Microsoft Teams :【悲報】会議のリアクションがクリックで連打できなくなった… & 裏技発見!

■まずは会議のリアクションのこれまで

Microsoft Teams のオンライン会議では絵文字でリアクションができます。これ使っていますか?リアル会議なら誰かがプレゼンや発表などで話している時に「うんうん」「へぇ」「すごい」など声と表情やゼスチャーでリアクションをすると思います。一方でオンライン会議の場合もリアル会議と同様のリアクションをとる事も可能ですが、場合によっては話者以外はマイクをオフにして参加する会議であればリアクションのためにいちいちマイクをオンオフするのも大変だし、マイクを常にオンにして参加する会議であっても他者が話している時に声でリアクションをするとオンライン通話特有のタイムラグ(相手に音声が届くのに遅延)が発生するため、絶妙なタイミングで声でリアクションしても遅れて届くため相手の話の流れを遮ってしまいます。そこでオンライン会議ならではのリアクション方法としてリアクション機能が登場したのが2021年2月あたりです。

Microsoft Teams :会議のリアクション機能が展開された

この静かなリアクションはなかなか良くて、話者・発表者は話を邪魔されずに視覚で聞き手の反応を知ることができるし、聞き手も自分の気持ちを伝えることができます。仕事の会議でも普通に使っているしパートナーや顧客との会議でも今どきは失礼でもなんでもないので使っています。

ただ、会議の参加者が少ないとリアクションの数も少なくてむしろさみしい感じに見えてしまいます。リアクションをするには2クリックが必要なので何度もリアクションしようとすると操作が大変でした。

そんな中、2021年6月あたりに地味だけどうれしい仕様変更がありました。リアクションが連打できるようになったんです。

Microsoft Teams :会議のリアクション機能が連打できるようになった(仕様変更前後の比較動画アリ)

リアクションの絵文字をクリックしてもリアクションのバーが消えなくなったので、クリックで連打ができるようになったわけです。これは超絶うれしかったですね。特にIT技術コミュニティのオンラインイベントでは、イベント自体の盛り上がりに大いに貢献しています。大人数でリアクションを連打すると「静かな盛り上がり」というオンラインイベント独特の雰囲気が味わえるし、話者もリアクションでテンションあがります。画面下から上に絵文字が数多く上がる状態を僕は「リアクションシャワー」と命名したのですが、まぁシャワーなら上から下なので…後々考えたら「リアクション花火」「リアクションバブル」「リアクション噴水」あたりの方が妥当だったかと思うけど、なんとなく「リアクションシャワー」の方が言葉的には良いかも。ま、それは良いとして…。

■悲報…連打できなくなった

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Microsoft Stream :プレイリストとアクセス権限

4日ほど前に Microsoft Stream ( on SharePoint ) に動画を整理できる「プレイリスト」の機能が追加された記事を書きました。

Microsoft Stream :動画を整理できるプレイリストが使えるようになった

あ、まず先に訂正をしなければいけない部分があって(上の記事は訂正済)、記事を書いている時はプレイリストの保存先は「 Microsoft 365 グループ が表示される」と書いていましたが、よく見たら間違いでした。正しくは「 SharePoint サイト が表示される」でした。 ちょっとスクロールすればコミュニケーションサイトも表示されていたんですよね。適当に確認しちゃダメですねぇ。

話を戻して、この記事の最下部に今後の予告みたいに、プレイリストに保存した動画ファイルのアクセス権はどうなるのか?を試したいって書いていたんだけど、今回はそれを取り上げてみます。

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OneDrive for Business :「ホーム」ができた

OneDrive for Business (以下 ODfB )使っていますか?使う際に何で使っていますか?ブラウザーで利用するのか? OneDrive アプリで同期して Windows のエクスプローラー上から利用するのか?僕はメインは後者の方、同期した上でエクスプローラー上から利用します。なのでブラウザーからはそんなに頻繁にアクセスはしませんが…。

これまで ODfB にブラウザーからアクセスすると最初に開くページは「自分のファイル」でした。

▼ ODfB の「自分のファイル」

まぁつまり自分の ODfB をフォルダー階層のルートの位置で表示されていますよね。それが新たに「ホーム」というページができて、その名の通りブラウザーで ODfB を開くとホームが開くようになるというアップデートがあります。

2023/01/25 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ OneDrive ホーム、新しいランディング エクスペリエンスの紹介

僕の環境で展開されていたので、ちょっと見てみます。

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Microsoft Stream :動画を整理できるプレイリストが使えるようになった

※ Microsoft Stream ( on SharePoint ) の機能です。

動画も増えていくと整理したくなりますよね。音楽なら iPhone のミュージックアプリなどにもプレイリストがあって、お気に入りの音楽をまとめることができます。そのプレイリストが Microsoft Stream でも使えるようになりました。

2023/01/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Stream (SharePoint 上): プレイリストの作成、表示、共有

今朝、自分の環境を見てみたら機能が追加されていたので触ってみます。

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Microsoft Teams :会議ツールバーの挙手とリアクションのボタンが分かれた

ちょうど昨日、 Microsoft Teams の会議ウィンドウの会議ツールバーのレイアウトが変わったという記事を書いたばかりですが、今日また変わっていました。

Microsoft Teams :会議ウィンドウのツールバー内のレイアウトが変更された

■変更点

▼昨日までの会議ツールバー

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Microsoft Teams :会議ウィンドウのツールバー内のレイアウトが変更された

Microsoft Teams でオンライン会議をする際の会議ウィンドウの上部に色々な操作をするツールバーがあり、その右側に色々なアイコンがありますが、そのレイアウトが変更されました。

2022/12/10 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。

▼Microsoft Teams: 会議ツール バーの使いやすさの改善

会議ツールバー内のメニューが整理されたようですね。週明けの今朝変化を確認したのですが、すでに僕の全ての環境で変更されていたので、変更前のスクショが撮れないので、過去の当ブログの記事内スクショから見つけて比較してみます。

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Microsoft 365 :最近話題になっている大事な今後に関するアレコレをまとめてみた( Microsoft Stream , Microsoft Teams の機能 )

※本記事は 2023/01/19 時点の情報を元にしています。

本記事は以下の点について書いています。

  1. Microsoft Stream ( Classic ) の廃止
  2. Microsoft Teams の会議のライブキャプションの自動翻訳機能が Premium 機能に
  3. Microsoft Teams の Wiki の廃止

当ブログの購読者さんならご存じと思いますが、僕の当ブログのポリシーの一つとして「自分の環境に展開された機能を実際に試してみる」というのがあります。これは裏返すと Microsoft が出しているロードマップやアナウンスを参考に今後出るであろうアプリや機能を展開前の情報と憶測や予想を元に紹介するのはブログではなるべく避けている、という事でもあります。ロードマップやアナウンスはコロコロと変わるものだから、情報が流れる SNS で紹介したり適当な予想をしたりしています。そのように僕なりにアウトプットの手段を使い分けています。

しかし、今回の記事は今後の話です。なので番外編みたいな位置付けです。じゃなんでいつもは避けている今後の話を書こうと思ったのか?それはすでに SNS で話題になっている「今後において大事そうなアレコレ」が最近色々あるからです。機能が使えなくなる系です。これは使えなくなってから考えては遅い場合がありますからね。特に企業規模が大きくなるほど、廃止までの計画を検討して動き出さなければいけない場合もあります。なのでここ最近気になった事を今回3点ほど紹介します。で、そこは僕なのでザックリと適当に紹介するので、本記事は皆さんの「気付き」にしてもらい、気になったら皆さんが利用者であれば自分の組織のテナント管理者へ問い合わせ・相談をしてもらいたいし、自分がテナント管理者であれば Microsoft のサポートや担当営業さんなどに相談してみると良いと思います。

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Microsoft Teams :グループチャットで@メンションからユーザーを追加

Microsoft Teams においてはメッセージのやり取りをしたい場合は「チャット」「チーム(のチャネルの投稿)」の2種類がありますよね。個人的にはどちらにすべきか?迷った場合はチームがイイと思っています。ただし、会社によってはチーム作成を申請承認制にしたり、チャネル作成はチーム所有者のみにするルールにしていたり、ユーザーが気軽にチームやチャネルを作らせてもらえないところもあって、そうなると結局は利用の敷居の低いグループチャットをチームと同じ用途で使い始めてしまうケースも良く聞く話です。これ先々の事を考えると本当に危険ですよね。…と、この話を続けると冒頭からかなり脱線してしまうのでこのくらいにしておいて。
だから僕個人的には基本的には Microsoft Teams でメッセージングをしたいなら「チーム」をメインにした方が良いと思ってはいますが、ただお手軽さ・気軽さはグループチャットに軍配が上がる事もありますよね。また非スレッド型なので友人や家族と普段から LINE でやりとりしている人にとってはチャットの方が親しみがあるUIだったりもします。個人的にはグループチャットの使い道としては流れても良い情報を扱う程度にして、例えばランチを一緒に良く食べるメンバーとグループチャットを作って「今日ランチ行ける人?」とか「このお店に今日は行こう!」などのやりとりで使うくらいが良いかと思っています。


と結局冒頭は大体脱線してしまうのですが、今回はそのグループチャットのアップデートについて。2022/12/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼@メンションを介して作成ボックスからグループチャットにユーザーを追加する

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Microsoft Forms :スタイル?BGM?シレっと色々と変わってる!?

最近 Microsoft Whiteboard も色々とアップデートがあると思っていたけど、 Microsoft Forms もちょいちょいとアップデートありましたよね。大きなところでは選択肢に画像を追加できるようになった事。

Microsoft Forms :選択肢のオプションに画像を追加できるようになった

また、回答を収集のUIが変わった事。

Microsoft Forms :「回答を収集」のUIが変わってわかりやすくなった

あ、その2個くらいか。でもこの2個は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには事前にアナウンスがなかったんですよね(僕がチェックできていなかっただけ?)。そして今回も特にメッセージセンターに事前アナウンスがなかったのに、昨日ふと触ったら結構変化があったのでビックリしました。SNSの界隈でも少しザワついていたようです。

運良くアップデート前と後の環境があったので比べながら見てみます。

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Microsoft Whiteboard :テキストの書式設定(太字・斜体・下線)が利用できるようになった&気になる点も

個人的にはあまり利用が広まっていないと思っている Microsoft Whiteboard です。憶測だけど根拠としては手描きできる環境じゃない人が多いのでは?という点です。会社支給のPCはタッチパネルのディスプレイじゃない場合が多いのではないかと。ペンで書き込めるからこそのホワイトボードですよね。そういうハード的な要件が揃った後にようやく利用が徐々に広まっていくんじゃないかと思います。

しかし、物理的なホワイトボードと大きく違う点の一つが「テキスト入力もできる」という点です。物理ホワイトボードの場合は手書きができるのが良いけど、急いで書く時や字が汚い人が書いた時は後で見返した時に解読不能というデメリットもあります。しかし Microsoft Whiteboard なら環境さえ整っていれば手書きもできるけど、同時にタイピングでテキスト入力もできるという点がメリットの一つです。これも人によってだけどたくさん文字を正確に書く際には手書きよりもタイピングでのテキスト入力の方が早いし可読性という意味では軍配が上がりますよね。そういう点ではハード的に利用要件が揃っていなくてもテキスト入力で Microsoft Whiteboard を利用してみるのも時期尚早ではないと思っています。おそらく最終的にはテキスト入力はタイピングにして、例えばそれを矢印でつないだり丸で囲んだりというところでペンで手描き…というタイピングと手描きの組み合わせで最大の効果が出るのかと思います。

と、そういう意味でもテキスト入力も大事な点であるという認識ですが、そのテキスト入力にちょっとしたアップデートが来ました。

2022/11/16 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)マイクロソフト ホワイトボードのテキスト書式設定のサポート

テキストに「太字」「斜体」「下線」の3種類の書式設定ができるようになるとの事です。それが Microsoft Whiteboard のホワイトボードに追加できる「テキストボックス」「メモ」「図形」のオブジェクトで利用できるとか。僕の環境で今朝展開が確認できたので、試してみます。

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