【執筆情報】意外になりがちな“Teamsメッセージ迷子” **が教えるカンタン情報整理術

僕が執筆した記事の紹介です。ITmedia系列のキーマンズネットさんから依頼を受けて4回連載の執筆をしていて、昨日第3回目が公開されました。

意外になりがちな“Teamsメッセージ迷子” プロが教えるカンタン情報整理術
https://www.keyman.or.jp/kn/articles/2109/27/news109.html

タイトルは編集者に付けてもらっています。僕は自分に自信がないので、自分の事を「プロ」とはなかなか呼べません。なので本記事のタイトルも「**」にしています。チョメチョメです。

ありがたいことに現時点でキーマンズネットのアクセスランキングは1位!そして2回目も2位。1回目は6位と、連載全て10位にランクインされています。うれしくてドキドキしちゃいます。

2回目まではオンライン会議について焦点を当ててきましたが、今回はメッセージング、つまりチャットについてです。ただチャットの機能や便利技を話しただけではつまらないと思って、日頃からSNSで良く「 Teams の検索はクソだ!」という怒りの投稿を見る事が多いので、「気持ちはわかるけどグチるだけじゃ何も解決しないよ」的な内容でもあります。過去から「メールの整理」「ファイルサーバーの整理」「PC内のデータの整理」あたりは永遠のテーマかと思います。もちろん Microsoft Teams をはじめとするビジネスチャットも例外ではありません。むしろチャットという性質上、更に玉石混交なデータがカオスになりがちです。つまり「情報整理」はまだまだ永遠のテーマです。検索機能が向上したところで、僕らは情報を整理するスキルを放棄すべきではないと思っていて、日頃から試行錯誤をして向上していくものだと思っています。

僕は SharePoint 2007 時代からずっとそうだけど「検索機能はあくまでも補助機能」と考えていて、ほとんど検索機能を利用して検索をしていません。 Microsoft Teams も同じです。逆を言うと「いかに検索機能を利用しないで検索して目的のコンテンツにたどり着くか?」を無意識的に試行錯誤してきました。「『検索』=検索機能」という先入観を持っている方も多いんじゃないでしょうか?そんな感じのお話です。これが正しいというわけじゃなくあくまでも自分や仲間と考える材料・キッカケの一つとして役立てていただければと思います。

また、今回の連載を通して編集者に原稿を提出しているけど、文字数制限を無視して書きなぐって提出してるんです。なので編集は大変だと思います…。つまりカットされている部分も多々あり、ここら辺は別の機会に色々なところで放出していければと思います。

次回4回目はおそらく数日中に公開されると思いますが、「その他サービスとの組み合わせ」がテーマです。 Microsoft Teams について連載するとしたら、ネタとして「オンライン会議」「メッセージング」そして締めに「組み合わせで更なる利活用」は王道のパターンかと思いますが、まんまとその王道パターンです。しかしここでも「太一流」の内容にしているつもりなのでお楽しみに!

Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった

多くの人にとって待望だった機能が展開されはじめましたね。これまでの背景と、実際試してみたことと、注意点あたりを書きます。

■チャットの返信のこれまで

本ブログなどで僕が Microsoft Teams についてアウトプットする時にしつこく説明しているのが、いわゆる一般的な「チャットをする」という時に Microsoft Teams においては「チームのチャネルの会話」と「チャット」の2種類ある話をしています。この2種類には色々な違いがあるので両者の特性を把握する事により使い分けを明確にしておいた方が後々の事を考えると絶対に良いです。その一つに、スレッド型か否かの違いは大きく、チャネルの会話はスレッド型なのでトピックごとにスレッドを作れば整理しやすくトピックごとに時系列で会話を追いやすいです。一方チャットの方は非スレッド型なので複数の話題が同時進行で行われると把握しづらいし特定のトピックで時系列で会話を追いにくいです。今回はその「チャット」の方だけど、過去のメッセージを返信したい場合、「このメッセージの返信です」を明示する事ができなく、「〇〇についてですが…」みたいに過去のメッセージから特定させる必要がありました。ただし、特定条件下では引用返信ができるんですよね。それがモバイルアプリから引用返信ができる事と、個人用 Teams では引用返信ができるという事でした。

Microsoft Teams :チャネルの会話とチャットの違い & チャットで引用返信ができるって知ってた?

Microsoft Teams :個人用 Teams ではチャットでPCからも引用返信ができる

上で紹介してる1つ目の記事は本ブログ内でも常にPVランキング上位なので、チャットで返信をしたいユーザーが多い事を物語っています。ただし何故かモバイルアプリからしか返信できなかったので不便に思っていた人も多いでしょう。そして2つ目の記事のように、不思議と 個人用 Teams においてはPCからも引用返信ができるので、つまり「仕事用の Microsoft Teams でチャットの返信がPCからできないのは Microsoft 側の何らかの意図があるのでは?」なんて憶測もしていたくらいです。

そんな僕の憶測も虚しく、20201年9月18日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼チーム デスクトップで特定のチャット メッセージに返信する

これはだいぶ前から実装されるとは聞いていたけど、デスクトップアプリからチャットの返信ができるようになるという事です。僕の環境に今朝展開されている事を確認したので試します。

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【執筆情報】「Teamsのプレゼンでもうヘマをしない」オンライン商談で使える機能と設定

僕が執筆した記事の紹介です。ITmedia系列のキーマンズネットさんから依頼を受けて4回連載の執筆をしていて、先週第2回目が公開されました。

「Teamsのプレゼンでもうヘマをしない」オンライン商談で使える機能と設定
https://www.keyman.or.jp/kn/articles/2109/17/news065.html

「オンライン商談」をテーマにしたけどもちろんオンライン会議についての話なので、業務上商談をしないような方でも活かせる話かと思います。と言っても基本的な機能の話が多く、でもこんなご時世になって1年半経過してもまだまだオンライン会議にてトラブルや見ているこっちがヒヤヒヤしたり気になる事をしているユーザーは多い印象なので、しっかりと機能と利用シーンなどを振り返っています。 Microsoft Teams の利活用は Teams 中級者上級者1人や少数が使いこなせていてもあまり意味がなく、より多くの組織内の人達が脱初心者ができる事が大事だと思っています。また「成功体験」が利活用促進には大事な事だけど、逆を言うと「失敗体験」をしてしまうとツールに対してネガティブな印象を持って敬遠されがちです。より多くの組織内の人達に利用してもらうには「成功体験」を積んでもらう事が大事なので、つまりこれらの中級者以上からすると一見知っていて当たり前な機能もしっかり周囲の初心者に広める事が大事だと思います。

次回3回目は会議を離れてメッセージングの話です。チャネルの会話やチャットについて。しかも「検索」をテーマにお送りする予定です。僕は Microsoft Teams では滅多に検索しないんですけどね。そこらへんの話も含めて原稿はすでに提出済!お楽しみに。

Microsoft Teams :ライブキャプションの音声言語設定のUIが早速変更されていた

約半月前に機能展開されたので即記事を書いたら未だに凄い閲覧数の記事が Microsoft Teams の会議のライブキャプションやトランスクリプトが日本語対応された記事です。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

特に耳が不自由な方には待望の機能だったようですね。そうじゃなくても様々な理由で音声がクリアに聞こえなかったり音声をあまり大きく聞くことができない環境では音声を補完する意味でもうれしいし、トランスクリプトに関しては議事メモ変わりにもなりそうで期待はできそうですよね。いずれも配慮した話し方をしなければいけないなどの諸注意点はあるけど、思った以上に精度は高いと思いました。最終的にこれが翻訳対応されて音声言語を自国語に選択したら、日本語ならそのまま日本語、その他の言語は日本語に翻訳されて字幕に表示されるとうれしいですね。僕は自分が英語を勉強するよりも機械翻訳の精度が実用レベルまで向上する方が早いであろうと思って(期待して)英語の勉強は捨てています(笑)英語ニガテマンなので。

さて、それは置いといて、元々この時点でも音声言語の切り替えのUIが地味で気が付きにくいものでした。それが、今朝見てみるとUIが変わってるんですよね。展開半月ですでにUIが変わるってどんな理由があったのかは知りませんが、ちょっと見てみます。

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【執筆情報】「グダグダでトラブル続出のTeams会議」の改善に意外と役立つ6つの機能

僕が執筆した記事の紹介です。ITmedia系列のキーマンズネットさんから依頼を受けて4回連載の執筆をしていて、先週第1回目が公開されました。

「グダグダでトラブル続出のTeams会議」の改善に意外と役立つ6つの機能
https://www.keyman.or.jp/kn/articles/2109/09/news078.html

連載タイトルや個別の記事タイトルの作成は編集の方にお任せしていますが、 Microsoft Teams 脱初心者的な内容で、今回は「オンライン会議」についてです。当ブログを定期的に読んでいただいている方なら「機能」という面ではすべてすでに紹介済ですが、単独の機能の説明がメインのブログなので、このように一つのストーリーとして記事にする事はなかなかありません。利用シーンや僕なりの考え方も添えてあるので、是非読んでみてください。

次回(今週中)には同じオンライン会議でも「オンライン商談」にスコープを当てて記事を書いてます。仕事柄商談をしない人でも、もちろん通常会議でも参考になるように書いてあるつもりです。3回目4回目は絶賛執筆中なので内緒ですが、計4回の連載程度では伝えられる量も限られているけど、なるべく読んで良かったと思ってもらえるような内容にしたいと思います。

こういう執筆の依頼をいただけるのもありがたいことです。

Microsoft Teams :会議の「ビデオの着信をオフにする」

存在は知ってたけどなんとなく気にしたこともないし使った事もない…。基本的に Microsoft Teams に関しては変態的に隅々まで触ってみる僕ですが、会議のメニュー内の「ビデオの着信をオフにする」は、何故か一度も触った事がない事に今朝気が付きました。

そもそも「ビデオ」って表現がね、日本人にとっては思ったのと違う事を指していると思うんです。僕だけかな?「ビデオ」って言うと真っ先にVHSを思い出すのは年齢のせいもあるんでしょうけど、それを抜きにしてもビデオって言うと「動画」をイメージすると思うんです。でも Microsoft Teams の世界?それとも英語の「 Video 」?もはや何が正しいのか?一般的なのか?がわからなくなってきたけど、ここで言うところの「ビデオ」ってカメラの映像って意味だったりするんですよね。

次に「ビデオの着信をオフにする」の「着信」って何よ?って事ですよね。これだけを読むと、憶測として、会議ウィンドウのメニューにあるという事はすでに会議中である状態なので、会議中に別のビデオ会議の着信があってもオフにするって事?とか思っちゃいます。でも違うんですよね。とにかく試してみることが一番です。

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Microsoft Teams :ステータスメッセージってテナントごとに設定できるんですね

Microsoft Teams にはステータスメッセージを設定する事ができます。

Microsoft Teams :ステータスメッセージの設定ができるようになった

ステータスメッセージ自体は2019年2月あたりに展開されたんですね。もう2年半前くらいかぁ。そして更に進化したのが2019年11月あたり。

Microsoft Teams :ステータス メッセージ が進化していた!

僕の中では、この進化で劇的に神機能になったと思います。チャットのメッセージ欄の上に相手のステータスメッセージが表示されるようになったからです。

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Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された


[ 2021/09/14 追記 ]
展開開始から半月で早速、音声言語設定のUIが変更されました。本記事では展開当時のままで変更は加えません。別途記事にしているので、併せて参照してください。

Microsoft Teams :ライブキャプションの音声言語設定のUIが早速変更されていた


ついに日本語対応されはじめましたねぇ! Microsoft Teams の会議のライブキャプション、字幕が!そしてトランスクリプト、文字起こしが!これは嬉しい人も多いと思います。

8月23日に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが出ていました。

▼(更新)Microsoft Teams会議での追加の話し言葉におけるライブキャプションとライブトランスクリプト

英語タイトルは「 Live Captions and Live Transcript in Additional Spoken Language in Microsoft Teams Meetings 」です。日本語訳されたタイトルの中の「追加の話し言葉」というのはつまり対応言語の事です。対応言語が増えてその中に日本語もあるという事です。やはり Microsoft 365 は英語圏の人達にとって非常に有利で、日本みたいに英語話せる人が少ない国にとっては不利とまでは言わずとも有利ではないですよね。それは置いといて…

僕の環境でも展開されていたので試してみたいと思います。

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Microsoft Teams :マイクやカメラの自動調整機能をオフにできる

※僕にとっては珍しくあまり検証していません(笑)

Microsoft Teams の会議において、カメラの映像の明度や彩度やコントラストなどはあまり気にしないと思います。マイクやカメラの設定って気にした事ありますか?スピーカー・イヤホンの音量調節はするけどそのくらいですよね?自分のマイクのインプットの音量を気にした事すらないと思います。それもすべて Microsoft Teams 側で自動的に色々な事を調整してイイカンジにしてくれているからなんですよね。なので大半の方は自動調整機能の恩恵に授かり、自分の機材環境の範囲内で快適に会議ができるようになっているし、それをあえて自動調整をオフにしたいと思う人は少ないと思います。

しかし、世の中には色々なニーズがあったり自分でこだわりたい人もいます。そして自動調整一択ではなく、手動調整できる選択肢があるというだけで嬉しい人もいると思います。例えば、全社会議やウェビナーやオンラインイベントで、しっかりした音響機材が揃って音響屋さんもいるような状態であれば、自動調整が邪魔をする場合もあったりします。なので、本記事は多くの人が便利と思える紹介ではありませんが、一応そういう機能というか設定項目が出てきたという事で紹介します。

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Microsoft Teams :コミュニティアプリ( Yammer )の通知が不要な場合

いやぁ、ひとこと「 Microsoft 365 」って言っても範囲が広すぎて、正直僕も全体の50%も把握できていないと思うけど(特に Exchange あたりは興味ないし、セキュリティ関係とかね…わからん。だからテナント管理者には向いてない。)、得ている50%の知識も膨大すぎて僕のポンコツ頭はすぐに忘れちゃいます。ちょうど昨日も「 Microsoft Teams に Yammer の通知って来るようになったんだね!」なんて思ったけど、自分のブログに今年の1月に書いていました(笑)

Microsoft Teams : Yammer コミュニティアプリの通知が展開された

危うく同じ内容の記事を新鮮な気持ちで書きそうになりました。まぁ、あるあるですよ。検索したら自分のブログに答えがあった…なんて事と同じくらい。それは置いといて、今回そんな感じで新鮮な気持ちで確認したら、上の記事には書いていなかった事があったので紹介します。

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