Microsoft Stream もいよいよ Classic から on SharePoint への移行期間も終盤に差し掛かってきていますが、 on SharePoint の方も機能追加も徐々に増えてきていますね。
Microsoft Stream にアップロードすると、単に動画の閲覧だけじゃなく、編集権限があれば、タイトル、説明、チャプターを追加・変更できたり、トランスクリプトを生成すればそれも編集できます。これらのメタデータを誤って編集されてしまう事を防ぐ機能との事です。編集権限があるユーザーが動画を開いても既定では表示モード(プレビュー)で開かれ、意図的に編集モードにしない限りはメタデータの編集ができなくなるようです。
2023/12/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
2023/11/15 についに Microsoft Loop の一般提供が開始されましたが、皆さん使っていますか?おそらく多くの方が様子見しているんじゃないかとは思います。イマイチ使いどころがわからなかったり、 OneNote との住み分けは?と悩んでいる方は海外の方でも確認できます。あとは先駆者たちがどんどん試行錯誤して使ってみて、利用シーンがアウトプットされていくと徐々にピンと来るかもしれませんね。
さて、 Microsoft Loop の良いところの一つに Loop コンポーネントを色々な場所に貼り付けて、色々な人と色々な場所でコラボレーションできる点があると思います。2年前は Microsoft Teams のチャットからしか作成できなかった Loop コンポーネントも徐々に色々なところから作成できるようになりました。
一方で Microsoft Whiteboard はというと、今年2023年3月にホワイトボード上に Loop コンポーネントを貼り付けられるようにはなりました。
いや、正確にはちゃんと触れていませんでした…。この記事で紹介した Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの中で、 Microsoft Lists のUX(ユーザー体験)を更新する中の一つとして「画像をリストに直接ドラッグまたは貼り付ける機能」という記載もあったんです。でも、この記事を書いていた時は僕の環境ではこの機能はまだ展開されていなかったので、そのうち展開されたら実際に触ってから記事にしようとしていて…忘れちゃった!
新しい Teams アプリに関しては過去に何度も取り上げていますが、ブラウザー版の Teams にも新しい Teams に切り替えるトグルスイッチが表示されています。ブラウザー版を利用する人ってどのくらいいるんでしょうね。クラシックアプリの頃はマルチアカウントをしている人なら、ブラウザー版でプロファイルごとにアカウント割り当てて複数アカウントを一気に表示させる使い方をしていると思いますが、新しい Teams アプリでマルチアカウントも対応されて Microsoft Teams に関してはブラウザーで利用する機会が僕は減りました。
さて、僕は自分の発信の最速は X (旧 Twitter )です。そのXを見ると、11月1日に僕の環境でブラウザー版でも新しい Teams の切り替えトグルが表示されている事を確認していたようです。
僕の朝のルーティンは Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターをチェックして、関心あるものをお気に入りに入れ、 X (旧 Twitter )にポストするところからスタート。過去のメッセージを見てアップデート展開されてそうな機能を実際に確認。展開を確認したら先に X にポスト。つまり X が最初の僕の備忘録。展開確認できた機能の中から1つを選んでブログ記事化。記事化したネタのメッセージセンターのメッセージを見つけてアーカイブ化。こういうサイクルでやっているけど、公私ともに忙しくなると余裕がなくなり記事化が鈍化してしまうので、ふと自分の X のポストを見返した時に記事化し忘れているネタを見つけるわけです。今回もそれです。冒頭からどうでも良い話をぶっこんでしまいました。
さて、 Microsoft Stream ( on SharePoint ) への移行フェーズもだいぶ終了に近づいている中、 SharePoint のページ・ニュースに Microsoft Stream の動画をインライン再生(そのページ上で動画を再生)できるWebパーツにも色々と変化がありました。一番代表は Stream Webパーツですね。 Stream (クラシック) Webパーツが廃止され、新たな Stream Webパーツに置き換わりました。
という事で、 SharePoint と言えば、「ページ・ニュース」「ライブラリ」「リスト」が3大要素ですよね。この中でも「リスト」は今や Microsoft Lists として独立したサービスとなり、「ライブラリ」は SharePoint 単体で利用せずとも例えば Microsoft Teams のチームでメッセージにファイルを添付すれば SharePoint のライブラリに保存されていたりと意識せずとも利用しており、 SharePoint オリジナルというか SharePoint 単体として利用するのは「ページ・ニュース」くらいですよね。
そんな中から「ライブラリ」に関するアップデートですが、特に Microsoft Teams のチームのファイルタブ内の実態として利用されているドキュメントライブラリだと、本当にただのファイル保存先としかライブラリは活用されないです。でも本来のライブラリのメリットの中でも上位に食い込むのが、ライブラリでも列を追加できるという点。メタデータを付けられるという点。これはおそらく SharePoint を単体で利用するには今後はドキュメント管理という側面が非常に大事になってくるので、メタデータという観点は非常に重要になってくるかと思います。特に Microsoft Teams で間接的にしかライブラリを利用していないユーザーは実は知らない人も多いと思います。また、ライブラリに保存するファイルは多種多様だと思います。なので目的用途に合った形でライブラリをカスタマイズした方が良い場合もあります。このように本来のライブラリのポテンシャルが全然活かされていなかった事を考慮してか、ドキュメントライブラリ作成時にテンプレートが追加されました。テンプレートがジャストフィットする目的用途であればそのまま使えば良いし、類似したものであればテンプレートから作成後にカスタマイズすれば良いし、そうじゃなくても一度テンプレートから作成してみて、ライブラリの色々な機能を知る事もできるかと思います。
2023/10/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
僕はあまり Microsoft Teams 上で検索機能を利用する事はありませんが、検索機能を多用する方も多いと思います。 Microsoft Teams では上部に検索バーがあるので全体を検索できますが、「このチャット内」「このチャネル内」と絞って検索したい事も多いかと思います。そういう場合のために、すでに3年前の2020年7月からコンテキスト検索の機能が追加されています。
当ブログの読者さんの中には Microsoft 365 と同じくらい Power Platform も好き、もしくは業務で使っている・使おうとしている方も多いと思います。 Power BI / Power Apps / Power Automate / Power Pages 、そして先月開催された Microsoft Ignite 2023 で Power Virtual Agents が Copilot Studio に統合されてしまいましたが…。
いつも告知するのが直前になって申し訳ないのですが、日本で開催される Power Platform の全4日間の大きなコミュニティイベントが開催直前(明日から)です。参加概要と申し込みは以下をチェックしてください。
会場での現地とオンラインのハイブリッドイベントとなっております。12月6日の Pre Day はワークショップ、12月7日~12月8日はメインイベント(セッション形式で多くのスピーカーが登壇)、12月9日の Post Day はハッカソンです。現時点でオンライン参加枠にはどれも空きがありますが、メインイベントの東京会場参加枠は残り僅かですね。直前の告知なので急に平日の現地参加は厳しくともオンライン参加であれば興味あるセッションのみ仕事の合間に参加してみるなどもできるかと思います。