Microsoft Stream / Clipchamp :スタートページがほぼ一緒になった

うわっ、気が付けばおよそ2週間ぶりの更新でした。色々忙しくて更新が滞っていましたが、その間にもアップデートは待ってくれないのでネタがたくさん増えてしまって困ったものです。マイペースに更新していきます。

さて、僕の観測している限りだとこの情報は事前になかったので数日前にビックリしました。 Microsoft Stream と Clipchamp のスタートページがほぼ同じになっています。

▼現在の Microsoft Stream スタートページ

▼現在の Clipchamp スタートページ

なに同じスクショを2枚貼り付けてるの?って思えますよね。でも良く見ると左上は1枚目は Stream と書かれて、2枚目は Clipchamp と書かれています。

いや、これほぼ同じじゃなくて全く同じですね。良く見ると右上の方にこんな記載があります。

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Microsoft Teams :「一般」チャネルのチャネル名が変更できるようになった

アナウンスが出た頃から他のアップデート内容に比べて話題になっていましたが、いよいよ Microsoft Teams のチームでも扱いに困る人も多いらしい「一般」チャネルのチャネル名が変更できるようになりました。「一般」ってフワっとしていて用途が全然連想できませんからね。ここの名前を変更したいニーズは割と多かったようです。しかしパっと触った限りでも注意点などもあります。

2024/07/16 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams:一般チャネルの名前を変更する機能

対象指定リリース環境では8月上旬~8月中旬。標準リリースでも8月中旬~8月下旬の展開予定です。今週はお盆休みの人が多いので、お盆明けたら一般チャネルの名前を変更できるようになっている人は多いかもしれませんね。僕の標準リリース環境でもアップデートが展開されていたので、触ってみます。

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OneDrive for Business / SharePoint :「共有リンクの有効期限」の思ってたのと違う点&要注意

※本記事の内容は僕は全然気にしていなかった観点だったけど、SNS上でアウトプットをしてくれた方がいらして、その方の情報を基に僕も実際に確認してみた内容の記事です。先人のアウトプットに感謝です!


先日、 OneDrive for Business (以下 ODfB )や SharePoint の共有リンクで有効期限の設定が以前より幅広く使えるようになった記事を書きました。

OneDrive for Business / SharePoint :共有リンクの有効期限が幅広く使えるようになった

この「共有リンクの有効期限」ですが、おそらく多くの人は「有効期限が切れると共有リンクも無効になりアクセス権も無効になる」と思うでしょう。しかし実際は本当に「共有リンクだけの有効期限」だったようです。つまり Microsoft の各種説明やアナウンスは全く間違っておらず、勝手に僕も含めたユーザーがそういうもんだと思い込んでしまっていた事かと思います。これに対して気付きを与えてくれたブログ記事が以下です。

Deep Dive: Microsoft 365 Apps 共有リンクの有効期限の仕組み
https://zenn.dev/ymasaoka/articles/deep-dive-on-m365apps-shared-link-expiration?fbclid=IwY2xjawEg-8FleHRuA2FlbQIxMAABHT2mSx59f5bNhmcrVqxV_UWkyXc5lFXPnvPoxNKmMVEqqc400hknL3tCqg_aem_cywjkdSl801qOnGJZR51cQ

先日、Japan Microsoft 365 Users Group のイベントでも登壇してくださった まっぴぃ さんのブログ記事です。こちらでは共有リンクの有効期限の仕組みをかなり深掘りしていて、特にIT部門など管理者にとっては非常に有益で、僕の苦手な PowerShell での確認の手順まで記載されています。しかし、一般の利用者にとっては難しい内容となっているため、僕のこの記事では実際にユーザー視点で試してみた事とその結果を書いていきます。

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Microsoft Teams :非アクティブなチャネルを検出し非表示にする

Microsoft Teams (だけじゃないけど)の大きな課題の一つが利活用が進むほどチャットやチーム・チャネルがカオスになってくる件。特に忙しい人や偉い人ほど追加されるグループチャットやチーム・チャネルが増えてきて、わけわからなくなってくると思います。なのでこれまで色々な場所でチャットやチームやチャネルの整理術なんかを紹介してきましたが、 Microsoft Teams も徐々に進化してきて整理するための機能などを出してきています。今回も整理の一助となる機能かもしれません。

2024/06/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: 非アクティブなチャネルの検出と非表示

最近操作をしていない非アクティブなチャネルを自動的に検出して非表示にする機能です。…と、割とザックリとしか説明がされていなくて「最近操作をしていない」って具体的に何日?とかそういう情報はありません。そこらへん気にする人もいるでしょうけど、後々紹介していきますが、そういう細かい事を気にする人には不向きな機能かもしれません。他にも謎な仕様というか検証しようにも自然発生的なものなので意図的に検証できなさそうな箇所もありそうなので、ちょっと記事自体が大雑把になりますが(いつも大雑把だけど更に大雑把)ご容赦ください。自然発生的な動作に関しては、動作が確認次第、この記事に追加していこうとは思います。

で、少し前から対象指定リリース環境には展開されていましたが、今朝確認したら一部標準リリース環境にも展開されていたので、試していきます。

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Microsoft Clipchamp :画像の背景を削除できるようになった

※本記事は 商用ライセンス版 Microsoft 365 の中の Clipchamp についての記事です。


そうそう、本題に入る前に Office 365 E3 / E5 ユーザーに朗報がありますね。 Clipchamp が8月下旬から使えるようになりますよ。

▼Microsoft Clipchamp は、Office 365 E3 および E5 の商用サブスクリプション向けにリリースされます

1・2年前あたりに Microsoft 365 のライセンスは利用できるけど Office 365 のライセンスでは利用できない、というサービスや機能が一時期流行りました?けど、結局徐々に緩んできていますね。とにかく Office 365 E3 / E5 ユーザーでも商用ライセンス版の Clipchamp が利用できるようになるのは朗報かと思います。今月の下旬なのでもう少し待ちましょう。


ここからが本題です。

2024/07/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Clipchamp:動画から画像の背景を削除する

動画編集アプリだから勘違いしそうになりますがあくまでも「画像」です。動画の背景を削除できると勘違いしてしまったらガッカリしちゃうので先に伝えておきました。

僕の環境でアップデートが展開されていたので触ってみます。

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Microsoft Teams :メッセージの Copilot ボタンが変わった

※本機能は別途 Copilot for Microsoft 365 が追加されたユーザーのみです。

Copilot for Microsoft 365(以下 Copilot for M365 ) のライセンスが加わると、 Microsoft 365 の様々な場所に Copilot ボタンが表示されます。そのおかげでプロンプトを書かずとも(指示の文を書かずとも)1クリックもしくは数クリックのみで目的を実現できる可能性があるのが Copilot for M365 の特徴の一つであると考えます。しかし、様々な場所に Copilot ボタンがあるからこそ、目ざとくそれを見つけてどういう結果になるのかをとにかく試してみる必要があるので、チャレンジしないと自分にとって便利か便利じゃないかの判断すらできないし、生成AIの効果を発揮できません(これは Copilot for M365 だけじゃなく、使わなきゃ意味がないのはどれも同じ)。なので、目ざとく探し好奇心旺盛にとにかく試してみるのが大事です。

さて、今回は Copilot in Microsoft Teams の中からメッセージに関するアップデートというかちょっとした変化を見つけたので紹介します。

▼アップデート前のチャットのメッセージ欄右側のボタン

Copilot for M365 のライセンスがあると、このボタン群の左から3番目に Copilot ボタンがあります。

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Microsoft Teams :チームの「発見する」( Discover feed )メニューを非表示にできるようになった

Microsoft Teams のチームの左上に「見つける」というメニューが登場したのが今年2024/02あたり。

Microsoft Teams :チームに「見つける」というフィードが登場( Discover フィード)

そして日本語訳が迷走し、2024/05あたりには「状況確認」という名前に変わった。

Microsoft Teams :小さな変更点(「アナウンスバー」「見つけるフィード」)

更につい最近2024/07に「発見する」という名前に変わった。

Microsoft Teams :「見つける」フィードが「発見する」フィードに名称変更?

この「見つける」→「状況確認」→「発見する」フィード( Discover feed )は、チーム内の情報を追いきれない人のために、自分に関連しそうな投稿を表示してくれるので、忙しいけど自分の周囲などでどんな事が起きてるのか?どんなコミュニケーションが交わされているのか?を確認する事で、実は大事な情報が眠っているかもしれないお宝を発見する意味合いがあると思います。

しかし、この「発見する」メニューは、

▼左上の割と大事な部分に鎮座している

忙しい人は所属するチームも多いので、チーム一覧に少しでも多くのチームが表示された方が良い人もいるだろうに、その上部に割と上下スペースも贅沢に空けて「発見する」というメニューがあるのは邪魔。これが滅多に使う事がない・全く使う事がない人にとっては邪魔しかないと思います。これは僕も上に紹介した記事内でも指摘していました。心理的に画面の左上は一番目線が先に行くところなので一等地ですからね。

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Microsoft Forms : Excel のライブデータ同期のプレビューラベルが外れた&グループフォームにも対応

今年2024年2月に Microsoft Forms で Excel のライブデータ同期の機能がプレビューでスタートしました。

Microsoft Forms :Excel のライブデータ同期(プレビュー)

Microsoft Forms のフォームの回答結果が Excel ファイルとライブ同期されるようになったわけですが、これまでフォームの回答結果を他のユーザーにシェアしたい場合は、フォームの編集権限を追加すると回答結果だけじゃなくフォーム自体を編集できてしまうので危険だったり、 Excel ファイルにダウンロードして共有するとそこから新しい回答が来るたびに何度も最新版として Excel ファイルをダウンロードして共有しなければいけませんでした。しかしこのライブデータ同期の機能があれば、同期されている Excel ファイルさえ共有すれば、フォームの回答結果のみを他ユーザーと共有する事ができるし、常に最新回答結果を見る事ができますね。

さて、この頃はプレビュー期間中だったので、

▼2024/02/29当時のフォームの応答画面

これを見ると「 Excel で結果を開く」の横に「プレビュー」ラベルが表示されていました。これはメッセージセンターのアナウンスでは3~6か月後でプレビュー期間が終了されてラベルが外れますよという事でした。

今開いてみると、

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社内コミュニティを立ち上げ検討・運営している人達にオススメする動画

昨日も YouTube の某弊社チャンネルの動画を紹介しましたが、当ブログは完全に僕のプライベートなブログなので所属組織は関係ありません。なので紹介する動画は僕が出演している、かつ全て僕が企画から編集まで行っているものです。そして営業臭一切なく、ただただ皆さんが少しでも幸せになってもらえればと思って提供しているものを紹介しています。

最近は偶然が重なって動画ラッシュになっていますが、今朝更にアツい動画が追加されたので紹介します。

僕の事をご存じな読者さんならピンと来ると思いますが、愛知県大手製造業の某T社。偶然にも僕の愛車は2台ともその某T社製ですが、それとはまったく関係なく、某T社の Power Platform の社内コミュニティリーダーとちょっとした事で仲良くさせてもらっています。そんな彼がこれまたちょっとした経緯で某弊社のオフィスに来る事になったので、せっかくなのでコラボ動画撮りましょう!という流れになりました。

Power Platform は Microsoft のローコードツール群の総称ですが、その Power Platform の社内コミュニティと聞くと関係なく思われる方もいるかもしれないです。でもこの動画では Power Platform 関係なく、昨今は仕事で扱うクラウドサービスは日々のアップデートが頻繁だったり、複雑だったり、使い方が自由すぎてどう使って良いのかわからない場合も多く、その際に従来型の教育手法であるIT部門からの一方的な教育や問い合わせ対応ではなかなか厳しくて利活用が促進されない場合が多いです。おそらく当ブログの読者さんたちも社内に情報がないから検索して当ブログに辿り着いたんじゃないかと思います。そんな中で社内でユーザー同士で「互助」の精神で助け合いながら情報や自分たちの事例を共有し合いながら・刺激し合いながら成長させ利活用促進させていく社内コミュニティの形成が大事になってきています。おそらく当ブログの読者さんの大多数は Microsoft 365 ユーザーでしょう。 Microsoft 365 も Microsoft Teams を中心に様々なアプリの様々な機能が日々アップデートされ、使い方がわからなかったり活用しきれていない実態があると思います。そんな中でやはり Microsoft 365 においても社内コミュニティの形成・運営はもはや必須ではないかと考えます。IT部門に頼り切ってIT部門から提供される情報を待つような「IT過保護」状態は自ら脱却し、自分たちで情報収集して共有し合って成長していかないとこの競争社会そして目まぐるしいITの発展にはなかなか付いていけないと考えます。

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Microsoft Teams :メッセージへのリアクションの導線が色々追加された

長い事ビジネスにおいてのテキストベースのコミュニケーションとして王座に君臨しているメールから、特にコロナ禍以降は特に社内のテキストベースのコミュニケーション手段としてビジネスチャットが普及しつつあり、会社によってはすでにメールを王座から引きずり降ろしている事もあろうかと思います。

メールとビジネスチャットの大きな違いの一つとして「リアクション」が挙げられるかと思います。「いいね」ってヤツです。今はもう「いいね」だけじゃないので「リアクション」と表現していますが。 Microsoft 365 で言えば Outlook のメールでもリアクションはできますが、まぁ大きくメールとビジネスチャットで括ると一つのビジネスチャットの特徴ではないかと思います。

最近はリアクションにカスタム絵文字が追加できるようになったりアップデートがちょくちょくありますが、今回は最近のメッセージのリアクションに関するアップデートを2件ほど紹介します。どちらもリアクションをもっとやりやすくするアップデートです。

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