Microsoft Teams でオンライン会議をする際にカメラ映像の背景にボカシをしたり背景画像を加える事ができるようになったのは2年?3年?前くらい。コロナ禍でリモートワークのニーズが急激に高まった影響で特にオンライン会議の機能がガンガン進化していったのは記憶に新しいです。今回はさらにカメラ映像に視覚的な効果を追加できるビデオフィルターが追加されます。
2023/01/07 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
※本機能は2023/02/07現在ではすべてのユーザーが一時的に利用できますが、そのうち Microsoft Teams Premium のみの機能になり Premium ライセンスが必要になります。
さて、 Microsoft Teams の新機能が登場しても両手放しでは喜べなくなってきましたね。 Microsoft Teams Premium の登場により、 Premium のみの機能という事も今後増えてくるからです。今回もそんな機能です。今のうちにちょっと試してみて、必要あれば Premium ライセンスを検討すると良いですねという期間ですね。さすがにこの機能だけじゃ検討材料にはならないので他の Premium 専用機能も一緒に試用できる間に触ってみましょう。
Microsoft Teams の会議で録画をするとチャプター(章)を自動生成してくれる機能です。先日書いたザックリ Teams Premium の記事にも少し記載していました。
で、現時点ではこのチャプター自動生成機能は、会議を録画することが当然条件ですが、もう1つの条件として PowerPoint Live を利用している時、というのがあります。オンライン会議中に PowerPoint で作成したスライドを共有してプレゼンなどをする場合、たぶん多くの方がスライドを表示したモニターを画面共有していると思いますが、それではこの機能は利用できません。 PowerPoint Live で共有をした場合のみです。
Microsoft Teams のオンライン会議では絵文字でリアクションができます。これ使っていますか?リアル会議なら誰かがプレゼンや発表などで話している時に「うんうん」「へぇ」「すごい」など声と表情やゼスチャーでリアクションをすると思います。一方でオンライン会議の場合もリアル会議と同様のリアクションをとる事も可能ですが、場合によっては話者以外はマイクをオフにして参加する会議であればリアクションのためにいちいちマイクをオンオフするのも大変だし、マイクを常にオンにして参加する会議であっても他者が話している時に声でリアクションをするとオンライン通話特有のタイムラグ(相手に音声が届くのに遅延)が発生するため、絶妙なタイミングで声でリアクションしても遅れて届くため相手の話の流れを遮ってしまいます。そこでオンライン会議ならではのリアクション方法としてリアクション機能が登場したのが2021年2月あたりです。
ついに来ました! Microsoft Teams にはこれまで会議中にコンテンツを共有する際に、画面自体を共有する画面共有や、指定したウィンドウを共有するウィンドウ共有や PowerPoint のスライドを共有する PowerPoint Live などがありましたが、ついに Excel を共有できる Excel Live が来ました。 「いやいや、これまでだって Excel を共有できたじゃん!」って声もありそうですが、それは画面共有した画面に Excel ファイルを表示させただけ。 Excel Live は共有された Excel ファイルを会議参加メンバーで共同編集ができる機能。 「いやいや、これまでだって会議中に Excel ファイルを共同編集できたじゃん!」って声もありそうですが、それは Microsoft Teams とは別に会議参加者全員が Excel ファイルを開いて共同編集していただけ。 Excel Live は Microsoft Teams の会議ウィンドウの中で共有されて表示された Excel ファイルを直接共同編集できる機能。 これ、 Excel を表計算として利用していない日本人だからこそ、より便利に利用できる幅が広いんじゃないかと思います。
2022/09/21 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ Excel Live を使用したチーム会議での共同作業
9月にアナウンスされ、10月の Microsoft Ignite でも近々公開されますよと発表され、ようやく僕の環境では11月末に展開されました。では触ってみます。
会議をスケジュールしようとカレンダーから新規会議のスケジュールフォームを開いて必要事項を入力していた時に、気になるチャットの通知が来たのでチャットに画面を切り替えて用が済んだらまたスケジュールフォームに切り替える…とか、会議をスケジュールする際に議題を書こうと思ったけど前回の会議内容やチャットでやりとりした内容を見ながら書きたい場合…など、イチイチ画面を切り替えたりするところで無駄な動作と思考の分断が発生しがちです。そういう時に会議のスケジュール画面が別ウィンドウで常に表示されていれば、 Microsoft Teams のメインウィンドウの方で別の作業や確認を横に並べてやったりもできるかと思います。おそらくそういう要望が多かったのか、会議のスケジュール画面が別ウィンドウ表示されるようになりました。
2022/09/28 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの以下のメッセージが公開されました。
Microsoft Teams の会議の共同開催者の機能が展開されたのが今年2022年の7月です。そもそも会議の「役割」とは何か?「開催者」とは何か?役割によってできる事は?開催者は元々会議をスケジュールした人のみだったのが「共同開催者」が設定できるようになる事のメリットは?あたりは、その時の記事に紹介してある(ハズ)ので参照してください。
で、この記事にも書いてあるけど、展開された当時は共同開催者に設定できるのは「非チャネル会議」のみで、チャネルに紐づいた会議である「チャネル会議」には設定できなかったんですよね。僕はチャネル会議派(なんじゃそりゃ)なんだけど、機能的にはチャネル会議より非チャネル会議の方ができる事が多いので、共同開催者の設定ができない事も含めてガッカリポイントだったんです。それが、ここ数日前からチャネル会議にも共同開催者の設定項目が表示されるようになりました。僕の観測する限り Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにも該当するアナウンスはありません。では見ていきます。