なんだかそういえば結構前から Microsoft Teams にトランシーバー機能が追加されるなんて話がありましたね。そしてその時に「 Walkie Talkie 」なんて英単語を知りました。で、スッカリ記憶から薄れてきた頃、昨日の朝、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでこんなメッセージを読みました。
Microsoft Teams の会議の録画したファイルを保存先の OneDrive や SharePoint で再生する時の再生プレイヤーが徐々に進化してきて、再生プレイヤー側でもキャプションやトランスクリプトが利用できるようになったというお話でした。で、この記事の下の方に匂わせていたんだけど、再生プレイヤーが今後どんどん進化する中で画面右上のアイコンが増えるであろうという話。
今月はブログの更新が少ないです。仕事の方が色々追い込まれていたんだけど、実は先週で今年の仕事納めをしておりましてもう休暇に入ってます。コロナ禍・自粛で有給休暇を使っていなく、今年で期限が切れる有給がたくさんあり…そういうの無駄にするの嫌なので先週末までにガンガンとタスクを片づけた次第です。そういう働き方ができる仕事をしているからって事もあるけど、世間一般的には他の人を気にしてそんなに休暇取れない人も多いだろうけど、少なくとも僕が所属しているチームメンバーは快く許容してくれるのでありがたいです。ただし、 Microsoft 365 の情報収集やブログによるアウトプットは趣味でやってるので、こちらは関係なく更新します。とはいえ、やりたいことがたくさんあるので更新頻度は低い予定だし、そもそも Microsoft 自体が北米企業なのでクリスマスシーズン突入してるから機能追加や更新も少ないでしょう。と、余談はここまでにして…。
「カレンダーにカレンダーが表示されるようになった」って言い方が意味不明ですが、それからまず説明します。 Microsoft Teams モバイルアプリの「カレンダー」のアップデート前の表示はこんな感じでした。
▼アップデート前の「カレンダー」
カレンダーって言っても、いわゆる一般的なカレンダーの表示ではなくて、予定が時系列で羅列されているだけでした。これはこれで僕は特に不満はなかったというか、そもそもモバイルデバイスで予定を確認するのは Outlook からだったので、こっちであまり予定をチェックする事ないし、僕の用途ではモバイルアプリから会議に参加する事もないので。
そんな感じで Microsoft Teams モバイルアプリでカレンダーはあまり見る事がなかったのですが、先週あたりにたまたま見たらカレンダー表示されている事に気が付きました。
Microsoft Teams の会議で話したことが文字起こしされるトランスクリプトの機能は便利です。精度もなかなか良くて簡易的な議事メモにも最適だし、トランスクリプトは後から会議の録画を見る時に、見たいところを検索したい時にも、トランスクリプト内でキーワードを検索してそこから再生させる事もできるので便利です。
さて、それは置いといて、これまでの記事の中で2回くらい触れたと思うけど、おそらく多くのユーザーがトランスクリプトを便利そうだから利用しようと思ったらメニューがない…という状況なんじゃないかと思います。実は既定で利用できないように設定されているからです。つまり、管理者が意図的に機能をオンにしないと利用できません。何も設定を変更していないテナントで Microsoft Teams 管理センターの会議ポリシーを見ると、
Microsoft Teams の会議のトランスクリプトの機能では音声言語の設定が既定で「英語」になっています。なのでそのまま使うと日本語で会話しているのに強引に英語にして文字起こしされます。これはライブキャプション機能も同じです。なので日本語で会話をしている会議であれば、音声言語の設定を変更します。以前、ライブキャプションとトランスクリプトが日本語対応された時に以下の記事を書きました。