Microsoft が提供する、イマイチよくわからない「従業員体験プラットフォーム」である Microsoft Viva から、 Viva インサイト の話を連載的に書いています。 Microsoft Teams に Insights アプリとして追加する事で現時点でも気軽に試せるわけだけど、イマイチ情報が浸透していないので知らない人が多いという事、そして機能だけを見ると「ふ~ん」って感じに思えてしまうので、その機能を試してみて、しっかりその存在意義を僕なりに考察してみようと思ったわけです。今はまだ赤ちゃんや幼児くらいの段階だと思いますが、これらプラットフォームが成熟するほど、従業員体験という意味で今後重要な役割になってくるのではないか?…は、かなり大げさに盛りました(笑)正直、今後どうなるかはわかりませんが、このような挑戦的な取り組みに投資して提供していくスタイルは個人的に大好きなので、使えるモノは積極的に使っていきたいと思います。
この頃は、「接続を維持する」という 1on1 のミーティングを提案してくれる機能と、「保護時間」というフォーカスタイムをスケジュールできる2つのタブしかありませんでした。世の中が在宅勤務な流れとなり今後はハイブリッドワークプレイスな様相となる中で、コミュニケーション不足という課題から 1on1 のミーティングの需要も増え、また Microsoft Teams の通知だけじゃなく様々な通知で集中して作業ができない人にはフォーカスタイムを予約しておく事も大事で、どちらも容易に設定できるこれらの機能が集約された Insights アプリはなかなか便利です。更に今後機能がどんどん増えていく予定という。
Microsoft Teams の会議に誰が何時から何時まで参加したのか?というような参加者レポートが去年からCSVファイルでダウンロードできるようになっています。ただ、これがテナントの既定の設定はオフになっていて PowerShell で設定変更する必要があったんだけど、設定変更していないテナントがいつの間にか設定がオンになっていたりとよくわからない感じではあります。なのでそこらへんは皆さんの環境で確かめてみてください。テナント管理者であれば PowerShell で確認できるし、テナント管理者以外であっても会議を開催すれば開催者は開催後に会議チャットに参加者レポートのダウンロードするリンクが表示されるので、それで設定がオンかオフかを判別できると思います。