Microsoft Teams :チャネル作成時に Wiki タブが自動作成されなくなった

今朝、ふと Microsoft Teams に新しいチームを作成した時に違和感を覚えました。その違和感の部分がココです。

▼違和感…

Wiki タブがない!この違和感の原因がわかった時に思い出したメッセージがあります。2022/07/12付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに公開された以下のメッセージです。

▼構成変更: 新しいチャンネル作成による Wiki の自動プロビジョニングの無効化

あぁ、スッカリ忘れていました。チャネルの Wiki タブが自動作成されなくなるぞ、というメッセージ。昔から何かと不評だった Wiki だけど、たしかになんでチャネルを追加すると自動作成されるのかは疑問に思っていました。無理して使い道を考えちゃう事もあったけど、それはおかしい…と思った時からパッタリと使わなくなっちゃいました。メッセージに記載の通り、これまでは標準チャネルとプライベートチャネルを作成すると Wiki タブが自動で追加されていたけど、今後は自動で追加されないので必要あれば自分達で追加してくださいという事です。なお、既存のチャネルから Wiki タブが消えるというわけではありません。それでは見ていきます。

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Microsoft Teams :チャネル会議でも共同開催者が設定できるようになった

Microsoft Teams の会議の共同開催者の機能が展開されたのが今年2022年の7月です。そもそも会議の「役割」とは何か?「開催者」とは何か?役割によってできる事は?開催者は元々会議をスケジュールした人のみだったのが「共同開催者」が設定できるようになる事のメリットは?あたりは、その時の記事に紹介してある(ハズ)ので参照してください。

Microsoft Teams :会議の「共同開催者」が展開されたので試してみる

で、この記事にも書いてあるけど、展開された当時は共同開催者に設定できるのは「非チャネル会議」のみで、チャネルに紐づいた会議である「チャネル会議」には設定できなかったんですよね。僕はチャネル会議派(なんじゃそりゃ)なんだけど、機能的にはチャネル会議より非チャネル会議の方ができる事が多いので、共同開催者の設定ができない事も含めてガッカリポイントだったんです。それが、ここ数日前からチャネル会議にも共同開催者の設定項目が表示されるようになりました。僕の観測する限り Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにも該当するアナウンスはありません。では見ていきます。

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Microsoft Teams :これはイイ!会議で共有されたコンテンツが別ウィンドウにポップアウトできるようになった

Microsoft Teams で会議をしていて誰かが画面共有などコンテンツを共有した時に「よりもっと大きく見たい!」というシーンがあると思います。これまでも少しでも大きく表示させる方法は色々ありましたが、ついに決定的に便利な機能が展開されました。

2022/07/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼共有コンテンツを別のウィンドウにポップアウトする

これは Microsoft Teams の会議で画面共有などコンテンツが共有された時に、会議ウィンドウとは別のウィンドウで共有コンテンツがポップアウトされるという機能です。つまり、より共有コンテンツを大きく見る事ができます。

僕の環境にはお盆休みあたりに展開されていましたので、試してみます。

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Microsoft Teams :共有チャネルの裏側をちょっと見てみる

ちょっと色々多忙で更新が途絶えていましたが少し落ち着いたのでまた更新再開します。

さて、 Microsoft Teams の共有チャネルが一般展開されて少し経ちました。まだ全て展開完了されていないかと思うけど前回の記事で書いたように、まずは皆さんの事前情報からの期待値をリセットする必要があります。外部コラボレーション用途の共有チャネルの使い方は既定ではオフになっていて、オンにしようとすると色々と敷居が高いという事です。

Microsoft Teams :共有チャネルが来た~!(軽く触ってみる→外部のユーザーと共有できない編)

さて、今回はまだ外部コラボレーション用途の話はせずに、共有チャネルの裏側を少し覗いてみたいと思います。プライベートチャネルの仕組みを知っている人にとってはなんとなく予想できていた事かもしれませんが、先に結論を言ってしまえば、「共有チャネルを作成すると、チームとは別に共有チャネル専用の SharePoint のサイトが作成される。」ですね。では見ていきます。

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Microsoft Teams :共有チャネルが来た~!(軽く触ってみる→外部のユーザーと共有できない編)

ついに一般展開開始されましたね。 Microsoft Teams の共有チャネル。おそらく噂を聞いている多くの人は「ゲスト招待されたチームのチャネルが、テナントを切り替えなくても利用できる」という噂で関心が高いのではと思います。本当にそうなのか?手放しで喜べるのか?などなどを実際に試していきたいのですが、過去にはプライベートチャネルが展開された時も奥が深くて数個の記事に分けました。おそらく今回も数個の記事に分けるであろう事と、最近仕事が忙しくて検証に注力できず、今日もこれから出張の朝5時台なので、今回のところは軽く触ってみるところをお送りします。

共有チャネルの発表は結構前にありましたが、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには2022/06/09付けでメッセージが公開されていました。

▼ Microsoft Teams 共有チャネルの接続 一般提供

僕の環境ではようやく今朝展開されていたので触ってみたいと思います。

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Microsoft Teams :会議の Q&A 機能が展開されたので試してみる(「質問」編)

Microsoft Teams の会議に Q&A 機能が追加されるという話があってすぐに思いついたのはライブイベントのQ&Aの機能が会議でも利用されるのかな?という。

※皆さん、今日はいつもに増してカオスな記事になりますよ…。

2022/07/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ミーティングオプションを使用した Teams ミーティングでの Q&A の有効化

このメッセージが公開されてから毎朝、会議のオプションをチェックしていたけど、今朝僕の環境に展開されていたので、試してみたいとおもいます。

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Microsoft Teams :いつの間にかフォントが元に戻っていた

2022年4月あたりに Microsoft Teams ユーザー がザワザワした事がありましたよね。急にフォントが変わった事件。 SNS を観測してもネガティブな印象を持つユーザーの投稿が多かったです。

Microsoft Teams :フォントが変わった?日本語だから!?

それから数週間もすれば、慣れてしまったのかネガティブな声も落ち着いてきたのですが…そして今、ふと気が付けば元に戻っていましたね(笑)

▼当時「文字が太った」と表現する人が多かったフォントが変わった事件の時

▼現在はダイエットしたのか元に戻っています

▼色んなところでフォントが変わったけど、

▼現在は元に戻っています

しかし、一部では元に戻っていません。

▼カレンダーの右上あたりは現在も太ったまま

気が付けば元に戻っていたのでいつ戻ったのか?当ブログの過去記事のスクショを見返す限りは6月下旬~7月頭あたりな感じですが。

結局、なぜフォントが変わったのか?は良くわかりません。上の記事内には僕の憶測を書いていますが、今でもその憶測は変わらず、英語圏の人達は全く気が付かない、ちょっとした事故なのかなと思っています。いずれにせよ、 SNS 観測では、太った時は騒がれていたけど、痩せて元に戻った時は全然騒がれていませんね。僕も今朝まで気が付きませんでした。僕個人的には…どっちでもイイです。

Microsoft Teams :自分用チャット(突然一番上に表示される「自分の名前+(あなた)」のチャットルーム) Chat with self

ある時突然 Microsoft Teams で「チャット」を開くと急にチャットルーム一覧の最上部に「自分の名前 (あなた)」という表示が出てビックリする人も多いハズ。なんでこんな機能が作られたのか?どういう用途で使うものなのか?注意すべき点は?あたりも本記事で僕の「個人的な考え」も書いていきたいと思います。


▼急に出てきて「これなんだ?」と思ったユーザーも多いハズ

でもおよそ1ヶ月前の 2022/06/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。

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Microsoft Teams :会議の「共同開催者」が展開されたので試してみる

Microsoft Teams の会議は既定の設定では会議をスケジュールした人が「開催者」という役割で、それ以外の人が「発表者」という役割です。少人数の気軽な会議であればこれで誰でも話せてチャットができてカメラをオンにできてコンテンツを共有して発表もできます。なのでそもそも「役割」を意識せずに利用できるんですよね。
しかし会議と一言で言ってもそういう会議もあれば大人数で役員などお偉いさんが参加するような会議もあり、その会議をトラブルなく円滑に進行させるには「開催者」「発表者」の他に「出席者」の3つの役割を把握して様々な機能を駆使しないといけない場面もあります。そしてこれらを担うのが「開催者」です。開催者にしかできない機能もあるので。しかしおそらく開催者は会議をスケジュールした人なので実際の会議の司会役もするケースも多いです。実際の会議の司会をしつつ Microsoft Teams の開催者の役割も果たすとなるとなかなか大変です。「役割」とできる事・できない事については、以下のページを参照してください。

Teams 会議での役割 – Office のサポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/c16fa7d0-1666-4dde-8686-0a0bfe16e019

そういう事もあってか「開催者を増やしたい」「他の人に開催者になってほしい」というニーズを良く耳にしました。そしてついに「共同開催者」という機能が展開される事になったんです。

2021年10月20日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)共同開催者会議の役割

去年の10月に公開で約9ヶ月で展開されたという事で何度か展開延期がありましたがようやくですね。ただ事前情報ではすでにガッカリする事もあったりします。全て試すには時間がないのでメッセージセンターのメッセージの内容ベースで話す事もありますが、まずは試してみます。

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Microsoft Teams :会議に「 ID を使用して参加」(会議 ID と パスコード)

Microsoft Teams の会議に参加する方法は、参加者として追加されていれば招待メールから参加できるし、 Outlook の予定表からも参加できるし、 Microsoft Teams のカレンダーからも参加できます。また会議にはURLがあるので会議参加者がURLを送れば、招待されていなくてもそのURLを叩けば参加できます。もちろんロビーの設定をしていたら許可されなければ参加できないなどのオプションはありますが。

今回は会議に参加する方法が1つ追加されました。それが「会議 ID」と「パスコード」の組み合わせです。

2022/06/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ ミーティング ID とパスコードによるミーティングへの参加

僕の環境に展開されたので触ってみたいと思います。

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