Microsoft Stream :さようなら Microsoft Stream モバイルアプリ

先月の下旬から仕事が忙しくアップデート情報はたくさんあるのになかなかブログ更新できませんでした。やはり仕事は適度に忙しいくらいが色々とちょうどイイですね。今週金曜からハワイに行くのでもう少し更新が滞りそうですがお待ちください。


さて、残念なお知らせですね。すでに1カ月ほど前に予告で記事は書きましたが、ついにこの日が来ました。

Microsoft Stream :モバイルアプリの廃止

ということでモバイルアプリを最新にアップデートして起動してみると、最初少しは利用できますが、すぐに、

▼このような画面になって利用できなくなりました

このイラストの意味はよくわからないですけどね。そして文章が怪しい日本語訳になっていて、代替手段としては「最良の Stream を直接 Microsoft 365 に移行中です。」との文言が。これだけでは真意は正確にわかりにくいですね。 Microsoft 365 モバイルアプリもあるので、それが代替手段となるという意味なのか?それとも Microsoft 365 内全ての体験で代替とするのか?(例えば OneDrive モバイルアプリとか SharePoint モバイルアプリなどなど)

「詳細情報」というボタンをタップすると、以下のページにリンクします。

Stream mobile app retirement – Microsoft Support
https://support.microsoft.com/en-us/office/c72e53bd-eb35-4d56-89ba-528a5306b45e

これを読む限りだと代替ソリューションとして提示されているのは「お気に入り」なら Microsoft 365 アプリを使いましょう、動画の利用と管理は OneDrive アプリを使いましょう、オフライン利用も OneDrive アプリでオフライン再生およびダウンロードができます、との事です。

上で紹介した記事内でも書いているけど、 Microsoft Stream 自体がクラシックから on SharePoint の現状になる時から、結局 OneDrive for Business / SharePoint に置き換わったようなものなので、わざわざ Microsoft Stream モバイルアプリで切り出す必要もなくなるわけでしょうが、それでもモバイルアプリ登場した頃は非常に僕個人的には歓喜したので、廃止されるのはさみしいです。でも、利用率も低かったんでしょうね。色々チャレンジしてダメなものは早めに見切りをつけて別の投資すべき部分にフォーカスする。大事な事ですよね。

という事で、残念ながら皆さんのモバイルデバイスに Microsoft Stream モバイルアプリが入っている場合は、念のため最新にアップデートしてから開いてみて、利用ができなくなったことを確認した後に、もう廃止されたので削除しましょう。

僕は削除せずに iPhone の R.I.P. フォルダーに移動しました。

▼僕の iPhone の R.I.P. フォルダー

R.I.P. Microsoft Stream Mobile App

Microsoft Stream :モバイルアプリの廃止

残念なお知らせですね。

2024/05/02 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Stream Mobile App の廃止

Microsoft Stream モバイルアプリが 2024/07/01 に廃止される予定です。残り1カ月切りましたね。特に廃止の予定は延期される可能性もあるので、今後のスケジュールについては要注意ですが。

“Microsoft Stream :モバイルアプリの廃止” の続きを読む

Microsoft Stream :モバイルアプリからビデオのアップロードができるようになった( iOS )

※僕には珍しくネガティブな雰囲気で書いています。

Microsoft Stream が Classic から on SharePoint に移行されていますが、移行開始の頃はむしろデグレードされた感じで、こっちが不安に思うくらいだった頃もあったけど、徐々に Classic には存在していた機能も on SharePoint に加わってきてデグレードされている感が薄れてきたと思います。そんな中、モバイルアプリに関してはちょうど1年前の2022年9月頃に大きく変わるアップデートがありました。

Microsoft Stream :モバイルアプリ(iOS) がアップデートでガラっと変わる

僕個人的にこれで一番大きな事は「モバイルアプリからアップロードができなくなる」という事でした。皆さんが Microsoft Stream はどのように利用されているかはわからないし、人や会社それぞれだと思いますが、モバイルアプリから動画をアップロードできなくなる事に困った人もいるんじゃないかと思います。このアップデート後にSNSで嘆きの投稿をしたら海外の Microsoft の中の人( Microsoft Stream の製品チームの人)が「数か月後にアップロード機能を追加するロードマップがある」と教えてもらったので待ちに待っていたんだけど…なんだかんだで1年弱かかりましたね。

“Microsoft Stream :モバイルアプリからビデオのアップロードができるようになった( iOS )” の続きを読む

Microsoft Teams : iPhone のモバイルアプリがランドスケープモード(横向き表示)に対応された

※僕は Android のモバイルデバイスは持っていないので iPhone のみの話です。

僕はモバイルアプリのアップデートは自動アップデートにはしていません。毎日数回アップデートを確認してアップデート内容を確認したいからです。そんな中、 2023/08/02 に確認した際に Microsoft Teams モバイルアプリのアップデートが気になる内容でした。

▼バージョン 5.14.0 の内容

「横モード」というのが iPhone を横向きにした時に横用のレイアウトになるという事ですね。ランドスケープモードと言うらしいです。反対に縦向きの方はポートレートモードって言うらしいですね。

“Microsoft Teams : iPhone のモバイルアプリがランドスケープモード(横向き表示)に対応された” の続きを読む

Microsoft Teams :モバイルアプリからもリアクションの絵文字が増えた&モバイルアプリにしかない便利機能も!?

去年2022年12月に待望だったチャットやチャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えるアップデートが開始されました。

Microsoft Teams :チャット・チャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えた

これ相当待望だった人が多かったらしく、検索からの流入もかなりありました。それだけリアクションの需要が相当高まったという事ですよね。だって5年前くらいの Microsoft Teams が世に出てから間もない頃、ビジネスチャットがまだまだ普及されていない頃は、「業務上のやりとりに絵文字でリアクションなんて良くない!」「上司にイイねとは何事か!」という意見多かったですよ。(未だにハートのリアクションがセクハラになるとかSNS上でたまに話題に挙がってるけど。)あの頃に比べて世の中全体で文化が変わってきた感はありますよね。

さて、そんなリアクションの絵文字大量追加ですが、この頃はモバイルアプリの方は非対応でした。それが年末年始あたりで対応されていたようです。ちょっと試してみます。

※毎度の事ですが Android は持っていないので試しているのは iPhone のみです。関係ないけど、先月 iPhone 12 mini から iPhone 14 Pro に機種変しました!

“Microsoft Teams :モバイルアプリからもリアクションの絵文字が増えた&モバイルアプリにしかない便利機能も!?” の続きを読む

Microsoft Stream :モバイルアプリ(iOS) がアップデートでガラっと変わる

今来ているアップデートを適用すると Microsoft Stream のモバイルアプリがガラっと変わります。僕は Android 端末を持っていないので iOS のみでしか確認できませんが。ガラっと変わる要因の一つがいつも Microsoft Stream ネタで記事を書くと冒頭で説明している「今 Microsoft Stream が過渡期ですよ」が要因ですね。つまり、従来の Stream (Classic) から新しく Stream (on SharePoint) に切り替わっているという点です。これらについては以下を参照ください。

Stream (SharePoint 上に構築)、Microsoft Stream の新しいバージョン
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream

Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

で、 iPhone の方はアップデート前のスクショをウッカリ撮り忘れていたので、アップデート後から見ていきます。

▼ App Store のアプリのアップデート情報

僕の場合はこのバージョンをアップデートしたらガラっと変わりました。アップデート後にアプリを起動すると…

“Microsoft Stream :モバイルアプリ(iOS) がアップデートでガラっと変わる” の続きを読む

Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(ループ コンポーネント)がモバイルアプリでも利用できるようになっていた

去年 Microsoft から Microsoft Loop が発表され、第一陣の機能として出てきたのが Microsoft Teams で利用できる「ライブ コンポーネント」です。ややこしいのが、今年のいつかに「ライブ コンポーネント」から「ループ コンポーネント」に名前が変わると去年すでに予告されているという事です。もしくは「 Loop コンポーネント」と日本語表記されるんですかね。ここら辺はブレブレなので名称変更された日本語の画面を見ない限りわかりませんが。どんな機能なのかは以下の記事を参照ください。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

なので、ライブコンポーネント自体は Microsoft Teams に限った機能ではありません。第一陣として Microsoft Teams から作成できるだけで、今後は Microsoft 365 の色々なところから利用できるようになる予定です。なので別途 Microsoft Loop と名乗ってるわけだと思います。

さて、このライブコンポーネントは2021年の11月に展開されはじめましたが、当時触っていて Microsoft Teams モバイルアプリからは直接利用できない点に気付いていました。以下の記事の下部に記載があります。

Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(来年はループ コンポーネント) その他の気になるところ

PC のデスクトップアプリでチャットからライブコンポーネントを作成すると、モバイルアプリからは「 Live component 」というリンクしか表示されず、タップすると Office アプリが立ち上がってその中で利用できる。という仕様でした。つまり Microsoft Teams モバイルアプリからは直接ライブコンポーネントを利用できない、という事です。

しかし、昨日気が付いたのですが、現時点ではモバイルアプリから直接利用できるようになっていました。

“Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(ループ コンポーネント)がモバイルアプリでも利用できるようになっていた” の続きを読む

Microsoft Teams :モバイルアプリ( iOS )でもイマーシブ リーダーが利用できるようになった

少し前に機能追加されていた事は確認していたんだけど、ふと思い出したので記事にします。

Microsoft Teams には、メッセージを読みやすく・読み上げてくれるイマーシブ リーダーという機能があります。本ブログでも過去に数回イマーシブリーダーを取り上げていますが、直近で一番理解しやすいのは、先日開催された Office 365 勉強会で僕が登壇したスライドの前半だと思います。

Microsoft Teams の あまり注目されないアレの話(ネタバレ:イマーシブ リーダー)

これのスライド12~30をザっと読めば、どんな機能か?と、僕なりの利用シーンを紹介しているので役立つかと思います。

さて、ここ1ヶ月の間にモバイルアプリでもイマーシブリーダーが利用できるようになりました。例によって僕は iOS しか持っていないので Android の方はわかりません。それでは試してみたいと思います。

“Microsoft Teams :モバイルアプリ( iOS )でもイマーシブ リーダーが利用できるようになった” の続きを読む

Microsoft Lists :モバイルアプリ(iOS)でバーコードやQRコードで検索できるようになった

Microsoft Lists にモバイルアプリが登場したのが本ブログで遡ると今年の1月でした。意外とまだ若かった。

Microsoft Lists :iOS モバイルアプリ 登場!(PCよりも便利な機能も)

で、この記事内でも書いてる「PCよりも便利な機能」っていうのがバーコードやQRコードが読めるという点でした。いやいや、登場した時にすでに機能があるなら今回ワザワザ何を記事にするの?って思うけど、今回はちょっと違うけど組み合わせると凄いんです。

気が付いたのは iPhone の Microsoft Lists のアップデート内容です。ちなみに僕はアプリは自動アップデートせずに毎日最低朝と夜にアップデート内容を確認して手動でアップデートをしています。その方がこのようにアップデート内容に気が付くので。ただ、 iOS の場合は、アップデートされてアップデート内容に書かれている事を確認するけど、だいたい反映されていない事が多いです。どういうタイミングなんでしょうね?忘れた頃にアプリを更にアップデートしていないのにいつの間に機能が実装されているんですよね。よくわかりません。

それは置いといて、今回「バージョン 1.48.0」のタイミングかはわからないけど、アップデートした後に確認したら便利な機能が実装されていました。

▼バージョン 1.48.0 の内容

英語ニガテマンだけどこのくらいはわかりそう!まず1つ目はビューで列のリサイズができるという事。便利ですね。次にQRコードやバーコードをスキャンしてそれで… search …検索できる?自信がないので機械翻訳にかけてみました。

“Microsoft Lists :モバイルアプリ(iOS)でバーコードやQRコードで検索できるようになった” の続きを読む

Microsoft Teams :モバイルアプリでチームのチャネルのメッセージも翻訳ができるようになった!

※例によって iOS のみの動作確認です。

某弊社はグローバル企業なので英語が飛び交っています。しかし僕は英語ニガテマン…。そんな時に自動翻訳は重宝します。 Microsoft Teams の翻訳機能は、自国語以外の言語を自国語に翻訳してくれます。これである程度は何言ってるかがわかります。だいぶ前にはこの翻訳機能はモバイルアプリでは使えなかったんですよね。なので出先などPCがない時に英語圏の人とやりとりする場合は一旦英文をコピーして、別の翻訳アプリで翻訳…という手間がありました。それが去年の10月にモバイルアプリでも翻訳ができるようになったんですよね。

Microsoft Teams :iOS モバイルアプリでも翻訳ができるようになった!ただし…

この記事内でも「ただし…」というところで書いていたけど、個人的にガッカリだったんです。それが、翻訳できるのはチャットのみだったという点です。チームのチャネルのメッセージは翻訳機能がなかったんですよね。僕の場合、英語圏の人と個人チャットやグループチャットでは会話しません。チームのチャネル内で会話をします。そっちに翻訳機能がないっていうのが残念だったんですよね。ちなみにPCの方には以前からチャットもチャネルも翻訳機能がありました。

それが、5月29日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにこんなメッセージが公開されました。

▼オンデマンドチャンネルは、チームiOSとAndroidで翻訳を投稿します

モバイルアプリでもチャネルのメッセージを翻訳できるという事です。僕の環境では先週あたりに展開されたので触ってみます。

“Microsoft Teams :モバイルアプリでチームのチャネルのメッセージも翻訳ができるようになった!” の続きを読む