Microsoft Teams :非チャネル会議の録画の保存先が変更された

Microsoft Teams のオンライン会議では会議を録画するケースも多いと思います。特に Copilot for Microsoft 365 や Teams Premium の場合は、後々 Copilot にお世話になるなら録画(セットで保存されるトランスクリプト)は必須になってきますよね。そんな会議の録画に関するアップデートがありました。僕は色々なところで「そのデータどこに保存されるか意識しましょう!」と言っていますが、録画データの保存先の変更についてです。

2024/04/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)Microsoft Teams: 会議の録画が開催者の Microsoft OneDrive に保存されるようになりました

以前から不満点が一つあって、チャネルと紐づけない非チャネル会議で会議を録画すると、録画データの保存先は録画ボタンを押したユーザーの OneDrive for Business (以下 ODfB )に保存される事です。そこは会議の開催者に保存された方が良くないですか?と思っていたし、そのようにフィードバックしていたりもしました。そしたら、今回のアップデートで、まさに開催者の ODfB に保存されるようになるとの事です。僕の標準リリース環境でも7月の頭に展開されていましたが、ハワイに行ったり忙しくて記事を書き途中のままでしたが、ちょうど読者さんからアンケートでこのアップデートを取り上げないの?という声をいただき、タイミング良いのでしっかり書きあげて公開します。

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Microsoft Stream :新しい Stream スタートページに「新規のレコーディング」ボタンから録画できるようになった

社内での動画コンテンツの取り扱いってどうですか?一昔前までは機能的にも従業員(ユーザー)は共有された動画を閲覧するのみの人が大半だと思います。逆に動画を作成して共有する側の人は社内でも限られた人達。でも時代は変わっています。

ハイブリッドワークな世の中になり従業員用の動画コンテンツの需要が高まり、また社内に向けて発信する・したい人達も増えてきています。例えば新入社員用の案内を人事部の人が動画にすれば毎回説明会を開かずとも関係各位の予定調整をせずとも好きな時間に動画を視聴してもらうだけでOKだったり、自社商品の説明を製品開発チームから勉強会をリアルタイムにせずとも動画を社内公開すれば誰でもいつでも視聴できるし。このようにハイブリッドワーク(主にリモートワーク)だからこそ動画として発信したいニーズは高まっています。そういう事もあって Microsoft 365 の中でもそういう機能が徐々に追加されてきています。例えば元々はそういう用途じゃなかったとしても Microsoft Teams の会議の録画なんかも気軽に動画コンテンツを作成するには使ってる人もいます。そして Microsoft Teams で会議をわざわざ録画せずとも、 PowerPoint には画面右上に「記録」ボタンがあってプレゼンを動画にする事ができますよね。

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Microsoft Teams :会議の録画には映らないモノがある…

季節は少し早いけど、わざと怪談話風なタイトルにしました(笑)

Microsoft Teams で会議の録画機能はかなり利用されているんじゃないかと思います。会議に参加できない人用に残していたり、議事メモ代わりに残していたり、社内勉強会のオンデマンド配信用みたいにしていたり。

そんな便利な会議の録画機能ですが、会議中に利用している共有コンテンツや機能次第では、会議にリアルタイムに参加しているのと同等の体験をできない場合もあります。場合によっては全く表示されない共有コンテンツもあるし、場合によっては折角凝った作りでオチをドーン!と出すハズが、録画の方では先にもうオチが見えちゃってるような場合もあったり。

先日 YouTube の動画にいただいたコメントをキッカケに、気になる共有コンテンツを実際に録画して試しました。試した共有コンテンツや機能は以下です。

  • PowerPoint Live
  • ホワイトボード( Microsoft Whiteboard )
  • スポットライト機能

実際に会議をしているのをリアルタイムで録画した動画と、会議の録画で録画した動画を並べて比較してみたところを YouTube に動画にしてます。わりとコンパクトに収めたので是非視聴してみてください。ついでにチャンネル登録と高評価もお願いします(← YouTuber らしく(笑))

このように録画をした時に共有されないコンテンツや共有されるけどちょっと変…というものがあります。会議に参加している人が優先で録画は予備くらいな場合は気にせずに便利な共有コンテンツや機能を使って良いと思いますが、録画された動画をその後もしっかり利用していく予定がある場合は気を付けなければいけませんね。

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.3 有効期限が切れた後の挙動と復元

Microsoft Teams の会議の録画の有効期限については、これで3回目です。特に基本動作は Part.1 に書いてあるのでまだチェックしていない人は先にそちらをチェックしてみてください。

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.2 有効期限を変更できる人はだれ?

さて、今回は、有効期限が切れた後の挙動について確認していきたいと思います。保存先がわかっているので確認せずとも予測は付きますが、念のため。あと、有効期限が切れて削除されたファイルを元に戻す復元方法も確認します。

例によって、会議の種類「チャネル会議」「非チャネル会議」で録画ファイルの保存先も変わるので、今回もその2種類どちらも確認していきます。

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Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

※触っていくほど書きたいことが増えてきたので複数記事にします。今回はほんの触りの部分。

Microsoft Teams の会議の録画機能は展開されて以来多くの人が使ってると思います。大事な部分を観返したり、会議に参加できなかった人も後から観る事ができます。また、リアルタイムで社内講習会などをした時に、録画さえしていればオンデマンド配信的な感じで使い回す事もできます。しかし、中には「とりあえず録画」という感じで録画をしても誰一人観ないままずっと保存されている…という事もあるでしょう。 Microsoft によると、「録画されてから60日後までに視聴している動画は5%未満、120日後までに視聴している動画は1%未満」という統計があるようです。その統計に基づいて、会議の録画の自動有効期限が切られる事になりました。

2021/07/30付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。

▼(更新)OneDrive と SharePoint でのチーム会議のレコーディングの自動有効期限

長いですね。そして公開から展開まで何度も変更がありました。半年以上ですね。そして僕の環境にもようやく展開されたので、見てみたいと思います。

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Microsoft Teams :会議の録画ファイルの再生プレイヤーに「ビデオの設定」

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年末の最後の記事に「まだ更新します」って言っておいて、結局更新しませんでした(笑) 12月18日から期限切れの有給休暇を消化すべく17連休だったわけですが、なんだかバタバタして休んだ感じがしませんでした。あと在宅勤務だから勤務日も休日も家にいるので、どこかへ旅行でもしないと休暇を実感しづらいのかもしれないです。ただし、普段は長期休暇明けの何が憂鬱かって通勤ラッシュだったんですよね。それが在宅勤務だとないので長期休暇明けの社会復帰は比較的気が楽ですね。さて、それは置いといて…本題。


去年11月下旬に以下の記事を書きました。

Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

Microsoft Teams の会議の録画したファイルを保存先の OneDrive や SharePoint で再生する時の再生プレイヤーが徐々に進化してきて、再生プレイヤー側でもキャプションやトランスクリプトが利用できるようになったというお話でした。で、この記事の下の方に匂わせていたんだけど、再生プレイヤーが今後どんどん進化する中で画面右上のアイコンが増えるであろうという話。

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Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

※この記事は本ブログの1,000件目の記事です。心の中で祝ってやってください!


記事タイトルに「ライブ キャプション」って書いてあるけど、録画の字幕ならライブではないので「キャプション」が正解なのかな?よくわからないけどSEO的な事もあるので「ライブ キャプション」とさせてもらいます。

Microsoft Teams の会議中にライブキャプション機能を利用すると自動字幕が表示されるので、耳が不自由な人や諸事情で音声がうまく聞き取れない環境で会議に参加している人にとっては、字幕で補完できるので便利です。そしてトランスクリプト機能を利用すれば会議中の会話が文字起こしされるので、簡易的な議事メモが自動生成されるので便利です。そして、今年の9月にようやく日本語対応されましたよね。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

この記事は2か月経った今でもPV数上位なので非常に注目されている機能のようです。しかし、この時点では、ライブキャプションは会議中にしか表示されず、会議を録画した動画ファイルを SharePoint や OneDrive 上で再生しても字幕は表示されませんでした。つまり会議に生で参加している人しか恩恵に授からない機能でした。また、トランスクリプトはというと、文字起こしされたデータはスケジュールされた会議の詳細画面の「レコーディングと文字起こし」タブ内に表示されます。

▼スケジュールされた会議の「レコーディングと文字起こし」タブ内

このように会議の内容が文字で認識でき、ダウンロードもでき、簡易的な議事メモっぽい役割になります。しかし、これもこの時点では録画された動画と紐づく事はないので、簡易議事メモ以上の便利さはありませんでした。

思い起こせば、会議の録画が Microsoft Stream 側に保存された頃は、(ひと手間必要だったけど)録画された動画プレイヤーから字幕も利用できたし、トランスクリプトも利用できました。特にトランスクリプトに関しては、例えば動画の中でも聞きたい部分がピンポイントだった場合、トランスクリプトからキーワードで検索して、クリックするとその時間から再生されるような便利な使い方もできました。

このように、これまでは会議のライブキャプションやトランスクリプトが日本語対応されたと言っても、便利さを享受できるのはライブキャプションは会議開催中のみ、トランスクリプトは簡易議事メモ的な使い方と限定されていました。

ところが、ようやく僕の環境で、会議の録画を SharePoint や OneDrive 上から再生すると、再生プレイヤーにライブキャプションとトランスクリプトの機能が展開されていたので、便利さが広がります。

では、試してみます。今回はチャネル会議で試してみました。

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Microsoft Teams :会議録画ファイルを SharePoint / OneDrive で再生すると再生スピードを変えられる&その他変更あり

再生スピードが変えられる機能が展開されたのは9/17に確認していたけどウッカリ書くのを忘れていたようです。そんな中、更にUIも変わったり地味に他の機能も追加されていたのでまとめてみます。

さて、以前こんな記事を書きました。

SharePoint / OneDrive :動画ファイルを再生するプレイヤーのUIが変わった(今後の Microsoft Stream の進化の序章?)

地味にUIに変化があったんです。「 Microsoft Stream (built on SharePoint) 」が一歩一歩進化していってます。というよりクラッシックの方の Microsoft Stream の機能からガクっと機能落ちしてしまっているので、悪い言い方をすれば「一旦退化したのを元に戻す」という感じでしょうか。または「枝分かれした枝を分岐点まで戻って別の枝で再度成長」という感じでしょうか。まぁそれでもポジティブに「進化」と言うとします。で、その進化の一歩・二歩あたりが今回の記事。

では、上で紹介した8/11時点のスクショと現在のスクショを見比べてみます。

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SharePoint / OneDrive :動画ファイルを再生するプレイヤーのUIが変わった(今後の Microsoft Stream の進化の序章?)

まず先に今日気が付いた変化をお見せします。

■ Microsoft Teams の会議の録画を再生した時に…

別件で検証していた Microsoft Teams の会議の録画。チャネル会議なのでチャネルのファイルタブ、つまり裏側の SharePoint のチームサイトのドキュメントライブラリに保存された動画ファイルを再生したら、なんかちょっと異変に気が付いたんです。

▼さて、異変に気が付きますか?

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Microsoft Teams :会議終了後、詳細画面に録画やメモなどがまとまって表示されるようになった(ただし…)

気が付いたのは10日以上も前だけど記事にするのをスッカリ忘れていました。思い出したキッカケは Microsoft Teams の画面左下の[ヘルプ]の[新機能]。ここはちょくちょくチェックしています。自分が取りこぼした新機能がたまにここで気付く事もあるので。今回は、

▼「要点を振り返りましょう」

終了した会議の録画などが会議の詳細タブ内に表示されますよってところです。録画は当然誰かが会議中に録画をスタートしなかったら表示されません。また、文字起こししたテキストであるトランスクリプトは現在英語のみだから日本語の会議じゃ関係ないですね。ただ、この文字だけの説明じゃピンとこないので、実際に見てみたいと思います。

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