Microsoft Teams :非チャネル会議の録画の保存先が変更された

Microsoft Teams のオンライン会議では会議を録画するケースも多いと思います。特に Copilot for Microsoft 365 や Teams Premium の場合は、後々 Copilot にお世話になるなら録画(セットで保存されるトランスクリプト)は必須になってきますよね。そんな会議の録画に関するアップデートがありました。僕は色々なところで「そのデータどこに保存されるか意識しましょう!」と言っていますが、録画データの保存先の変更についてです。

2024/04/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Microsoft Teams: 会議の録画が開催者の Microsoft OneDrive に保存されるようになりました

以前から不満点が一つあって、チャネルと紐づけない非チャネル会議で会議を録画すると、録画データの保存先は録画ボタンを押したユーザーの OneDrive for Business (以下 ODfB )に保存される事です。そこは会議の開催者に保存された方が良くないですか?と思っていたし、そのようにフィードバックしていたりもしました。そしたら、今回のアップデートで、まさに開催者の ODfB に保存されるようになるとの事です。僕の標準リリース環境でも7月の頭に展開されていましたが、ハワイに行ったり忙しくて記事を書き途中のままでしたが、ちょうど読者さんからアンケートでこのアップデートを取り上げないの?という声をいただき、タイミング良いのでしっかり書きあげて公開します。

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Microsoft Teams :ついに絵文字やリアクションにカスタム絵文字が追加できる!ただしいくつか注意が!

さぁ、これはうれしい人が多いハズ!ただし超トラップがあって要注意でもあるので最後まで読んでください!

Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージには絵文字でリアクションができますが、 Microsoft Teams が登場した当初は5種類だか6種類しかありませんでしたが、2022年12月あたりに約800種類にも増えました。

Microsoft Teams :チャット・チャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えた

ただし、例えば Slack は結構前からカスタム絵文字を追加できていて、そこに魅力を感じている人も少なくはなかったと思います。そんな中、今年2024年5月に Microsoft が開催したイベント Microsoft Build 2024 でカスタム絵文字が使えるようになるという発表があり楽しみにしていましたが、ついに僕の環境にも展開されていました。確認したところ対象リリース環境だけじゃなく標準リリース環境でも展開されているようです。

2024/05/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: カスタム絵文字とリアクション

これを読む限りではアップデートが展開されれば既定で利用可能になります。また標準リリース環境への展開は7月中旬スタートとの事だけど、僕が利用している標準リリース環境にはすでに展開されていました。という事で触ってみます。

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Microsoft Teams :チャネル会議で使う会議のメモでの注意点(「会議」というチャネル名のチャネルがあったら?)

前回の記事で紹介しましたが、 Microsoft Teams の会議のメモがチャネル会議でも使えるようになりました。

Microsoft Teams :会議のメモがチャネル会議でも利用できるようになった

実はこの記事を書いている最中におかしな現象を発見したんだけど、そこまで1つの記事で書いちゃうとややこしいのと、更に確認したい事もあったので、今回別で記事を書いています。

「会議」フォルダー内に会議のメモのデータが保存されるけど「会議」というチャネルがあった時はどうなるのか?こちらがすでに怪しい動きになっている事を確認している現象でした。

※なお、現時点での挙動で、そのうち修正されるかもしれません。

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Microsoft Teams :会議のメモがチャネル会議でも利用できるようになった

Microsoft Teams の会議のメモが Wiki が廃止されて Loop コンポーネントに変わったのが去年2023年8月あたり。え?もう1年経ちそうなんですね。

Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議のスケジュール編)

Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議中に使ってみる編)

そもそも会議のメモがどれだけ利用されているのか?あたりも気になるところですが、それが Loop コンポーネント化されたことで、 Loop コンポーネントならではの機能も利用されているのか?あたりも気になるところ。

そして、上の記事内にも書いてあるとおり、これまで会議のメモは非チャネル会議で利用はできてもチャネルに紐づけたチャネル会議では利用できませんでした。それがようやくチャネル会議でも利用できるようになりました。

2023/11/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)チャネル会議での共同作業メモ

という事で、僕の標準リリース環境でも利用できるようになったので試してみます。またこういう機能が出てくると必ず僕が言うのが「データの保存先を意識しましょう」なので、チャネル会議で会議のメモが利用できた場合、 Loop コンポーネントのデータがどこに保存されるか?あたりも探ってみます。

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Microsoft Teams :メッセージに「コード ブロック」が追加された

※正直僕も良く分かってないです。

コーディングが業務の一部である人以外には全く必要のない機能だし、僕自身も必要がないのでとりあえず紹介だけします。コーディングを業務にする人がいたら、むしろ使用感などを教えて欲しいくらいです。

いつもアップデートがあると関連する Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターも紹介しますが、ちょっと見当たらなかったので、もし後から探せたら追記しておきます。

たぶん Microsoft Teams のチャットやチャネル内でコードのレビューをしてもらったりするのに必要な機能だと思いますが、そもそも Microsoft Teams には「コード スニペット」なる機能は 2018 年には追加されていました。

Microsoft Teams :「引用」と「コード スニペット」機能が追加された!(無償版もね)

その上で今回「コード ブロック」なるものが追加されました。とにかくよくわからないので触ってみたところを紹介します。

▼チャットのメッセージ欄(展開状態)

拡大すると、

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Microsoft Teams :画面共有時の発表者ツールバーがクリリンの額!?をつかめば動かせるようになった

※発表者ツールバーはスクリーンショットに映らないオバケみたいなものなので、本記事ではディスプレイを直接スマートフォンで撮影した画像を利用しています。

Microsoft Teams でオンライン会議をして発表者が画面共有した際に、上部に発表者ツールバーがあります。これが地味に邪魔な時がちょいちょいあるんですよね。発表者ツールバーで隠れている位置にある部分を触る事もできなければ見る事もできない時。

▼例えばこういう時

共有した画面にブラウザーを最大表示すると、ちょうどブラウザーのタブ部分の上に発表者ツールバーが被さって表示されるので邪魔なんです。隠れている部分をクリックする事もできなければこのタブのページ名を見る事もできない。仕方ないのでブラウザーを一旦小さくして発表者ツールバーに被らないように移動させて確認・操作するくらいですかね。発表者ツールバーは一度クリックした後に [ Ctrl + W ] で非表示にする事はできますが、僕の試した限りだと一度非表示にすると元に戻すことができないです(この方法から元に戻す方法を知ってる方はご一報ください!)。

という感じで、若干邪魔な発表者ツールバーですが、今までは上部中央に固定表示だったのがドラッグして動かせるようになるアップデートがありました。

2024/05/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 画面共有時のドラッグ可能な発表者ツールバー

標準リリース環境では6月中旬~6月下旬に展開する予定になっていまして、僕の環境ではすでに標準リリース環境でも展開されていました。

それでは試してみます。

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Microsoft Teams : PowerPoint Live で発表者がスライドを拡大

※今更感もあるネタです。

Microsoft Teams のオンライン会議で PowerPoint を利用してプレゼンする際に、やはり多くの人は画面共有して PowerPoint をスライドショーで開始すると思います。中には編集画面のまま見せるスタイルの人もいるようですが…。ただ、これは色々なところでオススメしていますが、 Microsoft Teams ならではの PowerPoint Live を使ってスライド共有した上でプレゼンするとメリットがたくさんあります。デメリットもありますけどね。未だに録画するとスライドに仕込んだアニメーションやらが台無しになるあたり。

そんな PowerPoint Live ですが、以前こんな記事を書きました。

Microsoft Teams : PowerPoint Live のスライド拡大機能

PowerPoint Live で共有したスライドを拡大表示させる機能です。この機能はおよそ1年半前の2023年3月あたりから展開された機能です。ただ、記事内で書いてある通り、アナウンスと実際の挙動が違ったんですよね。具体的には共有されたスライドを参加者が拡大させることもできるし、発表者が拡大させると参加者全員の画面でも追随して拡大されるはずが、参加者が拡大させられるだけで発表者が拡大させる機能は展開されていませんでした。

ここから約1年半…ふとさっき思い出して確認していたら、いつの間に参加者がスライドを拡大させる機能がありました。僕自身が PowerPoint Live の発表者ビュー内で「…」を開く行為を全くしないので気が付きませんでした。

という事で、おそらく下手したら1年以上前には実は存在していた機能かもしれませんが、とりあえず動作確認をして記録に残しておきます。

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Microsoft Teams :メッセージの作成ボックスにスラッシュコマンド

僕の勝手な思い込みとささやかなこれまでの人生の経験・体験だと、ショートカットキーやコマンドと呼ばれる機能はITにどっぷり漬かっている人あたりが好み、世間一般ではあまり使われていないように感じます。最近は在宅勤務で機会が減ったけど、会社で働いているとちょっと呼ばれて他人の席で他人のPCの前で他人のPC操作を見ながらコミュニケーションをとる事ってあると思います。僕は過去にIT部門に属していた時には急に電話で呼ばれてユーザー部門の人の席で相談に乗ったりレクチャーをする事がよくあったけど、そういう時の経験則です。例えば [ Ctrl + c ] や [ Ctrl + v ] などの割とメジャーなショートカットキーも使われず、右クリックメニューからコピーや貼り付けをする人は多かったです。そもそもショートカットキーやコマンドなどは、マウス操作を最小限にすべくキーボード内でなるべく目的を完結させたくて行う行為だと思いますが、別にマウス操作を多用する事が苦にならない人や、キーボード操作がメインなPCの利用をしていない人にとっては、そこまでキーボードとマウスとの行き来は苦に感じないだろうし、そこを最小限にして業務効率を図る発想も出ないんじゃないかと思います。いつもの如く冒頭で脱線話が始まりましたが、つまり、今回のアップデート内容も刺さる人には刺さるけど、案外刺さらない人の方が多いと思っています。そんな僕も実は刺さらなかったりしますが、うれしい人もいるでしょうから紹介します。

2024/04/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼Microsoft Teams: 作成ボックスにスラッシュ コマンドを導入

という事で、以前からアプリ上部の検索ボックスではスラッシュコマンドは利用できたと思います。

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Microsoft Teams :画面共有中の発表者ウィンドウが強化される(「画面映ってますか?」と確認しなくても良くなる?)

Microsoft Teams でオンライン会議をしていて自分が発表する場合、画面共有する機会は多いと思います。画面共有をすると Microsoft Teams の会議ウィンドウは消えて共有した画面のデスクトップが表示されると同時に、画面の右下か左下あたりに小さなウィンドウが表示されていると思います。あれが画面共有の発表者ウィンドウと呼ばれるものですが、今回のアップデートでそれが強化されたとの事です。

2024/04/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: 画面共有中の発表者ウィンドウの機能強化

なんかメッチャ縦長になってますね。メッセージ内でも「拡張された」という表現もありました。最大4人の参加者、アクティブな発言者、リアクション、共有コンテンツのプレビューが表示されるとの事です。会議の通知も見やすくなるとの事。

よく読むと、アップデートの展開時期が標準リリースではまだ1カ月前くらいの予定になっていますが、僕の標準リリース環境ではすでにアップデートが展開されていますね。なので逆にアップデート前の確認ができませんでした。ということで、アップデートされた後を確認してみます。

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Microsoft Teams :画面共有時のビデオコンテンツの最適化

そもそも皆さん、オンライン会議で画面共有して動画コンテンツを流すようなシーンってありますか?業種職種によっても違うと思うけど、そんなに多くはないのかなと思っています。例えばマーケティング部門であれば公開用の動画コンテンツの初稿をチームメンバーで一緒に視聴してダメ出しをするなんてシーンでは流すかもしれないです。営業部門であれば顧客とのオンライン商談の中で自社製品に関わる紹介動画などを流す機会もあるかもしれません。社内教育に関わる部門であればビデオ教材を視聴するような機会も。あ、挙げれば色々ありそうですね。

そんな特に今まで悩ましかったのが、画面共有をした状態で動画コンテンツを再生しても、見る側の参加者には動画がカクカクしてて見づらい…という状況。仕方ないとはいえ微妙でしたよね。これを回避するには一例として PowerPoint Live を利用して、 PowerPoint のスライド内に YouTube の動画を埋め込むと大丈夫だったりしました。あれ?スライド内に動画を埋め込むだけだとどうなんだっけかな?ちょっと忘れちゃった。とにかく工夫すればカクカクせずに動画を共有する事はできますが、今回のアップデートでもっとラクにカクカクさせなくできるようになりました。

2024/02/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)画面共有のビデオ設定用に最適化

画面共有時にビデオコンテンツを最適化できる機能が登場との事です。メッセージ内では「ビデオまたはモーションコンテンツ」という表現があるので、画面共有全体をブーストさせるような感じでしょうか。なので動画ファイルを再生するだけじゃないですね。例えば PowerPoint のアニメーションやエフェクトあたりもスムーズになるんじゃないかと思います。

標準リリースでも6月下旬までにはアップデートの展開が完了されるとの事ですが、僕の環境で確認できたので触ってみました。

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