、そんな Microsoft Forms ですが、地味にアップデートされていってるんですよね。しかも Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでアナウンスされていない場合もあるので普段から使っていないと気が付かないアップデートもあります。僕も以前は業務でも最低月1回は使っていたので小さな変化も気が付いていたけど、無職期間中は触っていなかったのですが…その間のアップデートを昨日発見しました。なので今回の内容は2023年1月あたりには実装されていたようです。
Microsoft Forms でアンケートを作ったら当然誰かに回答してもらう事を想定していると思います。なので回答者に回答依頼をしなければいけないけど、どうやって依頼をするか?それが「回答を収集」ボタンからできますよね。
IT部門などテナント管理者さんは Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターはチェックしていますか?割と多い時は1日数メッセージあるし、内容も多岐にわたるので読んで理解してアクションをとる(社内で連絡・教育するなど)のは厳しいと思います。自動翻訳された日本語が微妙ってところもありますよね。
で、「アプリ」と言うくらいなので、この本体に追加する方のアプリも当然アップデートがあるんだけど、実はそこを意識している人は少ない印象です。これ例えばスマートフォンに置き換えるとわかりやすいと思います。スマートフォンのOS( iOS や Android )のアップデートもあるし、スマートフォンに入れてるアプリ( LINE や Twitter など)のアップデートもあると思います。同様に Microsoft Teams 自体のアップデートもあれば、その中に入れてるアプリもアップデートがあるというわけです。
この仕組みは別に最近の話ではないので、なんで今更この話をしたのか?というと、 2023/01/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。