Microsoft 365 Copilot :2026年1月7日より Anthropic モデルは既定で利用可能となります

※当ブログは基本的には一般提供開始された機能を実際に触って記事ネタにしますが、今回は例外で直前の事前情報です。

先に該当する Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのメッセージを紹介します。

▼近日公開:AnthropicモデルはCopilotの体験でデフォルトで利用可能となります

こちらは2025/12/08 公開のメッセージです。あまり難しい話は苦手なんですが、基本的に Microsoft 365 Copilot の Copilot は、 OpenAI 社の GPT モデルを利用していますが、去年から Anthropic 社のモデルである Claude も特定の場所・機能で利用できるようになっています。それぞれのモデルの特徴などは興味のある方は別途調べてもらうとして割愛しますが、とにかくモデルを選択できるようになりました。しかし選択・利用できるユーザーは非常に少ないと思います。というのもテナント管理者が意図的に Anthropic モデルを有効化しないと選択・利用できなかったからです。

メッセージ内に記載の通り、9月にオプトイン方式(まぁつまり有効化を意図的にするという事)で利用可能となりましたが、この時点では Claude を選択して利用する場合は Anthropic の商業条件およびデータ処理契約の対象となるという事です。つまり、 Microsoft 365 Copilot ってのは Microsoft の定めた製品条件やエンタープライズデータ保護された状態で安心安全に利用できる生成AIだったのが、もちろん Anthropic が安心安全じゃないわけじゃないけど、そっちを使う時は Anthropic に従う形になり、つまり Microsoft の定めた製品条件やエンタープライズデータ保護外になってしまうというわけです。だから既定で有効化されていない状態だったわけです。なので多くの企業では有効化に二の足を踏む状態でした。でも、すでに記事にしている「 Word Excel PowerPoint エージェント」は Anthropic のモデルを利用するので有効化しないと今後の素晴らしいアップデートは利用できないわけです。

Microsoft 365 Copilot :Word Excel PowerPoint エージェント(フロンティア)がようやく使えるようになった

だから界隈では絶対これが一般提供開始される前には Anthropic モデルも M365 Copilot のエンタープライズデータ保護下になるだろうと予測していました。それが当たった形になります。そしてそのXデーが本記事の投稿日の翌日の2026年1月7日というわけです。アメリカ時間なので日本だと1月7日~1月8日あたりになりますかね。

メッセージの内容の通りだと、2026年1月7日より、 Microsoft 365 Copilot 内で Anthropic モデルを利用しても Microsoft の製品利用規約およびエンタープライズデータ保護下で提供されるとの事です。更にその足かせが取れるタイミングで堂々と既定で Anthropic モデルが有効化されるとの事です。つまりテナント管理者が何もしなくても(何もしないと) Anthropic モデルが利用できるようになるわけです。

元々、僕のテナントでは意図的に有効化していました。

▼ Anthropic モデルを有効化している状態( M365 管理センターの設定)

では、他に持っている僕のテナント(テナントを払い出してから一切 M365 管理センターの設定を変更していない)では現状どうなっているのか?というと、

▼ Anthropic モデルを有効化していない状態( M365 管理センターの設定)

これは一応スクショを撮っておいて、明日以降に既定で有効化されるようになったら再度確認してみようと思っています。

さてさて、現状 Anthropic モデルを利用するシーンはメッセージセンターの当該メッセージ内の「影響を受ける人物」というところで記載の通り、 Word , Excel , PowerPoint エージェントは上で紹介した記事でも記載の通りですが、他にリサーチツール( Researcher )エージェントでもモデルを切り替えて使えるようになると思います(あれ?これは現在フロンティア機能かな?だとしたら Anthropic モデルが有効化されても、フロンティアプログラムに参加しているユーザーじゃないと切り替えられない)。

▼リサーチツール エージェント

このように右上に「 Claude を試す」をクリックすると「 Claude をオン」になります。

他にも「 Word Excel PowerPoint エージェント」とは別物の「 Word Excel PowerPoint のエージェントモード」ってのがありまして、

Microsoft 365 Copilot : Excel のエージェントモードが一般提供開始(来年は M365 ライセンスのみでも利用可に!?)

こちらもモデルを選択・利用できるようになっていました。

▼エージェントモードのモデル選択

これ、上で紹介した記事を書いた2025/12/19段階では選択できなかったので、ここ半月のアップデートみたいですね。僕も実は一度この記事を公開した後に念のため確認してみたらモデル切り替えができているのに気が付いて今慌てて書き直しているところです。

ユーザーが好きなモデルを選択できたり、利用モデルの判断すら Copilot に任せる世界観になってきていますね。更にこのエージェントモードってのは今年 Microsoft 365 ライセンスのみでも利用可になるようです。だから Anthropic モデルに関しては Microsoft 365 Copilot ライセンスがないからと関係ないわけではなくなりそうですね。

さて、明日?明後日?どうなるのか?そして今年も色々な機能が追加されてきます。その上でも Copilot という1つの生成AIで、複数モデルの良いところを使い分けられるというのは大きなメリットになりそうですね。