Microsoft Teams :絵文字・GIF・ステッカーが1つの場所に統合

Microsoft Teams のメッセージでは、コミュニケーションを円滑にすべく(リアクションではなく)メッセージ内に挿入できる絵文字とGIFとステッカーがあります。テキストメッセージって感情がなかなか伝わりづらいですよね。別に怒っていないのに怒ってるって思われたり、機嫌悪いのかな?って思ってしまったり。そういう場合に感情を絵文字で添える事で、相手により正しい感情が伝わりやすかったりします。絵文字に関しては割と多くの人がプライベートで家族や友人との交流では使っていると思うので、そのメリットはわかるでしょう。一方、GIFやステッカーに関しては特に日本人にはあまり馴染みがないんじゃないかと思います。X(旧 Twitter )や facebook などのSNSを利用していて、かつ海外の人達と交流していたりフォローしている人であればアニメーションGIFはよく見かける光景かもしれませんが、X や facebook は LINE に比べると利用している人は少ないですからね。また海外の人のポストを良く見る環境にいない人も少なくないので、そういう人にとってはGIFとステッカーは馴染みがないでしょう。ちなみに僕もこれら2つは自分で使った事はほぼありません。更に言うと、未だにGIFとステッカーの違いはよくわかりません。という事で、個人的見解ですが、特に日本企業では Microsoft Teams 内で絵文字は使った事はあれど、GIFとステッカーは使った事がない人は非常に多いのでは?と推測します。

そんな中、従来のメッセージエリアを見ると、

▼従来のメッセージエリア(チャットもしくはチャネルの投稿の返信)

▼従来のメッセージエリア(チャネルの新規スレッド)

このように、ボタン群の中にどちらも赤枠内で左から「絵文字」「GIF」「ステッカー」と3つ並んでいました。

それが、1つ前の記事で紹介したメッセージ入力欄がシンプルになったアップデートに伴って、こちらオモシロ要素が3つのボタンだったのが1つのボタンに統合されました。

Microsoft Teams :メッセージ入力欄がシンプルになった

2023/09/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :メッセージ入力欄がシンプルになった

Microsoft Teams にはチャットとチームがありますよね。でも日本だと(海外は知らない)「チャットしますね」という言い方があると思います。それを Microsoft Teams に当てはめるとややこしいんですよね。「チャットする」って言ったらチャットの方だと思うけど、「チームの方にチャットします」とかおそらく言うんじゃないでしょうか?僕はこのややこしさを回避すべく「メッセージ」という言葉を利用しています。

▼チャットのメッセージ欄

▼チームのチャネルに新規スレッドを立てる際のメッセージ欄

このようにどちらも「メッセージ」という言葉であるという点。これにより「チャットにメッセージしてください」「チーム(もしくはチャネル)にメッセージしてください」って言えば、より明確かつ混乱のない言い回しだと思っていて、色々なところで推奨しているし僕自身も使っています。

はい、いつもの事ですが冒頭から脱線しましたが、この記事の以降の文章で齟齬がないように説明しました。

で、今回のアップデート内容はチャットもチームもどちらのメッセージ欄にも当てはまります。

2023/11/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Teams のシンプルな作成エクスペリエンス

とにかくメッセージ作成の体験をシンプルにするそうです。僕の方でアップデートの展開前後の環境があるので、比べてみます。

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Microsoft Teams :チャネルをアーカイブ(気になる挙動も発見)

Microsoft Teams の利活用が進むほど運用管理の課題がたくさん出てきます。多くの企業では Microsoft Teams の利活用促進自体が課題だったと思いますが、コロナ禍以降は否が応でも利用せざるを得ない状況になった事で、結果的に利活用が促進された企業もこれまた少なくはなかったのではと思います。それでも利活用が進まないという企業もたくさんいますが…。そして利活用促進自体が課題だった場合、ある程度達成できた段階でそれがゴールになって安心してしまいがちですが、あくまでもようやくスタートに立てた状況なんですよね。そこからの運用課題が永遠のテーマの如くたくさん出てくるでしょう。そして「運用課題」と聞くとIT部門の課題と思われがちですが、 Microsoft Teams のみならず Microsoft 365 はユーザーがある程度自由に利用できるものなので、多かれ少なかれ自由には責任が伴います。例えば Microsoft Teams でチームを作成すれば、チーム所有者はそのチームを運用していく責任が伴います。チーム所有者だけの責任でもないですね。チームメンバーだって同じです。つまりIT部門でもない一般ユーザーにも「運用課題」が出てくるわけです。わかりやすいところで「チーム増えすぎ問題」「チャネル増えすぎ問題」「グループチャット増えすぎ問題」あたり。ライフサイクル管理にもなってきます。他にも色々な課題は一般ユーザーにも出てきますね。さて、当ブログではいつも前置きが長いんですが、今回も前置きが長いのは、「ただの一般ユーザーであっても運用課題がある」という事を意識してほしいからでした。そして課題解決の糸口として Microsoft Teams の機能を知っておく事と、どういう時にその機能を使うべきか?という利用シーンを想定するところが大事になってきます。今回はそのたくさんある機能のうちの一つでもある「アーカイブ」について。

さて、 Microsoft Teams のチームには以前からアーカイブ機能はありました。

Microsoft Teams :チームをアーカイブできるようになりました

2018年なので割と以前からあったんですね。

今回はチーム単位ではなくチャネル単位でアーカイブできるようになったので紹介します。

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Microsoft Teams :チームの一般チャネルが非表示にできるようになる

※見事に更新が滞ってしまいました。過酷なスケジュールも一旦落ち着いたので今日は投稿しますが、日曜日から8日間ほど渡米するので、その間更新するかは…僕の体力次第です。たぶん無理だと思いますが。


Microsoft Teams が誕生して6年目、もう数日で7歳になります(2017/03/14 が誕生日)。最初の頃はいかに使ってもらうか?というアウトプットをしていましたが、奇しくもコロナ禍で利活用が加速し、あとは特に説明する必要もなく、今では使われて当たり前、なきゃ仕事にならないくらいになっている企業も少なくはないと思います。いや、こんな今でもまだまだ利用定着に苦労している企業も多いですけどね。 Microsoft Teams の利活用が促進されるほど、次の悩みとして管理者目線の運用課題は多々あるし永遠のテーマになるかと思いますが、利用者目線でも悩みは色々あると思います。そのうちの一つが情報過多になってきて、所属するチャットやチームが増えすぎてくる問題。特に偉い人ほど。そうなると情報の取捨選択が必要になってきます。 Microsoft Teams には色々な設定項目があり、もちろん不要になったチームは削除する事もできれば、削除せずともアーカイブ化したり、その前に通知をミュートさせたり非表示にしたりと、視覚的な意味で整理させる方法もあります。ここらへん動画にまとめたのをデモを交えて某弊社の YouTube のチャンネルで動画発信していますが、ここはプライベートなブログなので具体的にはリンク貼らないので、気になる方はなんとか探してみてください(笑)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のネタはチームのチャネルの非表示について。所属しているチームの中でも自分には関りの薄い・ないチャネルは、特にチーム内にチャネル数が多いと邪魔なので非表示にすると思います。でも、これまでは既定で存在する「一般」チャネルは非表示にできませんでした。それが非表示にできるようになるとの事です。

2024/01/29 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 一般チャネルを非表示にする

標準リリース環境でも2月中旬から展開開始されているようなので、すでに皆さんの環境でも展開されている人もいますかね。僕の標準リリース環境のユーザーは全滅ですが。その代わり、対象指定リリース環境のユーザーに展開されていたので、アップデート前後を比較して確認します。

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Microsoft Teams :チームに「見つける」というフィードが登場( Discover フィード)

今朝 Microsoft Teams を眺めていたら、チーム一覧の上部に「見つける」というメニューというかボタンというかテキストリンクが追加されていました。

▼チーム一覧の上部に「見つける」

これ何だったっけ?と思って Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターを眺めていたら 2023/12/14 付けでこんなメッセージが公開されているのを見落としていたようです。

▼ Microsoft Teams: チャネル内のフィードの検出

これ日本語訳がちょっと怪しくて、英語だと「 Microsoft Teams: Discover Feed in Channels 」でした。これを見ると英語では機能名が「 Discover Feed 」だと思うけど、日本語だと「ディスカバー フィード」。ディスカバリーチャンネルなどでディスカバーという英単語はなんとなく想像つくけど、それでも「ディスカバーフィード」と言われてもピンと来なそう。辞書見るとディスカバーは「発見」「発掘」「見つける」あたりなようなので、メニューも英語では「 Discover 」になっていたので、日本語のUIだと「見つける」で間違ってはいないけど、なんかしっくりくる日本語が。そういう日本語にするとしっくりくるかどうかってのがあるので翻訳って大変ですよね。まぁ、いいや。僕の環境に展開されていたので触ってみます。

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Microsoft Teams :チャネルの作成を促進させるアップデート

Microsoft Teams における運用課題。ここ1年で痛感したのが「実はまだまだ Microsoft Teams の利用定着されていない企業が多い」という実態。良くも悪くもコロナ禍で Microsoft 365 導入企業は否が応でも Microsoft Teams を使わざるを得ない状況になったので、それ以降は昔みたいに利用定着について必死に語るのは「今更…」と思っていたけど、特に中小企業の実態はまだまだでした。
次に利用定着されたとして、それはそれでまだようやくスタートラインに立てたわけですよね。そこからの運用課題も山のように出てくると思います。運用課題の中で多い声の一つが「チームが増えすぎた」「チャネルが増えすぎた」「チームとチャネルの構成が難しい」という課題。これは正直難しいですよね。過去を遡れば SharePoint のサイトコレクションやサブサイトの構成に悩んだ時代があり、ファイルサーバーのフォルダー構成に悩む時代もあったり。自分一人で考えてもどういう構成が良いのかわからなかったり、時と場合で考え方も変わります。それが関わる人が多くなればなるほど何が良いのかわからなくなります。
さて、その中でも「適切なチームがあるからチーム内にチャネルを作れば良いのに、チャネルを作らずに別途チームを作ってしまう」という課題もあります。既定ではチームもチャネルもほとんどのユーザーが自由に作成できるので、その自由さが裏目に出る場合もあります。かと言ってチームもチャネルも一部のユーザーしか作成できなく制限する方法が良いかというとそれも違います。なぜ Microsoft が既定でユーザーにチームやチャネルを自由に作成できる設定にしてあるのか?という事です。
ただ、それでもやはりチャネルを作成するのがふさわしいのに別途チームを作成してしまうという多くのユーザーの行動は Microsoft としても認識していたのか、ユーザーからの多くの声だったのか、とにかく今回紹介するアップデートはその課題を解決させる可能性を模索しているようです。

2023/12/13 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams / Microsoft Loop :ついにチームのチャネルでも Loop コンポーネントを追加できるようになった

これまで Microsoft Loop の Loop コンポーネントは Microsoft Teams 上ではチャットのメッセージからしか利用できませんでした。でもやはりチームのチャネルでも利用したいですよね。

2023/10/13 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ チャネルのループコンポーネントとTeamsのループ埋め込みモード

チャネルで Loop コンポーネントが使えますよって事ですね。標準リリース環境でさっき確認したら展開されていたので試してみます。

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Microsoft Teams :チャットやチャネルに貼り付けた Microsoft Stream の動画を直接プレビュー・再生できるようになった

先に怪しい記憶なので知っている人がいたら逆に教えてほしいけど、大昔は Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに貼り付けた動画は Microsoft Teams 内で再生できた記憶があるんですよね。 Microsoft Stream ( on SharePoint ) が出てくるようになってから中で再生できなくなったような…。僕の勘違いか幻ですかね。

まぁ、過去の話は置いといて、現在というかここ最近までは Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに Microsoft Teams ( on SharePoint ) の動画を貼り付けても、リンクが作られるだけでクリックするとブラウザーで Microsoft Stream の動画が開くという動作でした。それがようやく Microsoft Teams 内でプレビューできたり再生できるようになりました。

2023/07/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams チャットとチャネルでのストリームのプレビューと再生

今朝確認したところ、展開されている環境を確認したので見てみます。同じテナントに展開されていないユーザーもいたので、全く同じメッセージを見た時の違いも比べられます。

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Microsoft Teams :チャット・チャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えた

いやぁ、待ちに待ちましたよ!世間では展開開始されてるのに僕の環境には全然舞い降りて来なかったアップデート。別のリアクションについての過去の記事のアクセス数が急上昇しているので臨時情報を書き加えたくらいです。

これ、なんでこんなに検索からのアクセス数が急上昇しているか察しがつきます。 Microsoft Teams においてだいぶチャットのリアクションの利用も定着していていて、ただ以前から他のサービスに比べてリアクションの数が6種類と少なくて不満点だったのがリアクションの数が増えるという事は多くのユーザーにとって待望だったかと。そして Microsoft 365 は機能アップデートが世界中で一斉に変わるわけでもなければテナント単位で一斉に変わるわけでもなく、段階的にユーザー単位で展開されていくので、社内でもバラバラに展開されます。なので、運良くいち早く展開された人が新しいリアクションを使ってみたり社内で喜びの声をあげると、展開されていない人達が「あれ?なんで私は展開されてないの?設定が必要なのかな?調べてみよう」という具合にネット上で検索しているんだと思います。

さて、そんな事もあるので、まだ機能アップデートが展開されていない人にとっては「正座で待機」をするしかないという残念なお知らせをまずはしておきます。僕もメインで利用しているアカウントではまだ展開されていませんよ…。一つ先行して使ってみたい場合はパブリックプレビュー版に切り替えるという選択肢はありますが、会社によっては切り替えられない設定にされているところも少なくないだろうし、そもそも動作保証外になるのでオススメはしません。

2022/09/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)チームでの反応の拡大

これが結局プライベートプレビュー版では9月下旬までに展開完了していたけど、一般展開がようやく12月中旬から開始されて遅いと来年の1月下旬までに展開完了するという事ですね。いやぁ、まず一般展開された事をSNSなどで観測し始めたのは12月上旬なので若干フライング気味だったのと、上で「展開がまだな人は正座で待機」って書いたけど、つまり(日頃の行いが悪い)運の悪い人は1月下旬まで待たなければいけないハメになると…。早く周囲と一緒に使いたい機能なのにジラされます…。

とにかく、僕の検証用のユーザーでようやく展開されたので触ってみます。

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Microsoft Teams :チャネル作成時に Wiki タブが自動作成されなくなった

今朝、ふと Microsoft Teams に新しいチームを作成した時に違和感を覚えました。その違和感の部分がココです。

▼違和感…

Wiki タブがない!この違和感の原因がわかった時に思い出したメッセージがあります。2022/07/12付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに公開された以下のメッセージです。

▼構成変更: 新しいチャンネル作成による Wiki の自動プロビジョニングの無効化

あぁ、スッカリ忘れていました。チャネルの Wiki タブが自動作成されなくなるぞ、というメッセージ。昔から何かと不評だった Wiki だけど、たしかになんでチャネルを追加すると自動作成されるのかは疑問に思っていました。無理して使い道を考えちゃう事もあったけど、それはおかしい…と思った時からパッタリと使わなくなっちゃいました。メッセージに記載の通り、これまでは標準チャネルとプライベートチャネルを作成すると Wiki タブが自動で追加されていたけど、今後は自動で追加されないので必要あれば自分達で追加してくださいという事です。なお、既存のチャネルから Wiki タブが消えるというわけではありません。それでは見ていきます。

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