Microsoft Teams :ついに来る!「 Enter 誤爆(誤送信)」解消設定!

いやぁ、2017年3月14日に Microsoft Teams が誕生して以来、9歳を迎える直前に、長年言われ続けてきた不満にようやく応えるアップデートが来ますよ!

メッセージ入力中に改行しようと Enter キーを押してしまって、書き途中のメッセージを誤送信してしまう「 Enter 誤爆」問題です。当ブログでも過去に取り上げてきました。

Microsoft Teams :利用者目線での気になる点 「Enterで誤爆(誤送信) 編」

そして、そもそも Microsoft 365 内の色々なアプリの「改行」「送信」のショートカットキーについてまとめたのが以下の記事(だいぶ古いので今となっては…という内容ですが)。

Office 365 のそれぞれのサービスの「改行」「投稿(送信)」方法 ショートカットキー

さらに、去年2025年9月には Microsoft Teams のショートカットキーのカスタマイズができるようになったので、これで「改行」「送信」のショートカットキーを変更できるんじゃないか!?と歓喜したらぬか喜びで、改行のショートカットキーはなぜか編集できないという落とし穴があってガッカリした人も多かったハズです。

Microsoft Teams :ショートカットキーのカスタマイズ(何かを期待したらガッカリかも…)

ここでも僕は書いていますが、そもそも Word や PowerPoint も改行は Shift + Enter なので、正しいそのキー操作を知っている人にとっては何ら問題なく、だから逆に「改行は Shift + Enter 」を覚えた方が良いんじゃないか?という話もしています。

しかし…「 Enter は改行にしてくれ!」の要望は非常に多く、いや、むしろそれができないからアンチ Microsoft Teams の勢いが加速していくくらいの流れはあったと思います。

そしてこの度!ようやくこの根深い問題を解決できるアップデートが来るんです。2026/01/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)Microsoft Teams:Teamsチャット設定で「Enter」キーの動作を選択します

Enterキーで「メッセージを送信する」と「改行をする」をどちらか選択できるようになる設定が登場するというわけです。こちら2026年3月2日現在で「アップデートが来た」という過去形で表現していないのは、一般展開期間が理由です。メッセージを読むとターゲットリリース・標準リリース同じく2026年2月下旬~2026年2月末という記載があります。もう3月なので過ぎていますが、現時点で僕が確認した限りだと、ターゲットリリースのユーザーは概ね展開されているけど、標準リリースのユーザーには全然展開されていません。なので「 Enter 誤爆問題解消できる!」という情報を知った人達が自分の環境でまだ展開されていなくてガッカリする可能性があるからです。

なので今回は僕のターゲットリリース環境で展開されたので、そちらを見ながらまだ展開されていない方は予習してみてください。と言っても難しい事はありませんが。

▼チャットを開く

この状態だと、アップデートが展開されたかどうかはわかりません。

▼メッセージにテキストを入力

このようにテキストを入力すると、メッセージ欄外右下に「 Shift + Enter キー 改行します。」という、やや不自然な文言が表示されます。この表示された人はアップデートが展開された証です。

つまりアップデートが展開されても、既定はこれまで通り Shirt + Enter で改行です。さすがにこの既定が切り替わったら、むしろ今まで慣れてきたユーザーが誤送信しちゃって、世界中で Enter 誤爆がむしろ起きちゃいますからね。

じゃ、 Enter で改行したい人はどうしたら良いのか?これもこの「 Shift + Enter キー」の部分にマウスカーソルを当てると、

▼下線が付くので、そのままクリックします

▼すると設定画面の該当項目に直接リンクされます

ここで、

▼「新しい行を開始します」にチェックを変更すればOKです

あらためてチャットに戻ると、

▼設定変更後のメッセージ欄

メッセージ欄外右下の表記が「 Enter キー 改行します。」に変わっていました。この状態で Enter キーを押すと、

▼これで Enter 誤爆問題から解消!

多くの人の喜びの声が聞こえてくるようです。

設定画面に項目が追加されたので、

▼画面右上の「…」から「設定」をクリックすると、

っていうか「 Premium を利用できるようにする」が非常に邪魔ですが…。

▼設定画面の「チャットとチャネル」カテゴリーの下部の方にあります

これ昨日はこの設定項目が表示されたタイミングで、下の「開封確認」の設定項目が消えていましたけどね。今はちゃんと直っています。

ここからも設定できますが、やはり実際にチャットのメッセージ欄外右下で現状を確認し、そこからクリックして設定を変更できる導線の方が良さそうですね。

という事で、まだ一般展開が完了するには少し時間がかかりそうですが、ようやくこれで大きな Microsoft Teams の不満が解消されそうです。

これでアンチが減っ…じゃなく好きになってくれる人が増えてくれれば良いですが、そんなに甘くないですよね。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い…ですからね。むしろ「なんで今まで対応しなかったのか?怠慢だ!」という声も聞こえてきそうです。これに関して Copilot に聞いてみたところ、言語が関係するのでは?という見解がありました。つまり Microsoft Teams が開発される英語環境ではあまり Enter 送信の設定は不満にはならないそうです。詳細はここでは説明しないので、みなさんも Copilot に質問してみましょう。それが正しいかどうかもわからないし、そこまで調べるほど僕は興味ないので(笑)

いずれにせよ、もし英語圏以外のユーザーの不満だったとしたら、これまで対応されていなかったのは Microsoft に大きな改善要望として声が届いていなかったのではとも推測できます。そして今対応されたという事は、声が届いたからだという事も推測できます。真意は不明ですが。

いずれにせよ、それでもなお、 Word や PowerPoint では Enter キーは改行ではないです。それを知らないで改段落を頻発させている文書やプレゼンテーションは良く見かけます。僕はそれでもう慣れたので、この設定を変更する事はないです。なので僕にとってはこのアップデートは特に歓喜はしません。多くの方が喜ぶであろうと思いますが、くどい様ですが Word や PowerPoint では Enter キーは改行ではない流れで Microsoft Teams も Shift + Enter が改行になっているハズなので、それを知った上でこの設定を変更するとしないとでは色々と違うと思います。