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今年2022年の5月に以下の記事を書きました。
およそ2ヶ月前に SharePoint のアプリバーに作成ボタンが登場したんですよね。しかし記事にも書いてある通り、メニュー内の数個はクリックしても何も動かない…という残念な状況でした。そしておよそ1週間後には作成ボタンが忽然と姿を消していました…。
そして2ヶ月経過し、今朝ふと見ると作成ボタンが復活している事に気が付きました。では見ていきます。
▼作成ボタンの「+」が復活
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Art-Break .log : Taichi Nakamura
Microsoft 365 ( Office 365 ) ・ Power Platform ・その他の情報発信ブログ
今年2022年の5月に以下の記事を書きました。
およそ2ヶ月前に SharePoint のアプリバーに作成ボタンが登場したんですよね。しかし記事にも書いてある通り、メニュー内の数個はクリックしても何も動かない…という残念な状況でした。そしておよそ1週間後には作成ボタンが忽然と姿を消していました…。
そして2ヶ月経過し、今朝ふと見ると作成ボタンが復活している事に気が付きました。では見ていきます。
▼作成ボタンの「+」が復活
SharePoint はモダンUIになってからビュー上で直感的かつ視覚的に設定変更できるようにはなったものの、 SharePoint の長い歴史のおかげで設定次第ではまだクラシックUIの設定画面が残っていたり初心者殺しになっている点も否めません。更に多機能が故に設定画面も多くて迷いがちですよね。今回はそんな中でも「サイトロゴ」の設定についてです。
自分が管理しているサイトにサイトロゴの設定をしていますか?これ Microsoft Teams のチームロゴもそうですが設定していないチームやサイトが多そうです。チームロゴもサイトロゴもそうだけど結構表示が小さいのでそこをデザインするのって結構大変ですよね。チーム名やサイト名やその主旨を連想させるドーンとロゴがあれば簡単でしょうが、そうじゃない場合は無理に考えると時間の無駄な割にはあまり意味がない結果にもなると思うので。とはいえ、あまり設定されていない中では設定しているだけで個性が出るので探しやすさには貢献するのでは?とも思います。とにかく今回はサイトロゴを設定する時の話です。
2022/06/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ SharePoint : 更新されたサイト ロゴ管理
サイトのロゴを設定する場所が変わりましたよ、という話です。僕の環境でも変わっていたので見ていきたいと思います。
“SharePoint :サイトロゴの設定場所が変更された” の続きを読むおよそ9ヶ月…長かった…。2021年10月に以下の記事を書きました。
Microsoft Teams :チームのチャネル名を変更すると SharePoint 側のフォルダー名も変更されるようになった
この仕様変更を僕の環境で確認したのですが、その数週間後に仕様が元に戻っちゃってたんですよね。原因もわかりません。おそらく何かしらの不具合があったんでしょうね。そして…。
2021/12/18 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のようにメッセージが再掲されました。
▼ (更新)Teams チャネルと対応する SharePoint フォルダー間のペアリング命名規則
MC280294 から MC306666 に変わって再掲されていますが、書いてある内容は大きく変わりはないようです。ただ、メッセージ公開日からこれまた何度も展開期間の遅延が発生し…ようやくあれから9ヶ月で僕の環境にも再度展開されました。では見ていきます。
“Microsoft Teams :【再】チームのチャネル名を変更すると SharePoint 側のフォルダー名も変更されるようになった” の続きを読む※当ブログ全体が「自己責任でお願いします」ですが、本記事は裏技なので「自己責任×2 でお願いします」。また最後まで読むとわかりますが、要件が100%満たせるわけではありません。
「アウトプットしているとインプットが集まる!」と僕は良く言うけど、今回読者さんからアンケート経由で非常に助かる情報をいただきました。早速記事にさせていただきます。有力な情報ありがとうございます。
昨日の記事で Microsoft Lists のリストの予定表ビューの書式設定が展開されたので触ってみた話をしました。
この中で僕は使っていく上でガッカリな仕様を発見したんです。それが、条件付き書式設定の条件にあたる列の選択で、タイトル列や日付列は指定できるものの、選択肢列を指定できないという点です。僕が想定する利用シーンだと、選択肢列で選択した値に応じて色分けできれば色々な利用シーンがあるなと思っていたのに…と。
そうしたら教えてくれたんですよ。まさに裏技です。今から紹介します。
“Microsoft Lists / SharePoint :【読者さん情報】リストの予定表ビューの書式設定で条件に指定できない列を指定する裏技” の続きを読むリストのビューに書式設定が加わったのが2017年11月あたりです。もう4年半以上前なんですね。
当時は JSON で書くしかなく、一般ユーザーには敷居が高かったと思います。そこから1年ちょいで書式設定にデザインモードが追加され、 JSON 書かなくても多少の事はマウス操作程度で利用できるようになり、グッと敷居は低くなりました。
そこからデザインモードも徐々にできる事が増え、書式設定自体もできる範囲が増え…そして今。2020年11月に展開された予定表ビューにもようやく書式設定が使えるようになるとの事。2022/06/20 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ Microsoft リストの予定表ビューの条件付き書式
珍しくメッセージ公開からすぐに展開開始され、僕の環境でも展開された事を確認できたので、試してみたいと思います。
“Microsoft Lists / SharePoint :リストの予定表ビューにも書式設定ができるようになった” の続きを読むいやぁ、おっちょこちょいのどうも僕です。なんでそんな事を冒頭に書くかというと、あとで語ります。
今回は Outlook の予定表の感覚でいると、できると勘違いしてはガッカリした人も多いであろう、 Microsoft Lists / SharePoint のリストでカレンダー形式でアイテムを表示する予定表ビュー内でアイテムをドラッグ&ドロップして日付を移動させる話。
2022/05/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ Microsoft リスト: 予定表ビューのアイテムのドラッグ アンド ドロップ
ようやくアイテムをドラッグ&ドロップできるという事で、ほぼ毎朝試していましたがなかなか展開されない。実は今朝も試してできなかったんですよね。しかし、ふと勘が働いて新しく作ったリストで試したところ、ドラッグ&ドロップできていたので、そこらへん試しながら話していきます。
“Microsoft Lists / SharePoint :リストの予定表ビューでアイテムをドラッグ&ドロップできた” の続きを読むMicrosoft Teams のチームに紐づいた SharePoint のチームサイトを SharePoint として利用しているユーザーはどれくらいいるんでしょうね?僕の肌感覚と予想ではだいぶ少ない気がします。そもそも Microsoft Teams の裏側に SharePoint があるという事自体を知らないユーザーもかなり多いのではと思います(当ブログを定期的に購読してくれている方々は知っていると思いますが)。しかし、 Microsoft 側としてはこれまでの動きや今後のロードマップなどを見る限りだと、チームの裏側の SharePoint も単なる添付ファイルの格納先ではなく、最大限に利用してほしい思惑はあると感じています。
さて、それを意識してかはわかりませんが、2022/02/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ (更新)OneDrive と SharePoint : Teams の標準チャネル ファイルとプライベート チャネル ファイルにアクセスする
これは Microsoft Teams のチームに紐づいているチームサイトのドキュメントライブラリのみ、ライブラリ内にグループ化とはまた違う「セクション」(メッセージセンター内ではこのように表記されていたので倣います)という区分けが自動でされ、チームのチャネルと紐づくフォルダーが他のフォルダーと区別されて表示されるというアップデートです。
僕の環境に今朝展開されていたので、見てみたいと思います。
“Microsoft Teams :チームに紐づいた SharePoint サイトのドキュメントライブラリに「チャネル内」セクションが登場” の続きを読むここ最近は Microsoft Stream の話をするには Classic Stream と New Stream の話をしなきゃいけないのがややこしいですね。検索で本記事に辿り着く人が大半なので、この説明は毎回入れるようにしています。従来の Azure ベースの方が今は Classic Stream となりそのうち終わりになり、変わって OneDrive / SharePoint ベースの方が New Stream になり、今は置き換え期間中です。 New Stream の方は [ Stream ( built on SharePoint ) ] や [ Stream ( on SharePoint ) ] なども呼ばれていたりしますが、以下の Docs ページを参照してください。
Stream (SharePoint 上に構築)、Microsoft Stream の新しいバージョン
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream
Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview
で、置き換えの最初の頃は、クラシックの方に実装されていた機能がニューの方では今後実装予定という大幅な機能落ちした感があったけど、ここ1年くらいでだいぶニューの方も機能が追加されて便利になりました。加えて OneDrive / SharePoint ベースの恩恵から、クラシックの方では大きな課題だった日本語の検索のヒドさもニューの方では大幅に解消されるし、外部共有など機能面でもメリットがありますが、このように Microsoft 365 のデータが、Exchange / OneDrive / SharePoint に寄せられてきている事により、管理面でもメリットが出てきますね。詳しい解説は上の Docs を読んでください。
さて、そんな OneDrive / SharePoint ベースの New Stream に、また Classic の方に実装されていた機能が追加されました。それが「ノイズ抑制機能」です。クラシックの方では2020年6月あたりで展開されていたようです。
New Stream の方はというと、2022/03/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されていました。
“Microsoft Stream :ノイズ抑制機能( New Stream の方)” の続きを読むいやぁ、すでに半月前くらいからSNS上ではこの話題が出ていましたが、運悪く僕の環境ではなかなか機能展開されず毎日チェックしては展開されておらずガッカリを繰り返していました。他にも Microsoft Teams のリアクションの絵文字のデザインが変わったなどありますが、そっちはまだ僕の環境には展開されていません。う~ん!さて、そんな中、今朝ようやく僕の環境に展開された SharePoint の機能があります。それがタイトルの通り、セクションのテンプレートです。
▼昨日までセクションを追加しようとした時はこんな感じ
▼現在はこんな感じ
“SharePoint :ページ・ニュースのセクション テンプレート” の続きを読むMicrosoft 365 はその生い立ちから初心者殺しみたいな複雑なところが良くあります。例えば Microsoft Teams も何も気にせず利用する事はできても、トラブルや潜在的な課題を回避するには裏側の Microsoft 365 グループや SharePoint や OneDrive などとの関連などもIT部門だけじゃなく利用者全員が知っておいた方が良い場合もあったりします。 Microsoft Lists に関してもややこしいのが、「 Microsoft Lists のリストは SharePoint のリストです」という点ですね。 SharePoint 側でリストを作成すると、 Microsoft Lists 側でもそのリストが表示され、中身は同一なのに見た目は違うんですよね。ややこしいです。更にややこしいのが、そうは言っても必ずしも Microsoft Lists 側でリストを作成しても、 SharePoint のサイト側に作成されるわけでもないという事。ここらへんは Microsoft Lists が展開された約2年前に、以下の記事でも多少触れています。
というわけで若干ややこしい Microsoft Lists ですが、大事なのは「どこからどこにリストを作成したのか?」です。それによって削除したアイテムやリストを復元したい時に場所が変わってくるんです。今回はたまたま今朝 Microsoft Lists のごみ箱を見たところからネタを思いついて記事にしてみます。
“Microsoft Lists :「ごみ箱」は混乱するかも?” の続きを読む