Power Automate :(完全ノーコードで)コミュニティイベントの登壇と連動して自動ツイートを流してみた

※本記事は以下のイベントでLTで登壇した時の勝手に連動企画です。

de:code夏まつり ~よりコミュニティを楽しくするためのコミュニティのすすめ the FINAL
https://msdevjp.connpass.com/event/183747/

日本人は Twitter が好きなようで、6月に開催されたグローバルイベントである Microsoft 365 Virtual Marathon でも、 Twitter の盛り上がりは断トツで日本だったそうです。

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Microsoft 365 & Power Platform :「アプリ」という言葉の定義がフワッとしている…(2020年7月版)

3年前の2017年にこんな記事を書きました。

Office 365 内の「アプリ」という言葉の定義がフワッとしている…

SharePoint :新しい表示(モダンUI)の「+新規」から見る「アプリ」という言葉の定義?

僕はこれまでも「 Microsoft Teams 」の読み方がわからない問題もしつこく取り上げたり(現時点では日本マイクロソフト社が明確に「マイクロソフト チームズ」としています)、言葉について執着があるように思われそうですが、言葉って会話をする上で大事だと思うんですよね。

3年経過した今となっては、 Microsoft 365 の話をしている時に「アプリ」という名前を使う時は、更にその言葉が色々な場所で色々な粒度で利用されているので、会話を円滑に進めるためにも認識齟齬がないようにするためにも、場合によっては具体的に「〇〇のアプリ」と言った方がいいのかな?と思ったので、あらためて記事にしてみました。

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Power Apps :アプリ作りで気を付けるべき事(スライダー編)

※「スライダー編」なんて書いてるけど、シリーズ化するとは限らないです(笑)

先日記事でも紹介した地理空間サービスを使ってみた時に気が付いた事です。

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Power Apps :地理空間サービス(プレビュー)を使うまでの設定の僕のつまづきポイント

Power Apps はカンタンにモバイルデバイスの緯度経度の情報を取得できるけど、それを地図にするには結構面倒だったんですよね。

▼これは Power Apps で作ったアプリ

地図を表示させるのは僕にとっては大変で試行錯誤しました。これは画像コントロールで Google Maps を表示させるわけですが、下のスライダーで地図の拡大縮小ができたりはするけど、グリグリ動かせたりとかはしません。

前々からこの地図がもっと簡単に実装できてもっと多機能だったらいいな?と思っていました。そしてそういう機能が実装されるという話も聞いて楽しみにしていました。そしてとうとうプレビューで実装されたみたいです。

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Power Apps : Community Forums に子供向けアプリを共有する「 Kid Zone 」登場!僕も共有しました!

新型コロナウイルスの影響で、世界的にも在宅しているお子さんと相手をしている親が大勢いると思います。そこで、子供向けの Power Apps のアプリを共有するギャラリー「 Kid Zone 」が Community Forums に爆誕しました!

Kid Zone – Power Platform Community
https://powerusers.microsoft.com/t5/Kid-Zone/bd-p/KidZone

共有されたアプリを入れてお子さんと一緒に遊ぶも良し、お子さんがいなくても大人が遊ぶも良し、入れてみて中身を見て勉強するも良し、また、せっかくの機会なので、自分が作った知育アプリなど子供が遊べるアプリがあったら共有してみるも良し。

現時点で9つものアプリが共有されています。

そして、そのうちの1つは僕が共有してみました。和太鼓アプリです。直接ページのリンクは貼りません。上述の Kid Zone から全アプリを見まわしつつ僕のアプリも探していただければと思います。一応演奏した動画を YouTube にアップしたので、観てみてください。


こんな世の中ですが、無理してまで人のために何かをしよう!なんて事は言いません。ただ、もし何かできる事があるなら、できる事をしたいですね。

Power Automate :iPhone の HEIC 形式の写真を OneDrive にアップロードしたら JPG 形式に変換する!

去年このような嘆きの記事を書きました。

OneDrive :iPhone のモバイルアプリから写真をアップロードした時の挙動が変わった

今の iPhone では、撮った写真は .heic という拡張子のファイルで保存されます。で、それまでの OneDrive モバイルアプリの挙動は、このHEIC形式の写真ファイルを、JPG形式に変換してアップロードしてくれたので、そのままPCで画像を利用できていました。
ところが、この OneDrive モバイルプリの仕様変更により、HEIC形式の写真ファイルはそのままの状態でアップロードされるようになったんです。高画質のままでファイルサイズが小さくなるのがHEIC形式の特徴という事で、この仕様変更は正しいっちゃ正しいんだろうけど、PCでそのまま写真ファイルを扱いづらくなってきたのは残念です。
これを解決するには Microsoft Store で HEIF 画像拡張機能なるものをインストールすれば良いとの事だけど、なんか僕のPCではイマイチ微妙なんですよね。画像が荒いまま表示されたり、別にJPGに変換できるようなUIがなかったり(もしかしたらあるかも…)。他にフリーソフトやWebサービスで変換できるけど、それもなんだか嫌だ…。
という事でちょっと困っていた時に Twitter で軽く呟いたら救世主が現れました。某株式会社ソントレーゾの名物CTOで僕と同じ姓の中村亮太さんです。

パパっと作ってパパっと記事にしてくれるんですよね。

#PowerAutomate を使って iOS の 画像独自方式 HEIC を ノーコードで jpeg形式に変換する!

ありがたやぁ!という事で早速僕の方でも作ってみました。
更に僕の方でアレンジを加えていたり、気が付いた点をこの記事で追記します。(以下は、上記の某CTOの記事を目を通した前提で書きます)

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Power Virtual Agents :ノーコードでBotを作って SharePoint に埋め込んでみた(動画)

先日の記事でも紹介しましたが、 Microsoft Ignite 2019 で Power Platform が大きく変化しました。

Power Platform :大きな変化 そして Microsoft Ignite 2019 Vision Keynote にて…

さて、噂によると「 Power Platform 」が「 Microsoft Power Platform 」になったようです。 Microsoft を冠する事になったんですね。つまり Dynamics 365 の一部でも Office 365 の一部でもなくなり(元々 Office 365 の一部ではないけど)、ハッキリと独立宣言という事ですかね。

その中で大きな変化の一つに4人目が追加されたことです。それが「 Power Virtual Agents 」ですね。名前が長い…。そして「 Virtual 」という単語は英語ニガテマンの僕にはいつもタイピングした時に綴りが間違えていないか不安な単語。そして「 Agents 」は最後の s をつけ忘れないように…。

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Power Platform :大きな変化 そして Microsoft Ignite 2019 Vision Keynote にて…

昨日からアメリカはオーランドで始まった Microsoft の大きなイベント「 Microsoft Ignite 2019 」。 今僕が所属している会社はスポンサーなので、凄く行きたいと懇願したけど残念ながら行けず、行きたかった人生でした。
指を咥えながらキーノートを見ていたんですけど、今回は Power Platform に大きな変化がありましたね。

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PowerApps :OneDrive 内の Excel ファイルをデータソースとして利用したい場合に陥りやすい罠

PowerApps でアプリを作る時に、業務アプリであるなら何かしらのデータを利用したアプリまたは何かしらにデータを保存するアプリを作る事が多いと思います。その一つの解が Common Data Service (以下「CDS」)ではあるのですが、プランの関係で利用できない事が多いと思います。次に SharePoint な人たちならカスタムリストを利用する事も考えられます。しかし、 SharePoint も誰でも触れるわけでもなく気軽にサイトやリストを作成できない環境である場合もあります。そう考えると、やはり手っ取り早く Excel ファイルのデータを利用するという方法も当然考えられます。例えばカタログアプリなど滅多に中のデータを変更しないような場合は、 Excel ファイルを利用しても良いと思います。

さて、 Excel ファイルを利用すると言っても大きく2通りの方法があります。 Excel ファイルのデータをアプリのデータソースに流し込んでしまうパターンと、 OneDrive などに保存している Excel ファイルのデータを読み込むパターン。
前者の場合はデータを変更したくなったら、そのたびに PowerApps 上から Excel ファイルをインポートし直さなければいけませんが、後者の場合は PowerApps のアプリを編集しなくても OneDrive 上の Excel ファイルのデータを更新すれば良いのでメンテナンス性は後者の方が良いと思います。

では、 OneDrive 内の Excel ファイルをデータソースとして利用してみます。まずは、Excelファイルを用意して OneDrive にアップロードします。

▼この Excel ファイルをデータソースにしたいと思います。

では、 PowerApps でデータソースを追加します!

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Microsoft Flow :左のナビゲーションに「作成」が追加された

最近毎日 Microsoft Flow を触っているので、ここ数日に追加されたと感じたのですが、左のメニューに「+作成」が追加されました。

▼「作成」が追加されました。クリックすると…

▼こんなページに飛びます

注目すべきはこの赤矢印の先の大きなタイルメニュー。先日、フローを作る時にどれを選んで良いかわからないよねって内容の記事を投稿しました。

Microsoft Flow :新規フロー作成時にどれを選べばよいかわからなくなる(あるある?)

だけど、この「+新規」から飛んだページには説明文もあって一目で理解できるアイコンもあるので迷わなくなりますね。

▼これはわかりやすい

という事で慣れないうちはこちらからフローの作成を開始した方が良いかもしれない!