Microsoft Teams :新しい Teams アプリのチャネルについて【その1】 チャネル情報

新しい Teams アプリに切り替えた後に初めてチャネルを開いた時、違和感を覚えた人も多いんじゃないかと思って記事にします。 Microsoft Teams に詳しい人なら「新しいチャネル エクスペリエンス」についての話です。そして書き始めると結構長くなりそうな事に気が付いたので、複数記事に分けて紹介します。

※毎度のことですが、経緯なども書くので前置きが長いです。興味なければ適当に読み飛ばしてください。


先日記事を書いた通り、 Microsoft Teams の新しいアプリが一般提供開始され、順次左上に「新しい Teams を試す」というトグルスイッチが表示されるようになりました。

Microsoft Teams :新しい Teams アプリに切り替えるトグルスイッチが表示されはじめた

この記事では単にその話と、新しい Teams アプリからクラシック Teams アプリに戻りたい時の導線がわかりづらくなってしまったので、その紹介に留めています。

また、過去にはパブリックプレビューが開始された当初の触ってみた記事も書いています。

Microsoft Teams :2倍速い!?「 New Microsoft Teams 」をプレビュー利用する方法

これもプレビューを利用する方法がメインで、ついでに New Teams アプリの感想をちょこっと書いてるだけでした。

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Microsoft Teams :ライブイベントの代わりとなる「タウンホール」が使えるようになった(イベント作成編)

先月末 2023/09/28 に Microsoft から Microsoft Teams のライブイベントが廃止される予定と、その代替となる「タウンホール」の発表がありました。

Introducing Town Halls in Microsoft Teams and Retiring Microsoft Teams Live Events
https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-teams-blog/introducing-town-halls-in-microsoft-teams-and-retiring-microsoft/ba-p/3925739

凄くザックリと説明をするとしたら、「ライブイベントは使い慣れないでしょ?なので普段使い慣れてる Teams 会議とほぼ同じ体験でイベントを開催できるようにするね!」という事です。社内外で開催する大規模なオンラインイベントをする際に、これまでは Microsoft Teams のライブイベント機能で開催していましたが、プロデューサーを1度でも経験した人ならわかると思うけど、 Teams 会議とは全然違うので色々覚えないといけないし、大規模イベントという性質上失敗が許されない場合も多いので、プレッシャーもあるし、その不安解消のために予行演習をたくさんしたんじゃないかと思います。また、発表者のカメラ映像は1人しか表示できないのでテーブルトーク的な事をするとしたらOBSなどのソフトを介さないと自由度が低く、それはそれでまたスキルや知識や機材が必要です。でも Teams 会議と同等ならそんな心配もないですよね。

という事で、ライブイベントは現時点での情報では2024/09/30までに廃止され、代わりとなる「タウンホール」が 2023/10/05 から一般提供開始予定、との事でした。大規模オンラインイベントの体験が開催側も参加側も変わり、 Teams 会議に慣れているユーザーにとってはより使いやすく、そしてタウンホールならではの機能も追加されるという事で楽しみでしたが、なんと!運悪く色々多忙でスッカリ忘れていて…昨日ふと見たら自分の環境にすでに展開されていたという状況です。標準リリース環境で展開されているので、おそらく多くの人がすでに利用できるんじゃないかと思います。

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Microsoft Teams :新しい Teams アプリに切り替えるトグルスイッチが表示されはじめた

※本記事はトグルスイッチの話で New Teams アプリ自体の話はあまりありません。

従来の2倍速いと Microsoft が自称する New Microsoft Teams アプリがパブリックプレビュー開始されたのが今年2023年3月末。

Microsoft Teams :2倍速い!?「 New Microsoft Teams 」をプレビュー利用する方法

また、 YouTube で試してみた動画も公開していました。

2倍の速さ!?プレビュー提供開始された New Microsoft Teams を試してみる
https://youtu.be/Ceipq53vEuI?si=hy1KFApTRMfuobwd

この時点では多少速さは体感できても、僕のPCは今年買い替えたばかりのソコソコ良いスペックのPCなのでそこまで体感できませんでした。おそらく低スペックのPCほど速さが体感できるのではと思います。また他にもテナントやアカウントの切り替えが劇的にスムーズに楽になった事や、新しいチャネルエクスペリエンスがなかなか慣れないんじゃないか?などなど。そしてパブリックプレビュー開始直後なので色々足りない機能や設定が多くて、正直僕は今までほとんど使ってきませんでした。

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Microsoft Teams :「 Planner および To Do の Tasks 」アプリのロゴが変わった

Microsoft 側もだいぶ迷走…じゃなくて試行錯誤中なんでしょうか。

■まずは歴史を振り返る

Microsoft 365 でタスク管理と言えば Microsoft Planner と Microsoft To Do が思い浮かぶと思います。そしてそれをもはや仕事には欠かせない Microsoft Teams のアプリとして取り込んで、 Microsoft Teams でタスク管理も完結させられる!?という感じで組み込めます。

名称変更などについては、そこだけ切り取ると「だから何?」となりますが、歴史を振り返ると多少印象が変わるかもしれないです。これも紆余曲折の歴史があります。

まずは元々 Microsoft Planner アプリとして Microsoft Teams に追加できるようになっていました。

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Microsoft Teams :アバターは管理者に見られるし削除もできるようです

Microsoft 365 は範囲が広すぎるので僕みたいな頭の悪い人間はある程度領域を狭めないと情報に追いついていけなく、なので僕の場合は「利用者目線」に絞っています(そこまで絞っても追いついていけない…)。なので利用者が対象の新機能などの情報を発信しているので、セキュリティやガバナンスと言ったIT部門の人が重視する分野は正直得意じゃなくここでもあまりアウトプットしていません。

と冒頭から見苦しい言い訳をしたところで、今回は当ブログではイレギュラーな管理者が利用できる Microsoft Teams 管理センターの気付きの話です。ただ、利用者にとっても知っておくと良い情報だとは思います。

という事で、僕は毎朝そして1日に何度も Microsoft 365 内を巡回してアップデートや変更がないかをチェックして回っていますが、各種管理センターはあまり巡回しません。そんな先ほど、ちょっと調べものがあって Microsoft Teams 管理センターを開いてチェックしていたらこんなものを見つけました。

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Microsoft Teams :グループチャットにもメッセージのリンクをコピーする機能が

標準リリース環境でも今年2023年8月末に展開完了しているので1カ月遅れくらいの記事ネタですが、スッカリ書き忘れていたので今更!

例えばとあるチャットで「どこかのチャネルで〇〇の話した気がするけどどこだったっけ?」みたいな場合、見つけた人が「このスレッドだよ!」と回答する時に、

▼見つけたスレッドの右上「…」メニュー内「リンクをコピー」をクリックし、

▼貼り付けて送信すれば、(正直この下のリンクバナーみたいなのは邪魔なだけなので「×」で削除しても良いですね)

▼送信完了

スレッドだけじゃなく返信も1つのメッセージとしてリンクをコピー可能です。このような利用シーンでリンクをコピーの機能を使った事ある人はいるんじゃないかと思います。これ別に貼り付け先が Microsoft Teams 内じゃなくても、メールでも良いし、 OneNote でも良いです。もちろんリンク先のチャネルが閲覧できるユーザーしかアクセスできませんけどね。

で、この機能がチームのチャネルのメッセージにしかなかったのが、このアップデートでチャットのメッセージでも使えるようになりました。

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OneDrive for Business / SharePoint :フォルダーに色を付けられるようになった

すでに対象指定リリース環境では少し前から確認できていたんだけど、今朝確認したら標準リリース環境でも展開を確認しました。

2023/08/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ OneDrive と SharePoint: Colored Folders

タイトルの一部が翻訳されていないけどフォルダーに色が付けられるよって事はわかると思います。読むと「OneDrive と SharePoint の全体的な “個人用設定と整理” ストーリーの一部です。」という壮大なストーリーの第一節であるかのような書かれ方がしていますね。

これは OneDrive for Business (以下 ODfB )と SharePoint が対象であるという事ですが、 Microsoft Teams にも影響が出るので、そこも含めて触ってみたいと思います。

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Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議中に使ってみる編)

昨日は会議のスケジュールするところから会議前までの会議のメモの挙動について色々試してみました。まだ読んでない方はそちらから先に読むと良いと思います。 Loop コンポーネントファイルの保存先など割と大事な事も書いているので。

Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議のスケジュール編)

これだけでスクショ20枚以上で記事も長くなってしまったので一旦記事を書き終えて、今回は実際に会議中の会議のメモを触ってみたいと思います。

▼会議に参加

会議ウィンドウの上部バーに「メモ」が追加されていますね。クリックすると、

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Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議のスケジュール編)

Microsoft Teams の会議で参加メンバー全員が閲覧・編集できる議事録などメモを取る時、今までは「会議のメモ」が備わっていたけど実体は Wiki なのでもう廃止決定の機能です。他には OneNote を使う人も多いかと思うし、昔ながらにテキストエディタを使う人もいるのかな。 Wiki が廃止され、チームのチャネルの「 Wiki 」タブが「 Notes 」タブになって OneNote が使われるようになったから、会議のメモも OneNote になるのかな?と思いきや、 Loop コンポーネントが使われるんですよね。ここらへん、 Wiki の後継が OneNote と Loop コンポーネントに分かれる点は何か意図があるのかどうか?ちょっとわからないけど…。

2023/04/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)共同会議メモ

見ての通り、展開時期の予定が、対象指定リリース環境は5月下旬~6月上旬、標準リリース環境でも6月中旬~8月上旬となっています。そう見ると結構以前に展開されはじめた機能だけど、僕のこのブログの確認作業で使っている標準リリース環境のユーザーアカウント数個は今朝ようやく展開されたんです。なので標準リリース環境の展開時期が遅れているのか、その上で僕の環境が運悪く展開時期が最後の方だったのか、それはわかりませんが、とにかく僕の中では展開されたてホヤホヤの機能です。

という事で、新しい会議のメモを試してみたいと思います。

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Microsoft Teams : iPhone のモバイルアプリがランドスケープモード(横向き表示)に対応された

※僕は Android のモバイルデバイスは持っていないので iPhone のみの話です。

僕はモバイルアプリのアップデートは自動アップデートにはしていません。毎日数回アップデートを確認してアップデート内容を確認したいからです。そんな中、 2023/08/02 に確認した際に Microsoft Teams モバイルアプリのアップデートが気になる内容でした。

▼バージョン 5.14.0 の内容

「横モード」というのが iPhone を横向きにした時に横用のレイアウトになるという事ですね。ランドスケープモードと言うらしいです。反対に縦向きの方はポートレートモードって言うらしいですね。

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