目立つ場所に「新しい Teams を試す」というトグルスイッチが表示されたので切り替えて使っている人も多いとは思います。一方で「興味がない」「なんか怖いのでオンにしていない」というユーザーも結構いるようです。ただ、「 Classic 」と付くようにいずれかは切り替わるものなので、なるべく早いうちに新しい方を試して慣れておく事も大事だとは思いますが、いよいよ自動更新されるようです。
2023/10/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼クラシック Teams ユーザーは、2024 年 3 月 31 日以降、新しいチームに自動的に更新されます
ここに太字下線で目立つように記載されていますね。
「本日は、2024 年 3 月 31 日以降、新しい Teams に更新していない従来の Teams ユーザーは、新しい Teams に自動的に更新されることをお知らせします。」
SharePoint からサイトを作成する事って僕もそんなに多くないです。チームサイトの場合は Microsoft Teams でチームを作れば自動で作成されるけど、そうじゃなくて SharePoint 単体でサイトを作成する機会はあまりありません。なので以前作成したのがいつだったか忘れたけど…でも半年も前じゃなくここ1カ月2カ月前の話です。なので今日気が付いた変化はここ数カ月の変更かと思います。大きな変更ではないけどちょっと試します。
▼ SharePoint スタートページの左上の「+ サイトの作成」をクリック
あ、ここに「+ サイトの作成」がない人はテナント管理者がユーザーがサイト作成をNGにしている設定にしているのであきらめてください。これね、 Microsoft Teams は自由にチームが作成できるのに、 SharePoint は自由に作成できない設定にしているところもあるみたいで、何でそういう設定にしているんでしょうね?だって Microsoft Teams でチームを作成すれば、 Outlook から Microsoft 365 グループを作成すれば、 Microsoft Planner でプランを作成すれば…などなどで SharePoint のチームサイトも自動で作成されちゃうので…ユーザーにコミュニケーションサイトを作成させたくないという事なんですかね?まぁ、それはイイや。
2023/12/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼(更新済み)チーム作成の簡素化
チーム作成時のオプション選択時にほとんどのユーザーはテンプレートを選ばずにゼロからプライベートチームを作成する傾向があるそうです。なので既定を「ゼロから作成」「プライベート」に設定された状態にする事で、余計な導線をなくすのがこのアップデートのようです。皆さんはチーム作成時に今までテンプレートからチームを作成した事ありますか?僕は検証では試したことあっても、実際に利用するチームではテンプレートを使った事ありません。思い起こせば SharePoint 2007 時代からサイト作成時のテンプレートが色々ありましたが、使った事ないですね。結局用途によって利用するパーツなどは違うので、試しにテンプレートから作成しても、余計なパーツを削除するところからスタートして結局ゼロから作成する時と同じ真っ新な状態にしちゃうので、意味がないというかむしろ削除するのに無駄な時間がかかります。そういう意味では僕は概ね SharePoint や Microsoft Teams などのテンプレートは無駄だと思っています。
先に結論をザックリと書くなら「この発表で、より多くの人が Copilot を利用できるようになる」です。おそらくこの記事の記載順からしても「 Copilot Pro 」の発表がメインっぽいけど、僕の中ではやはり Copilot for Microsoft 365 が今までは実質大企業のみが購入・利用できたのが、中小企業などより広く購入・利用できるようになる事の方が大きいです。そしてより広く購入・利用できるようになったからこそ、あらためて注意しなければいけない事があります。それを気にせずに試験運用として数ライセンス購入しパイロット運用を開始してしまうと、逆に Copilot にマイナス印象を持たれてスケールせずに試験運用の数ライセンスも解約…というストーリーになりかねないです。ここら辺もあとで触れていきたいと思います。
Microsoft Teams の会議をアバターを使って3Dの仮想空間に没入し体験できる「イマーシブスペース」。去年2023年10月からパブリックプレビュー開始されはじめて僕も触ってスクショを撮っていたけど、ウッカリ記事にするのを忘れたまま…気が付けば一般提供開始されていました。会議にアバターで参加だけでも懐疑的な人もいる中で、イマーシブスペースはどうなんでしょうね。
■ 過去の Microsoft Ignite での発表で振り返る Microsoft Mesh 、アバター、イマーシブスペース などなどの歴史