Microsoft Teams :会議録画ファイルを SharePoint / OneDrive で再生すると再生スピードを変えられる&その他変更あり

再生スピードが変えられる機能が展開されたのは9/17に確認していたけどウッカリ書くのを忘れていたようです。そんな中、更にUIも変わったり地味に他の機能も追加されていたのでまとめてみます。

さて、以前こんな記事を書きました。

SharePoint / OneDrive :動画ファイルを再生するプレイヤーのUIが変わった(今後の Microsoft Stream の進化の序章?)

地味にUIに変化があったんです。「 Microsoft Stream (built on SharePoint) 」が一歩一歩進化していってます。というよりクラッシックの方の Microsoft Stream の機能からガクっと機能落ちしてしまっているので、悪い言い方をすれば「一旦退化したのを元に戻す」という感じでしょうか。または「枝分かれした枝を分岐点まで戻って別の枝で再度成長」という感じでしょうか。まぁそれでもポジティブに「進化」と言うとします。で、その進化の一歩・二歩あたりが今回の記事。

では、上で紹介した8/11時点のスクショと現在のスクショを見比べてみます。

“Microsoft Teams :会議録画ファイルを SharePoint / OneDrive で再生すると再生スピードを変えられる&その他変更あり” の続きを読む

SharePoint :ホームサイトの設定が SharePoint 管理センター上からできるようになった

さて、その前に「ホームサイトってなんですか?」ってところですが、簡単に言えば社内ポータルサイト的な位置付けだと思ってもらってOKかと思っています。 Microsoft Docs を読むと「イントラネットのランディングサイト」なんて表現があります。つまり訪問者が最初に着地するサイトです。

おそらく Microsoft 365 を導入している多くの企業では、未だにオンプレミス時代の SharePoint のポータルサイトを移植して SharePoint Online 上に旧態依然とした社内ポータルサイトが鎮座しているんじゃないでしょうか。中にはゴリゴリ開発されていてそれを理由にクラッシックUIのサイトで社内ニュースはお知らせリストなんて懐かしいものを使って…。もしそうだったらすでにだいぶ後れを取っている状況ですが、 SharePoint の、 Microsoft 365 の現状をしっかり把握し、更に Microsoft の描く未来を見据えて方向転換していかなければいけないと僕は思います。特に今や Microsoft 365 を導入している企業では Microsoft Teams を使わない選択肢はなかなかないと思いますが、ホームサイトは Microsoft Viva Connections を使用して Microsoft Teams と統合するために必要となります。まだプレビュー段階なので今すぐというわけではありませんが、しっかりとキャッチアップをしておきたいところですね。細かいホームサイトの話は、以下の Docs のページを参照してください。計画から参考になるページです。

“SharePoint :ホームサイトの設定が SharePoint 管理センター上からできるようになった” の続きを読む

SharePoint :セクションの折りたたみアイコンの位置が変更できるようになった

SharePoint のセクションにここ最近機能がちょくちょく追加されていますね。

SharePoint :セクションが折りたためるようになった

SharePoint :セクションを折りたたみ可能にした時のみ区切り線を表示できるようになった

と書いておいて読み返すと折りたたみ機能なんてもう展開から2ヶ月経過していたんですね。「ここ最近」じゃないですね。で、そのセクションの設定に数日前に新しい項目が追加されていました。数日前はその項目だけ英語表記だったけど今は日本語表記になっていました。それでは試してみます。

“SharePoint :セクションの折りたたみアイコンの位置が変更できるようになった” の続きを読む

SharePoint :セクションを折りたたみ可能にした時のみ区切り線を表示できるようになった

今年の7月あたりに SharePoint のページ・ニュースのセクションが折りたたみ可能になりました。

SharePoint :セクションが折りたためるようになった

ニュース Webパーツなど特定のWebパーツでは開閉を数回するとエラーでWebパーツが表示されなくなるなど挙動は安定していませんでしたが、実は今でも直ってないです。ただ、僕の観測だとテキストやリンク関係のWebパーツあたりはエラーになる事はないです。なので折りたたみを利用する場合は設定した後に数回開閉して問題ないかを確認するとイイかもしれないです。

さて、そのセクションですが、折りたたみ可能にすると新しく区切り線を表示できる項目が追加されていました。実際に見てみます。

“SharePoint :セクションを折りたたみ可能にした時のみ区切り線を表示できるようになった” の続きを読む

SharePoint / OneDrive :動画ファイルを再生するプレイヤーのUIが変わった(今後の Microsoft Stream の進化の序章?)

まず先に今日気が付いた変化をお見せします。

■ Microsoft Teams の会議の録画を再生した時に…

別件で検証していた Microsoft Teams の会議の録画。チャネル会議なのでチャネルのファイルタブ、つまり裏側の SharePoint のチームサイトのドキュメントライブラリに保存された動画ファイルを再生したら、なんかちょっと異変に気が付いたんです。

▼さて、異変に気が付きますか?

“SharePoint / OneDrive :動画ファイルを再生するプレイヤーのUIが変わった(今後の Microsoft Stream の進化の序章?)” の続きを読む

OneDrive / SharePoint :ライブラリのプレビューは実は凄いよね(例: Photoshop なしでPSDファイルを見られる)

OneDrive や SharePoint のライブラリに様々なファイルをアップロードすると思うけど、 Word / Excel / PowerPoint はもちろんだけど、他にも色々な種類のファイルをプレビューできますよね。これが意外と便利なんですよね。

ちょっとだけ紹介します。(全て OneDrive で試しました)

“OneDrive / SharePoint :ライブラリのプレビューは実は凄いよね(例: Photoshop なしでPSDファイルを見られる)” の続きを読む

Microsoft Lists / SharePoint : SharePoint 側で開いたリストからも「お気に入り」登録する事ができるようになった

Microsoft Lists が展開されたのが過去の記事を見るとおよそ去年の9月あたり。そろそろ1年経ちそうですね。そもそも Microsoft Lists の登場は、昔から Microsoft 365 を利用してきた人達にとっては理解できるけど、最近利用しはじめた人達にとっては、頭が混乱する一つの要因でもありますよね。なんせ、 SharePoint のリストと実体は同じでもありますからね。 SharePoint のリストを開いてアドレスバーのURLにパラメーター( ?env=WebViewList )を追加すると Microsoft Lists のUIで表示されるし、逆に Microsoft Lists からマイリスト以外の場所に作成したリストを開いてアドレスバーのURLにパラメーター( ?env=WebViewList )を削除すると SharePoint のUIで表示されるし。その仕組みを知らないとなかなか混乱すると思います。

Microsoft Lists :ようやく僕のテナントにも Microsoft Lists が正式?に展開された!

さて、なんだかんだ言っても便利な Microsoft Lists 。僕が便利だと思っている副産物的な事の一つに、これまで SharePoint 側で作成したリストを開くのに、目的のサイトに行ってリストを探すという地味に手間になる操作が必要でしたが、リストをお気に入り登録すれば Microsoft Lists を開くと一番上にお気に入り登録したリストが表示されているので、すぐに目的のリストを見つけられるという事。なので、例えば自分が1日1回など頻繁に利用するような業務アプリが複数サイトに複数あったとして、それを利用するたびにサイトから辿って行くのは操作の無駄かと思います。その場合は、よく利用するリストをお気に入りとして登録すれば、 Microsoft Lists を開くとすぐに利用したいリストが一覧に表示されるという感じです。

“Microsoft Lists / SharePoint : SharePoint 側で開いたリストからも「お気に入り」登録する事ができるようになった” の続きを読む

SharePoint :セクションが折りたためるようになった

SharePoint のページにはWebパーツをひとまとまりにするセクションがあり、ページレイアウトにおいても重要になってきます。ブラウザーの横幅を狭くしたりタブレットやモバイルで見た時に最適な表示をさせるレスポンシブレイアウトにおいても、実はこのセクションの使い方が大事だったりします。ページ作成者がPCで画面最大にして最適な配置でセクションやWebパーツをレイアウトしても、実はモバイルから閲覧すると全然…なんて事もあります。

そんなセクションですが、ついこの間の7月1日に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼折りたたみ可能なセクション

セクションを折りたたんだり展開できたりするらしいです。なんて思ってたら予想外に今朝もう僕のテナントには展開されていたのでちょっと見てみたいと思います。

“SharePoint :セクションが折りたためるようになった” の続きを読む

SharePoint : Microsoft Teams のチームの裏側のチームサイトかどうかがわかるようになった

今日、7月7日は七夕ですね。アナタの織姫・彦星は見つけられましたか?…と、わけのわからない事は置いといて。

SharePoint のチームサイトって、もちろん SharePoint から作成する事も可能ですが、それ以外にも Microsoft 365 グループを作成したり、 Microsoft Planner でプランを作成したり、そして一番多いのが Microsoft Teams でチームを作成した時に勝手に作られる、関連付けられたというか裏側で機能しているチームサイトがあると思います。そうやってどんどんチームサイトが増えた時に、ふとアクセスしたチームサイトが、純粋なチームサイトなのか? Microsoft Teams のチームの裏側のチームサイトなのか?がよく判別できない事もあったと思います。それが、今朝ふと見ると、簡単に判別できるようになっていました。では見てみます。

“SharePoint : Microsoft Teams のチームの裏側のチームサイトかどうかがわかるようになった” の続きを読む

Microsoft Lists / SharePoint :リストのグリッド ビューから複数行テキスト列のテキスト装飾ができるようになった

「 Microsoft Lists つまり SharePoint のリスト 」。リストを言い表す時にこう表現しなきゃいけないのは面倒ですね。ただ、 Microsoft 365 を使って間もないユーザーにとって、名前は違うけど同じもので、URLのパラメーターを追加すると SharePoint のUIが Microsoft Lists のUIに変わるのでややこしくなってしまいましたよね。それは置いといて…。

リストを利用する時に複数アイテムに跨って同時編集する場合は「グリッド ビュー」で編集が便利ですよね。過去には「クイック編集」なんて呼ばれ、更に昔には「データシート ビュー」だったと思います。いや、今でもクラッシックUIからリストのビューを作成する際にはビューの種類に「データシート ビュー」って表記がありますね。まぁ、それも置いといて、つまり Excel っぽい感覚で複数アイテムを編集できるんですよね。

▼リスト

▼コマンドバーの「グリッド ビューでの編集」をクリック

▼ Excel っぽい感じで複数アイテムを同時に編集できるグリッドビュー

比較的最近のアップデートで、グリッドビューでのキーボード機能が強化され、[ TAB ]キーを押すとセルが移動できたり、[ Enter 」キーでセルを編集でき、[ Esc ]キーで編集が解除できるようになりました。便利になってきています。

そんな中、グリッドビューではできない事の一つに、複数行テキスト列のテキスト装飾ができないという点がありました。グリッドビューの状態で複数行テキスト列内のテキストの装飾をしたい需要がどれだけあるかわからないけど、ようやくテキスト装飾ができるようになったので、試してみます。

“Microsoft Lists / SharePoint :リストのグリッド ビューから複数行テキスト列のテキスト装飾ができるようになった” の続きを読む