Microsoft Teams :会議で「カメラからのコンテンツ」を共有(物理的なホワイトボードを共有)

ウッカリ暖めていたネタを忘れて暖め過ぎてしまいました。およそ1ヶ月前に数人で Microsoft Teams のある機能の実験をしたんです。それが会議で共有する際の「カメラからのコンテンツ」です。

▼カメラからのコンテンツ

機能展開されたのは僕の環境では2021/11/22あたりでした。これは何かというと、更にクリックするとわかります。

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Microsoft Teams :会議の録画ファイルの再生プレイヤーに「ビデオの設定」

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年末の最後の記事に「まだ更新します」って言っておいて、結局更新しませんでした(笑) 12月18日から期限切れの有給休暇を消化すべく17連休だったわけですが、なんだかバタバタして休んだ感じがしませんでした。あと在宅勤務だから勤務日も休日も家にいるので、どこかへ旅行でもしないと休暇を実感しづらいのかもしれないです。ただし、普段は長期休暇明けの何が憂鬱かって通勤ラッシュだったんですよね。それが在宅勤務だとないので長期休暇明けの社会復帰は比較的気が楽ですね。さて、それは置いといて…本題。


去年11月下旬に以下の記事を書きました。

Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

Microsoft Teams の会議の録画したファイルを保存先の OneDrive や SharePoint で再生する時の再生プレイヤーが徐々に進化してきて、再生プレイヤー側でもキャプションやトランスクリプトが利用できるようになったというお話でした。で、この記事の下の方に匂わせていたんだけど、再生プレイヤーが今後どんどん進化する中で画面右上のアイコンが増えるであろうという話。

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Microsoft Teams :モバイルアプリの「カレンダー」にカレンダーが表示されるようになった

※例によって iPhone のみで触っています。

今月はブログの更新が少ないです。仕事の方が色々追い込まれていたんだけど、実は先週で今年の仕事納めをしておりましてもう休暇に入ってます。コロナ禍・自粛で有給休暇を使っていなく、今年で期限が切れる有給がたくさんあり…そういうの無駄にするの嫌なので先週末までにガンガンとタスクを片づけた次第です。そういう働き方ができる仕事をしているからって事もあるけど、世間一般的には他の人を気にしてそんなに休暇取れない人も多いだろうけど、少なくとも僕が所属しているチームメンバーは快く許容してくれるのでありがたいです。ただし、 Microsoft 365 の情報収集やブログによるアウトプットは趣味でやってるので、こちらは関係なく更新します。とはいえ、やりたいことがたくさんあるので更新頻度は低い予定だし、そもそも Microsoft 自体が北米企業なのでクリスマスシーズン突入してるから機能追加や更新も少ないでしょう。と、余談はここまでにして…。


「カレンダーにカレンダーが表示されるようになった」って言い方が意味不明ですが、それからまず説明します。 Microsoft Teams モバイルアプリの「カレンダー」のアップデート前の表示はこんな感じでした。

▼アップデート前の「カレンダー」

カレンダーって言っても、いわゆる一般的なカレンダーの表示ではなくて、予定が時系列で羅列されているだけでした。これはこれで僕は特に不満はなかったというか、そもそもモバイルデバイスで予定を確認するのは Outlook からだったので、こっちであまり予定をチェックする事ないし、僕の用途ではモバイルアプリから会議に参加する事もないので。

そんな感じで Microsoft Teams モバイルアプリでカレンダーはあまり見る事がなかったのですが、先週あたりにたまたま見たらカレンダー表示されている事に気が付きました。

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Microsoft Teams :なぜ今 トランスクリプト は会議ポリシーの既定値がオフになっているのか?

※これは Microsoft の見解ではなく、あくまでもどこにでもいるただのオッサンの考察です。


Microsoft Teams の会議で話したことが文字起こしされるトランスクリプトの機能は便利です。精度もなかなか良くて簡易的な議事メモにも最適だし、トランスクリプトは後から会議の録画を見る時に、見たいところを検索したい時にも、トランスクリプト内でキーワードを検索してそこから再生させる事もできるので便利です。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

Microsoft Teams :チャネル会議でもトランスクリプトが利用できるようになっていた

今は音声言語を指定してその言語じゃないと意図した動作をしませんが、おそらく今後はライブキャプションと一緒に翻訳まで対応されるんじゃないかと思います。そうしたら多言語で会議をした際にも自分の言語に翻訳されて…ドラえもんの翻訳こんにゃく的な世界になりそうですね。英語ニガテマンの僕はワクワクします。

さて、それは置いといて、これまでの記事の中で2回くらい触れたと思うけど、おそらく多くのユーザーがトランスクリプトを便利そうだから利用しようと思ったらメニューがない…という状況なんじゃないかと思います。実は既定で利用できないように設定されているからです。つまり、管理者が意図的に機能をオンにしないと利用できません。何も設定を変更していないテナントで Microsoft Teams 管理センターの会議ポリシーを見ると、

▼既定の会議ポリシーの設定の一部

このようにレコーディングなどの機能はオンだけど、トランスクリプトはオフになっているんです。なのでユーザーが会議をした時に会議メニューにトランスクリプションを開始するメニューが表示されないわけです。

じゃ、なぜ既定でオフになってるのか?気になりますよね。ここからは僕の完全なる憶測です。

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Microsoft Teams :一人で会議を始めた時に表示されるユーザーの招待を促すボックスの中身がシンプルになった

僕はほぼ毎朝 Microsoft Teams の新機能や機能変更のチェックのために、会議を一人ではじめます。すると今年の3月あたりから、一人で会議をはじめると、「参加するようユーザーを招待する」というボックスが表示されるようになりました。

Microsoft Teams :一人で会議を始めると孤独な僕に他ユーザーの招待を促すダイアログボックスが出てくるようになった

で、当時は招待する方法として、「会議のリンクをコピー」でコピーした会議リンクを教える方法、「参加者を追加」でたしかリクエストを送る方法、「既定のメールによる共有」でメールで共有する方法、の3つがありました。

しかし、いつだったか忘れたけど、1種類減って2種類しかなくなってたんですよね。ウッカリ記事にもし忘れていたのでスクショも撮っておらず、何が減ったのかも忘れました…。

で、更に最近、ついにもう1種類減って、今は1つしかありません。

では、見てみます。

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Microsoft Teams :会議中のトランスクリプトの音声言語の変更方法

Microsoft Teams の会議のトランスクリプトの機能では音声言語の設定が既定で「英語」になっています。なのでそのまま使うと日本語で会話しているのに強引に英語にして文字起こしされます。これはライブキャプション機能も同じです。なので日本語で会話をしている会議であれば、音声言語の設定を変更します。以前、ライブキャプションとトランスクリプトが日本語対応された時に以下の記事を書きました。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

この中で僕はトランスクリプトの音声言語の変更方法について手間のかかる方法を紹介しています。この時はトランスクリプト側から音声言語の設定変更ができなかったんです。ただ、トランスクリプトとライブキャプションは音声言語の設定を共有しているので、つまりライブキャプションの音声言語の設定を変更する事により、トランスクリプトも日本語で文字起こしされるという方法です。

しかし、つい先日触っていたら、トランスクリプト側でも音声言語の変更ができるUIが実装されていました。では試してみます。

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Microsoft Teams :チャネル会議でもトランスクリプトが利用できるようになっていた

日々進化するクラウドサービスにおいては、いち早く情報発信をすると翌日には古い情報になっている事も普通にあります。今年の9月に Microsoft Teams の会議のライブキャプション・トランスクリプトが日本語対応され、記事を書きました。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

さっき、ふとこの記事がもう古い情報になっている事を発見したので今回記事を書いてるわけです。それがトランスクリプトについて。上の記事の後半の「■トランスクリプトの残念な事」という章の中で、「トランスクリプトはチャネル会議や[今すぐ会議]では利用できない」と書きました。引用として Office サポートの該当部分のスクショも貼っています。しかし、今確認すると、 Office サポートの該当ページ自体が変わっていました。そもそもライブキャプションの説明ページにトランスクリプトの説明も入っていたのが、今はなくなっていて、トランスクリプトは別のページとして存在しています。

Teams 会議でのライブ トランスクリプションの表示
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/dc1a8f23-2e20-4684-885e-2152e06a4a8b

さらに、当時は書いてあった「チャネル会議」や「今すぐ会議」では機能が使用できない旨の記載はありませんでした。

では、実際にチャネル会議でトランスクリプトが利用できるか、試してみます。

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Microsoft Teams :スケジュールされた会議でブレークアウトルームの事前設定が可能になった

Microsoft Teams で会議をする時に、大人数で議論をすると対面の会議に比べて収集が付かなくなる可能性が高いです。また、オンライン・対面関係なく少人数のグループに分かれて議論したい場合もあります。そういう時にブレークアウトルームで複数の小部屋を作る事で実現できていました。どうです?使っています?僕の観測範囲だとあまり使われていない気がします。おそらく教育機関では使われているんでしょうね。でも企業ではどうでしょうね。そもそも会議のための会議をするようなところあるじゃないですか。大きな会議や偉い人が参加する会議をする前に「会議の準備をする会議」があったり。根回しや事前の合意があった上である程度同じ意見や共通認識の上で更に大きな会議に臨む感じ。だからすでに会議の前にブレークアウトルーム的な議論が少人数でされている場合がコロナ禍関係なくオンライン・オフライン関係なく行われていた気がします。そして、「この場でテーマを決めて議論しましょう!」なんて会議はなかなかないですよね。会議じゃなくて勉強会とか教育施策ではありそうだけど。まぁ、それは置いといて…。

ブレークアウトルームを利用したくても、設定が大変だから使わない…という話もちょくちょく聞きました。ブレークアウトルームの設定は会議の開催者1人しかできず、大人数の会議の場合は、開催中に開催者ががんばってユーザーの割り当てをしたり設定しなければいけません。ありがちなのが開催者=司会者なので、司会をしながら設定をするなんて無茶です。で、参加者の割り当てをランダムでやるなら良いけど、中には割り当てを任意で行いたい場合もあって、例えば50人を手作業で割り当てるのはなかなか時間がかかります。ブレークアウトルームの設定を会議開催の事前に行う事ができないのか?という話はたまに聞きました。

そんな人に朗報なのが今回の話です。まさに事前設定ができるようになりました。今年の8/17付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

※この記事は本ブログの1,000件目の記事です。心の中で祝ってやってください!


記事タイトルに「ライブ キャプション」って書いてあるけど、録画の字幕ならライブではないので「キャプション」が正解なのかな?よくわからないけどSEO的な事もあるので「ライブ キャプション」とさせてもらいます。

Microsoft Teams の会議中にライブキャプション機能を利用すると自動字幕が表示されるので、耳が不自由な人や諸事情で音声がうまく聞き取れない環境で会議に参加している人にとっては、字幕で補完できるので便利です。そしてトランスクリプト機能を利用すれば会議中の会話が文字起こしされるので、簡易的な議事メモが自動生成されるので便利です。そして、今年の9月にようやく日本語対応されましたよね。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

この記事は2か月経った今でもPV数上位なので非常に注目されている機能のようです。しかし、この時点では、ライブキャプションは会議中にしか表示されず、会議を録画した動画ファイルを SharePoint や OneDrive 上で再生しても字幕は表示されませんでした。つまり会議に生で参加している人しか恩恵に授からない機能でした。また、トランスクリプトはというと、文字起こしされたデータはスケジュールされた会議の詳細画面の「レコーディングと文字起こし」タブ内に表示されます。

▼スケジュールされた会議の「レコーディングと文字起こし」タブ内

このように会議の内容が文字で認識でき、ダウンロードもでき、簡易的な議事メモっぽい役割になります。しかし、これもこの時点では録画された動画と紐づく事はないので、簡易議事メモ以上の便利さはありませんでした。

思い起こせば、会議の録画が Microsoft Stream 側に保存された頃は、(ひと手間必要だったけど)録画された動画プレイヤーから字幕も利用できたし、トランスクリプトも利用できました。特にトランスクリプトに関しては、例えば動画の中でも聞きたい部分がピンポイントだった場合、トランスクリプトからキーワードで検索して、クリックするとその時間から再生されるような便利な使い方もできました。

このように、これまでは会議のライブキャプションやトランスクリプトが日本語対応されたと言っても、便利さを享受できるのはライブキャプションは会議開催中のみ、トランスクリプトは簡易議事メモ的な使い方と限定されていました。

ところが、ようやく僕の環境で、会議の録画を SharePoint や OneDrive 上から再生すると、再生プレイヤーにライブキャプションとトランスクリプトの機能が展開されていたので、便利さが広がります。

では、試してみます。今回はチャネル会議で試してみました。

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Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(来年はループ コンポーネント) その他の気になるところ

※ この記事で本ブログの投稿数が999件。次で1000件目!


Microsoft Teams のチャットで利用できる(展開中)ようになったライブ コンポーネント(来年はループ コンポーネントに名称変更予定らしい)について、記事を分けてシリーズ化してお送りする第4弾。現時点での最後は、その他色々です。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

Microsoft Teams :ライブ コンポーネントのデータの保存先

Microsoft Teams :ライブ コンポーネントの気になるアクセス権限・共有

それでは、残りの気が付いた点を並べていきます。

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