Microsoft Teams の会議をアバターを使って3Dの仮想空間に没入し体験できる「イマーシブスペース」。去年2023年10月からパブリックプレビュー開始されはじめて僕も触ってスクショを撮っていたけど、ウッカリ記事にするのを忘れたまま…気が付けば一般提供開始されていました。会議にアバターで参加だけでも懐疑的な人もいる中で、イマーシブスペースはどうなんでしょうね。
■ 過去の Microsoft Ignite での発表で振り返る Microsoft Mesh 、アバター、イマーシブスペース などなどの歴史
Microsoft Teams における運用課題。ここ1年で痛感したのが「実はまだまだ Microsoft Teams の利用定着されていない企業が多い」という実態。良くも悪くもコロナ禍で Microsoft 365 導入企業は否が応でも Microsoft Teams を使わざるを得ない状況になったので、それ以降は昔みたいに利用定着について必死に語るのは「今更…」と思っていたけど、特に中小企業の実態はまだまだでした。 次に利用定着されたとして、それはそれでまだようやくスタートラインに立てたわけですよね。そこからの運用課題も山のように出てくると思います。運用課題の中で多い声の一つが「チームが増えすぎた」「チャネルが増えすぎた」「チームとチャネルの構成が難しい」という課題。これは正直難しいですよね。過去を遡れば SharePoint のサイトコレクションやサブサイトの構成に悩んだ時代があり、ファイルサーバーのフォルダー構成に悩む時代もあったり。自分一人で考えてもどういう構成が良いのかわからなかったり、時と場合で考え方も変わります。それが関わる人が多くなればなるほど何が良いのかわからなくなります。 さて、その中でも「適切なチームがあるからチーム内にチャネルを作れば良いのに、チャネルを作らずに別途チームを作ってしまう」という課題もあります。既定ではチームもチャネルもほとんどのユーザーが自由に作成できるので、その自由さが裏目に出る場合もあります。かと言ってチームもチャネルも一部のユーザーしか作成できなく制限する方法が良いかというとそれも違います。なぜ Microsoft が既定でユーザーにチームやチャネルを自由に作成できる設定にしてあるのか?という事です。 ただ、それでもやはりチャネルを作成するのがふさわしいのに別途チームを作成してしまうという多くのユーザーの行動は Microsoft としても認識していたのか、ユーザーからの多くの声だったのか、とにかく今回紹介するアップデートはその課題を解決させる可能性を模索しているようです。
2023/12/13 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
Microsoft Stream も Classic から on SharePoint の移行も終盤に差し掛かり、ついに今年2024年4月15日には Classic の方が廃止となり、移行されていない動画は全て削除されるようです。そんな Microsoft Stream も少しずつアップデートされていますね。
Microsoft Stream ( on SharePoint ) は、結局のところ OneDrive for Business (以下 ODfB )や SharePoint なので、共有設定もソレらの共有設定と同じでした。以前からも閲覧はできるけどダウンロードを禁止するオプションは存在していました。
先日、急に告知したウェビナーにここから参加いただいた方もいらしてありがとうございました。参加者からのアンケートを見ても評判も良くあたたかいコメントもたくさんもらえて今年最後の良いしゃべり納めができました。あのウェビナーで今年の全力を出し切って、僕は昨日から年末年始休暇に突入しております。ここ1カ月忙しくて休日も仕事をしているような事態だったため、この休暇の間はなるべく身体を休めますが、ブログ投稿は僕の趣味でもあり Microsoft 365 を触っている時はリラックスできる時間でもあるので、今日もブログは書いていきたいとは思っています。とはいえ、大掃除も全然できていないのでネタとしては今回も超絶軽いネタで。
あ、これも気が付いたのは11月くらいだったので最近の変更の話ではないです。
動画編集アプリの Clipchamp が商用ライセンスの Microsoft 365 に登場して早いものでもう3か月ですかね。
Microsoft Stream もいよいよ Classic から on SharePoint への移行期間も終盤に差し掛かってきていますが、 on SharePoint の方も機能追加も徐々に増えてきていますね。
Microsoft Stream にアップロードすると、単に動画の閲覧だけじゃなく、編集権限があれば、タイトル、説明、チャプターを追加・変更できたり、トランスクリプトを生成すればそれも編集できます。これらのメタデータを誤って編集されてしまう事を防ぐ機能との事です。編集権限があるユーザーが動画を開いても既定では表示モード(プレビュー)で開かれ、意図的に編集モードにしない限りはメタデータの編集ができなくなるようです。
2023/12/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
2023/11/15 についに Microsoft Loop の一般提供が開始されましたが、皆さん使っていますか?おそらく多くの方が様子見しているんじゃないかとは思います。イマイチ使いどころがわからなかったり、 OneNote との住み分けは?と悩んでいる方は海外の方でも確認できます。あとは先駆者たちがどんどん試行錯誤して使ってみて、利用シーンがアウトプットされていくと徐々にピンと来るかもしれませんね。
さて、 Microsoft Loop の良いところの一つに Loop コンポーネントを色々な場所に貼り付けて、色々な人と色々な場所でコラボレーションできる点があると思います。2年前は Microsoft Teams のチャットからしか作成できなかった Loop コンポーネントも徐々に色々なところから作成できるようになりました。
一方で Microsoft Whiteboard はというと、今年2023年3月にホワイトボード上に Loop コンポーネントを貼り付けられるようにはなりました。
いや、正確にはちゃんと触れていませんでした…。この記事で紹介した Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの中で、 Microsoft Lists のUX(ユーザー体験)を更新する中の一つとして「画像をリストに直接ドラッグまたは貼り付ける機能」という記載もあったんです。でも、この記事を書いていた時は僕の環境ではこの機能はまだ展開されていなかったので、そのうち展開されたら実際に触ってから記事にしようとしていて…忘れちゃった!
新しい Teams アプリに関しては過去に何度も取り上げていますが、ブラウザー版の Teams にも新しい Teams に切り替えるトグルスイッチが表示されています。ブラウザー版を利用する人ってどのくらいいるんでしょうね。クラシックアプリの頃はマルチアカウントをしている人なら、ブラウザー版でプロファイルごとにアカウント割り当てて複数アカウントを一気に表示させる使い方をしていると思いますが、新しい Teams アプリでマルチアカウントも対応されて Microsoft Teams に関してはブラウザーで利用する機会が僕は減りました。
さて、僕は自分の発信の最速は X (旧 Twitter )です。そのXを見ると、11月1日に僕の環境でブラウザー版でも新しい Teams の切り替えトグルが表示されている事を確認していたようです。