Microsoft Teams :通知の場所を右下から変更できる

これはうれしい人も多いんじゃないかと思います。例えば Microsoft Teams でオンライン会議に参加してる時に、会議チャットにメッセージを書き込んでいる最中に通知が来て通知ボックスが邪魔に思う事ありませんか?

▼メッセージ書いてる最中に通知ボックスが…

など、この画面右下に表示される通知ボックスが邪魔に思う時があるかと思います。この通知ボックスの場所を変更できるようになりました。

2024/12/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 通知の場所をカスタマイズする

展開スケジュールを読む限りは一般提供も2月中旬で完了予定なんですけど、僕が確認していた限りは標準リリースのユーザーは最近まで展開されていませんでした。でも、今確認したところ使えるようになっていたので試してみます。

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Microsoft Teams :チャネルのメッセージもスケジュール送信ができるようになった

僕の肌感としては Microsoft Teams では、メッセージ関連の新機能はチームよりもチャットの方が先に実装され、遅れてチームの方にも実装されるように思います。今回もその1つですね。

2022年12月に Microsoft Teams のチャットのメッセージにスケジュール送信の機能が展開されました。

Microsoft Teams :チャットのメッセージをスケジュール送信できるようになった

このように今まではチャットのメッセージのみスケジュール送信機能が利用できていました。あれから2年…。

2024/12/10 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: チャネル メッセージのスケジュール設定

2年経ってようやくチャネルの方でも使えるようになりました。一般提供の展開スケジュールとしてはもう提供完了しているハズですが、僕の一部の環境ではまだ展開されていない事を確認しています。

では展開されているユーザーで試してみます。

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Microsoft Teams :チャットやチャネルのメッセージ内の添付ファイルがプレビューできる(まずはPDFから)

[ 2025/05/08 現在 ]
このアップデートは 2025/03/20 のアナウンスで機能展開を延期し、展開されている環境からもロールバックされています。


Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージにファイルを添付する事は、多くの人が仕事で1日1回は最低でも行う行為かと思います。以前はファイルの種類のアイコンなどが表示されたリンクが生成されるくらいでしたが、去年2024年7月あたりにプレビュー画像が表示されるようになりました。

Microsoft Teams :メッセージの添付ファイルにプレビューが表示されるようになった

この記事内でも書いているけど、たしかにファイル名だけでは内容が類推できない場合でも1ページ目のプレビュー画像が表示される事により、中身を開かずとも内容を類推しやすくはなったけど、 PowerPoint なら表紙だけ見えてもだいたいファイル名と表紙のタイトルは同じ事が多いのでそんなに意味があるように思えないし、 Excel なら細かいシートがプレビュー画像で表示されても内容を類推しづらいので、実際はそんなにうれしいのかな?なんて思いました。

ただ、今回はその次のステップのアップデートかと思いますが、こっちはうれしいアップデートです。

2024/11/15 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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SharePoint :「スペース」「マイフィード」リタイヤ情報

僕は過去に何度か書いていますが、当ブログのポリシーの1つとして基本的には自分の環境に展開された機能を実際に触って試してそれを紹介する事にしていて、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにアナウンスされた時点の情報はまだ未確定な情報も少なくはない事から、その時点では紹介しないようにしています。ただ、リタイヤ情報だけは別で、書きたいと思ったら極たまに書いています。今回もその情報です。


僕の Microsoft 製品の関りは SharePoint からスタートしていて、かれこれ2008年から17年ほど無駄に関わっています。その中では、僕自身はたいして成長していませんが、 SharePoint に関してはそもそもの存在意義?立ち位置?も含めて色々な変遷がありました。今回のリタイヤも時代や技術の大きな転換の息吹を感じる情報でした。

※リタイヤのタイムラインは遅延される事も多いので、リタイヤの日付はあくまでも現時点での情報です。

■ SharePoint スペース の廃止

まずは SharePoint の中で MR( Mixed Reality ) 、没入型の 3D コンテンツを作成できる「スペース」の廃止がアナウンスされました。今年2025/03/10~2025/08/11までに廃止されるようです。

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SharePoint :「編集カード」Webパーツが追加された

なんか SharePoint に新しくWebパーツが追加されるのって久しぶりな気がします。

2025/01/07 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft SharePoint: Pages と News 用の新しい “エディトリアル カード” Web パーツ

英語では ”Editorial card” web part ですが、日本語だと「編集カード」という表記でした。

このWebパーツは、どこかを更新するとWebパーツ内の情報も更新されるような動的な処理をされるWebパーツではなく、テキストWebパーツなど、編集者が自分で情報を入力したりデザインしたりする系のWebパーツです。メッセージセンターのメッセージの概要や冒頭を読んでもイマイチわかりづらいというか抽象的な表現の文章でしたが、つまり「オシャレなビジュアルでインパクトを出すようなカード形式のコンテンツを簡単に作れますよ」的なWebパーツらしいです。そして下の方のサンプルではシャレオツな感じの例が紹介されていますね。

こちらメッセージセンターのメッセージ内には展開時期は一般提供は2月中旬~2月下旬と記載されていますが、すでに僕が持っている標準リリースのユーザーにも展開されているので、実際に触ってみます。

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Microsoft 365 :サインインすると「 Microsoft 365 Apps で Copilot Chat のロックを解除する」という画面が出てくる

※本件は僕の環境で実際に起きている事を事実ベースで紹介します。

今月の Microsoft 365 アプリが Microsoft 365 Copilot アプリに変名称更された発表や、 Microsoft 365 Copilot Chat の発表は、全体を通して Microsoft から「もっと Copilot 使ってほしい」という強い意思を感じる発表でした。

Microsoft 365 ホームに突如表示された「近日公開予定!…」のメッセージ

Microsoft 365 Copilot Chat の認知度向上祭?( Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーでも利用可のヤツ)

Microsoft 365 アプリが Microsoft 365 Copilot アプリに変わった

これらの中でも紹介していますが、 Microsoft 365 Copilot ライセンスがない Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーでも Microsoft 365 Copilot Chat が利用できるんですよね。デビュー当時は Bing Chat Enterprise なんて名前だったのが、いくつかの名称変更の変遷を重ねた上で。ただ、これが Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーがAIの学習に業務のデータを利用されないと謳う安心安全の生成AIとして利用できる事を知らない人も多く、おそらくなかなか利用率も上がらない中、 Microsoft 365 からもたどり着けるための導線としてアップデートもされてきました。

Microsoft 365 :Copilot がアプリ一覧に表示された&ピン留めと併用すると良いかも

そして今回自分の Microsoft 365 ライセンスのみの検証用テナントのユーザーで Microsoft 365 にサインインしたところ、こんな挙動を確認したので紹介します。

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SharePoint :WebパーツなどUIが少し変わった(また「クリリンの額」が登場)

僕の観測では Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにはアナウンスはなかった認識だけど、少し前に気付きましたが、 SharePoint のUIがちょっと変わりました。サクッと気が付く範囲で見ていきます。

ページやニュースを作る際に追加していくWebパーツですが、各Webパーツの上部に表示されるコマンドバーのUIがちょっと変わりましたね。例えばテキストWebパーツを例に出します。

▼現時点のテキストWebパーツ

さて、どう変わったかわかりますか?ピンと来ない方のために、当ブログの過去のスクショを出してみます。とはいえ半年前くらいのスクショですが。

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Microsoft 365 : Microsoft 365 Copilot アプリから「タグ」機能が廃止されました

Microsoft 365 Copilot アプリ(旧 Microsoft 365 アプリ)にはコンテンツにタグ付けができる機能がありましたが、おそらく使われなかったんでしょうね。廃止されてしまいました。

2024/12/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft 365 (Office) アプリ: “タグ” 機能は廃止されます

去年2024年の12月のメッセージなので「 Microsoft 365 (Office) アプリ」と記載されていますが、つい最近、名称が「 Microsoft 365 Copilot アプリ」に変更されたので、本記事では新しい名称に置き換えて続けます。

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Microsoft 365 アプリが Microsoft 365 Copilot アプリに変わった

数日前に「近日公開予定…」の謎メッセージについての記事を書きました。

Microsoft 365 ホームに突如表示された「近日公開予定!…」のメッセージ

これは目的として Microsoft 365 Copilot Chat を使ってもらうべく色々な施策が走っていますが、それの1つとして名称変更があり、やはり「 Copilot 」を示唆する名前にしたかったんでしょうね。

Microsoft 365 Copilot Chat の認知度向上祭?( Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーでも利用可のヤツ)

という事で、 Microsoft 365 というアプリが Microsoft 365 Copilot というアプリに変わるという事でしたが、僕の環境にも変更されはじめてきたので、ちょっと色々と変化を観察してみたいと思います。

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Microsoft Teams :新しいカレンダー( Outlook と同じ)

Microsoft Teams は2017年に一般提供開始され、もうすぐ8歳になります( 2017/03/14 が誕生日です。ちなみに僕の誕生日は 1976/03/08 です。)。当初は Microsoft Teams の事をただのビジネスチャットサービスやオンライン会議サービスではないという表現に「デジタルワークスペース ハブ」という表現をしていました。車輪に例えて Microsoft Teams がハブ(中軸)にあたるという事です。つまり、デジタルワークに関しては Microsoft Teams 内で完結できる(完結を目指している)という事です。なので色々な Microsoft 365 の各種アプリが Microsoft Teams 内アプリやタブやコネクタなどで接続されるようになりました。

という歴史を少しだけ振り返った上で、 Microsoft Teams にはカレンダーの機能もありますよね。これは Teams 会議のスケジュールのみ表示ではなく、 Outlook の予定表と同期されています。なので中には予定確認に Microsoft Teams のカレンダーを利用している人も少なくはないのではと思います。

ただ、 Microsoft Teams のカレンダーって Outlook の予定表とUIが異なるので、それが引っかかって Outlook の予定表を使っているという人も多いんじゃないかと思います。そういうフィードバックが多かったんでしょう。 Outlook の予定表とUX(ユーザー体験)を同じにするという意図で、新しいカレンダーのアップデートがあります。

2024/10/10付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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