Microsoft Teams :会議のオプションがカテゴリー分けされるようになった

Microsoft Teams のオンライン会議はだいぶ利用者も多いし利用に慣れてきたところだと思いますが、やはり参加して発言したりカメラをオンにしたり画面共有して発表するなどの基本中の基本機能は慣れていても、応用的な機能は知らない人も多い気がします。基本的な利用で満足していればそれで充分だとは思いますが、更に便利に使いたい場合は好奇心持つと良いですね。

今回のネタは…今 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターを見たら該当するメッセージが見つかりませんでした。見た記憶があるんだけどなぁ…、まぁイイです。
↑メッセージ見つけました。

2024/03/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されていました。

▼Microsoft Teams: 会議オプションの分類

会議開催前に設定しておくと便利な会議のオプションです。特に会議の録画を絶対しなきゃいけないシーンで録画ボタン忘れてしまう失態をおかしたり、社長や役員も参加するガチガチなオンライン会議なのに出席者が誤ってマイクをオンにして生活音が流れてしまう事故が起きたり…そういうオンライン会議ならではの失敗は大小あれど多くの人が経験した事でしょうが、会議のオプションを事前に適切に設定していれば、そういったトラブルも回避できるので、割と重宝するんですよね。

そんな会議のオプションも日に日に進化して設定項目がだいぶ増えてきました。そこでカテゴライズされるアップデートが来るという話が出てきました。ようやく標準リリース環境でも展開されてきているので今回ネタにします。まだ展開されていないユーザーもいたので、見比べてみましょう。

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MVP Global Summit に2回目の現地参加!(動画あり)

ようやくこの時が訪れました! Microsoft MVP の特典の一つとして、世界中の Microsoft MVP と Microsoft の各製品チームと交流できるイベント「 MVP Global Summit 」。日本では通称「グロサミ」と呼ばれています。僕は Microsoft MVP を初受賞した翌年2019年に初参加を果たし、先月2024年3月にようやく2回目の現地参加を果たしてきました。

MVP Global Summit に初参加!

実はうれしい事に、今回現地参加した際に出会った Microsoft MVP の方が、この初参加レポートを読んで参考にして現地参加を決めたという話をもらいました。やはりアウトプットって大事ですよね。なので今回も懲りずに書いています。

上のレポートでもしっかり書いているので併せて読んでいただければと思いますが、長いレポートの最後には「また来年も行きたい」で終わっています。しかし、その想いは半分叶いませんでした。コロナ禍で…。

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Microsoft Forms :「事前入力済み URL の取得」って何?

Microsoft Forms は割と Microsoft 365 の中では人気のあるアプリだと思いますが、なんとなく Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにアップデートのアナウンスが少ないんですよね。今回のネタもメッセージセンター内のメッセージを探したけど該当するアナウンスはなかったです。そして現時点では僕の環境では標準リリース環境には展開されていないようです。

▼標準リリース環境でフォームの右上「…」メニュー

▼対象指定リリース環境でフォームの右上「…」メニュー

こっちを見た時に違和感を覚えたんです。それが「事前入力済み URL の取得」というメニュー。これ何だろう?そのメニューを読むだけじゃわからなくもないけどピンと来ない。いや、わからない。

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Microsoft Stream :対話機能(リンクやテキストの吹き出し 編)

Microsoft Stream の対話機能として、 Microsoft Forms のフォームを埋め込められる機能を紹介したのが今年2024年2月の事でした。

Microsoft Stream :対話機能(アンケート・投票・クイズ 編)

この中で吹き出しの機能は近々別途記事にしますって書いていたのに…忘れていました。ただし、このアップデートは一般提供は4月中旬開始らしいので、ちょうど今展開中なんじゃないかと思います。なのでそこまで遅れているわけじゃない!と言い訳し…。

2023/11/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Stream: 特定の時間にビデオにハイパーリンクまたはテキスト吹き出しを追加する

動画内に吹き出しを追加する事ができるとの事です。 Clipchamp など動画編集アプリで動画ファイル自体に追加する方法もあるけど、こっちは Microsoft Stream の再生プレイヤー上に動画とは別レイヤーで埋め込むであろうから、動画編集の知識も必要ないし、気軽に追加・編集・削除したりできそうですね。では試してみます。

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Microsoft Stream :トリミング機能が追加された

今探したけど Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに今回のネタに該当するメッセージは見つからないんですよね。たしかこの機能を知ったのもSNS上の海外の人の投稿だった気がする。

先日 Classic の方が廃止された Microsoft Stream 。なので今の Microsoft Stream は、言い換えると OneDrive for Business および SharePoint 内の動画ファイルを開くと Microsoft Stream として利用できる、というちょっと説明が難しい仕組みです。

今回は Microsoft Stream として開いた動画ファイルがトリミングできるようになったというアップデートです。トリミングと聞くと画像編集なら画像の一部を切り出す事を示すけど、動画編集での今回のトリミングはタイムラインです。動画の中でも〇秒~〇秒以外は再生されたくないという事です。動画編集だと Clipchamp があってトリミングする事ができますが、あれとこれと何が違うのか?という点も含めて、ちょっと試してみます。

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Microsoft Stream :さようなら Stream Classic

ついにまた一つ消えましたね。 Microsoft Stream の今までの Stream Classic です。

思えば Microsoft Stream 自体は2017年6月あたりにサービス開始され、2018年8月あたりに広く利用できるようになったんですよね。

Microsoft Stream :Office 365 Business Premium などのプランでも利用可能になる!?

社内版 YouTube みたいな感じでスタートしたけど、正直当時は使われていなかったと思います。大きな転機は Microsoft Teams の会議が録画できるようになって、録画ファイルの保存先が Microsoft Stream になった事でしょう。(意外にも当ブログにそのネタの記事がなかった…)。

そしてコロナ禍になり世の中がオンライン会議が必須レベルで利用されるようになり、会議の録画も良くされるようになりました。また、リモートワーク・ハイブリッドワークという文脈から、動画コンテンツが注目されるようにもなりましたね。そんな中、2021年に New Microsoft Stream の話が出てきました。

Microsoft Teams :会議録画の保存先が SharePoint / OneDrive に変わったけど…これは…

そしてここから Stream Classic から Stream ( on SharePoint ) への移行が開始されていきましたが、約3年(割と色々混乱したね)を費やして移行完了で Stream Classic が廃止されました。

Microsoft 365 管理センターのメッセージセンター内には、 Stream Classic 廃止のメッセージはたくさん出ていたと思いますが、現時点で一番最新のメッセージが以下です。

▼注意: Stream (クラシック) は 2024 年 4 月 15 日に廃止され、移行されていないすべての動画が削除されます

数日前の 2024/04/15 に廃止されたんですよね。

僕は移行ツールを使ってみようと思って結局使う事はなかったですが、割と移行ツールが曲者で苦労されていた方もいたようですね。場合によってはファイル数が少ないなら手作業での移行もしていた人もいたんじゃないでしょうか。

Classic が廃止された今、どういう挙動になったのか?見ていきたいと思います。

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Microsoft 365 :アプリ起動ツールが変わった

機能展開されたら即ブログネタにしたい当ブログなのに、SNSでは多数展開された事が報告されているのに、運悪く僕の環境ではなかなか展開されない事も少なくないので、そういう時はいつも悶々としていますが、これもその一つ。

そもそも「アプリ起動ツール」という名前があまり知られていないのでわからない人もいるかと思いますが、ブラウザーで利用する Microsoft 365 の様々なアプリやページの左上に3×3の9個の点のアイコンありますよね。一般的にはワッフルメニューなんて呼ばれているあのアイコン。

▼アプリ起動ツールを開くアイコン

▼マウスカーソルを当てると「アプリ起動ツール」と表示されます

ここをクリックした事がない方、使っていない方も少なくはないんじゃないかと思いますが、ブラウザーで利用する Microsoft 365 の様々なアプリのほぼ全てに存在して、ここから別のアプリへ行き来したりする、いわゆるグローバルナビゲーション的な役割なので、何か迷子になった際にドラクエ的にルーラ、ファイナルファンタジー的に…あ、やったことないからわからないや。とにかく迷子救済機能みたいなものかなと思っています。

2024/02/23 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼Web アプリ用の新しい Microsoft 365 アプリ起動ツール

このアップデートの主旨はキーワードとして「最新の外観」「アプリ検索」「一貫性」「クイック作成のオプション」「スイート全体のアプローチ」が挙げられています。その他に2点ほど具体的に挙げられていたので、それも含めて、このキーワード別に確認していきます。

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Windows :スクリーンショット ( PrintScreen) の色味が暗くなった&対処法

僕は仕事柄スクリーンショットを良く利用します。また当ブログの記事を書く時もスクリーンショットを貼り付ける事が多いです。

略して「スクショ」。プリントスクリーン( PrintScreen )とも言いますよね。むしろキーが [ PrtScn ] だからプリントスクリーンの方が正しい用語なのかな?そこらへんはよくわからないけど。

そんな中、どうも気になる事があるんです。スクリーンショット(以下、スクショ)を貼り付けた時に、色味が違うんですよね。ちょっと暗い感じ。真っ白の背景の部分をスクショしたのに、貼り付けると少し色が濃いんです。色味も含めて正確にスクショを撮って貼り付けたい時に凄く気になりだしました。そこら辺の気になる現象と対処法を見つけたので紹介します。対処法に関しては全員に当てはまるかはわからないので、あくまでも「僕の対処法」とさせてください。

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Microsoft Planner : Microsoft Teams の新しい Planner アプリが一般提供された

つい2週間ちょい前くらいにプレビュー提供開始された Microsoft Teams 内で利用できる新しい Planner アプリ。

Microsoft Planner : Microsoft Teams の新しい Planner アプリがプレビューで登場

ですが、先週なんかアイコンが変わった!?と思って中を見たら「プレビュー」の表記が消えていました。

▼なんかアイコンが違う

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Microsoft Teams :グループチャットのプロフィール画像をカスタマイズできるようになった

Microsoft Teams の利活用が進むとグループチャットも増えてきますよね。

▼グループチャット

するとパっと見でどんなグループチャットなのかを視認できるようにすべく、まずはグループ名の変更をすると思います。

Microsoft Teams :グループチャットに名前を付ける

そして今回、グループチャットのプロフィール画像を変更できるようになりました。今までだとグループチャットのメンバーのプロフィール画像が表示されているけど、人数の多いグループチャットだとたしか3人分を上限でゴチャっとしたものが表示されていました。それをカスタマイズできるという事です。

2024/02/20 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: アバターでグループ チャットをカスタマイズする

ここでは「アバター」と言っていますが、なんだか会議のアバターもあるからややこしいのと、あとでスクショでお見せしますが、UI上では「プロフィール画像」と記載されていますので、本記事は以下でアバターという呼称は使いません。

メッセージ内では3月下旬までに展開完了予定でしたが、僕の環境では昨日ようやく展開されたので、それでは試します。

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