Microsoft Stream :スタートページの「+追加先」ってなんだろう?(今後に期待…)

Microsoft Stream のスタートページについては先日もグリッド表示にいつの間に対応してくれた記事を書きました。

Microsoft Stream :地味だけどうれしいスタートページのグリッド表示(いつ機能展開されたか不明…)

で、その時に気が付いたんだけど、スタートページの各動画の「…」で開くメニューの中に「+追加先」ってのがあるんです。

▼動画の「…」内のメニュー

いつ追加されたかわからないメニューだけど今までノーマークで、ふと開いてみたら、

▼「…」の中

Outlook の「予定表」と Microsoft To Do の「 To Do 」の2個入っていました。どんな挙動をするのかな?と気になったので試してみます。

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Outlook : Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになった

「もしコロナ禍にならなかったら?」なんて色々なシーンで考える事ありますよね。今回ももしコロナ禍にならなかったらこんな機能追加されなかったんじゃないか?なんて思ったりしました。それが Outlook on the web で勤務時間と場所を設定できるようになる機能です。

■前段

※いつものことだけど前置きが長いです。興味ない方は飛ばしてください。

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Outlook :今更だけどメールのリアクションを試してみる

※いつもに増して長い前置きなので興味がなければ飛ばしてください。

■長い前置き

皆さんは10年くらい前に仕事でもコミュニケーションがメールからチャットに置き換わる世界を想像できていましたか?なかなかできなかったんじゃないでしょうか。

一方、プライベートでは皆さんの過半数は家族や友人とのコミュニケーションがキャリアメールやSMSから LINE に置き換わっていると思います。軽く調べると LINE がリリースされたのが2011年、そこから1年後の2012年には国内のスマホユーザーの2人に1人が LINE を利用するまでに爆発的に成長したようです。これはつまりメールよりもチャットの方が圧倒的に良いからですよね。ちょっと使ってみてダメだったらここまで成長しませんから。そして今ではおそらく LINE からメールに戻るのは厳しいんじゃないかと思います。つまり、プライベートではすでにコミュニケーション手段をメールからチャットに置き換える効果やメリットを体感できているんです。

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Microsoft Loop : Outlook でも Loop コンポーネントが使えるように!

毎朝チェックしていたうちの一つがようやく僕の環境に展開されましたよ。まだまだ認知度も低くフワっとしている Microsoft Loop 。その中の3要素のうちの1つの Loop コンポーネントが Microsoft Teams のチャットで利用できるようになったのが去年2021年11月。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

この頃はまだ「ライブ コンポーネント」という名称だったけど今は「 Loop コンポーネント」に改名されています。チャットのメッセージ内にコンポーネントを追加すれば、コンテンツをリアルタイムに共同編集できるというものですが、最終的には Microsoft 365 の色々なアプリケーションに場所を選ばず貼り付けて共同編集でき、更に「 Loop ページ 」や「 Loop ワークスペース 」といった現在まだ公開されていない要素でコンポーネントをまとめていけるという感じです。

▼ Microsoft Loop のイメージ図

このように Loop コンポーネントは上段のように様々なアプリに貼り付けて共同編集する事が可能。しかしそうするとゴチャゴチャしちゃいます。なので下段のように Microsoft Loop 自体はスタンドアロンとしても使う事が可能になり、 Loop コンポーネントを Loop ページでまとめて、更に Loop ページを Loop ワークスペースでまとめられるようになるとか。

さて、そんな中、 Microsoft Teams のチャットでしか利用できなかったところに、2022/04/18付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)Outlook メール プレビューのループ コンポーネント

メッセージタイトルにはプレビューという言葉がありますが、本文の展開時期の部分を読むと一般提供が7月に開始されるという事なのでよくわからない。これが展開されると Outlook のメールでも Loop コンポーネントが利用できるようになるので、 Microsoft Loop の全体像の実現に一歩近づきますね。場所を選ばずに様々なアプリ内に貼り付けられる事もウリの一つなのにこれまでは Microsoft Teams のチャットのみでしたからね。

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Microsoft Teams : Outlook のメールを Microsoft Teams に共有できるようになった!

以前から Microsoft Teams のメッセージを Outlook のメールで共有する方法はありましたが、その逆に Outlook のメールを Microsoft Teams に共有する方法はありませんでした。たしか結構前からその機能が追加されるという話はあったけどなかなか追加されず…と思ったら突然追加されました!

僕個人的には Microsoft Teams のメッセージをメールで共有する機能については使い道も全くなくて無関心でした。ただ、その反対、メールを Microsoft Teams で共有する方は使い道はすぐ出てきます。社外とのやりとりは未だにメールが主力ですからね。例えば営業さんが個人で顧客とやりとりしていたメールの中に技術チームにも共有すべき内容が含まれていた場合は、簡単にメールを Microsoft Teams 内に共有できます。そのメールから共有したスレッドで、例えば「メールの返信どうする?」とか「対応どうする?」という議論ができて、スレッドとして整理された形で残ります。

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Outlook :イベント間に休憩を入れる設定

コロナ禍で在宅勤務になったところで社内でもオンライン会議が増えてきました。遠隔地でバラバラで業務をする事になった事もあり、なんだかんだで会議がコロナ禍以前より増えたり、気軽に1on1など通話が増えたんじゃないかと思います。となると場合によっては連続して会議が設定されるケースも珍しくないと思います。その場合、開催者が配慮しないと1分たりとも時間が空いてなくトイレすら行けない状況に…なんて事も。僕は2020/04/04に開催されたオンライン勉強会の登壇にて、この話をしました。

▼TAICHI 流!在宅勤務 と Office 365 ( Microsoft Teams )と Home 365

▼65スライド目

※良く見ると「トイレタイム」が「トレイタイム」と間違えてるけど…

このように開催者は開始時間を少しズラして設定してはいかがでしょうか?と思ったんです。ただ、このように設定時刻がドロップダウンだと30分単位の設定なので直接入力するという手間があったりしました。

あれから数ヶ月…昨日ちょっと Outlook on the web を触っていたら気付きがあったのでシェアします。

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Outlook :モバイルアプリでメールを複数選択・一括選択する方法

中身を見る必要もなく未読のまま放置しているメールが溜まっていくと、スマホのアプリの通知バッジの数字がドンドン増えて気になりますよね。僕個人はこのように39という数字でも気になるけど、中には3桁4桁の人もいますよね。そこで未読メールを一括して既読にしたい時があると思います。PCの場合は複数選択はできるけど、モバイルアプリで複数選択や一括選択ってどうやってやるんだろう?UI上にそれらしいボタンやメニューが見つからなかったんですよね。なのでいつもはPCの方で既読処理をしていました。でもまさかモバイルアプリからもできないハズはない!と思って色々試していたら見つけたので備忘録。

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Office 365 :FindTime ってなんだ?ちょっと触ってみました!

今朝、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが表示されていました。

▼新機能: FindTime-新しい言語サポート

ここだけ見ても FindTime なるものが何かわかりませんが、「追加情報」をクリックすると…

▼こんなサイトが表示されました

https://findtime.microsoft.com/

複数の会社間でスケジュールを設定する最も簡単な方法??

動画もあったので見てみたけど、会議のスケジュール調整を便利にできるという感じ。

時間がないのでサっと試してみます。

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Outlook :何やら右上に「近日公開の機能」とやらが現れた

僕はPCで Outlook on the web じゃなくクライアントアプリの Outlook をあまり使っていません。(そもそもプライベートでも業務でもメールをほとんど使っていません。業務も社内はビジネスチャットだけなので、お客様とのやりとりのみ。)そういう事もあり、気が付いたのは今週の事ですが、クライアントアプリの  Outlook (以下、Outlook )の右上に「近日公開の機能」とトグルスイッチが

▼右上に「近日公開の機能」とトグルスイッチが

こりゃなんなんだ?という感じですが、言葉の通りでした。先行して使ってみたい人は使ってください!そしてフィードバックください!という感じ。

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Microsoft Flow :便利そうなテンプレート「 Office 365 カレンダーから Google カレンダーにイベントを同期する 」を使ってみる!

[2019/10/01 追記]
残念ながらこのテンプレートは現在削除されてしまったようです。また、このテンプレートから作ったフローも現在エラーで動きません。類似したので「Office 365 の新しいイベントを Google カレンダーにコピーして通知を送信する」というテンプレートがありますが、これはイベント作成時のみで編集や削除には対応してくれません。残念!

詳細は省きますが、 Outlook の予定表に予定を登録したいけど、チェックは Google カレンダーで行いたいんです。で、その昔は Outlook 予定表 と Google カレンダーに同じ予定を2か所登録していました。そして、 Microsoft Flow に出会ってからすぐにそこの自動化に着手しました。

フローはシンプルに Outlook 予定表 に予定が登録されたら、 Google カレンダーに同じ情報が登録される仕組みです。

▼フローは超シンプル!

少し考えるとわかりますが、これだけだと予定登録はOKだけど、その後に予定を変更したり削除しても、それは Google カレンダーには反映されません。でも、僕自身が登録した予定をあまり変更したり削除しないので手間じゃない事と、全て手作業だったのが登録だけでも自動化されてそれで満足していたんです。

しかし、最近 Microsoft Flow のテンプレートを眺めていたらステキなテンプレートを発見しました!

▼「 Office 365 カレンダーから Google カレンダーにイベントを同期する」テンプレート!

なぬぅぅううう!追加だけじゃなくて更新や削除も同期されるとな!これはたとえうまく動かなかったとしても使ってみない手はない!と思い、上述の超シンプルフローは停止をし(愛着あるから削除はせぬ)、このテンプレートでフローを作成しました。では、検証してみます。

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